テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, ICF-PRO70

2014-01-31 12:03:44 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY, ICF-PRO70 でイヤフォンでは音が出るがスピーカーからは出ないとのお
話だった。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

2月2日 ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かったがイヤハヤ想定していた時間の倍以上を要した。

ケミコンの交換だけなら簡単なのだが、漏れ出した電解液でパターンやスルーホールが可笑しくなっている
と途端に時間を要する修理となる。 スンナリ事が運んだ場合を想定した見積もりでは時に問題となる!

中心周波数が数KHzズレていたが幸いFine Tuningで補正出来る範囲だったので今回はパスした。 

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Becker, Europa MU

2014-01-30 15:16:54 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker, Europa MU でFMのカバレッジの改造をご依頼頂いたが、先ず動作確認を
行ったところ音声出力に可成り歪が診られた。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

1月31日 ゴーサインを頂いたので修理、改造に取り掛かった。

この機種にも音声増幅/ドライブ用IC、TAA 435 が使われているがこれが歪の元凶だった。

10pinのCanタイプなので交換は可成り手間取る。 音声の歪は払拭出来たのでFMの改造に取り掛かった。

このタイプのフロント・エンドは何度やっても慣れない。 ここも上手く改造でき最終確認を行った。

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McIntosh, MR 67

2014-01-29 17:55:50 | Weblog

今日お預かりしたのは McIntosh, MR 67 で Stereo Indicator が徐々に点灯しなくなり遂に全く点灯しな
くなったと云うお話しだった。  この種のチューナーの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

19KHz用トランスの2次側の出力波形。 上は約0.7Vp-p、下は約5Vp-pと非常に不安定だった。

Stereo Indicator ライト・ドライブのトランジスタは以前日本製の物に交換されていた(ここも怪しい)。

1月30日 ゴーサインを頂いたので先ずは19KHz用トランスの修理に取り掛かった。

19KHzトランスの修理は上手く行った(上は19KHz調整前)。 次いで実際に19KHzを加え調整した。

下の調整後の画像では約13Vp-pと振幅が増えている。 

取り替えられていたトランジスタが気になったので診てみたがhfeは約27と低い物だった。

トランジスタをhfeの高い物に交換してみたが未だステレオインジケーターは点灯しなかった。 初めての経験
となったが少し頭を冷やすことにしよう(19KHzの後の6U8のEg:7.5V、 Ek:11Vとは大きく異なっていた)。

頭を冷やし再度取り組んだ結果問題点が見付かり上手くステレオ・インジケーターも点灯した。 疲れた!

 

 

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RACAL, RA-1217

2014-01-24 11:57:03 | Weblog

今日お預かりした2台目は Racal の RA-1217 で(以前こちらで手掛けたドレークの SW-4A、コリンズ 51S-1
は今も良好に動作しているとのお話も頂いた) SメータはCAL.で動くが、全く受信出来ないとのお話だった。
この種の受信機の修理に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

これまでにも Wadley Loop を採用した受信機は何台か手掛けたが八重洲、トリオ、ドレーク等何れもアマチュ
ア向けの物で殆どの回路がメイン基板上に展開されておりチェックし易い構造だったが今回の物は流石プロ
用で各ユニットがシールド・ケースに収まっており正直回路を当たるのが困難となるが、一部のエッジ・コネク
タを使った構造に比べればエクステンダーも不要なので贅沢は云えないが。

外部にバッファー出力の有る2nd VFOの出力を診てみた。 ここは3.6-4.6MHzの範囲内の出力が得られ
るハズなのだが上の波形に診られる様スイープ・オシレータの様に周波数が時間と共に変化していた。

暫く診ていたところ周波数の掃引は止まり、単一の周波数に落ち着いた。 チト解せないが先ずは先に進む

どうも1st VFO が怪しかったのでここの出力を診たが、予想通り出力が出ていなかった。

先ずは電源を診てみたが本来は-16Vのハズだが電圧は加わって無かった。 

上はMHzオーダーがMin.の00となる位置での1st VFO のバリコンの状態だがここは容量Max.なのでは?

バリコンの容量Max.でのMHzオーダーの指示値は14MHzだったがこれで良いのか?

