テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ビクター 19CT-807 (昭和42年)

2011-03-31 18:51:52 | Weblog

 

群馬で宿泊施設をやっていらっしゃる方からご依頼を頂きビクターの 19CT-807 に近年の
テレビを組み込むことになった。  この 19CT-807 は水平出力に 25E5 を 2 本パラに使う
贅沢設計だった。 この種のテレビの修理、組み込みに付きましてはこちらの ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。


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4月1日 明日はここでテレビの収録が有る為、極力スペースを確保したいので何とか今日中
に終わらせたいと頑張った。ご依頼主には二度お尋ね頂くことになったが好結果が得られた

 

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8トラック・カラオケ (1967年頃)

2011-03-30 19:08:15 | Weblog

今日お預かりしたのは 1967 年頃に発売されたと伺った最初期のカラオケ装置で今日それこ
そ久し振りに通電したところ 8トラックのテープはスンナリ動き良好に再生されたがマイク
からの音はアンプせず、マイク(プリ)アンプに問題が在る様だった。  この種の装置の修
理に付きましてはこちらの HPからお問い合わせ下さい https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/

前面にはランプが組み込まれており音に合わせて点滅する構造になっている。

カラオケと伺い曲の頭出し、また選曲の機構が有るのでは無いかと想像していたがお話では
それらの機能は用意されて無いとのことだった。   8トラックの内の 2トラックを 1曲の左右
に使い、各テープに 4曲が収められている。 しかし頭出しが出来ないとなると甚だ使い勝手
が悪くなるが......

イヤハヤ中身を取り出すだけで一苦労だった。 電源投入時若干モーターボーディング
の様な症状が見られたが流石にケミコンは劣化している可能性が有る。

上の画像に見られるのはランプの駆動回路と想われる回路で周波数フィルター
が組み込まれている可能性が有る。

選曲は真に単純で、ボタンを押す毎に次のトラックに移るだけの構造だった。

課金の機構が気になったが上の画像に見られる様投入された百円硬貨に依って両側に在る接
点間が短絡し、タイミングモーター (1/10 RPM) が回り始め 1回転する 10分間 (60Hz用モータ
ーなので 50Hz地域では 12分) 電源が入りその間自由に曲を演奏出来ることになる。

下はマイクアンプと想われる回路でトランジスタ 2石で構成されている。 
今日は時間切れとなったので明日以降取り組ませて頂こう。

3月31日  昨日に引き続き取り組んだ結果多くのことが判明し、良好に動作し始めたがあ
くまでバラバラにした状態でのことでキャビネット内に組み上げると他の問題が見られる
可能性は有る。

4月2日 今日の午後は組み込みに取り掛かった。  インタビューを受けながらなので若干
時間は掛かるとは想像したがそれでも 1時間も有れば終わるだろうと考えていたのだが何
と 5時間近くを要して仕舞った。 特に選曲(トラックを切り替える)押しボタンスイッチ
部分の機構に問題が有り多くの時間を費やして仕舞った。   冷静に思い起こしてみると押
しボタンスイッチの固定方法に問題が在った。アルミ板で固定している様に見えたが本来
はスイッチとアルミ板の間に弾力性のある物を挟んでおかねば機能しないハズなのでこの
クッション?ゴム?が無くなっていたのが元凶と想われる。この問題以外の動作は良好だ
ったが試験中に 8トラック・テープがジャムって仕舞ったので先ずはこれを修復する必要
が有る。

4月3日 昨日ジャムって仕舞ったテープの修理に取り掛かった。その昔、30年程前に乗って
いた いすゞ の 117クーペにもカーステレオとして 8トラックが積まれていたがその頃一度テ
ープの修理をした記憶が有るが既に構造は忘れていた。 

一部磁性体が剥がれていたので完全に修復出来た訳ではないがその点は如何ともし難い。

 

 

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Hammarlund HQ-100A

2011-03-30 12:09:38 | Weblog

今日お預かりしたのは Hammarlund の HQ-100A で特に問題は無いと伺ったが診させて頂い
たところ中波では問題が無かったが短波 2バンドではバンド切替スイッチに可也接触不良が
診られた。 また Sメーターの振れが逆向きの様だった。手元に資料が無く作業効率が下がる
のでマニュアルの到着を待ち調整等に取り掛かることにしよう。 この種の受信機の修理に付
きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

3月31日 IF とトラッキングの調整を行い、Sメーター回路も直した。 下は調整後
6,055KHzのラジオ日経を受信しているところ。

IF Outをどうするか迷ったが幸い適当な穴が開いていたのでそこを使った(赤いRCAフォノジャック)

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Roberts の3バンドラジオ

2011-03-28 15:24:32 | Weblog

今日お預かりしたのは英国 Roberts の 1960年代の物を模した 3バンドラジオでカバレッジを
日本バンドに改造して欲しいと云うご依頼でした。 この種のラジオの修理、改造に付きま
しては HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

近年の物とのことで簡単に考えていたが実際に取り掛かったところ構造に大きな問題があっ
た。 内部は二つのフレームから構成されており回路が乗っている上部のフレームがこともあ
ろうに接着剤で木製(ハードボード製)キャビネットに固定されていた。 中身が取り出せれ
ば部品がどの様に配置されているか直ぐに分かるが基板のパターン面しか見えず手探りの作
業となった。  イヤハヤ実際に手掛ける前に費用の話はするべきでは無い!

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UMEX 2011年3月

2011-03-25 14:50:11 | Weblog

昨夜は世田谷区上町のベトナム料理サイゴンでのミーティングとなったが幹事の M さんは
朝ベトナムから戻ったばかりでご苦労様でした。  早稲田のSさんの話では彼の学部の学生
は海外からの留学生が多く150人の内残っているのは 3-4人で殆どは母国に帰って仕舞った
とのことだった。  おまけに 5月初旬まで休みとなって仕舞ったとのことだった。原発の問
題は意外なところにも波及している。

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JVC JB-8000(続) + JB-3200

2011-03-25 14:44:58 | Weblog

JB-8000 の VR にガリが診られるとのことで先ずは接点のクリーニングを行い好結果を得た。
ところでこの機種のプラスチック製ギアの一部が磨り減っていたがその部分は上手く直せた
とのことで驚かされた。 

4月4日 演奏位置を示すランプの片方が点灯しなかったのでランプを交換したがそれでも点
灯しなかった。 電圧計で電圧を診ても問題が無かったが結果から申せば切替のリレーの接
点に接触不良の問題が診られた。

次いで JB-3200 に取り掛かったががこちらはターンテーブルが回るだけで他は一切
機能してなかった。

電源は 4系統に別れている様だったが何れにも問題は診られなかった。

ターンテーブルもキャリッジも一つのモーターで駆動されているがキャリッジ用のベルトが
欠けていたのでベルトのキットを使いベルトを作り、キャリッジも動かしてみた。 スンナリ
動いてくれその様にディスクを拾い、演奏が開始されたのが上の画像。

ところが音が出ない。 アンプにはハイブリッド IC が使われていたが電圧は来ているが
全く音が出ない。

調べたところ何とスピーカー 2個共ボイスコイルが見事に断線していた。 可也のジュークボッ
クスを診て来たがこの種のスピーカーでボイスコイル断線と云うのは初めての経験となった。

明日にも秋葉原に同様のスピーカーを探しに行こうと考えていたが駄目もとで修理に
取り組んだところ幸い 2台共上手く直すことが出来た。

4月4日(2h34m) スピーカー二つを組み込み、ピックアップの片側の針の角度を直した。 
ピックアップの出力が短絡するのか音が途切れることが有った。 60Hz様の物なので回転数が
低い問題が診られた。 Seeburg 1930's 用のピックアップ部分を修理の為に持ち帰った。 
*また Wurlitzer 700 のメカ部分を届けた。

下の画像の All Set と All Reset の切替スイッチが外されビニールテープでぐるぐる巻きにさ
れていたが何故か不明。 本来の形に戻したのが下の画像で、ここに在る Credit と Select の
押しボタンスイッチの内 Credit が初めて機能した。

4月14日 JB-3200 に用意されているカラオケ機能を確認すべくマイクを持参した。スライド
スイッチを覆っている金具が変形しておりそこも直した。結果良好に動作することを確認した

 

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Blaupunkt、 Frankfurt Tr De Luxe US (ポルシェ 356)

2011-03-24 13:47:35 | Weblog

今日お預かりしたのは1960年頃に製造された Blaupunkt のトランジスタ使用の最初のモデル
Frankfurt Tr Deluxe US でポルシェ 356 に搭載されている物と伺った。 この種のカーラジオ
の修理、改造に付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

3月26日 今回 FM はパスして良いとのことだった、近々取り組ませて頂こう。

3月27日 選局機構が若干滑っていたので手を加た結果改善はみられたが百点満点は
得られなかった。

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松下 CR-1815-M(マツダ RX-7 SA22C 1978年)

2011-03-23 16:31:00 | Weblog

今日お預かりしたのは松下の CR-1815-M でマツダの RX-7 (SA22C) 1978年製に使われてい
ると伺った AM/FM 2バンド・カーラジオで FM えの切り替えが出来ないと云うお話でした。 
この種のカーラジオの修理、改造に付きましては HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。

AM/FM の切換を行っているスライドスイッチ(上の画像の右上)に問題は診られなかった。

データシートが無く機能に付いては不明だが上の画像の IC (AN101) が機能していなかった。
その後 AN101 が FM のノイズキャンセラー用の IC と分かった。  予想とは異なっていたが
結果オーライとしよう。 回路図が在れば何のことは無いのだが!

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SONY ICF-6700

2011-03-21 17:00:54 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY の ICF-6700 でお話では SW1~3 が機能しないとのことだった。 
今日は分解し中身を取り出しバンド切り替えスイッチ部分を診ただけで時間切れとなったが
明日以降もっと細かく診させて頂こう。   この種の受信機の修理に付きましては ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

3月22日   昨日に引き続きアレコレ取り組んだ結果若干の改善は診られたがバンド切換スイッ
チの接点の磨耗が可也進んでいる様で SW-1 は何とかなったが SW-2,-3 は問題が残っている。

上は SW-2、下は SW-3 が良好に動作している際のもの。

 

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松下 TR-1020

2011-03-21 17:00:11 | Weblog

昨日動作確認をしたのは松下の TR-1020 でお話では先頃使っている内に画像がボケだし、次
いで全く CRT が光らなくなって仕舞ったと云うことでした。 お話の通り画像は全く出ず、多
分高圧が出ていないのだろう。  このテレビも表面実装の部品を使っており修理は可也難航す
ることが想像出来る。  この種のテレビの修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 3月22日 この機種を手掛ける度に気が重くなるのは SONY の IC ラジオ ICR-100 と同じだ
が共に使われているネジが極端に少なく、ケースの固定には 3本しか使われておらず、後は
ユニット、或いは基板同士をぶつけ動かない様固定している。 

回路内にはフレキシブル基板が使われており一箇所断線していた(その昔、約40年前、回路
設計をやっていた頃、メーカーは忘れたが確か国内の繊維メーカーだった記憶が有るが、こ
のフレキシブル基板が開発され早速自分が担当していた回路に使い、BCD-7 セグメント変換、
次いで 7 セグメントのフィラメント・ランプ駆動(未だ LED は無かった)回路を小さなケー
スに入れてみた。  これで配線の工数が可也軽減出来ると考えていたが実際は逆に手間を要し
た記憶が蘇って来た)。 

使われているビューファインダー用の 1" CRT はビームが細く解像度は可也高い。

何とか組み込み良好に動作して呉れたので暫く連続運転を続けた。

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Crosley 10-135

2011-03-19 16:12:32 | Weblog

こちらのホームページをご覧頂いた方から Crosley,10-135 の在庫の問い合わせを頂いたが
袋井の倉庫に在るとは思うが確実では無く、米国で同様の物を見付け発注した物が先程届
き動作確認を行った。 一応動作はしたが若干問題が診られたのでどうするかご依頼主に伺
ってみよう。  この種のラジオの購入、修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

3月20日  ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。 コンデンサの交換とトラ
ッキングの調整なので 1時間もあれば終わるだろうと考えていたが今日の午後の殆どをこ
の機種に費やすこととなった。

今日は画像をアップしてないがコンデンサの交換を終えトラッキング調整に移ろうとしたが
感度が低い。  調べたところテープの下のアンテナコイルが切れていた。 おまけに 1 ターン
分不足している様なのでポリウレタン線で 1ターン追加したが未だ感度が低い。 アンテナコ
イルの1次、2次間が短絡しており何処で繋がっているのか目視では見付けられなかった。

結果的に短絡をしてない状態を固定する為、手元に有ったインスタント・レタリング用の
コーティング剤で固定し、乾燥に移ったが明日には完全に乾燥していることだろう。

3月21日  昨日乾燥させておいたループアンテナにポリウレタン線で不足していた 1ターン
を加え IF とトラッキングを調整した結果十分な感度が得られた。  先行き IFT の問題が出る
と想われるがそれはその時にまた考えて頂くことにしよう。

イヤハヤ1時間を想定していたレストアが結果として 5時間を要して仕舞った。

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BRAUN Audio 1

2011-03-19 16:05:57 | Weblog

今日お預かりした BRAUN の Audio 1で電源が先ず入らないとのお話だった。 受け取った物
にはレコードプレーヤ部分にもアチコチに問題が診られた。   この種の装置の修理、改造に
付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 

先ずは電圧切換スイッチに問題が診られ、電源スイッチも見事に壊れていた。 別の電源
回路も下の画像に見られる様ピンの片方が折れていた。

上の画像に見えている回転数切換の金属製シャフトが白いレバーから外れていた。

上は電源スイッチを分解したところ。  接点を磨き、組み直し好結果を得た。

レコードプレーヤのインダクションモーターに使われている進相コンデンサが
劣化しておりモーターが回らなかった。

プレーヤ部分の電源スイッチにも問題が診られた。

良好に回転し実際に演奏してみた。 ただ 50Hz用なので関西での使用には回転数の
問題が見られるだろう (50Hz 電源を用意することになった)。

ランプも片方が断線していた。

バンド切換スイッチ部分にも問題が診られたが一応機能するレベルには持って行けた。

トーンアームを支持しているシャフトが少し曲がっておりスムースにトーンアームが動いて
無かったのでこれを直し一応スムーズに動く様になった。

3月21日 昨日帰宅時に買っておいたランプを組み込み、次いで FM カバレッジの改造に取
り掛かった。

いやはやフロントエンド部分を取り出すだけで大変なことになった。 可也の時間を要したが
何とか改造を終え総合的な動作試験を行い好結果を得たが、トーンアームはカウンターウエ
イトが重過ぎる感じでピックアップ側に 10円硬貨を乗せ好結果を得た。

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Short message to visitors, readers from overseas

2011-03-16 16:00:42 | Weblog

  Reacently I had several mails and phone calls from old friends and also some people from
over seas.   A day before yesterday, I had a mail from very eagar TV and Audio equipment
collecter J.H from Paris, France.  He warried about myself and my family caused by our earth
quick last week, at that mail I also learnt that he read my blog with Google automatic trans-
lation from Japanese to English.  So it is very interesting to read my blog in English. Well, it
is rather disappointed to read.  Translation was scored may be some 10 in 100 or less, any
way so funny and inaccurate enough (Now I'm writing this article without dictionary, then
there may be many misspering, sorry about that).   So what I wanted to say is, almost all
English translation of my blog is not acculate, then please be carefull to read them.   
   He also asked about picture size change from quater-VGA to VGA, then I tried to submit
VGA picture this time.    Regards  Noriyoshi

March 17,2011  I had another great mail form J. F in Florida, USA

Noriyoshi,

    I was pleased and relieved to hear from your emails with J. H that you and yours are OK after
the devastating earthquake and tsunami,  and the still developing nuclear accident.

    I would like to donate (in my small way) some money to help those so in need there in Japan. 
There are any number of aid foundations here in the USA, but I am reluctant to send them money,
as it is hard to know how much of it will actually make it to those in need in Japan.   Can you re-
commend some WEB based relief organization (hopefully english based), where I can make a do-
nation?    You help would be appreciated. If this is not practical, then I will choose one of the US
based organizations and hope it does some small good.

Regards, and best wishes for you and your countrymen going forward...

J. F

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Hallicrfters SP-44 (2台)

2011-03-12 12:04:04 | Weblog

  Hallicrfters SP-44、2台を同社 S-40B と共にお預かりしたが両者を一緒にすると紛らわしい
ので別に記すことにしました。  この種の装置の修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

CRT は可也の輝度で光り始めたが、水平偏向の幅が狭い。 

3月12日  昨日地震で中断した SP-44、2台の修理を再開した。 1台目の水平振幅が小さか
った原因は誤配線にありここを直し可也大きくはなったが未だ小さいので偏向回路を診て
みた。

上は偏向回路のグリッドの信号波形で電源同期が不完全な為に周期が可笑しくなっていた。

同期を取ったのが上の画像で振幅も増えた。

3月14日  S-40B に IF 出力を設けそこに SP-44 の 1台目を繋いだ。  当初スキャン幅が狭か
った様でスペクトルが見られなかったがスキャン幅の調整後下の画像に見られる様良好に
動作し始めた。

 

次いで SP-44 の 2 台目に取り掛かったがこちらは第二 IF (262KHz) が増幅されておらず調べ
たところここに使われている IFT、2 個共可也離調していた。 調整用のトリマーは目一杯開
けてあるがそれでもまだ共振点が低い。 今日は時間切れとなって仕舞ったので明日以降
IFT を分解してみよう。

2台目の電源回路は Panadaptor PCA-2, Type T-200 と同じもので SP-44 とは異なっていた。

2台目の水平振幅は十分だったが、使われている真空管 6SA7 と 6SC7 に問題が診られた。

3月15日   昨夜帰りのバスの中で回路を確認して気付いたのはこの機種の第 2 IF は 262KHz
では無く 226KHzだった。  1950年代の米国製ラジオには IF を 262KHzにしている物が多くテ
ッキリ 262KHzと思い込んでいた。 今日はこの 226KHzで動作を確認したが矢張り動作しない。 
結果から申し上げれば IF Amp の 6SG7 がチューブ・テスターでは良好な値を示していたが実
際には全く使いものになってなかった(原因は確かめて無いが多分初めての経験となった)。
6SG7 を交換し良好に動き出したのが上の画像。 次いで SX-42 に IF 出力を設け終わりとした。

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Hallicrfters S-40B

2011-03-10 18:33:39 | Weblog

昨日お預かりしたのは Hallicrafters S-40B 受信機と SP-44 パノラミック・アダプタ 2台で昨日、
今日と(地震の直前まで)取り組んだ結果 S-40B は修理を終えたが SP-4 4の1台目の動作試験
を始めたところで揺れが始まった。  この種の受信機の修理に付きましてはこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい

 

ペーパーコンの交換を終え、次いで各真空管の gm を測定したが 6SG7、6SA7、6SC7  3本が
可也劣化していた。 一応調整は出来そうだったのでトラッキング調整に取り掛かったが可也
のズレが診られた。

 

各バンドのトラッキングを調整しようしたが特に中波が上手く行かない。 ダイアルポインタ
ーとなっている表側の透明アクリル板の取り付け位置に先ず問題が有り、また周波数が記さ
れたダイアル板の取り付け位置にも問題が見られた。

 

 

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