テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Hallicrafters, S-38B (1949-1952)

2015-06-30 14:48:02 | Weblog

   今日お預かりしたのは Hallicrafters の S-38B でこれまでに何度か手掛けたモデルだが一部
S-38C で使われ始めた部品も使われていた。 この種の受信機の修理、改造に付きましては
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

電源のケミコンだけは近年の物に交換されていた。

検波、低周波増幅にはコンデンサ4つを纏めた複合部品が使われているがこれは S-38C で使い
始められた物と想うが、IFには12SK7が使われておりこれからは S-38B の様だが、これら二つの
間に位置するのかも知れない。 周波数は少なからずズレており下は6,055KHz、ラジオ日経受信
時。 バンド切換えスイッチの接触にも問題が診られた。

先ずは絶縁の劣化が想像出来るペーパー・コンデンサの交換に取り掛かった。

次いでソリッド抵抗の抵抗値を確認してみたが一部本来の1.5倍以上の物が診られた。

この後使われている真空管全てのgm或いはエミッションを測定してみたが全て良好だった。

7月1日 今日は抵抗値が高化して仕舞った抵抗に補正用の物を加え本来の抵抗値とした(ソリ
ッド抵抗には60年程で2倍近くの抵抗値を示す物が時にみられるが今後の変化は余り無さそう
に想われた)。 その後トラッキング調整に取り掛かり2時間程を掛け、一応全てのバンドの調整
を試みたがこの機種では各バンド毎に行うキャパシタンスの調整のみで、インダクタンスの調整
は用意されておらず (例えばバンド4では30MHzでのみ調整を行うことになっている)局発用の
V/Cが理想的な容量変化をするなら話は別だが可也妥協した特性しか得られそうになかった。

7月2日 トラッキングと云うには少し問題が有るが各バンドをどの周波数で調整するかを迷った
結果、この機種のマニュアル通りとした。 つまりバンド4は30MHz、同3は14MHz、同2は5MHz
同1は1,500KHz+600KHz 。 また電源電圧も定格の115Vを採用した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Watkins Johnson, VHF Portable Receiver WJ8640-3A (再)

2015-06-27 16:29:55 | Weblog

今日お預かりしたのは昨年もこちらで修理を担当した Watkins Johnson の WJ8640-3A で昨
年は極端に感度が低下しており調べた結果 IF 21.4MHzを10MHzに変換する部分のFETが壊
れており交換後良好に機能していたが先頃カウンターが動作しなくなっとのお話だった。
この種の受信機の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問
い合わせ下さい。

類似機種のテクニカル・マニュアルを眺め、局発の信号を増幅し周波数カウンターに加えてい
る部分に問題が有るのでは無いかと想像し、その部分 (Wide Band Amp.) を先ず探した。

前回開けなかった底面のカバーを開けたところにそれは在り、回路が当り易そうで助かった。

上はカウンターが上手く機能していない場合の表示で、下はアレコレいじっている内に動作し
出した局発の出力波形で約101.4MHzだった。

80.0MHzの東京FMが良好に受信出来、暫く安定に受信し続けた。

Wide Band Amp.の入力端の信号をオシロで観たり周波数カウンターで測定したが、ここには
20-80と80-250MHzの二つのユニットの局発の信号が加わっているが動作しなくなると全く信
号が診られず、どうも局発では無くそれ以前の基本的な問題では無いかと想い始めた。 TBC

6月28日 朝仕事場に着いてアレレとなったのは昨日慌てて帰路に着いた為電源を切り忘れ
ていた。 昨日の18時前から通電していたので今朝の10時までとすると16時間以上ランニン
グしたこととなる。 この間ズット動作していたかは不明だが今朝動作していたのは間違いない。

