テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

エアコン用スイッチ

2009-08-27 13:24:39 | Weblog

 昨日お預かりしたのは以前 BOSCH のモーター・テスターでお世話になった四国の著名なワー
クショップからのご依頼で、車のエアコン等のコントローラーが何とかならないかと云うもの
でした。    お送り頂いた物はワンチップ・マイコン(マイクロ・コンピューター)が使われた
可也高度なコントローラーで、このユニット単体でこちらで出来ることと云えばスイッチ類の
機能の確認と、半田付け部分に問題が無いかの確認が精一杯となります。 

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R-390A

2009-08-26 15:39:59 | Weblog

 

    今日お預かりしたのはコリンズ製の R-390A でお話しでは全体的に感度が悪く、またLocal
Audio と Line Audio が変に影響しあっており、またスタンバイ位置で電源が OFF となって仕
舞うとのことでした。  受取った物を確認したところ伺った通りの症状と加えて音声出力が
極端に小さかった。 幾つかの問題は誤配線に依るものと想われますが回路を追うのもこの機
種の場合簡単では無く時間を掛ければ直せるとは想いますが ご予算もあると想われますので
先ずは伺ってみましょう。 この種の受信機の修理、改造に付きましてはこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

8月27日 ご依頼主からゴーサインを頂いたので先ず真空管の gm を調べ始めた。結果 V501
(1st IF) 5749/6BA6W が 18/41と致命的で、また V506B (Detector) 5814A が 23/56と交換を要
する値だった。  サテ、手元には 6BA6、12AU7 しか無いかも知れないが先ずはこれらを使っ
て作業を進めてみよう。  帰路通勤電車の中で想い付いたのは 100KC Multivibrator用 V206を
V506 に、また BFO 用 V505 を V501 に使って変化をみてみよう。 (多分発振用は左程 gm に
は関係しないと想われるので)

8月28日  予想通り真空管の交換に依って感度はドラスティックに上がり、次いで感度、及び
キャリア・メーターの調整を行った。 Local Audio と Line Audio が変に影響し合うのは各々の
ボリューム部分での誤配線では無いかと調べたが配線に誤りは無く、別の問題の様である。 
サテ?

8月29日  昨日に引き続き Local 出力と Line 出力間の問題に取り組んだが何とも原因が分らな
い。 各部の電圧や、使われているコンデンサ等も個々に見てみたがハーメチックシールの効
果は絶大で全く問題は見られ無かった。 仕方なく電圧では無く各部の波形をシンクロで確認
したが前段のグリッドでは異常は見られなかったがプレート側にはハッキリ問題が見られ、ま
たその問題が Line 出力管 6AK6 を抜くと収まった。   ここで時間切れとなり帰路に着いたが今
日のことを総合すると次のことが想像出来る。(音声出力ユニット内部には後から手が加わっ
た形跡は全く見られなかった)  Local Audio の初段のカソードには出力段のプレートから 220
KΩ で NFB が掛けられているが、このカソードへの NFB が Line Audio のプレートに接続され
ているか、またはカソード回路が同様Line Audioに接続されているのでは無いかと想像される。 
これが当っていると今回の受信機は製造時からこの問題が在ったこととなる。 以前 SP-600 で
もバンド幅切替部分に誤配線が2ヶ所見られたことが在ったが今回も同様のことかも知れない。 
しかし疲れた!

8月30日 早目に投票を済ませ仕事場に向かった。しかし投票所で列が出来ており少し待たさ
れたのは始めての経験で待たされたことが感心の高さを表している様で寧ろ嬉しかった。 
果たして政権交代は為されるのか? サテ、机上でのシミュレーション通りとなるか早速調べ
を進めたがことごとく予想とは異なり全く問題は見られ無かった。 出力トランスや回路も細
かく見てみたが何も問題は無い。 半ば諦め掛けていたが原因は全く別の所に在った。分かっ
てしまえばなーんだと云うことになるが何とも長い道のりだった! 修理風景を撮ってみた
が余りのちらかり様に掲出は諦めた。  20:16 政権交代が現実のものとなり先ずは一安心!

