テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Porsche (1980年頃)用 松下製カーラジオ

2016-01-29 15:17:19 | Weblog

2台目は1980年頃のポルシェに使われていると伺った松下製カーラジオで音声出力がある点
でのみ出力され、他では音が出ないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付
きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

通電した結果確かにボリュームの或るポイントで無いと出力は無く、他では低周波の発振が診
られ、また右チャンネルしか出力が出ていなかった。  他にカセット部分も全くと云って良い程
機能していなかった。 サテ何処までやるかご依頼主に伺ってみよう。

カセット部分のベルトに問題が診られたので交換した結果一応機能する様にはなったが回転が
遅く深追いはしないことにした。

1月30日 しかし音量調整の位置に依って低周波が発振すると云う症状は初めてで何とも解せ
ない。 一点右チャンネルも出力が出る様になったのは良いのだが発振するのでは使えない。 

1月31日 回路を細かく診てみた。 一箇所ランドにクラックが診られこれで直ったかと期待した
が残念ながら変化は無かった。 パターン面の汚れが気になったので洗浄液を掛けたところ途
端に激しい発振が診られた。 洗浄液を拭き取り、かつ蒸発を待った結果動作は良好となった。

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takt ポータブル・ステレオ ST-28N

2016-01-29 14:47:07 | Weblog

今日の1台目はタクトのポータブル ステレオ プレーヤ ST-28N で動作に問題は無いが音声出力
が小さいとのお話だった。 この種のレコード・プレーヤの修理、改造に付きましてはこちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

使われている真空管は 60FX5 で米国輸出を考慮した (電源120V) 物の様だった。

伺った症状を確認したが、何せ回路は単純でカートリッジの出力を60FX5で増幅しているだけ。

トーン・アームを丸ごと交換するか、カートリッジを工夫して組み込むしか方法は無さそうだった。

1月30日 ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。

カートリッジを交換し、接続の為のコネクターも全て交換した。 実際に組み込み動作させ好結果
を得たがハムが若干気になった。

2月3日 ご依頼主からバッチリ直っており早速レコードを聴いているとのご連絡を頂いた。 更に
9歳の娘さんが、パパそれでレコードを聴いている時はニコニコしているよと笑われたとの何とも
微笑ましいお話も添えて頂いた。 ご依頼主に喜んで頂けるのが何より明日えの糧となる!

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Telefunken, 5261W Jubilate de Luxe (1961-62)

2016-01-28 12:12:06 | Weblog

今日お預かりした2台目は Telefunken の 5261W で中波、短波(x2)、FMの4バンド、真空管ラジ
オでオークションで落札したものの動作チェックは未だとのお話だった。  この種のラジオの修
理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

回路は近年国内でレストアされた様で動作に問題は診られなかった。

ゴーサインを頂いたのでFMのカバレッジの改造に取り掛かった。

アルミ・シリンダーを使ったスラグ同調で、バリコン使用の物に比べ改造は簡単では無い。

改造は上手く行きカバレッジは約79~95MHzとなったので最近始まったワイドFMにも対応可能。

1月29日 キャビネットに組み込んだところFMで若干(高周波での)発振が診られた。 アンテナ
の入力を下の端子に移した結果発振は止まったが可也クリチカルで初めての経験となった。

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Standard, SR-450 (4球 3way 電池管ポータブル)

2016-01-28 12:10:28 | Weblog

1台目はスタンダードの電池管4球、3wayポータブル SR-450 で全く動作しない様だった。 この
種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

ペーパー・コンデンサ(ペーパー・モールド)はお約束通り絶縁劣化を起こしていたので全て交換
した。 他にセレン整流器も殆ど機能していなかったので交換し、非常に良好な結果を得た。

1月29日 発送の旨の返信を頂いたメールに試みたが何故かエラー・メッセージが戻って来た。

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B&O (Bang & Olufsen), JET 606 Moderne (再)

2016-01-26 16:08:13 | Weblog

今日お預かりしたのは一昨年10月頃に修理を担当させて頂いた B&O の JET 606 Moderne で
良好に機能していたが先頃動作しなくなって仕舞ったとのことでお送り頂いた。 この種のラジオ
の修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

