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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Palstar, R30CC

2025-03-07 13:19:33 | 通信機

今日の1台目はこれまでに何度も修理依頼を頂いた所沢市の I さんからの Palstar, R30CC と
云う受信機でアンテナをM型接栓に繋いでも受信しないとのお話だった。 この種の受信機の修
理のご依頼はこちらの ホームページ https://varc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
ところで今回の物は今月3日に何時もの様に所沢から宅急便で発送された物だが何故か一度九州
に送られ間違いに気づきやっと届いた訳だが何故この様なことが起きて仕舞ったのか?

M 型接栓では無くハイ・インピーダンスのアンテナ入力では問題無く受信出来た。

ご依頼主からは M型接栓に問題が在りそうと伺った。 最初分からなかったが細かく診た結果
オレンジ色のビニール線の芯線が外れていた。 そこを繋いだ結果良好に動作した。

結果直って良かったのだがこの様な簡単な問題では修理費用を頂き難い。

 

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TRIO, 4 Band-Super Coil Kit

2024-10-10 14:08:42 | 通信機

今日の2台目はトリオの 9R-59 に使うコイルパック (KR-430) が短波帯だけ機能しないとのお話で
9R-59 共々お送り頂ける様お願いしてあったが、開梱し始めてアレレとなったがお送り頂いたのは
自作の受信機だった。 自作の物は問題が多いことが多く、原則手掛けておらずどうするか? 
9R-59 等の受信機の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致し
ます。

10月11日 コイルパック部分の静特性を実測した。 各コイルの抵抗値は可笑しく無い値だった
が短波帯に使われているコンデンサの容量は実測してはいないが容量がこれで良いのかは不明。

実は測定を開始した際、アンテナコイルの2次側(RFG-グランド間)は無限大だったがアレコレ
試みた後は上の様に 0.1 ~ 9.9 Ω となった。 当初ここが問題と想えたが一体何が有ったのか?

 

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ミズホ AP-1

2024-10-03 11:19:23 | 通信機

今日の2台目も1台目と同じ I さんからで以前同様の物をこちらで手掛けていたとのお話だったが
本人はスッカリ忘れている。 オーディオ・プロセッサの機能は 500~1,000Hz可変の狭帯域フ
ィルター、600~1,500Hz固定の帯域フィルター、600~3,000Hz可変の狭帯域減衰器とのことで
先ずは周波数特性を診させて頂こう。  この種の物の修理、動作確認のご依頼はこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

添えて頂いた資料に見られる特性を確かめるにはオーディオ帯域のスペアナでも在れば簡単だが
それは無くどうするか?

10月4日 各モードの周波数特性を実測してみた。

先ずは PEAK Filter の特性だがノイズが激しく、また出力が無くなることも有った。

次いで NOTCH Filter を診てみたが殆ど変化は診られなかった。

最後に BAND-PASS Filter を診てみたがこちらも変化量は非常に少なかった。

 

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Drake, T-4XC

2024-08-07 13:26:22 | 通信機

今日の2台目は栗東市の T さんからお預かりした Drake, T-4XC で初めてとなるものでした。 2梱包
で発送されたと伺っていたので運んで来た Y 運輸の方にもう 1梱包有るハズと聞いてみた結果配達
日時が明日のことが分かった (通常配達日時を指定せず送る様お話しているのだが?)。   この種の
機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

当初変調が掛からないので診て欲しいとのお話だったが、その後スプリアスの測定もお願いしたい
と変わり、こちらには校正済みの測定器も無くお話は無かったことにさせて頂いた経緯が有った。

8月8日 電源部やマイクが届いた。

多分単純な問題では無いかと先ずはマイク周りの配線を診させて頂いた。

グランドラインが繋がって無かったので調べた結果青いリードが外れていた(配線されて無かった)

グランドラインが切れていたのでプッシュスイッチの回路も機能して無かった可能性が有る。

念の為に実際に送信してみようとしたが調整法が分からず、送信には問題が無さそうだったので
ここまでとさせて頂いた。 (電源コネクタの接触が不完全な感じだった)

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Kenwood, R-2000

2024-06-18 12:08:02 | 通信機

今日北海道の G さんからお預かりしたのは久し振りの R-2000 で以前同一機種で見られた問題と
同じだったので近々診させて頂こう。  この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

