テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Seeburg、 247

2010-08-31 13:53:24 | Weblog

今日手掛けたのは Seeburg の 247 でお話では 60Hz仕様の為回転数が低く、また他にも演奏
終了後レコードが戻らない(動作がそこで止って仕舞う)。また選局を誤ることが有ると云
うものでした。     この種のジュークボックスの修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

先ずは 60Hz電源を用意し回転数の問題は無くなった。

演奏終了を検出するリードスイッチ用のマグネットが無くなっていた。幸い部品取りの物を
もう一台お持ちだったのでそこから外し、近くの 100円ショップで瞬間接着剤を購入して好
結果を得た。左のツィーターから音が出ていなかったがアンプに問題がある様で簡単には直
りそうになかった。 またアンプ部分は国内で以前手が加えられていたが可也乱暴な方法で固
定されていた。  合計 10数曲を選んで演奏させてみたがこの間に選局ミスは全く見られ無か
った。

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AMI Cadette DX (CMM4-25D)

2010-08-28 14:42:10 | Weblog

 

今日手掛けたのは AMI のCadette DX (CMM4-25D) で1960年代末~1970年代初頭の物と想わ
れる比較的小型のジュークボックスで EP 盤を使ったモノラル機でした。  メインアンプには
真空管、プリアンプはトランジスタと云うハイブリッドタイプです。 この種のジュークボッ
クスの修理はこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

メインアンプ (7868p-p) とプリアンプを繋いでいる上の画像に見られるコードの束を動か
すと音量が変化し、どうもメインアンプ側のコネクタに問題が在りそうだった。

下の画像からは見えないかも知れないが電解コンデンサの幾つかが液漏れ(容量抜け)を
起こしており交換を要する。 (片端から白い泡状の物が漏れ出している)

プリアンプは半導体使用で、こちらも電解コンデンサが気になったので交換した。

使われているコネクタは国産にはピッタリの物が無く仕方なくピンを外し一本一本研磨した。

コンデンサを交換し、コネクタ部分の接続も確認した。 近々組み込んでみよう!

8月29日 サテ後は組み立てるだけと意気揚揚ご依頼主のお宅に向かった。 片方のスピー
カーのコーンの破れが気になったので先ずはその修復に取り掛かった。

組み立てたものの音量が少ない。 回路を追う中でキャビネットの一番下にウーハーが組み込
まれていることが分かり、上の画像のスピーカーはメインでは無く、中音と高音を担当して
いることが途中入れられていた簡単なネットワークから判明した。 音量以外にも音量調整が
CW で最大とならず、CCW でで増したりと可笑しな現象が時々見られた。 現場ではこれ以上
取り組んでも進展は望めそうも無かったので今日も持ち帰ることになった。

この機種の少し後のモデルのサービスマニュアルをお持ちだったのでお借りして来た。全半
導体のしかもステレオモデルの物だったのでそのままと云う訳には行かなかったが可也の部
分を知ることが出来た。 回路を細かく調べた結果トランジスタ Q6 と Q7 の電極の電圧が
異常でこれらに問題が有りそうだった。

結果としては Q6 (シグネティックス S300 B7101) がオープンとなっており、低周波の小信号
用なので手元に有った 2SC1684 で置き換え好結果が得られた。   しかし回路図には入力端は
記されていたが出力端が記されておらず戸惑った(本来のマニュアルならこの辺りは問題無
かった可能性が有り改めて本来のサービス・マニュアルが望まれた)が、音量調整が可笑し
くなった理由が少し分かって来た。 

8月30日 朝から伺い十分なパワーが得られ喜んで頂けた。 良かった!

