テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

●Bosch, MOT 201 モーター・テスター

2008-06-27 23:29:31 | Weblog

7月23日  完成に近付くと細かい問題が見えて来てタイミングライトが光らないとのことで下
の画像の様に分解し回路を調べてみたが高圧のコンデンサがパンクしていることと高圧に繋が
っている抵抗が焼けているのは直ぐに見付かったが一応回路は動作しており不思議だった。 
仕方なくキセノン放電管を交換してみようと半田鏝を当てて直ぐにこの放電管にクラックが有
るのが見付かった。 

7月19日 2日間車に載せ、3日目にベンチテストに移った後に症状が出て以後症状が出っぱな
しとなった。  これは修理する側に取っては待ちわびた好機で早速問題点の解明に取り掛った。
結果から記せば電源+20Vを+13Vに落としている電源回路のトランジスタ (下のパンチングメ
タルのケースに載っている) TIP3055 の hfe の低下、及びベースバイアスを作っている(多分)
13Vのツェナーの短絡が原因でした。 ツェナーの短絡、及びトランジスタの hfe の低下の原因
は不明ですがこれで先ず大丈夫と想われます!  疲れた!

7月16日 サテ問題を何とか出そうとしても出ず、アチコチ叩いたり、電源電圧を下げたりも
してみたが一向に問題は発生しない。  上の画像のブラウン管用高圧電源に最も可能性が在り
そうなので半田付けも全てやり直し、ブラウン管基部の基板も同様全て半田付けをし直した。 
何とも問題が出ないので毎日車で移動し数日変化を見てみることにした。

7月14日 結果を見て頂こうと我が家に来て頂いたが、ブラウン管が光らないと云う問題が見
られた。  何度か電源を入れ直したりしたところブラウン管が光だし可也の衝撃を与えても変
化は無かった。  こうなるとその原因を見付かなければならず再度取り組むこととなったがこ
の種の【偶に問題が出る】と云う症状は一筋縄では行かない!

7月13日 先週木曜、机上の試験では良好に動作している様想われたので夜ガレージに運んで
貰い翌日実際に使って頂いた。  良い結果が得られたと電話が有るだろうと待った結果伺った
のはブラウン管が全く光らないと云う予想外の結果でした。  その日の夜、我家に届けて貰い
今日内部を確認したが問題は見付からずブラウン管も問題無く動作している。  ならばと念の
為自分の車で実際に動作させてみた。 バッテリーの +-、イグニッション・コイル 1次側の +-
にクリップを接続し、イグニッション・コイル 2次側とディストリビューターのセンターには
容量結合のプローブを繋ぎ、一番目の点火プラグにはカーレント・トランスタイプのプローブ
を繋ぎ準備完了。 

キチント同期 (トリガー) が掛かった結果が得られた。   上はイグニッション・コイル 1次側の
立ち上がりでトリガーを掛け、右端にイグニッション・コイル 2次側の (点火用) 電圧が見えて
いる。

7月9日  昨日の MOT401 の結果に気を良くして今日は朝から MOT201 のトリガー入力から調
べ始めた。 FET を使ったブロッキング発振回路の様で回路を少し追ったところで各部の電圧を
測ろうとしたが電圧が加わって無い。 電源に向かって調べを進めたところ電源ラインのプリン
トパターンの焼失部分と、トランスから Di ブリッジえのリード線の (過電流に依ると見られる)
断線が1ヶ所ずつ見付かり各部の電圧も略正常になった。   只 μA409 等の OP アンプの Vcc が+
12Vは問題無いが、-側は 6.8V程だった点が気になる。 *FETと記しましたがその後 UJT では無
いかとの気がして来ました。

7月8日 別機種 MOT 401 のテストを終え、ついでにご依頼主から伺った症状を確認してみた。 
どうもトリガーはイグニッション・コイルの 1次側に発生する電圧で掛けている様で、2次側
の電圧を観測はするがこれではトリガーは掛けて無い様で一歩動作に関する理解が進んだが以
前資料無しで取り組むのは可也の困難を伴いそうだ。 一昨日だめもとで BOSCH の本社に資料
請求をしてみたがサテ、何か得られるか? 