今日は昼過ぎまで出掛けていた為、仕事場には3時頃となって仕舞ったが早速通電し、伺った
症状(何も動作しない)を確認した。 

他に選局ツマミが滑ると云う問題も確認した。  今日は一部復旧したものの時間切れとなった。

1月27日 昨日に引き続き朝から取り掛かった。 各バンド共動作し出した結果、中波でのトラッ
キングが大きくズレていた。 上はTBS (954KHz) 受信時でポインターは約 1,200KHzを指してい
る。 下は調整後でマジック・アイの閉じ具合も増したが真空管が全体に劣化し始めている様だ
った。 (ただ直ぐに交換する必要までは無さそうだった)。 連続運転に取り掛かった。

 

中波(AM)は可也良好に機能し、iPodからの入力も問題は無かった。 当初FMも一応機能してい
たので安心していたが今日の昼頃から徐々に感度が低下して来た。

どうもFMのIFの一段目が共振していない様で共振回路に使われている22pFを交換してみた。

そのままでは変化は無かったのでコイルを回路から外し22pFをパラにして共振周波数を診て
みたが10.7MHz近くだった。 サテこうなると訳が判らず見方を変えることにした。

判って仕舞えば何のことは無いが、下に在る回路図の様、AMの場合はFM用の巻線を短絡する
スイッチが在り、FMではこれがオープンとならなければならないのだが糸が切れて仕舞い(上の
画像)スイッチがオープンとならず、常に短絡状態だったのでFMのIF一段目が全く機能していな
かった。 下の画像に見えているのがFM用コイルを短絡する為の板バネ製スイッチ。

永らくこの種のラジオを扱って来たがバンドに依ってIFTを短絡するのも、それをダイアル糸の
様なもので制御しているのも初めての経験となった。 何とか同様に糸を繋ぎ動作させた。

上はFM、下はAMのIF調整後のマジック・アイの動作状態で非常に良好となった。

イヤハヤ予想もしない回路(機構)で難航したが結果良好に動作したので一安心。 しかし疲れた!

1月31日 ご依頼主から 戻って来て改めて聴くと矢張り何とも云えない良い音で4歳の息子さんも
気に入っており、ジャズやボサノヴァもこのラジオで聴かせているとのご連絡を頂いた。

 

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Kenwood, L-01T FM Stereo Tuner

2016-01-22 11:19:51 | Weblog

 

 今日お預かりしたのはこれまでにも何度か手掛けた Kenwood の L-01T で確か今回で3台
目となる。 動作はしているがランプ類が一部しか点灯せず、照度の切替が出来ない部分も
在るとのお話だった。 この種のFMチューナーの修理、改造に付きましてはこちらの ホーム
ページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

 

伺った様アチコチのランプが点灯しなかった。 一部外れている物が在ったが内部に落ちていた。

ランプの構造は広義のバヨネットで半回転させるだけの交換が簡単な物だった。

但し簡単なのは純正の(同じ構造の)物の場合で、同じ物が無いと途端に手間が掛かる。

一応工夫し全てのランプを点灯する様にしたが、この方式で良いかご依頼主に伺ってみよう。
裏面にContinuous Dial Light ON-OFF のスイッチが在り、若干照度が変わったが本来の変化
量を知らないので問題が有るのか、無いのかの判断が出来ない。

1月23日  Continuous Dial Light 切り替えの本来の動きを知らないのでご依頼主に伺った結果
選局ツマミを触っている間はフルに点灯するが、ツマミから手を離した2秒後には一部のランプを
除き消灯すると伺い、改めて回路図を見てみた。 なるほどタッチセンサーの様な発振回路が在
り選局ツマミに触ると発振周波数(寧ろ勢力)が変わる回路が在ることに気付いた。 この発振勢
力を検波しその出力をロジック回路に加えていたが、一言で云うとこんなことまでしていたのかと
驚かされたがサテ、この部分の修理は難航する可能性が有りそうだった。

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Bell System (Western Electric) 500 型 電話機

2016-01-21 10:04:08 | Weblog

  今日お預かりしたのは Western Electric の 500 型と想われる電話機で、日本国内で使える
様にとのご依頼だった。 この種の電話機の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ かたお問い合わせ下さい。

貼られていた紙ラベルに500DMとプリントされていたが、多分これはこの機種の型番では無い
と想う。 500シリーズに500Dは有るが500DMは見たことが無い。

本来のモジュラー・ジャックが壊れていたので同様の物を部品屋さんで探し組み込もうとしてサイ
ズを間違ったことに気付いた。 アレコレ迷った結果手許に在ったモジュラー・コードを加工するこ
とに方針を換え、好結果を得たのでご依頼主と実際に今回の電話機で通話し動作を確認した。

ところで今回の500型は Henry Dreyfuss に依ってデザインされ1949年から1983年までの35年間
色の変更以外これといった変更無しに作り続けられた超が付く程のロングセラーと云える。

 

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SONY, ICR-90 (1969?)