エンコーダーユニットを調整し、メインダイアルで周波数を上げ下げすることは出来る様になった。

954KHz, TBS 等中波の感度は低かった。 また F. LOCK をして無いと周波数が飛ぶことが有った。

ラジオ日経等は普通に聴けた。

ご依頼頂いたメインダイアルで周波数を上げ下げ出来ないと云う問題は一応解決出来たが、中波で
の感度不足、或いはロックしないと周波数が変動する問題が在るのでそれらを考慮した修理費をお
伝えしたいが珍しくメールのやり取りはしてないとのことで仕方なく封書を送ることにしよう。

6月19日 昨日は(若干問題は診られたが)3時間程 954KHz で連続運転を行ったが一応大きな問題
は無かった。 今朝も動作試験を開始したが中波帯で可成りノイズが混入し、また動作も可笑しく
なることが有りガッカリ。 これでは修理をしたとは云えない。

6月24日 ご依頼主から今日19日に投函した封書が届いたとの連絡を頂いた。 以前は3日程で届い
てとのお話だったが今回は(土、日を挟んではいるが)5日目に届いたことになる。

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Collins, 51S-1

2024-04-24 13:36:16 | 通信機

今日の2台目は時々修理のご依頼を頂く茨木の A さんからお預かりした Collins, 51S-1 で S メー
ターが動作しない等幾つかの問題が在る様だった。  この種の受信機の修理のご依頼はこちらのホ
ームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

4月25日 S メーターが振れないとのお話だったのでメーターその物に問題が在った場合如何とも
し難いのでメーターの動作を確かめておいた。

4月26日 マニュアルを持ち帰り作戦を練った。

S メーターのゼロ点調整と感度調整を行ってみたが CAL モードでは十分振れたが通常動作確認に
使っている 1,242KHz ( JOLF ニッポン放送 ) では何故か全く振れなかった。

周波数がズレているとのことで先にこちらを調整した。 (上約-4KHz) 下は補正後。

感度が可成り低い様なので先ずは真空管の gm を測定した。 赤く印を付けた物は交換要。

4月27日 昨日帰路回路図を眺めながら気になったアンテナ入力を確認してみた。上は ニッポン放
送 1,242KHz、下は ラジオ日本 1,424KHz 受信時。  何時もと同様の感じだった。  問題はどうも
Megacycles スイッチに在る様だった。 

Megacycles スイッチ部分に問題が在りそうだったので奥の手を使わせて頂いた。

可成り効果が有った様で Sメーターの指示は安定且つ良好となった。

上は完全にゼロでは無いが略ゼロに調整した。 下は何時ものニッポン放送受信時。

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TRIO, 9R-59

2024-03-23 11:32:32 | 通信機

今日お預かりしたのはトリオ 9R-59 で電源は入りノイズは出るが受信には至らないとのお話しだ
った。この種の物の修理のご依頼はこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

3月25日 通電し動作を診てみた。 しかしシャーシの状態は新品の様だった。

ペーパー・コンデンサはメタライズド・フィルム・コンデンサに近年交換されていた。

そのままでは動作せず UY ソケットの 1-5 番ピンをジャンパーした。

先ずは真空管の gm とエミッションを測定した。 V1, V6 各 6BA6 の所に 6BD6 が使われていた。
V1 は特に感度に影響するので手持ちの 6BA6 (未使用) に交換した。 Qマルチ用 6AV6 を忘れた。

細かいことだが SET POINT (バンド・スプレッド) が最小容量となる箇所でここで周波数を合わせる。

SET POINTが微妙にズレているのが気になって修正を加えたが 0.5時間を要した。 954Kc受信時
だが上は修正前。

上は 4.8-14.5Mc バンドでラジオ日経 (6.055Mc) 受信時、表示は約 5.91Mcを示している。

10.5-30.0Mcバンドで北京放送を受信したがここの周波数は未確認。 明日調整を加えてみよう。

3月26日 昨日忘れた Q-Mult用 6AV6 の gm 等を測っておいた。

次いでこの Q-Mult の発振周波数を確認した。 最初 464.64KHz と可也高かったので調整した。

発振周波数調整用のバリコンをセンターに持って行った。

周波数を 455KHz に合わせた。

次いで各バンドのトラッキング調整に取り掛かった。 先ずは .55-1.6Mcバンド(600Kc)

上は 600Kc、下は 1.4Mc

次いで 1.6-4.8Mcバンドの 4Mc(上)と、1.7Mc(下)

次いで 4.8-14.5Mc バンドの 6Mc(上)と、10.5-30Mc バンドの 28Mc(下)


最後は 954Kc (TBS)

 

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JRC, NRD-505

2024-02-27 09:57:28 | 通信機

今日の5台目は昨日届くかと考えていた JRC、NRD-505 で確か前回取り組んだのは10年前で当時は
視力も十分で使っていたオシロも 150MHzの物でこのところの 20MHzの物とは大きく異なりどこ
まで出来るか? この種の物の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

伺った様 KHz台の表示が常に変わっており、音声出力は全く無かった。

メモリーバックアップ用の電池は完全に放電していた。 (今回の問題には直接関係無いので無視)

 

 

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ヤエス FT-901DM

2024-02-21 12:36:33 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなるヤエスの FT-901DM でダイアルが硬いとのお話だった。 この
種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致しま
す。

早速診させて頂いたが特に硬いと云う様な感じでは無かった。

二つのノブの間隙が気になったので少し拡げたがスムーズに回った。

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Collins, 75A-3

2024-01-16 14:33:18 | 通信機

  今日の2台目は以前から修理依頼を頂いていた Collins, 75A-3 でバンド毎の周波数を表示する
ドラムが回転しなくなって仕舞い、また周波数表示の指針が斜めになっているとのお話だった。 
この種の受信機の修理、調整等のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

1月19日 修理を開始した、一部のノブの位置(方向)は後々大事なので位置を記録した。

ドラム側面のプーリーに巻かれていなければならないスチール・ワイヤーが何故か外れていた。

前面パネルが外れさえすれば後は簡単と想うが外れない。 特に BFO PITCH のシャフトの周りの
スリーブが外れず困った。 メインのシャフトも減速機構が在り可成り複雑そうだった。

前面パネルの裏に在るドライブ側のプーリーにも何故かスチール・ワイヤーが巻かれて無い。

前面パネルが何としても外せず最早ここまでかと諦め掛けた

駄目元でアレコレ試みた結果何とかスチール・ワイヤーをプーリーに戻した(イヤハヤ疲れた!)。

バンド切り換えは良好に動く様になった。 上は 15mバンド、下は 40mバンド。

上は 160mバンド。 下は BFO PITCH のツマミと外側の A, B 切り換えスイッチ。 3段階切り
換え出来そうに思ったが記憶通り 2段階が正解だった。(スリーブのところをいじった際 2段階
しか切り替わらなかったと記憶している)。 しかしこの A, B は何の切り替えか?

その後今回の機種のマニュアルに目を通し A, B はメカニカル・フィルターの切り替えで 75A-3 に
は標準で 3KHz の物が搭載されており別途 800Hz の物もオプションで搭載可能とのことだった。

1月20日 メカニカル・フィルター切り替えスイッチに取り掛かった。

メカニカル・フィルターは標準の 3KHz の物の他にオプションの 800Hz の物も装填されていた。

若干 S メーターの振れが大きかったので調整を加えた。

メカニカル・フィルターの切り替えスイッチを本来の位置に戻した。

全てのバンドで動作を確認した。

オプションの NBFM アダプターも備わっていた。

一部の真空管は非常に狭い所に収まっておりエクストラクターが欲しい。

時間が有ったので真空管のチェックを行った。 結果 V2 (6BA7) と V8 (6AL5) が最低値を下回って
いた。 最低値は下回っていなかったがギリギリの物は交換しておいた方が後々無難そうだった。

 

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トリオ 9R-59

2024-01-03 12:30:11 | 通信機

今年の1台目は今日の配達をお願いしてあったトリオ 9R-59 で電源は入るが全く動作しないとの
お話だった。  この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に
お願い致します。

早速通電してみたがハムが出るだけで確かに全く動作しなかった。

電源回路のブロック型電解コンデンサの電解液が無くなっている様だった。

47μF/350Vの電解コンデンサを 2個を加えた結果一部は動作し出したが受信には至らなかった。

IF 増幅以降は動作していたが混合、局発、高周波増幅部分にB電圧が加わっておらず回路を追った。

自分でもアマチュア無線を始めた60年程前にこの機種を組み立てたことが有るが忘れていた。

裏面に在る UY ソケットにプラグを挿し+B回路をジャンパーする必要が有ることを忘れていた。

一応動作はし出したが感度が低く、トラッキング・エラーも多い様だった。

S メーターも全く動かず一度分解する必要が有る。

S メーター(ラジケータ)を分解してみた。 てっきりピボット部分の問題かと考えていたが....

実際は導通が有ると想ったのはシャント抵抗で、残念ながらムービング・コイルは断線していた。

次いで真空管の gm 等を診て見た。 6BE6 は 2本共最低値を大きく下回っていた。

整流管を忘れていたのでエミッションを確認した結果 50-48/40 と一応使えるレベルだった。

1月14日 ご依頼主が探していたラジケーターを入手出来動作確認後発送したとの連絡を頂いたの
で次のステップに進んだ。 gm が低かった 6BE6, 2本を交換すべくストックを探した。

未使用の 3本が見付かったが gm を調べた結果、松下とエレバムの物が良好だった。

次いで使われているペーパー・コンデンサの交換に取り掛かった。 これまでの経験で絶縁が低
下している物が多かったが今回の物も絶縁が可成り劣化していた。

1月17日 お送り頂いたラジケーターを組み込んだ。 上部のキズが惜しい。

ラジケーターのゼロ点を合わせた。

先ずは中間周波 455KHz の調整に取り掛かった。

中間周波の調整は上手く出来たのでバンド A から局発と高周波増幅の調整に取り掛かった。

100点満点では無いがバンド A は実用レベルとなりバンド B に進んだがこのバンドを含めバンド
C, D は何れもバンド切り替えスイッチの接触に問題が診られた。 永年放置されていた様でこの
問題の解決は難しそうだった。

他のことで今日いらして頂いた M さんに接点復活剤を買って来て頂いたので切り替えスイッチ部分
に塗布しておいた、少し置いてから動作を診て見よう。

接点復活剤の効果は可成り有りバンド A~D まで一応動作する様になったが バンド B~Dはトラッ
キング道半ば。 (取説通りに調整を試みた何故か上手く行かなかった)

1月18日 B~D バンドのトラッキング調整に取り掛かった(局発の信号がアンテナ端子に可成り
のレベルで出ていた)。 一応マニュアル通りに調整を進めたが D バンド の局発用トリマーは
外れるギリギリでも未だ不足で無理はしなかった。 傷が気になったラジケーターのフロント部
分を交換してみよう見てみたが残念ながら接着剤でシッカリ固定されていた。 

 

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Collins, 75A-4

2023-12-20 16:38:05 | 通信機

今日の5台目は Collins, 75A-4 で周波数表示のドラムを回転させるスチール・ワイヤーが切れて
仕舞ったとのお話だった。 これまでに経験したことの無い問題だが近々診させて頂こう。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

12月21日 問題の部分を表に出すべく分解に取り掛かった。

一部のツマミは2mmのアーレンキーで外せたり、マイナス・ドライバで外せたがメインのノブ
が外せ無い。

メインのノブ (Killocycle Tuning)  が外せ無いと前面パネルが外せず今回の問題の部分が当たれ
無いが、何とか上下のパネルを外しワイヤーが掛けられないか見てみることにした。

12月22日 昨夜我が家で 75A-4 のマニュアルの一部をプリントアウトした。 上の様な状態に
さえすれば切れたワイヤーの張り替えは直ぐに終わりそうだが!

回転ドラム (バンド表示) 側はプーリーが直ぐそこに在りワイヤーの架け替えは問題は無さそう。

ところがバンド切り替えのシャフト部分は奥に在り最早どうにも出来ない。

 しかし少なからずこの種の物を手掛けて来たがノブが外せ無いと云うのは初めての経験となった。
昨日外した音量用のノブを元に戻したが何処かに引っ掛かって仕舞う様で回せなかった(ボリューム
の交換を要する)。 云うまでも無いがこの部分を何処かにぶつけたことも無理をしたことも無い。

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Hammarlund, SP-600-JX6

2023-12-17 12:40:00 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りの SP-600 で電源は入るが全く受信出来無くなって仕舞ったとの
お話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

通電してみたが全く音声出力が無く出力段から前段方向に回路を追った。

徐々にノイズは出る様にはなったが 1st Mix. V5 (6BE6) を抜き差しすると可成りのノイズが出たが
この辺りの動作が腑に落ちない。

今日は2時間半しか取り組めなかったが少し頭を冷やすことにしよう!

12月18日 昨日はマニュアルを持ち帰り作戦を練った。 上の画像に在る V1, V2, V4, V5 の4本
のソケットは裏からも当たれ無いのでエクステンダーを作るかと考えていた。

その前に真空管 V4 の周りにリード線を巻き容量結合で 455KHzの信号を加えてみた。上の画像

次いでアンテナ端子に 455KHzを加えたのが上の画像で高周波系に問題は無さそうだった。

局発の出力をオシロで診て見たが検出出来なかった。 エクステンダーを作るかと考え始めた。

アレコレ設定を調整した結果機能し出した。 こちらで最も電界強度の高い ニッポン放送
(1,242KHz) 受信時。 バンド切り替え、及び Xtal Phasing に可也接触不良が診られた。

次いでラジオ日経 6.055MHz 受信時。

 

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Collins, 51S-1

2023-11-20 13:11:29 | 通信機

  今日沖縄の T さんからお預かりしたのは久し振りの Collins, 51S-1 で先頃感度が落ちて来
たとのお話だった。 この種の受信機の修理、感度調整等のご依頼はこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速動作を診させて頂いたが確かに感度は可成り低かった。 下はこちらで比較的電界強度の高い
NHK 第一 (594KHz) 受信時で周波数も数 KHzズレており S メーターは全く振れなかった。

こちらで最も電界強度の高いニッポン放送 (JOLF 1,242KHz) 受信時で数 KHz 離れた所に別のピー
クが在った。 サテ先ずは真空管のチェックから始めるか。 ここまでは何時も中波の動作確認に
使っているループアンテナで動作を診て見たが 6.055 MHzのラジオ日経等の受信には外の逆 L ま
がいのアンテナを使ったが S メーターは少し振れていた。

先ずは真空管の gm チェックに取り掛かった。 今日は6EA8, 5本と6BA6, 4本で時間切れとなって
仕舞ったがこれらの略全ては Min.Val. ギリギリか下回っており略全数交換の必要が有る。  他にも
7本残っており明日一番で診させて頂こう。

11月21日 結果として 6EA8 は 5本、6BA6 1本、12AX7 1本 加えて 6DC6 1本を交換したい。

米国に発注しようか、国内で調達するか迷ったがヤフオクで真空管を可成り出品している方にこれ
らの真空管のことを相談したが最初の内容と次が異なり時間ばかり掛かるので取引は止めたいと言
われて仕舞った。 ならばと自分の真空管部屋に閉じこもり何とか 4種 8本を探し出した。疲れた!

真空管交換後先ずラジオ日経 (6,055KHz) を受信してみた。

次いでニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。

電源電圧を 115V に変えラジオ日経の (上 第2) 6,115KHz受信時。(下 第一) 6,055KHz受信時。

11月22日 昨夜今回のモデルで 531KHzを聴いていると通電後20~30分で音量が減り全く聴こえ
なくなるとの連絡が有った。 真っ先にお話頂きたかった問題だが先程来既に30分通電している
が今のところその様な現象は診られ無い (こちらでは電源電圧 115Vで 594KHzを受信している)。

結局今日は2時間40分程連続運転を続けたが周波数の安定度は高く、また問題は診られなかった。

 

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八重洲 FGR-7

2023-05-26 15:07:11 | 通信機

今日の4台目は久し振りの 八重洲 FRG-7 で全く受信しないとのお話だった。 この種の受信機の修
理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

早速通電してみたがお話の様に全く受信には至らなかった。

最も怪しかった第一局発 (55.5~84.5MHz) は動作していた。 ところでこの機種は何度も手掛け
ており回路図は有ったハズだが見付からなかった。 再度ダウンロードするしか無いか。

5月27日 昨日は第一局発に問題が無いことを確かめて時間切れとなって仕舞ったので続きに取り掛
かった。 上はハーモニック・ゼネレータの出力で 1MHzの源発振+高調波成分。

実際の周波数を診てみた。 上は下端 54.616MHz、上端の周波数も確認したが86.195MHzだった。

次いで第二局発は上端 3.480MHz、下端 2.437MHzだった。(説明書では3.455~2.455MHz)

Pre Mix 後 BPF を通過した出力。 (52.5MHz)

4MHz の信号を加えた際の第一混合の入力端。 一応信号関係は良好で 6MHz辺りを実際に受信
出来たが何故か中波帯域を受信出来ない。 今日は午後都内で集まりが有りここで時間切れ。

5月28日 6MHz台でラジオ日経 (6.055MHz) を受信は出来たがイマイチだったので急遽簡単な逆L型
アンテナを外に張った。  下は S メーターの指示値。  *メインの周波数表示に若干ズレ有り。

7 MHz帯のハムバンドを聴いてみた。

15MHz帯で中国と想われる放送が何局か入感した。

A バンドではロックが殆ど掛からなかったので第一局発の周波数を若干調整した。 結果ロックが
辛うじて掛かる様になり A バンドも機能し出した。 (ただ本来の感度はもう少し高いのでは?)

上はバンド A で TBS (JOKR, 954KHz )受信時。 下はニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。

FEN (AFRS) 810KHz受信時。LOCK の LED は本来は完全に消えるのが望ましい。バンド A
は 500KHzスタートなのでメインの周波数表示はどうなるのだろうか? (0=500KHzか?)

 

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