 

MHzオーダーのシャフトにカム(レバー)が付けられておりマイクロ・スイッチを駆動している様だった。

見た目周波数は66MHz程度までカバーしている様だが? (そんな訳は無いハズだが)

1st VFO, 1st Mix.用の-16Vが何故加わって無いのかこの時点では不明だったが強制的に加えた結果
1st VFO が機能し始めたのが上の画像で周波数は約40MHzだった。 周波数を実測してみたところ下
の画像に見られる様約39MHzだった。 シールドケースを外した状態なので少し条件が異なるが本来
の周波数は40.5MHz (ただこの機種のカバレッッジは1-30MHzなので1MHzでは41.5MHzとなる)。

周波数は滅茶苦茶だが日本放送 (1,242KHz) を受信した。

次いで短波帯で放送を受信したが(多分中国か韓国の放送と想われる)プリセレクターを調整した結果
可也のゲインとなり歪んで仕舞ったのでアッテネータで絞ってみた(画像はアッテネータを入れる前)。

Sメーターは振り切れている。 MHzシャフトのところのマイクロ・スイッチは1MHz以下と1~29MHzの切り
替えを行っている物と分かった。 つまり1MHz以上ではONとならなければならないところが機械的な問
題でONとならない為 1st VFO, 1st Mix.に電源電圧が加わらなかったと分かった。 他にMHzオーダーの
大きな周波数ズレ(多分KHzオーダーも)、1st VFO のバリコンに診られるローターステーター間の部分
的な短絡の問題等未だ解決しなければならない問題は多い。

1月25日 MHz設定とバリコンの位置関係が可笑しかったので直した。 

ジョイント部分には可成りガタ(緩み)が診られた。

1月26日 昨日周波数も可笑しくない値となり(上は6,055KHz ラジオ日経受信時)、バリコンの短絡の
問題にも手を加え良好となった。 (マイクロ・スイッチに依るLF-RF切換はRF側固定とした)

 

近くの JORF (1,422KHz) を確認し終わりとした。

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Blaupunkt, Montreal

2014-01-24 11:52:14 | Weblog

今日お預かりした1台目は Blaupunkt の Montreal でFMのカバレッジの改造と全体的な動作チェックをご依頼
頂いた。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

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SONY, TFM-2000F (再)

2014-01-24 11:36:54 | Weblog

昨日お預かりしたのは先日修理を手掛けた SONY, TFM-2000F でその後良好に動作していたが急に選局
が出来なくなって仕舞ったとのお話で再度取り組むことになった。 この種の受信機の修理、改造に付きまし
てはこちらのホームページ http://ww2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

ダイアル糸の片方が切れてはいなかったが一部擦り切れ細くなって仕舞い上手く駆動出来ていなかった。

昨日は時間切れとなって仕舞ったので今朝一番で取り組み好結果を得たが。 今回初めてこの機種のダイ
アル機構をしげしげと見ることになったが、イヤハヤ可成り手の込んだ丁寧な作りだった。

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Bendix製カーラジオ

2014-01-22 17:09:13 | Weblog

 

今日お預かりしたのは以前トラクターに使われていたと云うカーラジオでランプは点灯するものの全く
動作しないと云う物でした。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

外から見えるところにメーカー、型番等が記されていなかったがスピーカーに Bendix と記されているので
多分 Bendix の製品と想われる。 伺った症状を確認出来たがどうも設定されていた+アースが原因....

....では無いかと想われる。 しかし+、-両極性に対応出来るのは便利なのだが時に故障の原因となる。

+、-逆の電圧を加えて仕舞った為、電源ラインに入っていた上の抵抗(多分10Ω)が先ず断線していた。 
他に出力用のパワートランジスタ 2SB407 も E-C 間がショートしていた。

サテ受信はする様になったが低周波段に未だ他の問題が在る様で音声出力が無い。 回路図が在れば
早いのだが何も無く無理無理オリジナル通りに修理するとなると可成りの費用となりそうだがどうするか?

1月23日 ゴーサインを頂いたので修理、改造に取り掛かった。 この時期の米国製カーラジオの低周波部
には直流結合の回路が多く、途中のDCバランスが崩れると全体が機能しなくなる為ICアンプを組み込んだ。

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古野 AS-76 Receiver (1981)

2014-01-21 14:54:15 | Weblog

今日お預かりした3台目は古野の受信機 AS-76でバンド切換が時計方向には回るが、反時計方向には回ら
ないとのお話だった。 この種の物の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

伺った症状を確認したが、お話の有ったローター(スリップ・リング)の表裏の導通が無いことが原因とは俄
には想えないのだが? (回路図が在れば直ぐにハッキリするのだが)

1月27日 お願いしてあった回路図が届き早速修理に取り掛かった。

D-011, Motor Driver の片方(反時計方向)の入力レベルが Hi (約3.66V)のまま下がらなかった。

こうなると D-008B, Band Switch Decorder が怪しい。

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Discatron, TRI-COMBO (1967)

2014-01-21 14:51:43 | Weblog

今日お預かりした2台目は先日手掛けた Disca SET と同じメーカーで作られた Discatron, TRI COMBO で
1967年の物と伺った。 この装置は中波/長波2バンドラジオ+レコード・プレーヤ+プレーテープ・プレーヤか
らなっており、ここから TRI COMBO と命名されているのだろう。 この種の装置の修理、改造に付きまして
はこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