2016-01-20 10:37:54 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY の ICR-90 でオークションで落札された物と伺った。 この種の
ラジオの修理に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

イヤフォンは添えられていたが充電器は無いとのお話だった。 オリジナルでは無いビスが使わ
れておりかつて手が加えられた可能性が高そうだった。

内部の状態は可成り酷い状態だったが、もう少し細かく診てみることにした。

引き出し線が数本切れており、放置した状態ではここまで切れることは無い。 基板のパターン
の傷みも激しく修理は略無理と判断した。

気を取り直し使われている幾つかのキーパーツを診てみた。 先ずスピーカーはボイス・コイル
の片方が無くなっておりコーンも一部が無くなっている様だった。 (実際には問題は無かった)

バリコン(ポリ・バリコン)も全くと云って良い程機能していなかった。

バリコンとスピーカーを交換した結果一応動作した。 サテ何とか生かしたいところだが!

1月21日 ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。 先ずは半ば諦めていたスピーカー
に取り組んだ。 片方のネジが錆びており何とも外れず梃子摺ったが頑張ってヤット外した。

今回のスピーカーは6.5Ωで、フレームの直径は約26φなので同様の物は手に入るがICR-90
では基板の固定にスピーカーのポールピース部分も使うので出来れば何とか生かしたい。

上の画像で少し見えているのが片方の引き出し線で、幸いボイスコイルは何とか生きていた。

スピーカーの前面は砂鉄の様な物で覆われていたので取り除いたがそれを纏めたのが下の塊。

何度か半田付けを試みヤット繋いだが、今回使ったのは0.05φのポリウレタン線で、溶けた半
田の表面張力?で引き寄せられて仕舞い半田付けも簡単では無かった。 コーンの材質がハ
ッキリしないが熱に弱い様で穴が開いて仕舞ったので接着剤で塞いだが朝には乾くだろう。

未だ音声出力は加えて無いがテスターでは良好に機能した、イヤハヤここだけで1時間を要した。 

 

1月22日 穴は上手く塞げた(透明な皮膜なので穴が開いている様に見えるが)、別の磁石を
使い付着していた砂鉄の様な物を更に取り除いた。

スピーカーを実際にケースに取り付け動作させてみたが音量、音質共問題なく良好に動作してく
れたので1日連続運転を続けてみよう。

1月23日 昨日は朝から仕事場を後にするまで約9時間ランニングしてみたが良好に機能してい
たので次のステップに移ることにした。 先ずは問題の多い電源スイッチに取り掛かるか? 

1月24日 昨日はラジオの集まりが都内で有った為、午前中しか仕事場に居れず2時間半程し
かランニング出来なかった。 今日も朝から都内で真空管アンプに取り掛かっていた為、仕事
場には午後となって仕舞ったが、電源スイッチに取り掛かった。

ガスの発生源、Ni-Cd電池の近くに在ることから電源スイッチは通常接触不良を起こしている。

この部分の作業は慣れており、また神経を使うことも無く一工夫で接触は良好となった。

1月25日 組み込みに先駆け、基板から出ている引出線数本をジュンフロン線に交換した。 
半田はガスで変質しており融点が高くイチイチ表面を削ってからで無いと半田が溶けない。

低周波入力とグランド間に入っているC12 (0.01μF) が外れていたので近年の物に換えた。

一点動作で気になったのが音量調整で、残念ながらボリュームは完全には絞れなかった。

もう一つ問題の多いイヤフォン・ジャックの動作を診てみたが案の定接点は繋がって無かった。

分解掃除を行い好結果を得たので組み込んだ。 黄色い線が付いている部分は長さ0.2mm程。

念の為に動作を確認してみたが動作しなかった。 電流は問題無い値だったので出力の電解
コンデンサ(多分タンタル・コンデンサ)を交換したところ動作し出した。

何故動作しなくなったか確認したところ出力のリード線が内部で切れていた(外からは見えず)。

殆どの配線材料をジュンフロン線に交換し、基板の組み込みに取り掛かった(最も神経を使う)

