テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Collins, 75A-4

2021-01-31 15:46:55 | 通信機

今日夕方お預かりしたのは明日の配達と考えていた Collins, 75A-4 で先日久し振りに通電したところ
電源トランス辺りから煙が出たとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 午前中受け取った物も愛媛県の方からだ
ったが同じ市内の方と云うのは初めてだった。

外観も内部も非常に綺麗な状態だった。

一次側の電流を診ながら電圧を上げて行った。 定格115Vでの電流は約1.3A で可笑しく無い値だった。

幸か不幸か煙は何処からも出なかった。

先ずは 20m バンドの動作を診てみた。 AM/CW.SSB切り換えスイッチに問題が診られた。

北京放送が良好に受信出来た。

80m バンド(上)と 20m バンド(下)は良好だったが....

40m (7MHz) バンドは機能しなかった。

ダイアル部分での周波数も可成り合っていた。

今日は余り時間が無かったので続きは明日!

2月1日 40mバンドの問題に取り掛かった。 第一局発が機能していないのでは無いかと想像し
水晶発振回路に負荷を与えない様、第一混合 V3 (6BA7) の G1 で発振出力を診てみた。

上は 80m バンド用 5.7MHz、下は 40m バンド用 9.3MHz 出力。 オシロのプローブを当てたところ
何と40m バンドも機能し出した。

しかし北京放送は強い!

40m (7MHz) バンドでハムの QSO (SSB) を受信した。

水晶に問題が在ったのかは定かでは無いが2時間以上ランニングしているが動作は良好。
先程来 7MHz で JA5ERQ 局が良好に入感している。 偶々持ち主と同じ四国の局だった。

2月2日 今朝も動作を確認したが良好だった。 昨日の JA5ERQ 局は新居浜市の方だった。

 

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Panasonic, RF-4800

2021-01-31 11:36:30 | ラジオ

今日お預かりしたのは久し振りの RF-4800 (Proceed 4800) で SWバンドの範囲がダイアルと異なって
おり、SW3 でダイアルは 10MHz だが周波数表示が 8MHz となるとのお話だった。 この種の受信機
の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

先ずは MW と FM の動作を確認した。 若干ボリュームにガリが診られた。

SW3 で 10MHz の周波数表示が 8MHz となることを確認した。

先ずは SW2 のトラッキング調整に取り掛かった。 ダイアルでは約 7MHzだが表示は 7.434MHz
を示していた。

何度か上と下を繰り返し調整し追い込んだ。

SW2 のトラッキング調整用のコア L42 と トリマー C108 は奥まった処に在り調整に梃子摺った。

SW3 の上端の周波数。

SW3 で周波数表示が可笑しかった問題は払拭出来、10MHzが10MHzと表示される様になった。

SW4 の上端と下端の周波数表示。

SW5 の下端と上端の周波数表示。

SW6 の上端と下端の周波数表示。

SW7 の上端と下端の周波数表示。

SW8 上端と下端の周波数表示。

北京放送と想われる信号が強力に入感していた。

 

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Blaupunkt, Emden"b"

2021-01-31 11:35:36 | 

今日お預かりしたのは Blaupunkt, Emden"b"で FM の日本バンドえの改造をご依頼頂いた。 この種
の物の修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

 

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SONY, TR-714

2021-01-30 12:59:23 | ラジオ

先日手掛けた TR-714 の MW が何としても動作せず、他の人に診て貰った方が良さそうだったので
主催しているラジオクラブ内の鉄人の一人 M さんに診て貰うことになった。 この種のラジオの修理
のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

今朝 M さんから頂いた中間報告に依ると局発用バリコン(回路図内の10 )の端子に40mV 程の電圧
が発生しており、容量を測ろうとしたが不可能だったとのことだった。  ここをアンテナ用の V/C 端子
(回路図内の 5 )に繋ぎ換えたところ発振し出したとのことだった。 局発側 V/C に問題が在った。

可成り前にヤフオクで TR-714 を買っておいたが VR ツマミが割れていたのでそのまま仕舞い込んで
いたのを引っ張り出してみた。  (その際出品者に説明と違うでは無いかと云ったと想うが若い人の様
だったので返品はしなかったが改めて診たところダイアル用のツマミも可成り割れていた)

一応ラジオ本体は動作していたが MW 側が不安定だった。 バンド切り替えに半田付けの問題が在
った様でスイッチ部分の半田付けを全てやり直した。 結果安定に動作する様になった。

割れていた VR 用のツマミはゴム系の接着剤で修理が試みられた様だった。

ダイアル用のツマミはダイアル糸の駆動部分が殆ど無くなっていた。 サテどうするか?

