テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

●TENのカーラジオ RSD-58120、昭和32年

2008-05-31 23:59:41 | Weblog

 

6月7日 半導体式のバイブレータに交換することとなった。 上の画像は元々の機械式バイブレ
ーター(同期式)の画像。 6ピンのUZソケットの交換から始め、一部のCRは今後不要となる。 
下の画像は非同期式の半導体バイブレーターに交換し終えたところ。 好結果が得られ一安心!

6月1日 使われている同期型のバイブレーターの代りになる物は無いかストックを当ってみたが
同様の物は見付からなかった。 同期型は日本に限った訳では無いが事実上海外のセットでは
お目に掛かったことが無い。  整流管が省略出きる利点は在るが接点が4ヶ所と増えクリチカル
となるので敬遠されるのではないだろうか。  サテ、同期型が無い以上別の解決方を練らねば
ならないが、いっそ半導体式に変えて仕舞う方が先々問題はないがご依頼主の意向を伺ってみ
よう。   内部の写真からご覧頂けるか高級機種然とした可也丁寧な作りになっている。

今日お預かりしたのは昭和32年製のTEN(神戸工業)RSD-58120で観音開きのクラウンで使
われていた真空管式のカーラジオです。 海外の製品では1940年代の物も手掛けましたが国産
の中ではこれまでで最も古い物となります。 ラインナップは12BA6-12BE6-12BA6-12AV6-12
AQ5で、電源には同期型のバイブレーターが使われており整流管は使われておりません。 
全体をザット見ただけで細かい点はこれからですが当然と云っても良いかと思いますがバイブレ
ーターは死んでおりました。 サテ、可也難航しそうですがどうするかご依頼主に伺ってみましょう。 
この種のカーラジオの修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

電源部の型番はRSD-58110となっており後年の型番付与方式とは異なる。

電源スイッチが壊れており、パイロットランプ2個も断線していた。 

スピーカーの型番はRSD-58130. 随分変ったデザインとなっている。

バイブレーターを開けたところ、製造年月日?は昭和32年7月1日となっており小生9才半。

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●Becker, Europa

2008-05-29 18:40:45 | Weblog

 

6月17日 先月末に修理を担当したこのラジオを取り付けたがAMが受信出来ず、選局ツマミを
回して行くと周期的に雑音が入るとの電話を昨日大阪から貰った。 直ぐに送って貰い今日届
いた物を診せて貰ったが予想通り何の異常も見当らなかった。 念の為BC用IFT全てとアンテ
ナトリマーを調整してみたがこれらにも問題は見られなかった。 サテ、何とも解せないがFMは
問題無く動作しているのに中波が受信出来ず、周期的に雑音が出ると云うのは近くにスイッチ
ング・レギュレータを電源に使っている装置が在るのだろうか? またはアンテナとラジオ間に
何か中波を減衰させて仕舞う様な回路(装置)でも入っているのではないだろうか?不思議だ!

5月31日 今日頑張った甲斐があり何とか好結果を得られた。 結論から云えば発振はケミコン
数個の容量抜けに起因していた。 *回路図と部品配置図が見付かり作業が捗った。

5月30日 動作を確かめたところバンド切換えに問題は無かったがAMが発振ギミでこれでは使い
ものになりそうも無い。 (ただFMには全く問題は見られなかった)  AMでの発振が何に起因する
のか目下不明だが何れにせよこの種の問題は可也難航しそうだ。 

今日お預かりしたのはBeckerの1970年代のEuropaでお話しではどのボタンを押しても中波のま
までFMに変らないということでしたが俄かには信じがたく近々調べさせて頂きましょう。 この種の
ラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●RCA Radiola 60

2008-05-28 16:24:32 | Weblog

 

数ヶ月前にお問い合わせを頂いたRCAのRadiola 60が到着したので輸送中の問題を確かめる
べく開梱してみたが一部気になる点が在った。 サテ、今回の輸送に依る問題なのかご依頼主
に伺ってみよう。 今週末の納入を済ませば久し振りに修理に専念できる! この種のラジオの
修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●NEC PC-PR201TH、熱転写プリンタ