何とか上手く組み込めたのでケースを本来の形に組み立てた。

動作を最終確認し、好結果を得たので最後にイヤフォンをクリーニングし終わりとした。

 

 

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SONY, TA-F555ESR Integrated Stereo Amplifier

2016-01-18 13:04:34 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY の TA-F555ESR で左右両チャンネル共出力が出ないと云う
お話だった。 この種のオーディオ機器の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

スピーカーの出力端子とメインアンプの出力の間に導通が無く、途中入っているリレーに問題が
在るのか? 一応入力信号は途中までは確認出来たが出力段までは来ていなかった。 回路図
が在れば話は早いのだが。 電源電圧に問題は無さそうだったがこれも回路図が無く絶対では
無い。 サテどうするか?

下の画像の左のトランジスタ Q468,469 (2SA1492) に発熱が診られた。

1月31日 この機種の回路図をアレコレ探してみたが見付からなかった。 ただ姉妹機種に同
様の回路では無いかと想われるものを見付けた。 駄目元でこれを頼りに進めてみよう。

先ずはホコリを払っておいた。 回路図とパターン図を通勤の電車の中で眺めておいたので早
速取り掛かってみよう。

2月1日 回路図を頼りに抵抗とトランジスタを調べてみた。

抵抗類、特にヒューザブル・レジスターに問題は診られなかった。 トランジスターも殆ど良好だっ
たがドライバのQ464 (2SC2275) のE-B間が短絡していた。 秋葉原か足立区の店から取り寄せ
なければならないので電源回路に使われていた物を別の物に換えここに使うことにした。

上下の画像は同じ部分で上では並びが左からECBとなっているが、下の図ではBCEとなっている。

その後、前段Q462(2SC3514)にも問題が見付かった。 E-Cは半ば短絡しておりhfeはゼロだった。
この石は近くの部品屋さんに在ったので夕方購入し2SC2275共々交換した、明日通電してみよう。

2月2日 上のトランジスタを交換した結果、一部の出力用トランジスタの発熱は収まった。 ただ
出力は依然として現れず、一寸したノイズでプロテクション(保護)回路が動作して仕舞っていた。 

2月3日 今日はMさんにお手伝い頂き先に進んだ。 先ず出力回路(全てDCカップリング)のオ
フセットを調整したが、先日トランジスタを2石交換した方は90mV程のオフセット電圧が診られた。
(もう片方は略ゼロと良好だった)  次にバイアスを確認したがオフセットの良好だった方は約18
mVと低格の15mVと略一致していたのでそのままとした。 (交換した方は当初バイアス電圧ゼロ
だったが、オフセット調整後の値を未だ診ていない) これで理論上出力回路は動いているハズな
ので入力を加えてみたが何の出力も出ない。 Mさんが帰った後、一人で入力を加えるポイントや
出力の出し方をアレコレ試してみたが、結果判明したのは入力の切り替え(スライド・スイッチを使
い Direct In-Normal-Adaptor を切り替えている)に接触不良が診られ、また出力(スピーカー)切
り替え用リレーの接点にも問題がある様だった。 直結したりした結果、両チャンネル共良好な出
力が得られたがこれら二つの基板を診るには中央の出力ユニットを一度取り外す必要が有るの
で時間が取れた時まで取っておくことにした。 しかし何とも単純な部分に問題が在った!

2月5日 細部に取り掛かった。 出力回路が繋がらないのはリレーでは無くランドの問題だった。

次に入力切替を診てみたが残念ながらスライド・スイッチを駆動しているケーブル?或いは駆
動部分の問題で直せそうもなかった。 駄目元で一度動かしている機構系を分解してみるか。

秋葉原からDMMが届いたのでバイアス電圧を確認してみた。 片側は良好だったが、もう片方
は最初3mV程度しか出ず、暫く通電した結果約6mVまで上昇したが定格の15mVまでは遠い。

しかしこの状態でも歪みは感じられず、良好に機能しているので深追いはせずにおこう。

 

 

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Triode, TRV-35SE 真空管プリメインアンプ

2016-01-16 21:44:39 | Weblog

今日の午後、知人から久し振りに電話を貰った。 2年程使って来た真空管アンプのヒューズが
飛んで仕舞い自分でも交換してみたが矢張り飛んで仕舞うので診て呉れないかとのことで夕方
診に行く約束をした。 この種の真空管アンプの修理、改造に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

