テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY. ICF-N400RV Super Area Call System

2017-04-30 15:37:57 | Weblog

家人から小型のトランジスタラジオが欲しいと言われていたのでバンド切り替えが出来無い今回
の機種の修理に取り掛かった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペ
ージ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

原因は単純で上の画像の中央に見えているバンド切り替えスイッチが機能していなかった。

原因は単純だがこの超小型押しボタンスイッチの入手は困難そうで、また分解しての修理も可也
の困難が想像出来る。 何とか分解せずに修復出来ないかとアレコレ試みた結果幸いスイッチが
動作し出してくれた。

これまでバンド切り替えが機能しなかったので別の方法で何とかバンドを切り替えていたがこれで
切り替えの問題は解決した。  上は594KHz(NHK第一)、下は84.7MHz(FM横浜)。

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CLARION Solid State FM Stereo Cartridge, LA-301

2017-04-30 13:32:18 | Weblog

 今日お預かりしたのは8トラック・プレーヤのカセットの代わりに刺し込んでFMを聴くためのチュー
ナーで若干感度が低そうとのお話だった。 この種のチューナーの修理、改造、調整等に付きまし
てはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

先ずはコネクタ部分での電源、音声出力、アンテナの場所を探し通電した。

感度は十分だったが念の為、高周波部とIFを再調整した。 一点気になったのが下に見えてい
るステレオ・インジケーターでモノラルの時も点灯していた。 

感度は十分でこちらでは通常1m程のリード線を窓際に垂らし東京のNHKの入感具合で感度を
判断しているが25cm程のリード線でも大きな問題は無く良好だった。

 

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6桁周波数カウンター

2017-04-28 21:47:26 | Weblog

 

隣町のOMから頂いた物の中に自作の周波数カウンターを見付けた。 自分でも以前同じキット
で周波数カウンターを作り430MHz帯での周波数チェックに活用したがその後は序徐々に使わ
なくなって仕舞った。 何時頃作ったのか定かでは無いが優に30年は超えていると想われる。 
早速通電してみたが一瞬7セグメントのLED表示器が点灯し、また電源スイッチを切った時に点
灯するだけだった。 回路を当り始めたがどうもVccが2.5V程しか無い。 負荷が重くてこうなっ
たのか3端子レギュレータの出力のパターンを切ってみたが無負荷でも5Vは出ていなかった。
手元に在った7805に交換した結果Vccは正常となりLEDも000000を表示した。 ところが外部
から信号を加えても一瞬数字が表示されたが直ぐに0となって仕舞った。 その後分かったのは
FETを使った入力回路の出力が出ておらず、単に可也低い周波数の三角波の様な信号が出て
いるだけだった。 今日はここで時間切れとなった。

 

4月29日 電源の出力に診られた三角波は1,000μFをパラにすることで収まった。 改めて入力に
信号を加えてみたが初段のFETのドレインでは2Vp-p 程有ったが次のバッファ 40H008 の出力に
は何も出て来ずこのICに問題が有るのかも知れないと以前自分で作った物を引っ張り出した。 

ケースが密閉されていたので内部は殆ど製造時のままだった。 早速ICを外し交換してみた。

ただ変化は無くヒョットして入力アンプのゲインが低いのかとトランシーバーの出力を加えてみた。

上は表示の通り145.000MHz、下は434.640MHzを加えたが1KHz低く表示されていた。

実は一か所(画像の下に見えている同軸の芯線が)外れていた。 2.4GHz用のプリスケーラー。

自分で作った方でも同様に測定してみたが同じ結果でどうもトランシーバーの周波数が1KHz程度
低いのかも知れない。 今回のことを通じて昔ハム仲間で電気工事が仕事だったO君がビルの屋
上に在った受電設備?の工事中に感電し、そのうえビルの屋上から落下し大怪我を負ったことを
思い出した。  幸い命に別状は無かったが片方の腕を無くした。 それでも懸命に働いており時々
仲間のところで一緒に飲んだりもしたが数年後に残念な知らせを貰うことになって仕舞った。 その
形見分けで今回のキットを組み立てた基板を頂いた。(略30年前に起業したかつての本業のロゴ
をプリントした名盤が何とも面映い。 最初ここには何も無かったのだが何故名盤を付けたか?)