2008-05-23 16:49:40 | Weblog

今日は一月以上待たせてしまったBoschのMOT-401エンジン・アナライザを納め、本業の方のパ
ソコンや望遠鏡キットの発注も済ませ少し時間が出来たので一昨日発注書をプリントアウトしようと
した際に動かなくなった熱転写型のプリンタを診てみた。 (本業の設立当初買った物なので多分
20年以上使っておりメーカーからはいい加減捨てて呉れと云われそうですが)  回路は良くは分
からないが多分AC100Vを整流し、可也高い周波数でスイッチングし、それをトランスで落としてい
るのだろうと想像しましたが、一時側の出力のトランジスタのコレクタでは発振(スイッチング)波形
が見られましたが二次側では不安定でプリントパターンのトランスの端子(ランド)の半田付けをや
り直したところ動き始めてくれました。 これでまた暫くは使えそうです!

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●松下 T14-Z1S

2008-05-21 17:32:00 | Weblog

 

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●ハリクラフター S-20R

2008-05-16 19:59:37 | Weblog

 

5月25日 何ともバンド4は発振せず、Conv.6K8は仕事場では予備が見付からず我が家を探し
たところ12K8が見付かったのでヒーター電圧を変え動かしてみたが左程変化は見られなかった。
 Qメーターを持っておらず個々のQは定かでは無いが念の為コイルを新たに巻き試してみた。 
コイルでも無さそうだがバンド4の高域、40Mc以上では動作することを見付けた。 コイルを元に
戻し、元々の6K8に戻しても症状は変わらず、バリコンがある程度入った状態ではQが落ちるとし
か考えられずここまでとさせて頂こう。

5月24日 局発が一つのバンドのみ発振しないと云うのが何とも解せず考えられる点を幾つか
確かめてみた。 一部オリジナルの回路と異なる部分を回路図通りとしてみたり、各部品の値も
確かめてみた。 また局発のコイルを外して見てみたが問題は無さそうであった。 コイルに繋が
っている4本のリードは一度外された形跡が有ったので念の為極性も変えてみたが変化は見ら
れなかった。 こうなると直流で問題の見られなかった6K8のTV-7でのgmは当てにならず交換
したいところだがサテ何処に仕舞いこんで仕舞ったのか。 今日気付いたオリジナルとの相違点
は6K8のプレート-グランド間にトリマーが入っており実測値は20pFだった。 もう1点は単に切換
えのみとなっている局発のコイルの切換えは実際は使って無いバンドを短絡するタイプだった。

5月20日 明日は終日埼玉出張となるので今日何とか終わらせ様と午後コンデンサの交換に
取り掛った。 夕方交換を終え最後のトラッキング調整を始めた。 バンド1、2、3と進み、最後
のバンド4に取り掛ろうとしたが全く動作していない。 Conv.6K8のgmはそう低くは無く、解せ
ない。 回路を少し追ってみたがオリジナルの回路とは可也異なっており、局発コイルのグリッ
ド側、及びプレート側は共にオリジナルではコールド側がグランドに落ちているが実際の回路は
そうなっておらずプレート側には0.02μFが入っており、グリッド側にも(未だ)不明の部品が入っ
ている。 他に20Mcに設定した際のアンテナ側の共振周波数はトリマーで最も下げても20.6
Mc、RFアンプのそれは最も上げても19.5Mc、局発部分は20.5Mcとこの辺りも怪しい。 ガッ
カリして仕舞い、暫く頭を冷やす事にしよう。

5月19日 3連バリコンの上端(アンテナ回路用)の物が低域で短絡することは間違い無いのです
が上から見ただけでは到底分からずシャーシーを取り出すことになりました。