どうも局発に加えられている電源に問題が有ると想われた。 手元に在った類似機種の回路で
は+/-15Vの電源はトランジスタ使用のDC-DCだったがこの機種では上の画像に見られる電源
モジュール(PM962)が使われておりどうもこの辺りに問題が在るようだった。  (問題が出た時
にここをコンコンと叩くと直る)

10個の端子での電圧は正常時15.6V/-15.2V(上の画像)が出力されているが問題が出た際
のそれは0.90V/-4.62Vと特に+側が低下していた。

帰路、通勤の電車で今日のことを反芻してみたが、+15Vと-15Vの電圧の落ち方からして電源
ユニット PM962 本体の問題では無く+15V電源ラインの何処かがグランドに落ちている可能性
が高い様想われた。 時間を掛ければ問題点を見付けることも不可能では無いだろうが費用も
発生することなので残念ながらこの辺りで幕を引くのが良さそうに思えた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SONY, ICF-2001D

2015-06-26 12:10:57 | Weblog

 今日お預かりしたのは SONY, ICF-2001D でこれまでにも10台以上を手掛けたが、この機種の
問題はAMの外部アンテナ・プラグを奥まで差し込むと感度が落ちる(接触も不確実?)との
お話しだった。 この種のマルチ・バンド受信機の修理、改造に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

以前も同様の問題に取り組んだ記憶が漠然と有ったが、ご依頼主からこちらの4年前のブロ
グに類似の修理記事が有ると教えて頂いたが、既に何をしたかは殆ど失念していた。

上はプラグを完全には差し込まず、単に接触させた状態での受信状態(強度LEDは全て点灯)。

下はプラグを完全に置くまで差し込んだ際の信号強度。

EXT ANT.用ジャック(J301)部分には半田付けをやり直した形跡が診られた。

念の為ジャック(J301)を外し、単体での動作を診てみたが不思議なことに問題は無かった。  帰路
通勤電車で今日の作業を反芻してみたがJ301の2種の接点がON-OFFすることは確認したが、2種
各々のON-OFF方向が果たして正しいのかどうかはまでは確認していない。 (まさかとは想うが!)

こうなると訳が分からなくなったが奥の手を使わせて頂き満足の行く結果を得た。 *内蔵のバ
ーアンテナの機能を殺して良いのなら改造も簡単なのだが両者を活かすとなると困難を伴う。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ericofon Model 53L (North Electric Company, Galion Ohio) 1962

2015-06-25 16:46:44 | Weblog

   今日お預かりしたのは Ericofon で確か以前も類似機種を手掛けたが、この機種は外観は同一だ
が回路はマイナーチェンジが加えられた物が多く、今回のモデルも手元の資料には網羅されて無
かった。  この種の電話機の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。

今回の問題は、通話は問題無く出来るがベル(リンガー)がならないと云うものだった。

調べた結果近年国内で手が加えられていたがその際に一部配線を誤って仕舞った様だった。

内部を見て最初リンガーの無いタイプなのではないかと想ったが下の画像にも見えているトランジ
スタで振動回路をドライブしている様だった。 尚、このリンガー回路はEricotoneと呼ばれている。

誤配線を直し実際にベル(リンガー)の動作と、通話に問題が無いことを確認した。 その後調べ
た結果 Dial Base and with Ericotone と云うことからモデルは 53L と判明した。  *当初リンガー
が無いと想ったのも無理は無く、事実リンガーとしての専用部品は用意されておらずレシーバー
(受話器) に発振回路の信号を加え電子音を鳴らしている構造と分かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気時計 (Canadian Neon-Ray Clock Co., Ltd. 8/51)

2015-06-23 16:32:31 | Weblog

   今日お預かりしたのは1950年代の物と想われる電気時計で製造はカナダの Canadian Neon-
Ray Clock Co., Ltd 。 時間が遅れ、また短針と長針がぶつかることが有るとのおはなしだった。
この種の時計の修理に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