 

 

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ダットサン ブルーバード 312用、東芝 AR-16 カーラジオ(3度目)

2017-04-27 16:16:03 | Weblog

先日修理を行い周波数変換のトランジスタに問題が有ると想われた物がお返しして直ぐに動作
しなくなって仕舞再度お預かりした。 局部発振回路の帰還用のコンデンサを交換し、二日半程
連続運転を行いこれで大丈夫だろうと判断したが、その後5日目にまたまた動作が停止して仕
舞ったとお持ち頂いた。  この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

確かに動作しておらず、局部発振が停止していた。 周波数変換用トランジスタのバイアスに問
題があるのかとベース回路の抵抗を一部変えてみたが変化は無かった。

局発用のコイルを交換するかとも想ったが、Qの低下が想像出来るので先ずは一度開けコイル
に熱を加えてみた。

少しでもQを上げるべくシールドケースを外したまま動作させてみた。 良好に機能しているので
ワックスで固定し連続運転に取り掛かった。 さて何日連続試験を行えば判断出来るか?

4月30日 27日は2時間程しかランニング出来なかったが翌日からは朝から夕方まで仕事場に居
る9時間程ランニングを続けている。 今のところ問題は全く診られ無い。

5月8日  連日ランニングを続けて来たがそろそろ良いのでは無いかとご依頼主に 先週末連絡し
たが午前10時頃に出掛けようとしていたところで問題が発生した。 何時も聴いているTBSが急に
聴こえなくなり、選局ツマミを回し文化放送にしたところ普通に動作した。 その後NHK第一に移り
問題が無かったのでTBSに戻し出掛け、2時間後に戻ったが正常に機能していた。 こうなると最
早局発のコイルを交換するしか無さそうだが、サイズの同じ物は簡単に手に入るがインダクタンス
が近い物は果たして手に入るか?

5月9日

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Philips, TX-1721A

2017-04-27 10:22:58 | Weblog

Philips, TX-1721A に使われているブラウン管に関するお問い合わせを頂いた。 昭和28年松下
さんも遅れ馳せながらテレビの製造に取り組んではいたが中々製造が想う様に行かずPhilipsか
ら輸入した物を日本仕様に改造し販売した数機種の内の一つが今回の TX-1721A で17インチ
の物には他に TX-1724A, TX-1725A, 17T-5315B, 17K-544 が見られ、また14インチの物として
はTX-1421A が有る。 これまでに両機種共何度か手掛けたが、特に TX-1421A は確か3台を
手掛けた。(17T-5315B と 17K-544 は松下さんの命名法で付与された型番で、前者が17インチ
のテーブルモデルで1953年の15番目の機種と分かる。 因みに 17K-544 は17インチ、コンソー
ルモデルで1954年の4番目と云うことになる)。 サテ、TX-1721A に使われているブラウン管は
MW43-43、17インチ角型メタルコーンで日本ではこのメタルコーンの物は作られておらず、RCA
も製造はしたが品種は非常に少なかったと記憶している。

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仕事場のPCが使えなくなりました

2017-04-26 10:46:30 | Weblog

 

昨日午後仕事場のPCが事実上使えなくなり帰路PC修理の店に出しました。 この為メール
のやり取りはWebメール経由となりますので大きなデータ(2MB以上)は受け取れませんので
ご注意下さい。 (多分ですがHDDが壊れかかっているのかも知れません)

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お待たせしている方々えのお詫びと 東京ローズ

2017-04-24 20:47:54 | Weblog

 

長らくお待たせしている方々向けのお詫びの文章を認めようと考えていた矢先何とこの半年程お
預かりしている受信機の持ち主からその後如何かとのメールを先程頂いた (この符合は一体何
なのか!) こちらの困った性格から一度取り組んだものの好結果を得られ無かった場合再度取
り組むには可也の時間を要するので誠に申し訳ないのですがご辛抱頂けます様お願い致します。  

先日マリンバンドのトランシーバーに触れてから国際VHF のことを知った。 航空管制の為の管
制塔とパイロットとの間の無味な通信と異なり、国際VHFでの船舶と海岸局 (港湾の管理者)間
の通信は何とも微笑ましく特に横浜ポートラジオ等の女性オペレータの通信の最後の「さよなら」
と云う挨拶が何ともホッコリさせてくれる。 最近航空管制でも女性の比率が高くなって来たが国
際VHFでは更に女性の比率が高く、感じでは3割程度ではないだろうか。  いきなり話が飛ぶが
太平洋戦争中、母国から遠く離れた地域、或いは洋上で聴く東京ローズの声に魅了されていた
米兵達の心境が少し分かる気がした。 (飛躍し過ぎかも知れませんネ) 
 