テープヘッド用と思われる2石のプリ・アンプが付加されていた。

プレーテープと云う媒体を初めて目にしたが、実際に再生してみたがワウは想ったより少なかった。

先ずは中波用のコイルが断線していた。

中波用のコイルを一度解き、巻き直した。 リッツ線もどきのポリウレタン線3本を使った物だった。

中波用のコイルだけでは無く、バンド切り替えスイッチ部分にも配線が外れている部分が多かった。

長波用のコイルにも断線が診られ、またリード線(赤)1本が外れていた。

アンテナコイル周りが何本か断線していたが先日手掛けた Disca SET と同様と伺ったので発送せず手元
に置いておいたのが大いに役立った。 (上下の画像は Disca SET のもの)

断線していた部分を接続したが相変わらず動作はせず、局発が発振していなかった。

前回と同様 IFモヂュールを取り外そうとして少し無理をして仕舞い半田コテがついに壊れた。

今回も局発を担っている AF117 に問題が在った。 但し今回は E-C 間のショートでは無く、hfeが無に等
しいと云う症状だった。 しかしこの アロイ・ディフュージョン タイプのトランジスタは経年変化に弱い。

前回同様 2SA69 の中で hfe の高い物を選び交換した結果受信は上手くする様になったが音声出力が
出ない。 若干改造したところ良好に機能したが何故オリジナルの回路では上手く機能しないのか?

1月23日  気を取り直し低周波回路を追ってみた。今回の機種にはテープ・ヘッド用のプリアンプが付加
されていたがテッキリこの回路はラジオ部分には無関係(増幅度が高過ぎる)と考えていたが回路を追っ
たところ検波出力もこの回路を経由していることが分かり、途中のスイッチに接触不良が見付かった。

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VW 用 Blaupunkt, Model 1054?

2014-01-21 14:50:27 | Weblog

今日お預かりした1台目はVW専用に作られた Blaupunkt の 1074? で iPod 用入力回路の増設をご依頼頂
いた。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

この機種は初めての物となった、また台湾製の Blaupunkt の物も初めて。

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OKUDA KOKI, ES-900 Engine Scope

2014-01-19 13:32:17 | Weblog

今日お預かりしたのは ES-900 エンジン・スコープで、以前同じ物を修理していた様だとご依頼主から聞い
たが直ぐには思い出せずにいた。 今日現物を目の当たりにし、分解を始めてヤット思い出せた。 電源は
DC12Vなのだがスッカリ忘れており最初ACコードを探して仕舞った。 DC12V電源に接続し電流が5A程度
流れたものの輝点も輝線も出なかった。  ●この種の装置の修理に付きましてはこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

先ずはブラウン管用高圧電源から診てみた。 (負荷電流5Aは大き過ぎる気がしたので何処でこの電流
を消費しているのか調べ始めた) この高圧回路の電源回路に先ず問題が在る様だった。

やがて高圧が出始め先ず輝点が現れた。 次いで水平回路が動き始め下の画像に見られる様水平の走
引が始まった。  ただ垂直の回路を繋ぐと5A近くが流れることが有り(可也不安定)こちらも細かく確かめ
る必要が有りそうだった。

1月20日 ゴーサインを頂いたのでブラウン管用高圧電源部分に取り掛かった。 

調べを進めた結果電源ラインに入れられたシリコン・ダイオードが根本から切れていた。

良好に動作し始め、昨日診られた垂直回路の問題は診られなかったので暫く使ってみて頂こう。

 

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B&O (Bang & Olufsen), Beolit 700

2014-01-18 15:07:43 | Weblog

今日お預かりした2台の内の1台、 B&O, Beolit 700 でFMが機能していなかった。 この種のラジオの修理、
改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

1月19日 昨日に引き続きFMのフロント・エンドに取り掛かった。 ここに使われているトランジスタの各電極
の電位を診てみたが特に問題は無さそうだった。

どうもこの部分のパターン面の具合からみて後から手が加えられた感じがした。

局発が発振していなかったので帰還用のコンデンサを外付けしてみた。 局発は機能し始めたが不安定
だった。

セラミック・コンデンサが一つ落ちていた、局発のベース用のパスコンだった。 ここを直し良好に機能し始め
たので組み込んで様子をみたが暫くすると機能を停止した。  どうも局発のトランジスタの特性が劣化してい
る様だったが少し難航することになるがどうするか?

