4月2日 昨日発送した物が無事着き、映像/音声共良好で大満足とのご連絡を頂いた。良かった!
3月31日 部品交換を終え(周波数変換、VIF増幅(x2)合計真空管3本を含む)細部の調整に移っ
たがチューナーの周波数が合わず、1チャンネル分近くズレていた。 仕方なく各ターレット内のコイ
ルを調整するしかないかとも考えたが念の為、6M-HH3の代りに使ったInternational製の6J6Aを
RCA製の6J6Aに交換してみたところ好結果が得られた。 多分Internationalの物はcgpが少し大
きかった(1pF程度?)様である。 幸いCRTの輝度も十分でセンタリング、サイズ調整を終えこれに
て修理完了とした。
一昨日お預かりした東芝14ES(昭和34年9月発売)に取り組んでいたが今日は何とか動作する
ところまで漕ぎ着けた。 未だ細かい調整と一部の部品の交換は済んでいないが特別な問題が
見付からない限り後1日程で終わらせることが出来そうだ。 この種のテレビの修理に付きまして
はこちらのホームページからお問い合わせ下さい。 ところで今回のテレビは最近までだましだ
まし使われていたとのお話しであったが俄かには信じ難い状態でこちらに届いた。 少し心得の
有る方がこれまでに手を加えた様で特に垂直偏向部分には可也の(良く意味が解らない)改造
が施されていた。
上の画像は届いた時の垂直偏向部分。 下はオリジナルの回路に戻したところ。
一部のコンデンサが交換されていたが昭和35年当時の物も少なく無くこれでどうにか動作して
いたと云うのが俄かには信じ難い。 (上の画像は今回少し部品を交換した後のもの)