  画像はこのところの傍受に使っている ICOM, IC-Q7 (144/430MHz FM トランシーバー兼
30MHz~1.2GHzのワイドバンドレシーバ)

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RCA, The Envoy Model 140-P-023? (1959)

2017-04-24 18:09:55 | Weblog

 

何故かこのところ手掛けた物にお返しして直ぐに動作しなくなると云う問題が発生した。 共通して
いるのは全て国産の物で、またラジオ、テレビには特には興味を持っていない方からの物。 何時
もと同様に取り組んでいるのに何とも不思議でならない。 今日も先日一度お返し頂き、追加の修
理を加えた後、2日半連続運転を行い問題が無かった物をお返しして数日経った物がまたも動作
しなくなったとの連絡を頂き一挙に落ち込んで仕舞った。 そんなこんなで今日は殆どまともなこと
は出来ず仕舞いで夕方半年程仕舞込んでいたRCAのテレビを引っ張り出した。  この種のテレビ
の修理、改造に付きましてはこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下
さい。 今回のモデルは140-P-02 までは先ず間違い無いが末尾が3かどうかは定かでは無い、実
は末尾の数字で色を表しており3は Garnet Tweed となるのだが果たして合っているのか不明。

底面に貼ってあった紙ラベルが殆ど無くなっており型番が不明だったが、内部に記されたシャー
シNo. KCS 120 を頼りに回路図を探してみた。 幸いRider's の Vol. 26 に KCS 120E/F が見付
かった。 画像からは可也綺麗に見えるが実際には可也のホコりが積もっていた。

 徐々に一次側の電圧を上げて行ったところラスターが出始めたので3Chの信号を加えてみた
が水平同期は取れず、また垂直振幅と直線性にも問題が診られた。 多分製造後何の手も加
えられて無い様なので寧ろ当然と云える。 しかし今回の機種は電源トランスを使ったモデルだ
が漏洩磁束の問題は殆ど診られなかった。 帰路通勤の電車で回路図に目を通した。

4月26日 同期分離の入力回路に手を加えた結果可也の好結果を得た。

細かく回路を診た結果、幾つかのコンデンサが米国で交換されていた。

4月27日 レストア後好結果が得られたので外してあったカバー等を組み付け細部の調整を行い
終わりとした。

 

 

 

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シボレー ベルエア (1956) 用 カーラジオ と レコード・プレーヤ

2017-04-22 14:11:20 | Weblog

今日お預かりしたのは1956年のシボレー・ベルエア用のカーラジオ 987368 と、これに組み合わ
せて使われるレコードプレーヤで片方は針から音が出ていたとのお話だった。 この種のカーラ
ジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
らお問い合わせ下さい。 

このラジオの出力段と電源部は別の筐体となっているのだがそれはお持ちでは無いとのことで別
の方式を採らなければならない。

元々のボリュームで音量を調整出来る様にしたいとのご依頼を頂いた。

 

レコード・プレーヤ2種を添えて頂いた。 先ずこちらは米国製と想われる物だがモーターが回らな
かった。

レコード針も無くなっていた。

念の為カートリッジの動作を診てみたが残念ながら全く動作しなかった。  車の製造年と同じなら
既に60年を超えており寧ろ動作しないで当たり前と云える。

 

 

もう1台は日本製の物でラジオと接続する為のケーブルを送り忘れたとのお話だったのでそれの
到着を待つことにした。 こちらはモーターも回り、針から音も聴こえたとのお話だった。

一応針が付いていた。

 

(4月23日)日本製の物に使われていたカートリッジは Electro Voice 製では無いかと思えて来た。

上の画像の上の物が国産の物に付いていた針の付いていたカートリッジ。 下が米国製の物に
付いていた Astatic の 89-1 カートリッジ(針は無くなっている)。 この超小型、軽量カートリッジ
が無いと修復は無理そうだが果たして入手出来るか? アイオアのジュークボックス屋さんにも
問い合わせを出しておいたが吉報は得られるか?

4月28日 アレコレ当ってみたが結局 Astatic, 89-1カートリッジは見付からなかった。 唯一クリス
タル・タイプでは無いが、同一形状でセラミック・タイプと想われる Astatic, 89T が米国で見付かり
先程送金しておいた。

5月3日 米国に発注していた物が届いた。

小さな画像と簡単な文章だけだったので果たして使えるか心配は有った。

ソケットには問題なく入り、動作も良好だった!」

5月4日 実際にプレーヤーを動作させてみようと作業を始めた。

コネクタ部分で半田付が外れていたり回路がハッキリしない部分が有ったので直接繋いだ。

上手く機能してくれ回転数も可也正確だった。 出力も想定していたレベルが得られた。

5月9日

 

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SONY, ICF-SW55

2017-04-21 14:32:42 | Weblog

今日お預かりした3台目はこれまでに何度か手掛けた SONY, ICF-SW55 で音量が少ないとの
お話でした。 目下抱えている物が数台有り直ぐには取り掛かれそうにないが近々診させて頂
こう。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

4月23日 伺った症状を確認し、レストアに取り掛かった。 

お約束の電解コンデンサの一部は可也液漏れしていたが幸いパターンに問題は無さそうだった。

低周波関連の物を交換し動作させてみたが可也の音量は得られる様にはなったが、フルに出力を
出そうとするとモーターボーディングが診られた。 実用上問題無い音量は得られているがサテ?

4月27日 ご依頼主から音量を上げるとモーターボーディングが発生したが普通に聴く音量では問
題は無く、諦めていた物がまた使える様になり満足しているとのご連絡を頂いた。 

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ジュークボックス用のソレノイド

2017-04-21 12:53:44 | Weblog

ジュークボックスの制御に使われているソレノイドが壊れて仕舞ったとのことでお送り頂いた。
この種の物の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

巻き線は断線はしていなかったが可也発熱した様でレアショートが想像出来る。 自分でもガラ巻
きなら出来ないことも無いが矢張りプロにお願いすることにしよう。 しかし下の状態にするまでに
若干難航し、右手の人差し指と薬指の間を少し切って仕舞った。

4月25日 巻き直しをした物が戻ってきたので早速組み立てた。 添えて頂いたデータに依ると巻き
線は0.35φで巻き数940ターンとのこと。 直流抵抗は約9.7Ωだった。

 

 

 

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Blaupunkt, Frankfurt Tr

2017-04-21 12:48:40 | Weblog

以前こちらでFMのカバレッジの改造等を担当した Blaupunkt, Frankfurt Trだが先頃動作が不安
定になったとのことでお送り頂いた。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたが全く機能しなかった。 DC-DCが働いてなかったのでこの部分のトランジスタ
を外しhfeを診てみたが一応問題ない様に想えた。  一度組み込んだところ動作することも有った
が可也不安定だった。

別の問題だが高圧巻線間に入っている0.01μFが破裂していたので交換した。

DC-DCのトランジスタを日立のゲルマの物に交換してみたところ安定に動作した、ただこのTO-3で
は取り付けが困難なのでシリコンのPNPの物に替えてみたが全く動作しなかった。 結果から申せ
ば実際の回路には上の回路図のR607、560Ωが見当たらず結果ベースバイアスが加わって無いこ
とになる。 駄目元で550Ωを加えた結果良好に機能し出した。 暫く運転してみたが良好だった。

4月22日 最後に露出しているトランジスタのコレクタ部分をファイバー紙でカバーし、組み立て後
動作を確認し終わりとした。 

 

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松下 TH-130T (昭和47年3月)

2017-04-20 12:43:08 | Weblog

以前TBSのテレビドラマ、南極大陸でお世話になった制作会社T社さんからのご依頼で松下の
TH-130T の動作を診てみた。  この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

内部は可也のホコリだった。 以前は動作していたと貸し出しを行っているところからは聞いたとの
お話だったが、今日はパイロット・ランプは点灯するものの全く動作しないとのことだった。

一次側の電流を診てみたが0.12A程しか流れていなかった。 (CRTのヒーターは点灯していた)

二次側のヒュ-ズ(1.2A)が飛んでいたのでここの電流を一次側の電圧を徐々に上げながら診てみ
たが80Vを超えた辺りで1.2Aを超えて仕舞った。 更に電圧を上げたところ下の画像の何処からか
白い煙が出始めた。 フライバック・トランスか高圧整流か定かでは無いが水平出力のトランジスタ
は働いている様だったが修理には可也の費用を要することになるのでここまでとさせて頂いた。

何方か昭和45年頃に製造されたカラーテレビ(家具調を除く)を短期間お貸し出し頂ける方は
いらっしゃらないだろうか?