2月1日 エポキシ樹脂が硬化したので加工に取り掛かった。

円周部分を丸ヤスリで少しづつ削って行ったがセンターがハッキリしないので中心に3φの穴を開け
ることにした。 最初1.5φ程の穴を開けたまでは良かったが3φで開け始めたところ見事に割れた。

2月5日 エポキシ樹脂は諦めベークライトの円柱、またはプラスチック・ギアを使ってみるかと考え
後者を選んだ。

プラスチック・ギアの高さを固定するネジの高さに合わせてノコギリで切断した。

選局ツマミに接着し、次いで円周部分を丸ヤスリで凹ませたが後から削り過ぎたと感じたが遅かった!

一応組み込み最初良好に動いたのでヨシヨシと安心したが、直ぐに外れる様な音がしてテンション
が落ち、空転する様になって仕舞った。 どうもダイアル糸が一部切れ伸びて仕舞った様だった。

2月8日 途中が切れかけて仕舞ったダイアル糸(右)より若干細いダイアル糸で張り直し、また駆
動部はこれまで1ターンしか巻いて無かったが2ターンに増やしてみた。 結果良好に動きだした。

 

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ヤエス FT-101E (2台)

2021-01-28 11:07:37 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りのアマチュア無線用無線機、ヤエス FT-101E で1台は受信不良とのお
話だったがもう1台の状態は不明。 この種の無線機の修理、動作確認等のご依頼はこちらの ホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

LSB モードでは無信号にも関わらずSメーターが可成り振れていた(上)。 AM モードでは振れず。

内部を見てみたが可成りのサビとホコリだった。

先ずはエッジ・コネクタを全て外し表裏の接点部分のクリーニングを行った。

ダイアル面を照らすランプのソケットが壊れていて点灯していなかった。

最初に比べると動き始めた。 最初 LSB モードで大きく振れていたSメーターの振れも良好になった。

上は NB OFF、下は ON だがSメーターの振れが若干上がった。

この後送信の確認に取り組んだが最初送信が出来なかった。 調べたところマイク・コネクタの接続
がヤエスの標準とは異なっていたことが原因だったが、今回の物に合わせて配線し直し、送信も出来
る様になり最大で100W+を確認したが、変調レベルは低い様だった。

変調が浅かったのでヤエスのマイクに交換したが送信が出来なくなったので診てみた。

マイク・コネクタの結線がヤエスの標準とは異なっていた。

上の基板にマイクアンプが含まれているので2台目の物と交換してみたが出力が落ちて仕舞った。

受信感度は最初の状態に比べれば上がったが交信に十分と云う感じは無かった。 

 

 

1月29日 1台目の状態を2台目と比較しようと2台目に通電した。 受信は殆どしておらず送信出力も
8W程しか出なかった。

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Becker, Europa Stereo MU

2021-01-27 11:13:39 | 

今日お預かりしたのは Becker, Europa Stereo MU で症状は不明だった。 この種のカーラジオの修
理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

内部を見て以前こちらで FM の改造等を手掛けた物だったことを知った。

ところが電源が入らず、調べたところ電源スイッチが機能していなかった。

仕方なく電源スイッチ部分はジャンパーし外部で ON-OFF して頂くことにした。

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SONY, TR-714

2021-01-26 16:50:39 | ラジオ

今日お預かりしたのは SONY, TR-714 で非常に懐かしい 7石 SW+MW 2バンドです。  中学1年生の
時に作った 7MHz のトランジスタ送信機の動作をチェックするのにクラスメイトで裕福な G 君の家に
在ったこの機種を使ってモニターしたことを昨日の様に思い出します(60年前)。 この種のラジオの
修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

レターパックだった為帰宅間際の配達となって仕舞い今日は診られないが、MW では低い周波数で
若干ノイズが増えたので局発が停止していることが想像出来る。 SW は全く無音だった。

1月27日 本格的な修理に取り掛かった。

周波数変換のトランジスタが機能していない様だったのでパターン面で各電位を診てみた。

エミッタとベースの電位は定格より少し高かった(電流が余り流れていない)。

出来ればダイアル機能が載った金属板を外したく無いのだが仕方無く外すことにした。

ここまで分解するだけでも大変だった。 外したトランジスタ 2T201 の hfe は 3しか無かった。
*2T201 を NPN と想っていたので上の hfe の値は無意味。

これでは動作しないと周波数特性は少し落ちるが 2T73 (2SC73) hfe:72 に交換してみたが電流は多く
流れエミッタとベースの電位は可成り下がって仕舞い発振には至らなかった。*2SC73 は NPN

ならばゲルマニュウムでは無いがシリコンの 2SA1015 に換えてみたが変化は無かった。 ところで
回路図上は NPN になっており誠に紛らわしい。 一度頭を冷やそう!