どうも電源トランスが怪しいが、何と左右の出力トランスと共にポッティングされている様だった。

昨日メーカーの社長から明日サービス部門から回答するとメールを頂き、今日サービスの方から
回答を頂いた。 想像通りトランス類は一体構造となっているそうで、トランスの問題と想われるの
で送って欲しいとのことだった。 頂いたメールをプリントアウトし知人にFAXしメーカーに送って貰
うことにした。  (トランスは無償となる可能性が有るとのことだったが、そうなると良いのだが)

 

1月25日 先日修理に出した物の修理が終わり返送されて来たとのことで今朝、世田谷のHさん
のお宅を訪れた。

添えられていた修理報告書に依ると 出力管が劣化し、スパークした為出力トランスが壊れたと
記されていたが、これは真空度が低下しグロー放電が発生し、プレート電流が可成り流れた結果
電源トランスの一次側がレアショートしたと言いたいのだろうか? 今回明らかに電源トランスの
一次側が短絡(約1.7Ω)状態となって仕舞ったことが問題で、負荷が重くても電源トランスの2次
側巻線が発熱し、レアーショートを起こすことは考えられるが一次側が短絡することは考えにくい。

今回トランスの代金と、技術料は頂かないとのことでそこまでは良かったのだが真空管が前段の
物も全て交換されておりその金額が少なからず掛っていた。 ご依頼主のHさんは資産家で気に
ならない金額かも知れないが自分の物だったら真空管の交換はお断りしたと思う。 (Hさんのお
話に依ると2年前に入手して殆ど使って無いとのお話だった。 gm等どれ位低下したのか?)

1月30日 交換した真空管を返却して欲しいと依頼したところ所有者になら喜んでお返しするとの
ことでHさんの所に送って貰った。 それが届いたとの連絡を頂いたので重いチューブ・チェッカー
を携えて世田谷のお宅を尋ねた。 出力のEL34の1本には物凄い放電が診られ ( スパークでは
無いが)、残りの3本は Minimum Value 30 分の83,79,45 で83と79の物はまだまだ使えそうだった。 
前段の12AU7、2本と12AX7の夫々の値は下の画像に見られる様、ギリギリ或いはかなり下回っ
ており、特に12AX7の点灯具合は可成り暗くヒーター電流が小さい様だった。

2月7日 先日買っておいた 12AX7 の動作試験を行い、世田谷のHさん宅に交換に向かった。

 

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マツダ コスモスポーツ 用 カーラジオ、クラリオン RT-902

2016-01-15 12:13:13 | Weblog

今日お預かりしたのはコスモスポーツに搭載されていると伺ったクラリオン(帝国電波)の RT-902
で自動選局機能付きのMW(AM)専用モデルで、お話ではスピーカー出力2系統の内の片方しか出
力されないとのことだった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

最初お話を伺った時からモノラル機種なのに音声出力が2系統在ると云うのは一体どの様な回
路になっているのか興味が有った。 米国製の物にはモノラルでも2系統出力の物が確かに有
り左右の音量を変えられる様になっているモデルも多く見られる。 早速回路を診させて貰った
がスピーカー用の出力は1系統のみで、またスピーカー用コード2本の内の片方はグランドと略
同電位でこれを使ってもグランドに接続してもスピーカーは動作するので誤解されたと想われる。

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Becker, Mexico TG (ca1960)

2016-01-13 18:04:26 | Weblog

2台目は Becker, Mexico TG で1960年頃の物と想われる。 オーバーホール済みとのお話だ
ったが通電したところ全く動作しなかった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましては
こちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

今回の機種にはトランジスタを使ったDC-DCとパワーアンプが使われているが、全真空管モデル
は何度か手掛けた。 上の画像で見られるヒューズは電源とパワーアンプ間に入っている2Aの物
だが先ずこれが切れていた。 今回の機種には電源の極性保護回路が使われており極性を誤っ
て壊れたことは考え難いがDC-DCにもパワーアンプの回路にも殆ど電流は流れなかった。

この機種の要の部分、自動選局を行う為の動力源が右端に在るソレノイド(+スプリング)で、そ
れが元に戻ろうとする力で同調機構を動かしている。

1月14日 昨日は略同一と想える回路図を持ち帰り通勤の電車内で目を通し作戦を練った。

 