お話では1日で10分遅れるとのことだったがそれは理に叶わず実際に動作を確認してみた。
17時に時刻合わせをし18時に確認したのが下の画像で理論通り10分/時間の遅れだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BRAUN, SK 61 (1961)

2015-06-21 17:21:12 | Weblog

今日お預かりしたのは BRAUN の SK 61 で確かこの機種を手掛けるのは今回で2度目となる。  お
話ではフルレストア済みと云うことで購入したものの電源は入るがラジオ、レコードプレーヤ等
全く機能しないとのことだった。  この種の物の修理、改造に付きましてはこちらの ホームペー
ジ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

電源設定が220Vだったので110Vとしレコード・プレーヤーは回り出したが音が出ない。

周波数変換用の真空管ECH81が抜け落ちていた。 他の真空管も辛うじて刺さっていたが多分
挿入されている深さが不足していたと想われる(輸送時に抜け掛けたのかも知れない)。

左右両チャンネルの出力を確認したが若干音質に差が診られた。 またレコードプレーヤーとし
ては若干音声出力が少なかったがクリスタル・カートリッジがオリジナリの様なので無理も無い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BRAUN, audio 300 (1969)

2015-06-19 12:06:08 | Weblog

 

今日お預かりしたのは BRAUN の audio 300 で以前は片チャンネルは動作していたが昨日急に
その片チャンネルも動作しなくなって仕舞ったとのお話だった。  この種の物の修理、改造に
付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 

ターンテーブルはスンナリ動かなかったが、何とかトーンアームを載せ出力を診てみたが(フォノ
アンプの少なくも片チャンネルは機能していたが) 残念ながら音声出力が出ておらず、先ずはカ
ートリッジの交換が必要と想われた。

針先も可成り丸くなっていた。

電源回路と出力回路に問題が見付かり両チャンネル共出力は出る様になった。 AM(MW)に
問題は無く、FMも簡単に調整を行いFM横浜 (84.7MHz) は良好に受信出来たが76MHzから
の日本バンドをカバーするにはもう一工夫加える必要が有る。

ターンテーブル部分は上手くスタートせず、調べたところ可成り割れたり、外れている部品が見
付かった。 サテ元の状態が分からず何処から外れた物か不明。

 6月20日 ゴーサインを頂いたのでフォノ・アンプ(ヘッド・アンプ)部分の修理に取り掛かった。

内部のシャーシーを取り出すだけでも可成り難航した。

ヘッド・アンプを探した結果、上の画像の(下の)基板の左側と分かった。

これまでの経験からプラスチック・モールドの電解コンデンサは30年程で容量抜けを起こすこ
とが多いのでフォノ・アンプだけで無くプリ・アンプ(上の基板)部分の物も全て交換した。

ヘッド・アンプの入力端で動作を確かめてみたが両チャンネル共良好に機能した。 ところが
トーンアーム先端での動作をみてみたが動作しない。 コネクタ部分での接触の問題が在る
のかも知れないが明日別のカートリッジがご依頼主から届くのでそれで確かめてみよう。

上はFMでFM横浜受信時のSメーターの振れ具合。 下は試験用に接続した手持のカートリッジ。

ご依頼主が壊れている部分の本来の画像を探し送ってくれたので仮に接着してみた。 しかし
上(奥)の軸を固定する部分は無くなっている部分が多く固定は無理そうだった。

 

フォノ・アンプの入力端とカートリッジ間の導通が無く、調べるにはターン・テーブル部分を細く
診る必要があるので外した。

演奏を開始するレバーを0→1に切換えないと信号ラインはグランドに落ちていた。

カートリッジが繋がるトーンアーム内のコネクタの深さを測定してみた。 4つの深さには若干差
が在ったが約11.6mmだった。

ところが今回装着されていたカートリッジの長さは約11.2mm、手元に在った物のそれは約11.0
mmでこれでは回路が構成されない。 どうもトーンアーム内の接点の位置が後退した様だった。