1月20日 ゴーサインを頂いたので先ずFMの局発を担っているトランジスタの交換に取り掛かった。

BF115 でキャンタイプだが足の並びがB-E-Cなのでサテ何を使うか。 念の為hfeを診ておいた約49。

久し振りにマイクロ・ディスク 2SC184 を使ってみた。 そのままでは帰還容量が不足していたので5pFを外
付けした。 若干局発の周波数が下がって85MHz付近から動作したのでそれならと76MHzまで下端を下げ
日本バンドに改造し既に2時間ランニングしているが良好に動作していた。

 

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B&O (Bang & Olufsen), Beolit 600

2014-01-18 15:02:59 | Weblog

今日お預かりした2台の内の1台、B&O, Beolit 600 で全バンドが機能しなかった。 この種のラジオの修理
改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

 1月20日 適当なスピーカーを探し好結果を得たので全体の動作チェックを行ってみた。 MWが時にスン
ナリ機能しないことが有ったが何度か切り替えると動作したのでご予算もあり今回はパスさせて頂こう。 

1月21日 こちらのFMのカバレッジも日本バンドに改造して欲しいとのご依頼を頂いたので取り掛かり好結
果を得たが、Beolit 700 に比べ音量/音質共こちらの方が良好だった。

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SONY, ICF-500S

2014-01-15 16:12:35 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY, ICF-500S で受信はしているが音が全く出ないとのお話だった。 この種の
ラジオの修理に付きましてはこちらの HP  http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

初めての機種で分解方法も分からず中身を取り出すだけでも時間を費やした。 確かに音声出力が無い。

資料が無く、パターン面で音声ラインを追ったがドライブ段が機能していなかった。 トランジスタでドライブし
ているものと考えパターン面にトランジスタを加えてみたが変化が無い。 ならばと部品面を見て納得したの..

..はここに使われていたのは 25C20 と記された IC でこの IC とは異なるかも知れないが、かつて ICF-5500
等で同様の問題を何度か経験したことを思い出した。

簡単なアンプ回路を組んでみたが静かな室内で聴くなら問題無い音量は得られたがどうするか。

*今回の修理とは無関係だが昨日ジューク・ボックス用のレコード針の入手に関する問い合わせ(コメント)
を頂いた。  時々記しているのだがこちらにコメントを頂いてもメールアドレス、或いは住所/氏名、または
電話番号等が記されていなければこちらからはお返事のしようが無い。 略全ての記事には こちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい、と記しており事実毎日可也の方々
から問い合わせを頂いているのだが一体どうしたら良いのだろうか?

オープンでも特に音量は少ないとは想わなかったがケースに組み込み普段使いには十分な音量と感じた。

 

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パイオニア KEX-20 コンポーネントカーステレオ用AM/FMチューナーデッキ

2014-01-14 13:28:39 | Weblog

今日お預かりしたパイオニアのKEX-20、コンポーネントカーステレオ用AM/FMチューナーデッキでお話では
アンプ用ICが壊れていると診断されたとのことだった。 この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたが電源が入らない。 伺った診断が為されたと云うことは通電は出来たのでは無いかと
想われるのだが? 電源が入らなければ何の動作も確認出来ないハズだが?

調べを進める内に何か違うのでは無いかと想い始めた。 この装置の何処にもヒューズが用意されてお
らず、ヒューズかと想った電源ラインに入っていたプラスチック・ケースにはコイルが在るだけでノイズ対
策用の物と想えた。  電源の様なラインの入り口には(絶対では無いが)100μHと想える小さなインダク
ターが入っていたがこれの許容電流は見た目0.1A程と想われたが、これではカセット駆動用のモーター
は回せないのでは無いかと想い始めた。  外した基板上のスイッチその物の機能に問題は無かったの
でご依頼主に診断が為された際通電したかどうか尋ねてみておいたが、我が家で読んだ回答には前に
この機種の動作を確かめた方からの報告の抜粋が添付されており想像通り 電源はこの装置が接続さ
れるメイン・アンプから供給されることが分かった。 多分電源ラインと想ったのはメモリーのバック・アッ
プか時計用の常時ONの電源ラインなのだろう。   通常マイクロ・プロセッサが使われた装置の修理は
請けて無いが取り掛かって仕舞った以上仕方が無いので進めるが、こちらは初めて見る装置に取り組
む訳で例えば既に診断が為された場合はその結果、履歴等極力そのままお伝え頂きたい、さもなくば
今回の様に可也の時間を無駄に費やすこととなる。

1月16日 一対となるメインアンプをお送り頂き早速通電してみた。当然ながらスンナリ通電出来先に進んだ。

 

AM/FM両検波出力のレベルは良好だったがスピーカー出力は非常に小さく前にこのデッキを調べた方の
報告に在る様(ICプリアンプかどうかは不明だが)検波出力とデッキの出力の間に問題が在る様だった。

サテ、実際に受信してみようとしてハテッとなったのはダイアル・ポインターが無い。 この機種では機械的な
ダイアル。 ポインターでは無くLEDアレーの様な物が使われており、LEDアレー部分は発光せず、また選局ツ
マミを回しても何の変化も現れなかった。 マイクロ・プロセッサや PLL を使った方式の物では詳細な技術資
料が無い限り修理は残念ながら無理となる。

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