先ずDC-DCが機能し出したので一応動作し始めたが音量が少なく実用には程遠かった。

どうも出力段のベース・バイアスが可笑しいのでダイオード Gl 3 を外し単体で診てみたが問題
は診られなかった。

再度 Gl 3を組み込みバイアス調整のVRや他の抵抗類を診てみたが問題は無かった。 そうこう
する内にイキナリ大音量が出て驚き、調べたところヒューズ部分に接触不良が見付かった。

 

1月15日 本体側に問題は診られず、自動選局も良好に機能したのでFMのカバレッジの改造に
取り掛かり好結果を得た。

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トヨペット クラウン(昭和38年)用カーラジオ 神戸工業 RS-41

2016-01-13 12:00:15 | Weblog

今日お預かりした1台目はTEN(神戸工業)の自動選局機能付きカーラジオ RS-41 で受信はす
るが自動選局が機能しないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましては
こちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

伺った症状を確認した。 先ずモーターが怪しかったので単体で動作を診てみたが問題は無かっ
た。 部品取り用に添えて頂いた物は自動選局は機能するとのお話だったがこちらも (左右にポ
インターは動くが) 機能していなかった。 余談だがこの機種にはマイナー・チェンジが加えられた
多くの機種が有り部品取りの用の物も可成り回路の異なる物だった。  (可成り難航しそう)

今回の機種の姉妹機種をこの10年で10台程手掛けたが直近では先月今回のメーカー(厳密に
云えば神戸工業の資本は最早入って無いそうだが)の依頼を受け姉妹機種を修理した。 特筆
すべきはその略全ての回路が異なっていたことで自動選局を実現する為に可也試行錯誤が繰
り返された様想われる。 ところで自動選局の回路はそのままでは理解し難いので少し書き方を
変え自動選局が開始された際の回路にしてみた。(この回路図で多くのことが分かった) 右の
トランジスタは普段低周波の2段目に使われているが、自動選局を開始すると上の回路で見ら
れる様、自動選局用IF5の検波出力を増幅しリレーを駆動する回路に早代わりしている。

1月14日 書き直した回路図が功を奏し問題の箇所が見付かり自動選局機能も動作し始めた。 
念の為、近々IFの再調整を行ってみよう。 今日は早仕舞いし以前ジュークボックスの修理を依
頼された自動車修理工場でボール盤を借りシャーシに穴開けを行おう。

1月16日 昨日は朝、地元に400年以上続くボロ市で何人かの知人に挨拶し(何も買わず)昼前に
仕事場に着いた。 残されているIF(中間周波)段の調整を如何に進めるか机上で策を練った。
自動選局を行う場合、キャリア(搬送波)を検出するタイプと搬送波に乗っている音声成分で検出
するタイプがあるが今回の機種では後者が採用されており先日書き直した回路図から測定ポイ
ントを決めた。  左程時間は掛からないだろうと簡単に考えていたが、実際は大いに梃子摺り気
が付くと昼食を摂り忘れていて知人のところにアンプを引き取りに行く時間となって仕舞った。 
ただその甲斐が有ってIF段は良好な特性を示してくれた。 上の画像は調整前の出力波形で下
は調整後だが振幅がズット増したことが見て取れる。 もう一頑張りしてみよう。

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JRC, NRD-545 DSP Receiver

2016-01-12 12:17:23 | Weblog

今日の2台目は JRC の NRD-545 で殆どのVRにガリが診られるとのお話だった。 受け取り
実際に使ってみたが今日の感じではガリは診られなかった。 近々改めて診させて頂こう。
この種の受信機の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

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VW 用 Blaupunkt 製 4バンド カーラジオ 111 035109E

2016-01-12 12:08:37 | Weblog

今日お預かりした1台目はVWに使っていると伺ったBlaupunktのカーラジオで動作はしているが
他の物と比べ音量が少ないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましたは
こちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたが一応受信はしていたが音声出力は非常に少なく実用には程遠いレベルだ
った。 この機種の経験は無いが類似のモデルでは厚膜ICの信頼性が低く、低周波部をICアン
プに交換したことが数度有った。 他にこの時期の両面基板は信頼性が低く難航したことが何
度か有ったことを思い出した。 サテ、どう取り組むか?

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