6月21日 この部分の修理に想定した時間を昨日既に超えて仕舞ったが気になり今日は何時
もより早く仕事場に着き、昨日の続きに取り掛かった。 

どうもトーンアーム内のコネクタに問題が有りそうだったので思い切って分解してみた。

一部リ-ド線が外れていたが後ろからの半田付けは極端に困難だった(それでも一応全てのリ
ード線の半田付けを何とか行った)。

しかしどうも接続と絶縁が不完全だったので諦め一度接点部分を外に出してみた。

想像通りスプリング・ローデッドで本来はスプリングで若干浮いている構造だった。

画像が無いが上の状態の接点を組み込み、2-3度様子をみてみたが上手く回路が繋がらず半
ば諦めたが、接点が後退しない様後部を接着剤で固め、かつカートリッジの接点に半田を盛っ
た後に高さを揃え、距離を稼いでどうなるか試みた結果両チャンネルとも上手く繋がった。

当初添えて頂いたカートリッジを使い動作を確かめてみたが非常に良好で安心した。

上の仮止めした部分も可也シッカリしていた。 念の為ご依頼主に送って貰った予備のカートリ
ッジは結局今回は使わなかった(下の画像)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1970年のVW, Type 2 用、松下製カーラジオ CR-112AY

2015-06-17 15:43:01 | Weblog

今日お預かりしたのは松下の CR-112AY でこれまでにも何度か手掛けたモデルだった。 お話
では電源が入らないとのことだった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこち
らの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月18日 ゴーサインを頂いたのでレストアを開始した。

電解コンデンサの交換を終え、次いでiPod用の入力アダプタを設置し動作を確認し終わりとした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IKEA の テーブルランプ (Typ A9904)

2015-06-15 10:56:04 | Weblog

今日お預かりしたのは IKEA のテーブル・ランプで点灯しなくなって仕舞ったとのお話だった。
専門外だが診させて頂いた、この種の物(専門分野ではありませんが)の修理に付きましては
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

  問題は直ぐに分かったがランプに供給されている12Vはロッド・アンテナの様に伸縮する金属
パイプで為されておりこの間が金属等で短絡すると過電流が流れ故障に繋がったと想われる。

6月17日 お預かりしたものは原則当日終わらせているが(無論複雑な物ではそうは行かないが)
昨夜までに合計4通のメールを送ったがお返事がなく困っていた。 午後2時頃に電話を頂いたが
2-3日に一度しかメールは見ないとのお話だった。 こちらは朝昼夕/夜と1日3-4度は見ている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Becker, Europa MU

2015-06-14 12:26:39 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker, Europa MU で1960年代後半の物と想われた。 カバレッジの改
造依頼を頂いたが何か他にも問題が有りそうだった。この種のカーラジオの修理、改造に付き
ましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

可成り改造が加えられており、低周波部は近年の回路に載せ換えられていたが出力が無い。

幸い低周波部も動作する様になり次いでカバレッジを確認し終わりとした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SONY, CRF-200

2015-06-11 13:08:39 | Weblog

  今日お預かりしたのは SONY, CRF-200 でこれまでにも何度か手掛けた機種だが、電源コードが
無く動作に付いては不明とのお話だった。この種の受信機の修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

この機種で先ず難航するのが短波のバンド切換ツマミの着脱で今回もイモネジ3本がネジロック
でしっかり固定されており梃子摺った。

何とかシャーシを外に出し、試みに電源を加えてみたがAC100Vではランプが点灯するのみ、また
DC9Vではランプも点灯しなかった。

低周波出力の近くに焦げた形跡が診られ、調べたところ近くの抵抗の幾つかが焼損していた。

低周波出力のトランジスタも短絡、或いはオープンとなっており、バイアス用のダイオードも死ん
でいた。 他にも前段へ電源を供給する回路に問題が有り可成りの作業量となって仕舞うことが
想像出来る。 電源回路基板には修理を試みた形跡が診られた。 抵抗類の焼損はDC9V電源
ラインにAC100Vを加えて仕舞ったのでは無いだろうか。