アレコレ確かめていたが短波 (SW) は可成り良好に動作していたが音量が少なかったので電解コンデ
ンサを交換した。 結果音量は可成り増えた。

可成りの時間を掛け回路を追ったが MW が機能しない原因が何とも分らず、こちらのクラブの鉄人の
一人 M さんに診て頂くことにした。 その後の M さんからの報告では MW の局発用バリコンには 40
mV程の電圧が発生しているとのことだった。 また容量を測ろうとしたが不可能だったとのこと。
結果今回のバリコンはトラッキングレスでは無く2連バリコンだったのでアンテナ側の物と交換してみ
たところ正常に機能し出したとのことだった。 若干アンテナ側の Q が下がる様想われ感度が気にな
ったが受け取った物の感度に問題は診られず、早速ご依頼主に送ったが今日(2月5日)驚くほど良好
に中波も短波も動作しているとのご報告を頂いた。

 

 

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BUSH, TR 82(復刻版)

2021-01-25 13:23:23 | ラジオ

今日お預かりしたのはBUSH,TR 82の復刻版で前回同じ機種を手掛けたのが何時だったかは忘れた。
この種のラジオの修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電してみたが伺った様全く音声出力が無かった(通電時のノイズを除き)。

しかしダイアル糸のストリンギングは何故ここまで複雑にする必要が有るのか?

結果から申せばバンド切り替えスイッチに大きな問題が在った。 一度は諦め掛けたが一応スイッチ
の押し方を工夫すれば AM (MW) は動作した。 (一度 FM も短時間機能したのだが!)  思い切って
FM 専用に改造すれば FM も機能するかも分からないが可成りの賭けとなる!

他にダイアルポインターの動きがスムーズでは無く、また指示値が大きくズレていた。 原因は使わ
れているプラスチック部品の硬度が低く、また同じ材料で作られているので摩擦が大きいことに起因
している様だった。

ご依頼主に電話を差し上げご意向を伺ってみたが FM 専用の改造を行って欲しいと云うことで再度
取り組んだ。  一度残念な結果が得られここまでかと考えたがもう一点方法が有ることに気付きもう
一度取り組んだ結果好結果が得られた。 良かった!

感度は可成り高く上は NHK FM 東京 (82.5MHz) 受信時。 ただダイアル・ポインターの動きは鈍い。

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Braun, T 1000 + L 45 (x2)

2021-01-22 14:21:27 | ラジオ

今日お預かりしたのは Braun, T 1000 と L 45 (x2) で AC入力、スピーカーの接続等のご依頼を頂いた。
しかし先日手掛けた Braun, SK 6 の持ち主 AS さんも、今回の T 1000 の MS さんも共に某有名ダンス
グループのメンバーだが20才代中頃の若い方々が Braun を選んでくれるのが何とも嬉しいし、自分の
ことでは無いが誇らしい。   この種の機器の修理、改造、動作確認のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月23日 先ずは電源電圧を110Vに設定し、動作を診てみた。

上は FM(海外バンド)、下は AM(中波)受信時。 共に良好だった。

外部スピーカー端子は二つ用意されている。 その右は外部入力用でiPod等が繋げる。

実際に L 45 を一つづつ繋ぎ音を確認したが内蔵のスピーカーより可成り音質は上がる。

 

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Becker, Mexico TR

2021-01-22 11:37:22 | 

今日お預かりしたのは Becker, Mexico TR で状態は不明とのことだった。 この種のカーラジオの修
理のご依頼はこちらの ホームページ  http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

先ずは動作を診てみたが音声出力が辛うじて有るレベルだった。 ただ FM は下端が約 79.5MHzだ
ったので特に76MHzに拘ら無ければこのままで良さそうだった。 アンテナ・コネクタ(下の画像)の芯
線にリード線が加えて有ったがこれでは通常のコネクタが刺せないがこれで良いのか?

実際に作業をして分かったが、以前無理にアンテナ・コネクタを外しその際壊れたコネクタの一部が
残っていただけだった。

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何故か急に海外えの送金が出来なくなった

2021-01-21 21:12:15 | その他

永年部品を購入して来たアリゾナの店に何時もの様に購入したい部品を選び最後に送金しようと
したが何度やっても送金出来なかった。(何時も送金に使っている PayPalに何故かログイン出来
無かった) アリゾナの店には何故かこれまで通り PayPal を使おうとしたが送金出来無かったこ
とを伝え、何か別の方法は無いか聞いてみた。 結果別の送金アカウントを知らされたが結局そ
こにも送金出来なかったがそもそも PayPal にログイン出来無いので PayPal に電話してみた。
幸い日本人の方が対応してくれコミュニケーションの点は安心したが、PayPal で調べた結果こち
らに何も問題になりそうな点は無いとのことだった。  思い返してみると先日こちらのシステムの
定期?アップデートの様な連絡が有りこれまで先延ばしにして来たが、今回はそれが出来なかっ
たので渋々アップデートしたがどうもこれが怪しい。 こうなると永年使ってきた IE11 は諦めグー
グル・クロームを使ってみることにした。 結果問題無く送金出来たがこの辺りのことは自分には
良く分からないが結果オーライと云うことになった。 

1月28日 上で述べた様グーグルクロームを使い事なきを得たとお伝えしているのに尚エッジ、或
いはグーグルクロームをお勧めするとのコメントが届いた。 何と云ったら良いのか?

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SONY, ICF-PRO70

2021-01-21 13:06:03 | ラジオ

今日お預かりしたのは SONY, ICF-PRO70 でFMは若干聴こえるとのお話だった。 直ぐには取り掛か
れないが近々診させて頂こう。 この種の受信機の修理、動作確認等のご依頼はこちらのホームペー
ジ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月22日 MWは一応受信している様だったが音声出力は全く無く、Wideモードでノイズが若干聴こえ
るだけだった。 またお話では FM は辛うじて聴こえたとのことだったが全く音声出力は無かった。 
更に加えるなら受信している気配も無かった。(スケルチの設定に依るが受信に伴いReceiveが点く)

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三洋 12-P7A

2021-01-18 11:01:02 | テレビ

今日お預かりしたのは三洋の 12-P7A で自分でも確か同じモデルを持っていて以前レストアした経験
が有ったと想う。 この種のテレビの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお
願い致します。   お願い:mizutani xxxxx さんコメント等は送らないで下さい。

分解しようと底面を診てアレレとなった。 一部にクラックが診られたが輸送中の破損か?

一応略元の形に戻せないことも無い様だが完全では無い。

早速通電を試みたが全く電源が入らなかった。 先ず片方のヒューズが飛んでおり、またヒューズ・ホ
ルダーの接点が全く機能していなかった。 仕方なく接点を磨き半田付けした。

一応電源は入る様にはなったがヒーター回路は断線している様だった。

回路を端から追って行った結果上の抵抗 (56Ω)が断線しており、パイロット・ランプも繋がって
無かった。 *後日抵抗値は 56Ωでは無く、正しくは 5.6 Ωと知ることになる。

ブラウン管のピンは7本しか無く1本足りない。 調べた結果5番ピンは省いた様だった。

ソケットのキーが無くなっていた為直ぐには分からなかった。 ヒーター回路は全て繋がり無事真空管
全てが点灯した。

+B電源回路の電解コンデンサに可成り問題が在りそうなので先ず全て交換するか?

  最初に1次側の電流を見ながら電圧を上げて行ったが、その際ヒーター回路が繋がっていないにも
関わらず90V程で2.5Aの電流が流れていたので+B電源の入力側の電解コンデンサに問題が有るこ
とは確かで夕方早目に仕事場を後にして石川町に向かった。 持って行った回路図を忘れて来た!

1月19日 昨日購入した電解コンデンサを組み込んだ。

100Vでの入力電流は 1.39A と可笑しくない値だった。

一応振幅は小さかったが高圧が出て輝線が現れ、水平偏向も一応為されていた。

1月20日 水平偏向、垂直偏向、同期分離に関係するペーパーコンデンサの交換に取り掛かった。

サテ一度通電してみるか? 今日は既に外が暗くなって来たので明日。

1月21日 一応回路図上で交換しておいた方が無難と想われるコンデンサ類を交換したので通電して
みた。

一応垂直振幅は小さいが映像と音声は出た。

1次側の電流は約1.28Aで良好な値だった。

サテ垂直出力には 9R-AL1 が使われており、この真空管は日本独自の物なのでこの真空管に起因し
ている問題では無いと良いのだが。

9R-AL1 の代わりになる物は無いかと探してみたピンアサインだけなら 10DE7 が使えそうだが差し替
えてみたが却って振幅は減少した。 何か見落としが有るのでは無いかと改めて回路を診てみた。
動作としては垂直発振のプレートの電位が低いことが起因していると想像し、その状態に至る可能性
が高いのは C504 (上の回路図に赤い印しを付した)0.01μFの絶縁劣化が想像出来るので交換した。