画像からは良く分からないと想いますが、一番右のローター、ステーター間に接触が見られました。
接触している部分を根気良く少しづつ直し接触の問題は直ったのですが、何とステーターとその端
子間に数10Ωから100Ω程度の抵抗成分が見られました。 これは多分端子を形成している金属部
分が複数の金属で出来ており、その間で接触電位差に依る電触が発生したのではないかと想像し
ました。 一度この端子(6個)を分解せねばならず、その為の作業に可也の時間を費やすこととなり
ました。

またBFO回路は動作しているのですが何故かビートが発生せず、BFOの周波数を確かめてみまし
たが455Kc±数Kc可変と間違い無く、次にIFを確認したところ可也455Kcからズレており、再調整
後好結果が得られました。

5月17日 今日は実際に通電し動作を確かめてみた。 動作しないと伺ったBFOは何故か問
題無く動作していた。 次に各バンドが低域で動作しなくなると云う問題はその通りでバンド1
では略800Kcを境に動作しなくなり調べたところ3連VCのアンテナ回路のVCが短絡していた。
(局発とRF増幅用は各コイルでグランドに落ちているハズなのだが何故か浮いていたのも解せ
ない)近々VCを外し細かく見てみよう。 感度も低い様だがその前に可也ノイズが発生しており
コンデンサ類の交換が必要と想われる。 一部(BFO回路のペーパーコンと出力のカソードバイ
アスのケミコン)のコンデンサは近年交換された様だが他はオリジナルのままでこの機種の生
産期間1939~1945年で考えると既に69~63年が経過しておりコンデンサ類が劣化しているの
が寧ろ当たり前で先ずそれらの交換が先決と想われる。 

当初3月4月で完成させる予定であった本業のスタートが今年度予算の関係から4月半ばのスター
トとなって仕舞い、おまけに今日までに一応の結果を出さねばならないことが今月初めに知らされ
修理は殆ど出来なくなり、特にこの1週間はまともに寝ることも出来ない日々でした。 何とか夕方
第一弾を収めて参りましたのでこの間お預かりした物の輸送後の状態を調べてみました。 
上のHallicrafters、S-20Rは京都の方からお預かりした物でBFOが動作せず、各バンドの低域
も動作せず、感度も可也低下しているとのお話しでしたので可也難航するやも知れません。 この
種の通信機の修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

自分でもこの機種を以前持っていたのですがこのところ見た記憶が無く、可也昔【鉄腕アトム】の
主題歌の作詞で有名な詩人のSTさんに譲って仕舞ったかも知れません。 アー歳は取りたくない

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●Drake SPR-4 & FS-4

2008-05-16 19:57:19 | Weblog

 

昨日、今日と取り組み先ずシンセサイザFS-4からの信号をSPR-4に取り込む簡単な追加工事
を行った。 FS-4の英文マニュアルは甚だ不親切でこの説明だけでは好結果が得られないことも
多いのではないかと思った。 偶々SPR-4の回路図も手元に有り、また水晶発振回路のことも
分っていたので事無きを得たが、上記説明だけでは接続を誤る可能性大である。 次いでご依頼
の有ったダイアル・ポインターのズレを補正し、プリセレクターの上端付近での空回りを診てみたが
(中央の回転軸の周りに遊星ギア?を配し外側の軸を回転させるのでは無いかと想像する)減速
機構が上手く機能してなかった。 原因は不用意に油を注入してしまった様でトルクが掛かると空
回りに近い状態となっておりここは直せない。 またモード切換えが重いとのお話しでその通りだ
ったがこれも使われているロータリー・スイッチの機構上の問題で如何ともし難い。 余談になるが
各バンドの動作チェックを行っていたいた際、Eスポなのであろう21MHzで北海道のアマチュア局
や遠くパラオのT88CQ局が窓の外に少しビニール線を出しただけの簡単なアンテナで受信出来た。

別の所にも記した様この数週間は殆ど修理には時間が割けず多くのお預かりした物の輸送後の
状態も確認出来ずにおりましたのでこのDrakeのSPR-4(ワードレーループタイプの全波受信機)
とオプションのFS-4(シンセサイザー)も外観のチェックのみを行いました。 FS-4は初めてですが
英文のマニュアルが付いていたので先ずそちらに目を通してみましょう。 この種の受信機の修理
に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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●SONY 5-303