出力用のトランジスタは2個共短絡の問題があるので別のICアンプで動作を診てみた。 電源ラ
インに入っている51Ω(下の画像)が断線していたので別の物に換えた結果FMは機能し出したが
AMは動作しなかった。 道のりは可成り遠そうだった。

調べを進めた結果電源ラインのパターン(下の画像)が一部溶けて無くなっていた。

低周波出力段の傷みが激しく修理は諦めICアンプを組み込んでみた。

FMだけで無く、中波、短波の動作も良好となった。 上下の画像はラジオ日経(6,055KHz)受信時。
久し振りに手掛けたことで忘れていたがこの機種で何時も不思議に思うのは RF Gain で、通常
の様にCWに回して行くと感度は上がるがBFOが機能して仕舞う。 BFOを切るにはCCW一杯の
Normal位置にしなければならず、感じとしてここでAGCも機能する様だがBFOはRF Gainとは別
にON-OFFさせるべきと想う。 無論その様に改造することは出来るが先ずは本来の形とした。

6月15日 先週ご依頼主にメールを3通送ったがお返事が無く電話をしたところ届いて無いとの
ことで先方からメールを送って貰ったがメールアドレスに間違いは無かったが、そのメールに返
信したがまたも届いて無い様だった、何とも解せないが何かフィルターを設置されているのか?

電話で電池でも使える様にとの追加作業をご依頼頂いたので電池用電極の修理に取り掛かった。 
電池の電極は何方かが半田付けを行った様で取り出せない。 仕方なく奥の電極の半田を何とか
溶かし新しいスプリングを半田付けした。 どうも以前の持ち主が電源部分に手を加えた様だった
(電源基板上にも半田付けをやり直した跡が診られた)。 電池での動作を確認し終わりとした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東芝 6TP-243

2015-06-08 09:50:43 | Weblog

 今日お預かりしたのは東芝の6石トランジスタ・ラジオ 6TP-243 で昭和30年代中頃の物と想わ
れるモデルです。 ご依頼主がその昔、最初に購入したトランジスタ・ラジオとのことで以来
大事にされていらしたとのお話でした。    この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

動作を確認したところ全く音声出力が無かった。

調べを進めたところ低周波入力トランスの1次側が断線していた。 少し大きめの物しか手元に無
く若干難航したが上手く収まり、好結果を得た。 音も中々のものだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スカイライン ('75年) 用カーラジオ、日立KMS-2351G+クラリオン RP-332D

2015-06-06 15:56:10 | Weblog

今日お預かりした2台のカーラジオは共に40年前のスカイラインに使われているモデルとのこと
で2台共動作しないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 

 

 

両機種共外部機器(8トラック・プレーヤ)を接続して使う構造となっている様で、単体では若干の
改造を必要とすることが分かった。 今日は時間切れとなったので続きはまた明日。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨペット コロナ、 RT20 (昭和38年) 用 神戸工業 AR-77

2015-06-05 13:33:49 | Weblog

この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Becker, Europa TR

2015-06-03 17:07:06 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker, Europa TR で1960年代後半の物と想われた。  しかし添えられてい
たアンプ・ユニットはステレオ用の物で明らかに本体とは一致せず、動作しないがどうするか伺
ってみよう。    この種の物の修理に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

 6月4日 当初手元に在ったBecker, Mexico用のアンプ・ユニットを一部改造して使うことを考えた
がMexico用の物はサーチ中にミューティングを掛ける回路となっており簡単な改造では済まない
ことが分かったことと、下の画像に見られる様、本体とアンプ・ユニットを接続するコードのDinコネ
クタのピンが1本欠損しており外部に設けるアンプ・ユニットを止め、内部にICアンプを組み込む方
式を採ることにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする