2台目は Marantz, 10B でCRTが機能せず、R Chが歪む等の問題が有り、またカバレッジを日本バンド
に改造のご依頼を頂いた。 この種の物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。
11月19日 カバレッジの改造に取り掛かった。 どうせならとR Chの出力で作業を進めた。
カバレッジを日本バンドに改造したが感度も上がった様でR Chの歪は殆ど感じられなくなった。
ゴーサインを頂いたので明日はCRT部分に取り掛かろう。
11月20日 CRT部分に取り掛かったが先ずIntensityとFocus用のVRは近年日本製に交換されていた。
元々使われていたCRTでも別途購入されたCRTでも状態は変わらなかった。 可笑しい
各電極の電位を診てみた。
カソードの電位-158Vに対してグリッド1の電位は-261Vと100V以上低くカットオフされているのでは。
回路図の文字がハッキリ読めず5番ピンと8番ピンを間違えていた。 サテ何が問題なのか?
改めてこのCRTのスペックをみてみたが上の定格だけでは良く分からない。 明日は強制的に発光
させてみるか。 本日は時間切れ、何とも疲れた!
11月21日 グリッドがカットオフになっている様だったのでK-g1間を13KΩでジャンパーしてみた。
上は別途添えて頂いたCRTでの外部入力設定、下は出力設定。 焦点は合って無いが問題無し。
元々のCRTでの上は出力設定、下は外部入力設定。 中央部分が焼けているのか発光しなかった。
それと焦点調整用VRは本来250KΩなのだが30KΩの物に替えられていた(300KΩと間違えた?)