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McIntosh、 MX-110

2010-08-27 13:57:18 | Weblog

今日お預かりしたのは McIntosh の MX-110 でこれまでに何度か手掛けた FM のカバレッジの
改造だが動作を確認したところ電源スイッチの機能、及びパイロットランプに問題が見られま
たステレオインジケーターが機能していなかった。この種のチューナーの改造、修理に付きま
してはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

8月30日 ステレオ・インジケーターが点灯しない問題はランプのドライブに使われている
トランジスタの hfe が減少した結果と想われたが同一の物は無く (手元に在った回路図が初
期の物だったからか実際とは可也相違していた) 38KHz検波増幅用真空管で回避した。

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QUAD の FMチューナー + マルチプレクサ

2010-08-27 13:54:08 | Weblog

 

8月30日 チューナー本体及びマルチプレクサの動作確認を行い問題が無い事を確認した。下
の画像からはセンターメーター代りのネオンランプが+-共に点灯しており=センターを示し
ている。

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トヨタ セリカLB 用カーラジオ(昭和48年)

2010-08-24 16:27:23 | Weblog

今日お預かりしたのは神戸工業製の昭和48年製トヨタ セリカ LB に使われているカーラジオ
で先日煙が出て電源が入らなくなったと云うお話の物でした。この種のカーラジオの修理に
付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

焦げていたのは 0.数オームと想われる捲線抵抗だが不思議なことにこの抵抗には回路が繋
がっておらず(以前誰かが回路を変更した)今回の煙が出た症状とは無関係と想われる。

問題無く機能しており修理のしようが無いが使われているケミコンはそろそろ
交換した方が良い時期になっていることは間違い無い。

8月25日  回路を調べたところ焦げていた抵抗は終段のエミッタバイアス用で可也の電流が
流れたことが想像出来るが終段のトランジスタが熱暴走したことは考え難く想像では露出し
ているコレクタがシャーシに接触したのでは無いかと想えた。  何れにせよ改造を加えたり、
回路をいじった場合にはその旨ご連絡頂かないと必要の無い処で時間を費やすこととなる。

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Howard Miller の電気時計

2010-08-20 16:21:34 | Weblog

今日お預かりしたのは米国 Howard Miller 製の大きな電気時計でお話では 1時間で 15分程遅
れると云うものでした。  この種の電気時計の修理に関しましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 

8月26日 頼んでおいた電源が届き早速動作を確かめてみた。 仕様上は周波数
精度は ±0.1%なので 1時間で ±3.6秒となる。 

 

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SONY、 ICR-120

2010-08-19 16:19:14 | Weblog

 ICR-90 の修理が上手く行ったので先日修理を諦めた ICR-120 に取り掛かった。 しかし普段
パソコンのキーボードとマウスパッドを置いている猫の額程のスペースで (冷房の有る部屋)
の修理なので小さなラジオの修理が精一杯かも知れない。   この種のラジオの修理に付きま
してはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

これまで軽視していた出力から低周波入力えの NFB 回路を診てみた。 結果 RC フィルター
を形成していると想われる10Kが断線していた。 ただ今回の物は約 2.5mmと小さく迷ったが
容積では 4倍程の 1/10Wサイズの物で置き換えた。

上手く動作し始めたので筐体に組み込んだが何故か低周波?での発振がみられ再度
分解し回路を診てみる必要が有るが今日は疲れたのでまたにしよう!

8月20日 電源のデカップリングの問題かと想像したがどうも通常考えられる部分で
は無い様だった。 結果から申し上げると SEPP 出力に上の画像の様なコンデンサを
加えることで発振は停止した。 対処療法だがこれで暫く使ってみよう。

8月21日 昨日から ICR-90 と ICR-120 のスピーカーを確かめてみた。ボイスコイルが内部で
切れているものは最早自分では手が出せないが 3台の内の1台は何とか直せそうだったので普
段使っている 0.08φのポリウレタン線では無くもう一回り細いスズメッキ線で挑戦してみた。  
幸い上手く繋げたので接着剤で固定し多分後 2時間程で使える様になるだろう。  しかし今回
のコーンは紙では無くプラスチックフィルムの様な感じで熱に弱く接続が難しかった。