予想は的中し垂直振幅の問題は一挙に解決した。 (画像に見られる黒帯はデジカメの問題)

ヤレヤレとキャビネットに組み込み改めて通電したところパイロット・ランプが突然消えた。   ヒューズ
が飛んだのかと診てみたがヒューズでは無かったが内部から煙が可成り立ち上っていた。
切れたパイロットランプの定格は 3V/0.25Aだった。 この値から先日パイロット・ランプに並列に繋が
っていた抵抗を 56Ωと考えたが実際は 5.6Ωの可能性が高そうだった。  改めて先日の画像を見直
したが矢張り 5.6Ω だった。 シッカリ確認しなければ、反省!  因みに自分では 5.1Ω を使った。

1月22日 改めて組み込み、次いで動作確認を行い好結果を得たので梱包に取り掛かった。

 

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Braun T 580-50

2021-01-17 13:43:20 | ラジオ

昨日帰宅間際まで待っていたが届かず輸送会社の担当者に電話をしてみた。 まだ届いていません
か?至急向かわせるので5分程待って欲しいとのことで外で受取早速撮影だけした。 この種のラジ
オの修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1月17日 先ずは動作を診させて頂いた。 電池コンパートメント内の電極が殆ど無くなっていた。

可成り液漏れが酷かった様だ。

ツマミの一つが可成り割れていた。

ダイアル糸が切れていてポインターも外れていた。

中身を出そうとしたが上の乳白色のコネクタ部分がキャビネットにぶつかっていた。

何と中身を出したが FM/AM 切り換えのボタン(オレンジ色)が引っ込んだままだった。  FM(海外バン
ド)は良好で可成り高感度だった。

ゴーサインを頂いたが今日は時間切れとなって仕舞ったので問題の多い電池用の電極を持ち帰った。

1月18日 我が家で汚れや酸化膜を取り除き、磨いておいた電極を組み込んだ。

ロッドアンテナの先端が曲がっていたので少し修正し終わりとした。

1月20日 修理を終えお送りしたところ、問題無く使っていたが使っている内に選局ツマミが壊れて仕
舞い選局が出来なくなったので再度送るとのご連絡を頂いた。 選局に使っていたツマミは元々可成
り割れていたので更に壊れて仕舞った可能性は有るがどう壊れたのか? 先ずは診させて頂こう。

1月22日 ダイアル糸は切れてはいなかったが何故か空転していた。 もう少し慎重に分解すべきだった。

割れているツマミも何とかならないかと一応修復を試みた。 明日には硬化しているだろう。

ダイアル・ポインターを接着剤で固定した。

実はこの機種のサービス・マニュアルに記されているダイアル・ストリンギング(ダイアル糸の引き回し
方)を記したページは有るがどう考えても図の通りで上手く機能するとは想えない。

それと持ち手部分は本来段階的に幾つかの位置で止まるのだが、既に角が擦り減っている様で止め
ることは出来なかった。

ツマミの配置は上下が正しいと想う。 一応ダイアル糸を貼りなおしたがキャビネットを開けた状態
では問題無くポインターも動くが一度締めて仕舞うと動かなくなって仕舞う。 この機種だけで無く
姉妹機種も含めシャーシ裏側のクリアランスが小さくダイアル部分のプーリーが底にぶつかる。

一度ここまでとサジを投げたが何とも解せず一度頭を冷やすことにした。 何れにしてもシャーシー
裏面とキャビネット間のクリアランスが小さ過ぎると想われるのでオリジナル?に拘らず手を加え様

1月24日 どう考えてもシャーシーとキャビネット間のクリアランスが小さい。

特にバリコンのシャフトの所のプーリーとキャビネット間はギリギリと想われるので奥の手を使わせ
て頂いた。 恐る恐る組み立てたが良好に動いていた。

この機種のサービスマニュアルに記されたストリンギング方法だがバリコンのシャフトのプーリーに
スプリングを巻き付ける様に示されているが実際はスプリングがシャーシーにぶつかって仕舞う。

 

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初めての ガラ系 携帯電話

2021-01-16 16:09:15 | ラジオ

今日は永年使って来た PHS のサービスが今月末で終わる為近くの Yモバイル取り扱い店で紹介され
た Yモバイルの直営店に電車で30分程を掛けて行き 4G のガラ系携帯電話に切り替えた。 30分を掛
けても直営店では切り替えによる機種変更の為の機種代金はゼロになるからで自分の物では2万円
程だが家人はスマホにしたい様で機種代金は通常5万円を超す様だった。  結果として予定を大幅に
超え2時間を費やすことになったが続きは1週間後家人の機種変更に繋がる。  こちらえのご連絡は
こちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

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