 

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BRAUN, SK 55 (1963)

2017-04-19 17:14:08 | Weblog

今日の3台目は先日クラブメンバーのNさんからお話を頂いたBRAUN の SK55 でレコードプレー
ヤ部分の修理、FMバンドの改造、iPodの入力、ブルーツゥース受信機の組み込み等をご依頼頂
いた。 この種の受信機の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

BRAUNの装置も可也の数を診て来たがこの機種に使われているターンテーブルはオート機能を
持つ物だった。

4月20日 先ずはターンテーブルに取り掛かった。 

何故モーターが回らないかは直ぐに判明した。 電源ラインの片方が切れていた(何故?)

モーターは良好に回転する様になった。 それとオート機能も良好に機能している様だった。

次いでカートリッジを診てみたが先ずは上に見えているコネクタ部分の配線に誤配線が診られた。

SP側の針は先端が無くなっていたがLP側は何とか使えそうだった。

カートリッジはクリスタル・タイプで最早使えないかと想っていたが左だけは辛うじて生きていた。

配線を直し実際にレコードを掛けてみた。 一応動作し音は出たが時に歪むことが有った。

外周では大きな問題は診られなかったが内周では横滑りが診られた。 どうもカートリッジの出力
に使われている線材が可也固くなっておりこれが原因と想われた。 ターンテーブルの優先順位
は低い様なので深追いはしないことにした。 (配線材料と、カートリッジを交換する必要が有る)

一部ペーパー・コンデンサが使われているが、これらは絶縁劣化を起こしていることが想像出来
るので明日にも交換してみよう。 FMのフロント・エンドの改造もこれまでに何度か手掛けたので
明日にも日本バンドに改造してみよう。 今日はここで時間切れとなった。

4月21日 FMのカバレッジ改造の前にFMの動作を診てみたが残念ながら動作しなかった。

手元に在った真空管 (ECC85) に換えてみたが変化が無い。 少し遠回りをして仕舞ったがどう
も真空管ソケット部分に問題が在った様でシーメンス製に交換し好結果を得た。

絶縁劣化が想像出来るペーパー・コンデンサと、AUX入力回路の抵抗をiPod用に変えた。

5月1日 ドイツに発注していたカートリッジが略予定通りに届いた。 小さなカートリッジに不釣り
合いな大きなダンボール箱で驚いた。 早速簡単な動作試験を行い問題は診られなかった。

5月2日 先ずは横滑りの原因と想われる信号線の交換に取り掛かった。

可也固い線材が2本も使われていた。 国産のカートリッジに使われていた信号線に換えた。

実際に聴いてみたが好結果が得られた、次はブルーツゥース受信機の組み込みに取り掛かろう。

 

5月2日 組み込みを終えたが自分ではブルーツゥーの信号源を持っておらず実際の確認は取れ
ないが、AUX入力(iPod)の動作は確認出来た。 

 

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Becker, Europa (2台)

2017-04-19 17:12:39 | Weblog

今日お預かりしたBecker, Europa 2台の内の片方はEuropa MUでカバレッジの改造とiPod用アダ
プタの増設依頼を頂いた。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペ
ージ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

FMのカバレッジの改造を終え、iPodアダプタを加えた。

 

2台目もEuropaの様だが以前こちらでFMのバンドの改造を行った物だが、新たにiPodアダプタの
増設とパイロット・ランプの交換をご依頼頂いた。

パイロット・ランプとステレオ・インジケーターが共に点灯せず、ランプが断線しているのかと想った
が実際は回路が改造されていて各々のリードが上の画像に見られる様外部に出されていた。

何故この様な改造をしたのか不明だが本来の回路に戻して欲しいとのご依頼だったので回路を
追い元々の回路に戻し、iPodアダプタも増設した。

 

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