スピーカーの修理が上手く行ったので組み込んでみたが音声出力が無い。上の画像のイヤフ
ォン・ジャックも導通を確認した上で使ったのだが再度分解し内部を診て見た。多分接触不
良と考え接点部分を磨き再度組みたて好結果を得た。 この 2日で何とか 2台が活き返った!
しかしこのイヤフォン・ジャックに使われている 0.4φ程のピアノ線はバネ材としては問題は
無いが半田付けが何ともやり難い。

8月22日 3台目に取り掛かったが先ずスピーカーの引出し線の片方が溶けて無くなっていた。
何とか頑張って直したが後は明日以降に取り組もう。

8月23日 3台目も動作する様になった。 同一モデルを纏めて修理するのは
効率が良いのは間違いないが流石に細かい作業で疲れて来た!

8月23日 サテ 4台目はどの基板を使うか上下の画像にある 2枚を比較してみたが 1枚は以前
サンドブラスターで表面を研磨した際に一部のパターンまで研磨して仕舞っていたので下の
画像の左の物で作業を進めた。   一応動作したものの歪みが多く調べたところ今回も NFB 用
の抵抗が断線していた。

4台目も良好に動作する様になったがサテ、5台目以降をどうするか........

8月24日 5台目は幾つかの問題を含んでいたが最も大きな問題はパターンのクラックで一見
繋がっている様に見えたが実際には繋がっておらず一度諦め掛けたが好結果を得られた。

8月25日 ついに 6台目として先日サンドブラストで研磨し過ぎた物に取り掛かった。
パターンが無くなっている部分が多く難航したが非常に高感度の結果が得られた。
これで目下手元に在る全ての ICR-90/ICR-120 のレストア(一部は基板のみ)が終わ
った。

8月27日  ICR-90/120 は全て目を通したと想っていたがもう一台見付った。 VC が固着して
おり、多分内部で電極が腐蝕し容積が増したのだろう。 他に VR の擦動子が浮いている様で
使えなかった。  この VR も手に入るなら問題は無いが直径 10φの小型 VR は無く、何とかな
らないかと修理を試みてみた。

下の画像の中央の擦動子が変形しているのがご覧頂けるか自信は無いが何とか修正
出来 VR も使える様になった。  何とか 7台目も動作してくれ連続試験を開始した。

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Blaupunkt, Frankfurt?

2010-08-18 13:05:17 | Weblog

今日お預かりしたのは Blaupunkt の 4バンド、カーラジオで FM を日本バンドに改造するご
依頼を頂いた。 名板が無くなっていたが多分 Frankfurt と想われる。この種のカーラジオの
修理、改造に付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い
合わせ下さい。

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三菱 6P-125 (昭和37年) 2台

2010-08-15 16:24:45 | Weblog

ネットオークションに出品していた 6P-125 が落札されたので補充をした。 しかしこのモデ
ルをこれまでに何台手掛けたか?  多分 30台位になると想うが何故かこのモデルの CRT は輝
度が高い。この種のテレビの修理に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

8月16日 ついに暑さに負け冷房の効く隣りの部屋で作業をすることにした。 ランニングの
結果チューナーの接触に問題が見られたので分解し接点部分のクリーニングを行い好結果を
得た。

8月17日 もう 1台に取り組んだ。 映像増幅と輝度調整が機能しておらず、症状から -64V電
源が出力していないことが想像出来たが予想通りこのラインのリード線が切れていた。一部
のケミコンを交換し略良好な結果が得られた。

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SONY、 ICR-90

2010-08-11 14:30:00 | Weblog

久し振りに IC ラジオに取り組んだ。 仕事場にはエアコンが無く暑い中細かい作業とならない
ことを祈っていたが幸い配線数本の問題で解決した。 後は数日間連続運転を続けてみよう。
この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い
合わせ下さい。 *このブログにメッセージを頂く場合(返信を要する場合は)メールアドレス
も記して下さい。