8月31日 次のステップはファンクション・スイッチの問題でスタンバイ位置では電源が入ら
ないと云うものでした。  多分機構上の問題と想像出来ましたが、何れにせよ前面パネルを外
さなければならず簡単ではありませんのご依頼主に確認させて頂き改めて ゴーサインを頂い
たので作業を進めました。

予想通りファンクション・スイッチ部分のカムの移動量が微妙で使われているマイクロ・スイ
ッチの動作位置が少し変わったのかも知れませんがこちらは手が出せず、カムの方を少し削る
ことにしました。

上の画像の黒く印を付けた辺りがスタンバイ位置でこの辺りを 0.5mm程削って結果を見てみま
したが問題無く動作する様になりましたので組込んだのですが何と動作せず慌てましたが調べ
たところ RF ゲインの VR のところでグランドライン 2本が切れており、またパイロット・ラン
プ回路の半田付けが外れておりました。  最後にギアトレイン部分をグリスアップし作業終了
と致しました!

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Philips, Discoverer (再) + 親父のボヤキ

2009-08-25 21:25:42 | Weblog

 

●ディスカバラーの修理に関するお問い合わせを頂きましたがこちらにメッセージを頂くだけ
では連絡が取れません。   詳細は小生の HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からか、そちらの
メールアドレス、または電話番号を記しご質問下さい。

先日フランスのテレビ収集家から日本製テレビに関する質問が寄せられた際  欧州製のテレビ
に関することなら何でも聞いて呉とのことだったので Philips、Discoverer の  回路図を探して
いることを伝えておいた。  彼が属しているフォーラムにその旨を発表して呉れた結果見付か
りPDFフォーマットで回路図が送られて来たので早速調べを始めた。電源のメインは BUK444
/500B と云う Power MOS FET でドレインとソースに入れられたフューザブル抵抗 (1Ω) が両方
共切れていた。  只幸いこの FET も、また正帰還を担っているトランジスタにも問題は見られ
なかった。  次いでダイオードのチェックに掛かったがどうもツェナーの一つが短絡している
様なので明日にも調達して来よう。 (可也のストックも在るが消費電力に心配な点が有り余裕
の有る物を買った方が無難そうなので)サテ、上手く行くと良いのだが! 乞うご期待

8月26日   短絡していたツェナーを交換した結果電源部は発振してくれたが未だ出力電圧は殆
ど出ない。  どうも回路の動きが良く分らないが PWM の様な感じで、幅の狭いパルスが繰り
返し出力されているだけなのでこれがもっと幅の広いものにならない限り本来の出力は出そう
も無い。  念の為怪しげなサイリスタも交換してみたが変化は見られなかった。 残念

サテ、8月も残すところ数日となりましたが今月は何とも修理依頼が少なく何とか借りている
部屋代は払えたがこの調子が続いた場合店をたたまなくてはならなくなりそうだが果たして来
月以降どう推移するか?  明日はこちらのブログを読んで頂いている宮崎の方から久々に修理
品(R-390A) が届く予定だが多くの方々から修理依頼が有る事を祈るばかりなのであります。

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BOSCH、 MOT206 モーターテスター

2009-08-18 18:19:35 | Weblog

 

今日お預かりしたのは BOSCH の MOT206 で以前手掛けた MOT210 より少し古いモデルと想わ
れます。 電源は入るもののモニター (ブラウン管) 部分が動作しておらず、調べたところ電源に
問題が在りそうだが何せ回路図始め資料が無く、回路を端から追うしかなく可也の時間を費や
しそうだ。  この種の機器の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

8月19日 修理のゴーサインを頂いたので本格的に修理に取り掛かった。 立体的に構成されて
おりパット見た目は左程の部品点数では無い様に見えるが平面に展開すると可也のものとなる。 
しかしこの平面に展開出来ることがどれだけメンテナンスをやり易くしていることか!   この
構造にしてくれた技術者にエールを送ろう。

先ず何と言っても基本の電源回路を追った結果問題点を幾つか見付けられたが今日は何時
もお世話になっている部品屋さんが夏休みで明日以降電源周りの部品を調達して来よう。   