先日 MOT 401 を修理した岐阜のガレージから届いた MOT201で、症状は1次、2次 (イグニッシ
ョンコイルの) 共トリガーが掛からないと云う、甚だ回路の細部が分らない限り  (以前 BOSCH
は基板交換で対処していたそうです) 手が出せずどうしたものか悩むところです。  垂直の信号
を使い、水平走引のトリガー信号を作っているのでしょうが、何せ IC が多用された回路で全く
と言っても良い程資料も無い中で、果たして原因を見つけることは出来るのか?  この種の機
器の修理に関しましてはこちら HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 
イグニッション・オシロスコープと記してりましたが新たに入手した資料にはモーター・テス
ターとありましたので名称を変えました。

ご覧頂ける様、可也煩雑な回路で各々の基板には可也の数のICが使われております。

  念の為、水平/垂直各偏向回路が動作していることを確かめましたがトリガーの掛かり具合は
確認しておりません。 仮に確認出来たとしても回路図無しでは手が出せず、幾つかの方法で
BOSCH にも回路図の要求を出しているのですが果たしてどうなるか?  先に問い合わせたミュ
ンヘンのマニュアル屋とは別の所をダメ元で当ってみましょう。

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●Becker, Monte Carlo (1950年代中頃)

2008-06-27 23:10:53 | Weblog

7月5日 イヤハヤこれでもかと言うほどアチコチに問題が有り修理に難航しましたが何とか好
結果を得ることが出来ました。 しかし折れていた下の画像に在るシャフトに別のシャフトを
蝋付けすることから始まり、IFT、VR 等の修理、コンデンサ類の交換等々大変な修理となりま
した。

この時代のドイツの IFT は似た構造の物が多いのですが 1.5φ 程の細いダストコアが 2mm程の
ネジの先端に(その固定方法が不明ですが)固定されているのですが実際は別々になって仕舞
っており、調整が出来ないと云う物が殆どです。 このコアの修理中にコイルも一箇所づつ切
れて仕舞いその修理にも手間取りました。

これもお決まりの VR の故障で、VR 部分は激しい接触不良、また電源スイッチは全く機能して
おらずこれまた全て分解し修理しましたがそれだけで半日以上を要しました。 もう一点トーン
切替のスイッチが VR と電源スイッチの途中に有ります。

修理中にダイアル糸が二度切れて仕舞い思い切ってダイアル糸も交換しました。

当初付属していた 6V用のバイブレーターで修理を行いましたが、12V用に交換してみましたが
動作に問題は見られなかったので 12Vの物を使うことにしました。

以前米国から購入したものの選局用シャフトが根本から無くなっていた為(この問題の説明が
無かったのが甚だ腹立たしいのですが)そのままとなっていた今回のカーラジオ (1950年代中
頃の Becker の Monte Carlo) ですが車のことでアレコレお世話になっている外車専門のガレー
ジに行くついでにボール盤をお借りし穴を開けて参りました。 4φのシャフトに 3mm用の下穴
を開けましたが予想通り可也センターがずれて仕舞いました。サテ、真鍮か銀のロウ付けがし
たいところですが設備も材料も無くどう接合させるか?    この種のラジオの修理、改造に関し
ましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 

 

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●SONY 8-301

2008-06-23 18:10:55 | Weblog

 

6月24日 日本仕様のチューナーも無事組込み全体の動作を確かめたところ同期分離に若干
問題が見られた為、基板を交換し好結果が得られた。 一安心!

久し振りに SONY 8-301 のご注文を頂いた。  ただ手元の 8-301W (北米輸出用) を日本仕様に
仕立て直さなければならず先ずチューナーの交換に取り掛かった。  と、その前にこの機種の
チューナーは (既に製造後 40数年となり当然ですが) 接点部分が接触不良を起しているのが常
なので今日は先ず精神を集中させ接点部分の研磨を行った。  この種のテレビの修理に付きま
してはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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●Radiola 67 再び

2008-06-19 16:56:58 | Weblog

ここ数日取り組んでいるのが RCA の Radiola 67 の入力トランス作りです。  数ヶ月前にラジオ
部分の修理を担当したのですが電蓄部分は不完全なまま(音量が殆ど無い)だったのを何とか
活き返らそうと云うものです。 

現状は本来の入力トランスが断線の為か無くなっており、代りに600Ω:20KΩのトランスが中
に入っておりました。   またその前に、マグネチック・ピックアップの低インピーダンス出力
をテレビ用音声出力トランスの1次、2次を逆に使って昇圧し、上のトランスに入力しておりま
した。  Radiola 67の資料にはこの入力トランスのことは唯一 19Ω:5,000Ω と記されているだ
けで (直流抵抗) 使われている線材に付いての記述は無くサテと困って仕舞うのであります。 
頭を抱えていてもらちがあかず、友人から送って貰った 0.08φのポリウレタン線を 200t程と
巻き始め 100t程で抵抗を調べたところ既に 60Ωを超えており一応 100tで先ず試みてみるこ
とにしました。  今回使った AFT は昭和一桁の松下電器製受信機用の物で日本無線製のしっか
りした物です。 しかしサイズが大き過ぎ元々のケースには入らずここからが大変でした。

コアも全て組み込みトランスとしては完成したのですが、外形寸法は元の 1.4倍程となって仕舞
い到底入れられずアレコレ探した結果、国産のトランスの製造と同時期のチョーク用の物が見付
かったのでこれで何とか上手く固定する方法を考えましょう。

 

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●人工衛星からの電波受信

2008-06-13 11:45:37 | Weblog

6月16日  先週木曜夜から数度のパスを受信してみたのですが中々陸域が見えず何とかならな
いものかと実験を重ねておりましたが今日午前の NOAA17 の 9:31-9:45 のパスを通勤途上の用
賀駅近くの広場で受信した結果が上と下の画像です。 上は Move Map Overlay 処理 (2回) 後、
下はこの処理前と、処理1回目の各々の画像です。 画像からは東北を除く本州全域が晴れてい
る様子が伺えます。 

(下の画像) 初めて陸域がハッキリしたので MSA(Multispectral Analysis) 処理を加えたみた。 
本来陸域はもう少し緑に色付けされても良いのではないだろうか?と感じた。

6月15日 NOAA17 の昨夜 21:35-21:50 と今朝 9:54-10:09 のパスを新しいアンテナで受信してみ
たが特に変化は見られなかった。  ハッキリしたのは音声レベルは可也クリチカルでレベルが低
いと黒くなって仕舞い、逆に少し高いと白くサチッテ仕舞って信号の変化分が埋もれてしまう。
この 3日程の実験を総合すると今回使用した受信機では内部の雑音が多く (アンテナを付けても
外しても無信号時の受信レベル (ノイズレベル) は可也高い)結果としてノイズ成分が画像に細
かい斑点として現れ S/N を悪くしている。 次ぎに前述の音声レベルでインジケーターの値を常
に 45-50程度にしておかないと画像として現れてくれない。  また受信中、音声レベルの調整は
極力避けた方が無難で、さもないと段差の目立つ結果となって仕舞う。

6月14日 どうも使っている受信機 (マルチバンドレシーバ) その物の雑音レベルが可也高い気が
して来たがこれは如何ともし難く、直ぐに出来る改善策としてアンテナを変えてみることにした。 
手元に有った 1φのアルミ線を 53cm程で切り BNC コネクタに駄目元で半田付けしてみたが案外
シッカリ半田付け出来た。 ただ結果としてアンテナ長は 516mm程と少し (7mm程) 短くなって仕
舞ったが今回はこれで実験を進める。 適当な信号源が無く、少し低いが羽田のボルメット (128.8
MHz) を受信してみた、これまで使っていた144MHz用のヘリカルホイップでは信号強度を示す
バーが全く現れないのに対し何と 4本もバーが出る様になったので可也感度は上がったと想う。 
サテどんな結果が得られるか? 

帰る電車内で Grand Station Location の条件を念の為に確かめてみた。 最初にインストールし
た際には Yokohama-Japan と入力した (ハズ) なのに何と London となっており、これでは地図
のオーバーラップが得られる訳は無く、入力し直した結果地図のオーバーラップも為される様
になった。 ただ S/N の悪さは予想以上でサテ、どうするか?

NOAA15 の 15:52-16:07 のパスに挑戦してみた。 下の 2枚の画像の上の画像 (左が3、4のどちら
かのチャンネルのデータなのであろう) では何も見えていないが下(右)の画像では何かが見え
ているがそれが何なのかは分からない (地図情報がオーバーラップされるハズなのだが不思議)。 
しかし見上げる限り雲量はゼロだったのでもう少し陸域が見えても良さそうなのですが? しか
し S/N が悪い! アンテナの性か?

 6月13日 NOAA の 6月5日付けの週間レポートには NOAA15, 16, 17, 18に付いての記述しか無
く他の NOAA のことは分からないが NOAA16 のAPT (Automatic Picture Transmission) は稼動し
てないとのことであった。 しかし稼動中との NOAA18 の 12:43-12:58 のパスでは全く何も受信
出来なかった。  念の為 137.9125MHzの ±3KHzを探してみたが一体どうしてなのだろうか? 
次は NOAA15 の 15:52-16:07 のパスに期待しよう。

先日納めた人工衛星からの電波受信装置の実証実験が昨日の午後予定されたが生憎の雨で延期
となった (実際にはこの日の 16:16-16:31に NOAA15 のパスが有り、仰角も高く衛星からの電波
(APT) は良好に受信出来た)。  昨夜、ならばと我が家の近くで NOAA14 の 21:35-21:51 のパスに
トライしてみたが一向に入感せず NOAA14 その物が稼動してないのか、APT のみが稼動してな
いのか目下不明 (NOAAの週間レポートが何故か開けない?)。そんなこんなで今日は先ず NOAA
17 の 10:40-10:54 のパスに挑戦すべく仕事場から徒歩10分程のところに在る月出松公園に移動
した。  仰角は最大 30.3°と低く好結果は期待出来ないかもと想いながら受信したのが下の画像
で、何故か音声レベルを示す部分が出ていない。(やはりマニュアル無しでは無理か!) 

6層程になっているが適正音声レベルが分からない為途中 5回出力レベルを変えた為この様な
結果となった。  S/N は可也悪いが、上の方では一応同期信号が垂直に見えている。  今日は
この後 NOAA18 の 12:51-12:58 のパスが有り、仰角も 84.0°と高いので再度挑戦してみよう。

見え難いが周波数は 137.622MHz。

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●松下 TH-626S

2008-06-10 19:06:33 | Weblog

【Always 三丁目の夕日】、また現在来春公開に向けて CG 部分の作業が進められている
【怪人二十面相・伝】等の装飾美術を担当されている達人からお呼びが掛かり今日は久々に成
城の撮影所を尋ねた。 今週木曜までにカラーテレビを用意しなければならないとのことで先ず
SONY の物を当ってみたが緑の発色が無く諦め、次ぎに今回の松下の物を試してみた。 一応カ
ラー TV として動作して呉れたが色相の調整が効かず、仕事場に運ぶこととなった。 幸い左程
手を焼く事無しに色相の調整も出来る様になったが若干輝度が低く、垂直の直線性にも問題が
見られたがサテ、どこまで追い込むか達人に伺ってみよう。

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●Philco 53-566

2008-06-09 14:12:35 | Weblog

6月16日 電源のケミコンを除くコンデンサ類の交換を終え、IF とトラッキングの調整も終え
後は米国からの真空管5本の到着を待つのみとなりました。

今日お預かりしたのは Philco の 53-566、ロクタル x 3+Mt x 2の標準的な 5球スーパーで近年
米国で一部レストアされておりました。  ただ永年の使用に耐える様にとなると一部部品の交
換が必要でどこまでやるかご依頼主に伺ってみましょう。  この種のラジオの修理に付きまし
てはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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●Becker, Grand-Prix

2008-06-09 14:09:28 | Weblog

1970年代中頃と想われる Becker の最上位機種 Grand Prix ですがアチコチに問題が見られまし
た。  先ず電源が入らず、選局機構も滑っており選局出来ず。 バンド切替スイッチにも接触不
良が見られ、また自動選局機能も機能しておりませんでした。FM を日本バンドに改造して欲
しいと云うご依頼でしたがその前にクリアーにしておかなければならないことが多くサテどう
するかご依頼主に伺って見ましょう。 この種のカーラジオの修理に付きましてはこちらの HP
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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●ナナオ 6R75

2008-06-05 16:59:33 | Weblog

6月10日 昨日今日と取り組み、ダイアル糸を張り替え コンデンサ類を略全て交換した。若干
ハムが感じられるがオリジナルと同じ値で無理をしないことにした。動作を確認し終りとした。

今日お預かりしたのはナナオ無線の 6R75、マジック・アイ付の ST管 5球スーパーで先ずダイ
アル糸が切れ、電源コードも風前の灯火と云うところでした。   またこれから永年お使いにな
りたいとのことでしたのでコンデンサ類も交換した方が無難そうです。  この種のラジオの修
理に関しましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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●シボレー、コルベット用ラジオ 三度

2008-06-04 22:43:41 | Weblog

数ヶ月前に修理、改造を行ったもののその後 FM が動作しなくなるとのお話しで FM の局発に
若干手を加え使っていて頂いたが相変わらず動作しなくなるとのお話しで再度お送り頂いた。 
幸か不幸か今回は通電後数分で症状が現れどうも FM の局発に使われているトランジスタの
動作が怪しかった。 思い切って交換したが1967年頃のゲルマニュウムの高周波用で fT は100
MHz程の必要が有り松下の 2SA70 を使ってみた (元々のトランジスタは Delco DS64 で Delco
独自の型番が付与されており詳細は不明) が幸い好結果が得られた。この種のカーラジオの修
理  改造に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い合わせ下さい。

 

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