しかし内部の基板を表に出すだけでもパターンや配線が切れるので神経を使う。 

8月13日 外部電源での連続試験が良好だったので今日は電池を内部に組み込み引き続き連
続試験を続けた。   多分後 2日連続で動作させ問題が見られなければ当面問題は起こらない
だろう。

8月17日  内蔵の電池を略フルに放電させ (完全に放電するまでは機能しない) この機種が動
作しなくなるまで連続試験を行ったので昨日は自作の充電器での充電を行った。今日は最終
的な試験をと取り掛かったがどうも様子が可笑しい。  通電 2-30分で歪みが大きくなった。
充電が不十分だったのかと端子電圧を測定してみたが 2.54Vと十分な値だった。 折角ネット
オークションで落札頂いたのにとガックリ落ち込んで仕舞ったが気を取り直し内部を調べて
みた。 当初終段の SEPP を担っているトランジスタの問題かと考えたが実際は想いもしなか
った出力から音声入力に NFB を掛けている抵抗の断線だった。 

その後 2時間程連続運転を行ったが問題無く機能していた。 問題の抵抗の構造を知らないが
炭素皮膜とリード線の結合強度は余り強くないのだろう。 しかしこの機種だけでは無くICR-
100 でも時間経過と共に歪みが増したり、音量が低下する物が有ったが原因が分からず修理
を諦めた物が何台か有るがそれらをもう一度見直してみよう。

8月18日 部品屋さんに寄ってから仕事場に着き早速 NFB 回路の抵抗を加えた。下の画像の
中央寄り左上に見えている白いリード線の下に見えている抵抗でこれまで 1/10W  (約3.2mm
x1.7φ)の物と想っていたが実際は 1/4W定格とのことで驚いた。  連続動作試験と平行して
電池の充電も再度開始した。

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AWC (Antique Wireless Club) のミーティング日程

2010-08-09 15:15:42 | Weblog

AWCの今後のミーティング日程は次の通りです。  会場は世田谷区立 玉川台区民センターで
時間は午後1時~4時です。 お申込みはその週の水曜日までに小生宛て (こちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ ) にお願い致します。  8月14日、9月11日、10月16日  
●先頃ラジオの収集を始めたと云う様な方でも、子供の頃ラジオを作っていたと云う様なラ
ジオ少年、少女も大歓迎です!

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テレビ、ラジオの修理【強化】月間

2010-08-09 14:54:56 | Weblog

暑い日が続いておりますが、暑さと共にテレビ、ラジオの修理のご依頼が減っており今でし
たら直に取り掛かれますので修理をお考えの方は是非この機会をお見逃し無く。お問い合わ
せは HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。 平日でしたら直接お持ち頂く
ことも可能です。

先日、松下の昭和33年製テレビ T-14C1T(下の画像)のレストアを担当させて頂きましたが、
ご依頼主からはその後二度非常に良好に動作しており日を追って ますます調子が良くなると
のお褒めの言葉を頂戴致しました。 修理屋冥利に尽きるお言葉でした!

 

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Blaupunkt の Frankfurt 4台

2010-08-03 17:02:36 | Weblog

Blaupunkt の 1960年台末頃から1970年代中頃までの Frankfurt 4台のカバレッジの変更のご
依頼を頂いたので早速取り掛かった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこ
ちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

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帝国電波 RP-106

2010-08-03 16:59:11 | Weblog

1970年頃の物と想われる帝国電波 (クラリオン) 製の 7石カーラジオで FM に改造出来ないか
と云うお話だったがダイアルポインターの駆動が後年のダイアル糸を使った方式なら融通が
きいたのだが残念ながら諦めた。   この種のカーラジオの修理,、改造に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

製造後可也の年月が経過しており先のことを考えるとケミコンは交換しておいた方が無難な
ので切れていたパイロットランプ共々交換した。

 

 

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