電源を調べながら負荷の電流が大きいことに気付き、また上の画像の出力ユニットからの発熱
量が多いことに気付かされた。   上のユニットは X (水平) 軸用アンプで使われている Philipsの
BDX62 と BDX63 はダーリントンタイプの可也 hfe の高い N, P チャンネルアンプで昨年類似機
種の修理を行った際、チョット無理をしてアイルランドの店から余分に買っておいた物が役に
立ち、日の目を見た。 因みに下の画像に在る回路図は今回の機種では無く類似機種の物です
が少しは参考になりました。

8月20日 上手く動作し始め一安心。 しかし一連の BOSCH のテスターでは BDX62 等出力トラ
ンジスタに起因する問題が 7-8 割の感じで見られたが放熱の配慮がもう少し必要だったのでは
ないだろうか。

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Philco, G4654L (再再々)

2009-08-15 18:13:49 | Weblog

またまた持ち込まれた G4654L は電源は入っているが真空管が全て点灯しないと云う症状でし
た。  真空管、或いはソケットの問題かと想像しましたが  実際は下の画像に見られるラッシュ
カーレント吸収用サーミスタの断線でした(上の物が本来の大きさですが、徐々に小さくなっ
たのが下で、小さいだけで無くリード線が取れておりました)回路図にある様、冷たい状態で
は 400Ω、熱くなると 11Ωに抵抗値が下がる優れ物ですが同様の物は手に入らずセメント抵抗
に替えました。

8月15日 上の画像に見られる様一応動作はし出したが音声出力が無く、また垂直同期に不安
定要素が見られた。   そのままとする訳にも行かないが先ずはご依頼主にご意向を伺ってみよ
う。 8月16日 ゴーサインを頂いたので調べ始めたが音声出力の P、G2 には 260V 程が加わっ
ており、また OPT にも問題は見られなかった。 サテ  K の電位は約 55V、G1は 135Vとこれで
は動作しない。   K の電位は本来 145Vでこれは 140V電源が略そのまま加わっているのだがつ
まり 140V電源回路に問題が在りそうだがここはシャーシーを取出さないと当れないので 明日
に回したが、この部分に使われているケミコン 100μが怪しいが低圧 (テスター) では問題は見
られなかった。

8月17日  兎にも角にもシャーシーを取り出さねば細かく診れないので苦労してシャーシを外
したがこの機種の場合その都度泣かされる。 140Vラインの 100μ/200Vとブースト回路の 10μ
/450V も念の為交換して結果をみた。 

ケミコン 2個の交換後も 140Vラインは 55V程にしかならず、こうなると音声出力の12CA5しか
思い当たらず新品に交換してみた。   結果音声も出て、同期も良好になった。 未だ細かく診て
はいないがどうもこの出力管内部に短絡等の問題が起きている様である。 外した12CA5をチュ
ーブチェッカーで調べ様として気付いたのはヒーターが点灯せず、可也発熱していた。つまり
可也エアーリークしており 140Vラインが 55Vしか無いのは 12CA5のプレート電源 265Vをこの
出力管を通じてカソード側に供給していたがその出力管が動作せず電圧が上がらなかったと想
像出来る。  因みに B電源の 275Vを 18KΩで落としているが 140Vとすると 7.5mA程しか流れな
いことになるが140Vラインの負荷は 7.5mAとは到底考えられないので多分この想像は間違って
無いと想う。

9月5日 先日修理を行った物がまたも動作しなくなったとのことで運ばれて来た。サテ今回は
何が問題なのか  原因は+B回路に入っているヒューザブル抵抗 (上の画像) 5.6Ωの断線であった。 
ここをセメント抵抗に替え様子を見たのが下の画像です。 しかしこうもアチコチに続けて問題
が出た Predicta は初めての経験となった。

9月12日 上のヒューザブル抵抗と同様の巻線抵抗が電源回路に使われておりこれも近い将来
断線の可能性があるので思い切って交換した。  また試験中水平振幅が少し不足している様だ
ったので水平出力、及びダンパー管も交換した。  サテ、これで暫く問題は起きないだろう!

それまで普通に動作していたのだが、電源回路に使われている(下の画像の)巻線抵抗の
リードをニッパーで切り、抵抗値を測ったが殆どオープンとなっていた。 本の少しの力が加
わっただけで断線して仕舞った様だが思い切って交換しておいて良かった。 交換せずお返
ししてもこの部分でまた問題を起こしたことでしょう!

