テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Hallicrafters, S-38 (1946年)

2009-10-30 16:05:03 | Weblog

  今日お預かりしたのはハリクラフターズのS-38で1946年に作られた初期モデルです。 
伺った症状+音声出力が突然無くなる問題が診られた。 今日は時間が無く明日以降取
り組ませて頂こう。  この種の受信機の修理に付きましてはこちらのホームページから
お問い合わせ下さい。

今日拝見した範囲ではBFOが機能しておらず、ANLモードでは可也の歪みが見られ、バンド
切替スイッチ+VRに接触不良が見られた。 また可也のトラッキング・エラーが有り一部の周
波数では可也の高感度が得られていたが、それ以外では可也落ち込みバンド内での感度
差が見られた。 下の画像に見られる様一部のケミコン及びペーパーコンが近年交換されて
いたがどうせなら思い切ってペーパーコンは全て交換した方が無難と想われるが.....  しかし
ANLで今回の様に歪むのは始めての経験となった。

オリジナルのペーパーコン7個は予想通り可也の絶縁不良を起していた。  ANL(ノイズリミッ
タ)の問題は回路図からこれらペーパーコンの交換で改善されると予想したがその通りとなり
一安心。  次にBFOの問題は周波数ズレが原因でこれは再調整で良好に機能し出した。  
ケミコンの半田付けの仕方が不安定だったのでこれらもやり直した。  明日以降トラッキング
の調整に取り掛かることにしよう。

ボリュームの接触の問題が気になったので修理を試みたが改善しなかったので同様の物に
交換した。  本日これにて終了!

11月1日 全てのバンドのトラッキングをこの機種のサービス・マニュアル通りに行った。 
結果可也満足の行く結果がえられたので完了とした。

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B&O, Beocenter 9000

2009-10-25 16:58:04 | Weblog

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Zenith、 BT044S (SONY OEM)

2009-10-22 17:45:09 | Weblog

 SONYさんの滅多に無いOEM製品の一つZenithのBT044S(1986年5月製)を倉庫から探し
出しましたのでご覧下さい。  比較用にFD-41(1987年1-6月期)も横に並べました。  ご覧
頂ける様サイズは全く同一です。   この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホーム
ページ
からお問い合わせ下さい。

米国輸出用のウォッチマンの1台、FD-45A(1987年4月製、FMステレオラジオ付き)Sports
Watchman左と、FD-40(1986年1-6月期)右です。    ご参考まで

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サンヨー 5-TP1(SONY OEM)

2009-10-21 19:43:26 | Weblog

今日手掛けたのはサンヨーの5-TP1(昭和39年2月発売)で元となったSONY、5-202(昭和38
年5月発売)と前面右のデザインは異なるが回路は全く同一です。  因みにSONYさんのOEM
製品は今回の機種と1980年代にZenith用に作られた平面ブラウン管テレビ(ウォッチマンFD-
40の改造版)しか知らず可也貴重な物と云えそうです。 実は大変有り難いお話しで小生のブ
ログを読まれた方からご連絡を頂き、車で10分程のところにお住まいだったので夕方お尋ねし
頂いて参りました。   この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い
合わせ下さい。

仕事場に戻り早速通電したが伺った通り全く映像は出なかったが(水平出力の動作を
知ることが出来るパイロットランプも点灯していなかった)音声は正常に出力されていた。

綿埃が凄く取り除くのに時間を要したが、偏向基板をレストア済みの物に替えたのが上の
画像で、一応動作した。 次に元々の基板に戻しエッジコネクタ部分をアレコレいじった結
果が下の画像で何と可也良好に動いてくれた。

次いで垂直振幅と直線性を調整したのが下の画像で十分実用となる結果が得られた。

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VW(フォルクスワーゲン)用カーラジオ Sapphire Ⅰ

2009-10-20 16:54:23 | Weblog

今日お預かりしたのはVWに使われていると伺ったSapphireⅠで見た感じでは1960年代中
頃?の米国Bendix製でした。 6Vの中波専用機ですが診断結果一応動作に問題は見られ
ませんでした。 後は12V用の改造をどうするかですがご依頼主に伺ってみましょう。   この
種のカーラジオの修理改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

10月22日 昨日今日と取り組み、近い将来劣化が考えられるケミコンを交換した。
また電源電圧を6Vから12Vに変更する為の改造も加えた。

ダイアル部分に汚れが目立つとのことでこの部分の清掃も行った。 しかし左右両
シャフトを固定するナットが見付らない(昨日は知り合いのアメ車の電装を40年手掛
けているショップで二人で時間を掛け探してみたが結局使う予定の有るエアコンの
スイッチ部分の物が一つ見付っただけだった)。 サイズは多分1/2インチでピッチ
は多分24山(約1mm)では無いかと想うが欧州のミリサイズは問題無いがインチサ
イズとなると一挙に入手が困難となる。 何方かお持ちではないでしょうか?