2008-05-11 21:21:42 | Weblog

久し振りにオークションでSONYの5-303を手に入れました。 届いた物の外観は中々で期待が
持てたのですが通電したところ音声は何とか出ておりましたが、高圧が出ていることを示すパイ
ロットランプは点灯しているもののラスターは出ませんでした。 内部を見て驚かされたのが上の
画像で(見え難いのですが)、CRT内部に紫色のグロー放電が見られました。  これではラスタ
ーが出るどころではありません。 昭和20年代のCRTに真空度の低下が見られたことは数度経
験しましたが昭和30年代半ば以降の物では初めての経験となりました。

今回のCRTは記された日付から昭和39年9月17日に交換された物の様です。

真空度が何らかの原因で低下し、グロー放電している以上残された道はCRTの交換しか無く、上
下の画像は他からCRTを移植し動作させたところです。(5月16日加筆 先日記し忘れておりまし
た。 ビデオ増幅2SC15のE-Bが短絡しておりましたが時間が無く以前修理しておいた別の基板
に差換え撮影致しました)

 

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●松下 T-1440 (昭和32年)

2008-05-09 18:21:05 | Weblog

5月10日 垂直直線性、及びセンタリングの調整、局発の微調整を終え、セレン部分を見てみたところ古いセレンにシリコン・ダイオードがパラに接続されていたので回路を直しシリコン・ダイオードのみとした(古いセレン整流器は今回の様に内部でスパークを発生するので使わない方が無難)。 下の画像は暗いが実際は十分な輝度が得られている。 水平の中央部分に出ていた白い帯びを水平のドライブ・コントロールで調整しようとしたがこの機種にはこの用意が無く、また左程目立つものでは無いので今回はパスした。

3月、4月で取り組む予定だった本業が大幅にずれこみこのところ忙しく飛びまわっており中々
修理に時間が取れないこの頃です。 そんな中、今日お預かりしたのは昭和32年6月に発売
された松下のT-1440(11チャンネル仕様)で修理の打診があってから暫く時間が経ち半ば忘
れておりました。 お話しでは3ヶ月程良好に動作していたのがある日突然映像が出なくなった
とのことでした。

内部はコンデンサ類が最近交換された様で、心得の有る方が手掛けた様見受けられました。

伺った通りの症状で、水平発振、水平出力、ダンパー、フライバック・トランス、高圧整流と当って
行きましたが水平出力のグリッドでは約100Vp-p有り、入力振幅は十分ですがプレート側では
少なくアークも1mm程度しか飛びません。 結果から申し上げれば高圧製流管1X2Bのフィラメント
プレート管の短絡で、これまで可也の数の高圧製流管を見て来ましたがエミ減や真空度の低下
は多く経験しましたが短絡と云うのは初めてでした。 また負荷が重たい状態が続いた為か水平
出力25E5のgm(TV-7での実測値は19/50と)が可也下がっておりました。 他に下の画像に見
られる様、垂直直線性、センタリング、一部のチャンネルの周波数ズレ、セレン内部でのスパー
ク等の問題が有り、何処まで修理を行うかご依頼主に確認して見ましょう。  この種のテレビの
修理はこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

可也上部で伸び、下部で縮んでいる。 また左に寄っており、中央部分に縦に白い帯が見られる

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●原産国不明のFM/AMラジオ

2008-05-04 23:17:02 | Weblog

今日お預かりしたのは大きさのわりにはズッシリ重いFM/AMラジオで原産国は不明ですが以前
扱ったニュージーランド製のFMコンバーターと同様の部品が使われておりました。 早速コイルの
巻き直し等に取り掛かり少し難航しましたが好結果が得られました。  タダ入力側は非同調なの
で決して高感度とは云えません。 構成はトランジスター1石+1チップで先日手掛けた1980年代の
Robertsの物より更に新しい物と想われます。

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