9月15日 ランニング後の物をご依頼主が引取りにいらした。 その後客先に収めたものの何と
も解せない報告を頂いた。    VHF の地上波 (アナログ) は良好に受像しているが肝心の DVD か
らの信号は雑音が多い。1階に DVD とビデオコンバーターが置かれていてテレビその物は 2階
に設置されており同軸で RF 信号を持って来ているとのことだが、先ず地上波が 良好に受像出
来るのが可笑しい。 症状からはビデオコバーター~テレビ間の同軸が怪しいが? さて

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東芝製16インチカラーTVの修理

2009-08-12 14:26:53 | Weblog

  先日組み込んだ 16インチのカラーテレビの輝度が高すぎるので何とかならないかとのご依頼
を一昨日頂いていたので今朝は修理済の8ミリ映写機2台を納めながら修理に取り組んだ。 
上の画像に見られる様確かに白っぽいコントラストの低い画像となっていたので類似機種で調
べておいたスクリーン電圧の調整を行おうとしたが調整が効かず、補助の輝度調整で輝度を絞
ったががコントラストは変わらず再度スクリーン調整 (回路) を調べてみた。   スクリーン電圧
調整用のポテンショメータには直列に 570KΩが 2本入っていたが片方がオープンになっていた
為 500KΩを加え好結果が得られたのが下の画像。   その際垂直振幅が気になりそこを調整した
のが 3枚目の画像です。

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Blaupunkt, Koln (自動選局機能付)

2009-08-10 00:00:46 | Weblog

先週金曜にザット診させて頂き 今日から本格的に取り組んだ Blaupunkt の Koln でものの見事
に動作してなかった。   先ず自動選局機能が全く動作しておらず可也難航しそうだが先ず音声
回路から取り組んでみた。 低周波は 4段となっているがその初段の入力のケミコン (0.5μF)が
容量抜けを起こしていた。   他にも同じ様なケミコンが数個使われていたのでそれらを交換し
た結果低周波段は良好となり、次に終段のベースバイアスを調整しコレクタ電流を減らした。 
これでアンプ部分の発熱も少なくなり無信号時の消費電流も 0.4A程度から半分に減った。 し
かしどうも動作が不安定で問題はバンド切替スイッチ部分に在るがサテここは簡単には修復不
可能だがどうするか?  この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

8月10日 バンド/モード切替スイッチ部分のレストアに取り掛かった。 一部パターンにクラッ
クが入っている様に見えた部分も有り確かに可也改善されたが完全では無く、一応 FM は動作
する様になったが音量がイマイチだった。 しかし今回の機種の様に多バンド (Kolnは長波、中
波、短波、FM の 4バンドで且つ自動選局機能付)となるとバンド/モード切替部分での不具合
の発生確率は一挙に上がる。

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8mm 映写機2種 フジカスコープM30、FUJICS SV-70-0

2009-08-09 13:21:06 | Weblog

お世話になっている T 放送局から 8ミリの映写機を直して欲しいとのご依頼を頂いた。 専門で
は無いが兎に角診させて頂くことにしたが、上のフジカスコープ M30 は単にメインのドライブ
ベルトが溶けて無くなっていたのと電源コードが欠けていた。  グリスも可也硬くなっていた。

下の FUJICS、SV-70-0 も同様にメインのベルトが溶けて無くなっており、リバース用のベルト
も変形していた。 ランプも無くなっていたので明日にも秋葉原でゴムベルトとランプ(コー
ルドビーム)を探してみよう。   誤ってシャッター板で右手の人差し指を切って仕舞った、気
を抜いてはいけないのであります!

8月11日 秋葉原でゴムベルトを置いている店 5軒を回り使えそうな物を入手した。  コールド
ビームランプも手に入れ組み込み好結果を得た。 しかし人差し指は未だ完治はしてない!

