テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

AMI, MM-5用 R-4359A Stereo Amplifier (1969?)

2013-09-27 11:16:03 | Weblog

今日お預かりしたのは AMI の MM-5 ジュークボックス用ステレオ・アンプでホーロー抵抗の一つが発熱
し、やがて真っ赤になると云うお話だった。 この種のアンプの修理、改造に付きましてはこちらのホーム
ページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

本来は 7868 p-p(x2) のステレオ・アンプだが片側は使われていなかった。 上の画像に見られるホーロー
抵抗は電源トランスの高圧のセンターをグランドに落としている物で、ここが赤熱すると云うことは+Bがどこ
かで落ちていると想われた。  当初電源回路のケミコンのどれかが短絡したかと考えていたが実際は出力
トランスの1次側と2次側がトランス内部で短絡していた。 トランスの予備は無く、来週始めに収めなければ
ならないそうなので応急処置として使われて無い(一次側片側オープン)トランスと交換した。   シングルで
若干歪が増えることが想像出来るが、交換するトランスが用意出来次第交換して頂こう。

9月28日 未だ問題が残っているとのことで客先を尋ねた。 当初ノイズが発生するとのことだったが出力ト
ランスがレアーショートを起し始めたノイズかと想っていたが、トランス交換後音が普通に出始めてもノイズ
或いは音量が大きく変化する問題があった。  トランジスタに依るプリアンプは別の筐体に入っており、そこ
を叩くとノイズが発生したのでここの問題かとも想ったが、位相反転の12AX7をゆすると矢張りノイズが発
生したのでソケット部分を可也修正したが、尚音量の変化が発生したので最後に出力管にも手を加えた結
果音量の変化は無くなった。

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SONY, CRF-V21 Visual World Band Receiver

2013-09-26 15:24:06 | Weblog

今日お預かりしたのは2度目となる SONY, CRF-V21 で電源周りが先ず怪しかったので何とかなるかと期待
した。  この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い
合わせ下さい。

電源スイッチもマイクロ・プロセッサからの制御信号でコントロールされているがここが先ずON しなかったので
強制的に ON させてみた。

結果電源が入り 5V のレギュレータに入る 8.4V が出力され、次いで 5V も出力されたが依然マイクロ・プロ
セッサ周りは機能しなかった。

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三洋 RP7700 (Blueimpulse 7700) ラシーバ

2013-09-25 13:20:01 | Weblog

  今日お預かりしたのは三洋のラシーバ RP7700 (Blueimpulse 7700) で先日、落雷があった様なバリバリ
と云うもの凄いノイズの後、電源が入らなくなって仕舞ったと云うお話でした。 受け取った物に通電したと
ころ電源は入り、かすかに音が出ていると云う状態でした。 この種のラジオの修理、改造に付きましては
こちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

部品面から低周波部の動作を診てみたが低周波部は殆ど問題なく動作している様だった。

パターン面を診てみたが何せ何の資料も無く、回路を追うのもままならないがボリューム部分を触った際
突然動作し出した。 念の為付近の半田付けをやり直し組み立てたが、組み上げた途端に動作しなくなっ
た。 どうもラジオとトランシーバーの切換スイッチに問題が有りそうだったので接点部分のクリーニングを
行い再度組み立て連続運転に移った。 暫くした後ノイズが散発的に診られ、それも数秒で直った後は暫
く問題なく動作するが何とも危なっかしい。  ノイズが偶発的に発生することから低周波前段に使われて
いるトランジスタに問題が有りそうだがサテどうするか?   ところでこの機種の名称からも想像が付く様、
ラジオと27MHz帯のトランシーバーが一枚の基板上に展開されているので可也複雑な物となっている。

9月26日 昨日に引き続き午前、午後計8時間程ランニングしてみたが昨日の様なノイズは診られなかっ
た。 このことからどうも原因はトランジスタでは無く、電解コンデンサの可能性が高くなった。 また三洋さ
んに依頼していた回路図等の資料は後を引き継いだパナソニックさんから古い機種で既に資料は無くご
期待に添え無いとの回答が先程寄せられた。

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SONY, ICF-2001D/2010

2013-09-24 14:49:11 | Weblog

アレコレ問題が在るとのことでお預かりしたがそれらの多くは時に起こることもあると云った問題の様で拝見し
た限りでは殆ど問題は診られなかった。 この種の受信機の修理、調整等に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

9月25日 ボリューム部分のクリーニングに取り掛かった。

 