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SONY、 8-301

2009-10-17 17:39:02 | Weblog

今日お預かりしたもう1台は8-301で早速現状を確かめたところ音声は出ていて高圧も一応
出ていたがラスターは全く現れず、ケースを外し内部の確認に移った。  この種のテレビの
修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

 これまでにこのシリーズは50台程手掛けて来たがその中でブラウン管のヒーター断線がと
云う経験は一度だけ有ったが今回もヒーターが断線しており残念ながらブラウン管の交換し
か道は残されて無い。  サテ、このブラウン管は他の8-301から外すしか無く、費用も嵩む
ので先に進むかどうかご依頼主に伺ってみよう。

10月18日 ブラウン管を交換し通電してみたが一向にラスターは現れない。 ブースト回路
にパラになったパイロットランプ(ネオン管)は昨日の様には点灯してくれなかった。

偏向回路が収まっている基板を診てみたが一部のケミコンは(多分ここ10年以内に)交換
されていた。 ペーパーコン4個の内の3個は可也絶縁が劣化していたので交換したところ
ネオン管は水平の周波数に依っては点灯する様にはなったが依然ラスターは出ず高圧が
可也低い様であった(水平出力が本来の数分の1と云う感じだった)。

以前レストアした偏向回路基板に差換えたのが下の画像で、水平偏向の回路を明日以降
細かく診て見よう。   この機種で多い問題、水平のドライバー(2SB146)の劣化の感じもす
るがサテ何処に問題が在るのか?

10月19日 水平の出力の問題は発振周波数の大幅なズレに起因していた。 次いで垂直
振幅の不足はケミコンの一部が容量抜けを起しており交換した。  CRTの輝度を確認すべ
く合計6個を確かめたが断線していた1個(これも8-301の初期の物)を除き5個共十番な輝
度を保っていた(記憶ではエミ減の物が在ったと想っていたが間違いだった)。 この機種で
は最も悩ましいと云えるキャビネット(ケース)えのブラウン管の装着を終え動作試験に移っ
たが同期の安定度に問題が見られたがサテどうするか。 

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SONY、 TR-714

2009-10-17 17:31:56 | Weblog

今日お預かりしたSONY、TR-714は今から49年前自分でも毎日使っていた2バンドの小型
7石トランジスタラジオです。 当時始めて作ったトランジスタ短波送信機の動作試験や、ハ
ム局を探す際の方向探知機としても大活躍してくれたモデルです。  サテ、症状はIF段での
発振+バリコンのローターでの接触不良、VRのガリ(少)等が診られました。 この種のラジ
オの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

10月20日 修理のゴーサインが出たので取り掛かった。 先ずIFの発振は机上で行ったシミュ
レーションが的中しAVC回路のレストアで良好となった。  VRのクリーニングも行い、最も困難
が予想されたバリコンのローターの接触不良に取組んだ。

スピーカーを固定するスタッドが片方取れていたので接着剤で固定した。

サテ、バリコンの後ろに在るローターの接点部分を外し磨きたいところですが上の画像に見
られる様トリマーが乗った部分はかしめてあり(多くはネジ止め)外すのは諦めました。 
サテ、如何にするか? ここには間違っても接点復活剤を吹きかけてはならず(時々接点復
活剤が吹きかけられ駄目になったバリコンを見掛けます)奥の手を使わせて頂きました。
アンテナ端子2個に繋がるリードが共に切れていたのでこれらを直し終了と致しました。

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マイクロテレビのレストア

2009-10-15 18:43:53 | Weblog

お預かりした修理品は直ぐに手掛けるもののイザ自分の物となると中々重い腰は上がらず
【官僚たちの夏】用に貸出したマイクロテレビは一月以上も分解したまま放置しておりました。
今週初めに届く予定だった修理品(テレビ、ラジオ)が急遽届かないことになり昨日からこれ
らマイクロテレビの再組立て(レストア)に取り掛りました。 昨日今日で5-303を2台、5-202
を1台終わらせましたが5-303の片方の音声出力が無く調べたところスピーカーが断線して
おりました。  この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わ
せ下さい。

 上の画像からは見えてないのですがボイスコイルの左側、ボイスコイルが表に出たところで
断線しており何とか同様の線材(0.08φ)を使って修理を行いましたが可也難航したことは言
うまでもありません。 接続後ワックスで固めたのが下の画像です。

今日取り組んだ5-202はアチコチに問題が見られました。 垂直振幅減少、水平振幅過多、
音量調整不良、高圧スパーク、ラスター出現せず、チューナー接触不良等々山盛りでした。
チューナーは分解し接点を磨いたり、板バネのテンションを調整したりで良好となりました。 
次に垂直関連のケミコンを全て交換し、またフライバックトランス1次側の共振コンデンサを小
さくし、VRの接点部分をクリーニングしました。  高圧のスパーク、ラスターの問題は使われ
ていたブラウン管は後期の物、ところがFBTは前記の物でアノードキャップの構造が異なり
高圧が上手くCRTに加わって無いことが原因でした。 忘れておりました偏向/音声出力基
板が挿入されるエッジコネクタが上下で割れておりここも交換しましたのでそれこそ多くの
時間を費やす事となりました。

10月17日  昨日から取り組んでいた5-205は何ともコントラストが付かず不思議だったが
何とか原因が見付りました。 何と映像出力のケミコンの足の間を通していたエンパイア・
チューブの一部が破けていてそこで出力側とショートしておりました。 下の画像の2台(5
-205と、OEMのサンヨー5-TP1)は共にAGCが動作しておらず別の機会に取り掛かること
にしました(8-301の開発者、故島田聡さんの設計と想われるキードAGCが採用されてお
り動作はチト複雑になります。 キードAGCと聞くと島田さんがソニーに移る前に居た中央
無線時代に手掛けた数機種にも採用されていたことが思い出されます)。   この3日間で
合計7台を組み立てましたが、これらの殆どはレストア済と想っていたので予想外でした。

10月29日 このところ修理のご依頼が激減し時間が十分に有る為マイクロテレビのレストアを
2週間続けた。 結果貸し出した14台の内の13台のレストアを終えたが最後の1台は水平偏向
が機能しておらず、水平の発振トランス、ドライブトランスも替えてみたがドライブ段の出力が小
さい様なので明日以降回路を後期の回路(ドライブ段がダーリントン接続)に変更してみよう。 
ただCRTの輝度が殆ど無い物もあるので14台全てを実用レベルに持っていくことは難しそうだ。

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Crosley, 10-135 (1950年)

2009-10-13 16:44:27 | Weblog

今日お預かりしたのはCrosleyの10-135の前期モデルで1950年発売の物と想われます。 
音量が大きくなったり小さくなったり変化すると云う症状で、なるほどお話の通りの症状を
確認しました。 サテ、この症状の修理は可也梃子摺ることになるのでご依頼主に伺って
みましょう。   この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合
わせ下さい。

電源のケミコンは近年交換された様で下の画像の様にビニールテープで一つに
纏められておりました。

ご依頼主からゴーサインを頂いたので早速取り掛ることにしよう。

10月14日 難航したが何とか修理が終り連続運転に取り掛かった。

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Philips, 22RS274 (1967/68) 時計付きラジオ

2009-10-12 16:25:07 | Weblog

今日お預かりしたのはPhilipsの22RS274時計付きの3バンドラジオで可也奇抜なデザイン
の物でした。  電源は入るものの若干雑音が出るだけで全く動作しないと云うものでした。 
この種のラジオの修理改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

幸い回路図もお持ちとのことで左程梃子摺らないのでは無いかと考えておりましたが
実際には回路図と現物は可也異なっており問題点を見付けるのに苦労しました。

結果から申し上げれば誤配線が数箇所有り、上の画像でもパイロットランプ用の黄色のリー
ドと青のラジオ電源用リードが繋がっておりここでトランスの2次側を短絡して仕舞っていた。 
感じとしては近年何方かが修理を試みたものの逆に誤配線を行って仕舞ったと云うものでし
た。 他にもパイロットランプの断線と、時計部分の故障(モーターが回らず電気的に可也の
負荷となっていた)が見られた。

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SONY、 5-303 マイクロテレビ

2009-10-12 16:17:02 | Weblog

 ネットオークションに出品していた5-303が落札されたので出荷前の確認を行ったところ
音量調整が絞れず調べたところボリューム回路がエッジコネクタのところで短絡していた
様だった。 ついでに同じ機種を1台組立ネットオークションに出品した。 この種のテレビ
の修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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Blaupunkt、 DerbyのFMフロント・エンド

2009-10-08 23:32:40 | Weblog

 以前修理を試みたものの特性の似たトランジスタが手元に無く棚上げしていた'60年頃に作
られたと想われるBlaupunktのDerbyに久し振りに取り組んだ。症状としてはFMの感度が低
くまたフロント・エンドの何処かで弱く発振している。  最初期の物の周波数変換にはガラス
封止のOC615が使われていて見た目からは100MHz以上を扱う石とは考え難いものだった
が今回の物ではRFにAF106、CONV.にAF135が使われている。  このAF135をテスターで診
てみたがE-C間等は短絡しているのでは無いかと想う位の低い抵抗値だった。  ところがこ
のAF135で無いと局発は発振せず、今日確かめた2SA229と2SA70では殆ど発振すらしてく
れなかった。 その後欧州製のトランジスタがやっと見付かったので明日はこれらを使って試
してみよう。

10月9日 幾つかのトランジスタ(AF121、AF201、AF106)を使って試みたが何れも失敗に
終わった。 サテ回路は難解で未だに動作が良く分からない!

10月11日 回路を書き換えながらIF以降の問題の可能性も考えられたので確かめてみた
がやはりRFまたはCONV.部分での問題と想えた。 どうも局発では二つの周波数で発振し
ている様だった(スペアナが在れば直ぐに分かるのですが)。

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白砂(ARROW) DX-90 電池管ポータブル

2009-10-07 16:05:22 | Weblog

 久し振りに手掛けたのは昭和30年頃の白砂製、電池管ポータブルラジオで電源スイッチと
イヤフォン用コネクタに併設された出力管フィラメント用スイッチに問題が見られたが一応オ
リジナルのままで動作した。   無論コンデンサ類に劣化があるので実用にはこれらの交換
が必要となるが現状でネット・オークションに出品しご希望が有れば交換することにしよう。 
この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

10月8日  別途ネットオークションに出品していたスタンダードのSR-200が開始価格で落札
された。 しかし米国内の送料を含めると優に¥8,000.を超える物を5,900.で出品するのも可
笑しな話しだが最早これ位の金額でなければ落札されないとするとこの種の物を扱う意味は
無く、早晩取り止めた方が良さそうと想い始めた。 今回のDX-90も部品交換こそ行っていな
いが電源(2系統)スイッチとイヤフォン・ジャック部分の修理に優に開始価格程度を費やして
仕舞い殆ど只働きになりそうな気がして来た。

半ば予想通り開始価格で落札された、出品すればするだけ赤字となるので次回からは少し
考え方を変えることにしよう。 しかし自分の馬鹿さ加減が嫌になる!

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Blaupunkt, Export Super 92220

2009-10-01 18:11:47 | Weblog

久し振りに手掛けたのはBlaupunktの1950年代のカー・ラジオでツマミの形状からはポルシェ
或いはVWに使われていた物と想像出来る。 型名を記した紙ラベルが無くなっており特定出
来なかったが手元の資料からはExport Super 92220が最も近かった。 ラインナップはEF89-
ECH81-EF89-EBC91-EL84で、電源には(当然)機械式のバイブレータが使われている。 
驚いたことにバイブレータ含め回路は全てオリジナルのままで動作したが電源スイッチがON
になったままで動かなかった。  この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページ
からお問い合わせ下さい。

壊れている電源スイッチ部分のアップですが下の画像の左に見えている燐青銅?製の板バ
ネの断面(破断面?)の形状が気になる。 中央に在る小さな金具ではどうやっても右のシャ
フトが回せない。 上の板バネにはもう少し何かが付いていたのでは無いかと疑い始めたが
サテ、確かめるには同じスイッチが必要になる。

この手の物の修理は言ってみれば知恵の輪で、分かって仕舞えばナーンだと云うことが多い。
上の画像の右、ベークライト製のハウジングの左下が欠けているがこれは可也大きな力が加
わった結果で、他にもシャフトに本来在った押し込む距離を制限するCリングも無くなっていた。
結果から申せば大きな力が加わった為、左の本体部分に縦に置かれたバーの支点部分が外
れこのバーの位置が変り、また移動量が減ったことに依って右上に見えている四角いシャフト
を動かすことが出来ず動作していなかった。 文章だけでは分かり難いとは想いますがこのと
ころ取り掛っているICラジオが何とも解せない症状を示しており精神的に滅入っておりました
が何とか少し気が晴れた結果でした。

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