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SONY , TFM-95とICF-S78

2009-08-07 15:41:34 | Weblog

昨日緑山スタジオから戻って来たテレビやラジオにこちらの物で無い物が含まれており、逆に
可也貸し出した物が不足していた。 この為朝から緑山を尋ね、倉庫を2箇所探し何とか見付け
ることが出来た。 サテ、昨日受け取った物を診させて頂いたが上の物は5年前にオークション
で落札頂いた TFM-95で  症状は電源が入らないと云うもので原因は電池用の電極を保持してい
るプラスチック部品が粉々になっていた(元々この部分の構造は十分とは云えず、可也の質量
を持った単一用としてはもっと構造を丈夫にする必要が有る)。   サテ、如何にして回避するか
だが単三を4本使う様に改造するのが良さそうだがご依頼主に伺ってみよう。この種のラジオ
の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

もう一台は ICF-S78 でこちらも電源が入らなかった。 原因は裏蓋のところに在る電池ホルダー
部分から本体の基板にピアノ線の様な物で結んでいるがどうもこの辺りの接触不良の様で両者
を磨き好結果が得られた。   出来ればピアノ線を本体の基板に接触させる方式では無く、リー
ド線を使った方が信頼性は上がりそうだ。

8月13日 【TFM-95の後日談】 単三 4本を使う方法のゴーサインを頂きAMでの動作確認を行
いご依頼主に返送したが、届いた物の音量が少なく SP に耳を当てなければならない程小さいま
た FM での動作はどうだったのか聞かれ、ご依頼の最後に短く在ったのを思い出した。   FM の
動作確認を行わなかったのはこちらの落ち度なので送料はこちらで負担するので再度送って 頂
ける様お願いした。

8月14日 届いた物は確かに音声出力が無く、先日出荷直前に動作試験を行った際問題が見ら
れ無かったのは何だったのか?  同じ横浜市内のご依頼主に送り返しただけなのに何故こうな
ったのかは未だにハッキリしない。  兎に角分解し調べを進めたが結果から申し上げればイヤ
フォン・ジャック(下の画像) のグランド端子 (黒リード、2本) がホット側に触れておりショ
ートしていた。   イヤフォン・ジャック部分で接点が問題となったことはこれまでにも何度か
経験したがショートと云うのは初めての経験となった。  問題はこれだけで端子を離し、以後
FM も AM(中波)も良好に動作していた。  受け取ったご依頼主が電池ホルダー部分をいじ
っている時にでもこのジャックの部分、或いはリード線に触れて仕舞ったのか、サテ??

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Philco, G4242L のレストア

2009-08-05 18:42:05 | Weblog

 

Philips の Discoverer の方は回路を追い回路図を仕上げてからの方が効率が良さそうなので後回
しにし、輝度が低くレストアを諦めていた Philco、G4242L に駄目元で取りんでみた。 何とか
使えるレベルに持って行けそうなので暫く取り組んでみたいが今日はこの後  緑山に貸し出して
いたテレビ、ラジオがトラック一杯戻って来るのでそろそろその準備に取り掛かろう。 
この種のテレビの修理、改造に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。

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Philips, Discoverer 14S11B

2009-08-04 13:24:03 | Weblog

 

昨日久し振りに引っ張り出したのが Philips の Discoverer、14S11B でアチコチ当った結果先ず
電源回路が機能してなかった (信号処理の IC 回路に問題が在るのなら諦めるところでしたが
電源回路なので何とかなりそうと少し期待しております)。  電源回路のメインには FET が使
われているのですがどうもこれをドライブしている信号が来ていない。 G、S にはグランドと
の間に 2.5Vp-p程度で数 10mSec.の鋸歯状波が加わっているが、G-S 間はゼロでこれでは動作
しない。(それともここは単なる発振回路か?)  随分前(多分 7-8年?或いはもっと前) に
マランツさんからこの機種の回路図を貰ったことを思い出し探してみたが見付らなかった。 
もっともおぼろげな記憶ではブロック・ダイアグラム程度のものであった記憶があるが (資料
が多過ぎる上に整理が下手なので困ったものなのであります)。 少し前にマランツさんにヤッ
ト電話が繋がり  電話口の事務員風の女性に話してみたが社外秘なので一切出せないとのこと。  
修理もしなければサポートもしない、ならばせめて回路図を出して呉れても良いのではない
だろうか?  国内のメーカーからは同様の回答を得ることが多くなったが世の中リサイクル、
リユースと叫ばれている割には逆行することが寧ろまかり通っている気がする。 

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