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BUSH, TV22 (1950) 改造

2013-09-24 14:45:39 | Weblog

  アパレル関連の展示会用に1950~60年代の米国、或はヨーロッパ製テレビにDVDのカラー映像を流した
いと云うお話を頂いた。 この年代のテレビは数十台在庫はしているが全て白黒モデルでカラーの物は1台
も無くどうするかと考えていたが BUSH の TV22 (1950年、10"モデル) に近年のカラーテレビを組み込んで
みた。   この種のテレビの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

撮影された映像の画質は可成り粗く見えるが実際は特に問題になる様な画質では無い。

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McIntosh, MR 67

2013-09-21 18:28:50 | Weblog

今日お預かりしたのは McIntosh の MR 67 で幾つか問題が在るとのお話だったがザット診させて頂いた結
果では78MHz辺りを境に低い周波数では感度が可成り落ちた。  またSTEREO表示が常に点灯していた。
  この種のチューナーの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

9月22日 朝から修理に取り掛かった。 

フロント・エンドは局発の周波数を日本バンドに合わせただけで高周波部の調整が不完全だった。

上は調整前のインターFM(鶴見中継76.5MHz)受信時。 下は調整後で十分な感度が得られた。

STEREO表示が常時点灯する問題に取り掛かった。 ランプ・ドライブのトランジスタが怪しかったが外
しhfeを診てみたが約100と問題は無く、19KHzのアンプとDC Amp.を担当している6U8のgmを診てみた
が5極管部 41/57、3極管部 8/57 と瀕死の状態でこれでは動作しない。

9月23日 知人に回路のコンピューター解析を頼んでおいた結果が出た。 帰還のコンデンサの容量が仮
に0.1μFになった場合、低域で15~28dBもゲインが上がって仕舞うことになるので兎に角交換した。

出力のコンデンサも特性に怪しい点が在ったのでこれらも交換した。

念の為他の真空管もチェックしてみた。 一部Mini Val.ギリギリの物も診られた。

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Blaupunkt, Hamburg

2013-09-07 22:44:06 | Weblog

 

今日お預かりしたのは Blaupunkt の Hamburg で音が出ないとのお話だった。 この種のカーラジオの修
理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

何が有ったのか知らないが電源ラインのパターンが数本焼損していた。 可也大きな電流が流れたのは
間違い無く鈴メッキ線とポリウレタン線を使い修復したが、 それでは足りず次のステップとしてはドイツか
らサービス・マニュアルを取り寄せるのが得策と想われる。

 

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Blaupunkt, Frankfurt

2013-09-04 17:16:12 | Weblog

今日お預かりしたのは Blaupunkt, Frankfurt でFMのカバレッジの改造依頼を頂いた。 この種のカー
ラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わ
せ下さい。

9月5日 カバレッジの改造とiPod用のアダプタを装着し終わりとした。

 

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Blaupunkt, Frankfurt? Stereo (1970's)

2013-09-03 17:16:13 | Weblog

今日お預かりした2台目はBlaupunktのFrankfurtと想われるモデルで1970年代のステレオ対応の物だっ
た。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

  お話ではAM (MW) は聴こえたとのことだったので左程大きな問題は無いのではないかと想像していた。
受け取った物に早速通電してみたが一応MWは機能していたが、RFかIFか高周波部の何処かで発振して
おり実際には使えない状態だった。 FMは米国バンドのままなので日本のFMが聴こえなくて当然だが、そ
れ以前にFMは機能していなかった。  この時期のBlaupunktのモデルは両面基板を使い始めた頃で表裏
を繋ぐ部分(スルーホール)の信頼性が低く、修理は困難を極めるのでどうするかご依頼主に伺ってみよう。

 

 

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SONY, ICR-120 (1969?)

2013-09-03 17:12:01 | Weblog

今日お預かりした1台目はSONYのICR-120で入手した当初は良好に機能していたが電源スイッチに接触
不良が有り上手く動作しないとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話の通り電源スイッチが機能していなかった。 このスイッチの修理は何度も経験が有り、さして問題は
無いと考えていたが、ことはそう簡単には行かなかった。

修理後の接点の抵抗値は(上)50~100Ω程有りこれでは使えない。 反対のOFF側(下)は略0Ωなので
スイッチをヒックリ返せばことは足りるが見た目の問題があるのでどうするかご依頼主に伺ってみよう。

9月5日  電源スイッチを別の機種から外し組み込んだ。 途中充電器のジャック部分のリード線が外れ(切
れ)て仕舞い接続し直すのに苦労したが、電池も組み込み好結果を得た。 (下の画像に見られる端子では
長過ぎた為、実際には可也ギリギリまで短くした)。  またスタッドと端子間の絶縁の為に入っていた絶縁紙
が劣化しており絶縁の役目を果たして無かったのでポリエチレン・フィルムに交換した。

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