テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BOSE, LS-4810

2009-02-24 16:01:46 | Weblog

今日お預かりしたのは BOSE の LS-4810, Lifestyle Music System, CDプレーヤ+FM/AM チューナ
ーで制御系の問題と伺ったので最初修理は無理かとも想ったがハード部分のみの修理で良いと
のことでお請けした。 この種の装置の修理に付きましては HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

信号の入出力は RCA ジャックで為されており全てチェックしてみたが問題は無さそうだった。

シリアルデータ用には 3.5φのステレオミニジャックが使われていたがここは明らかに外部から
加わったストレスに依り壊れており多分これで可也動作は良好になると想像する。 念の為接続
ケーブルもチェックしたが問題は見られなかった。

3月1日  ご依頼主から、お陰様で良好に動作する様になったとのご連絡を頂いた。

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シャープ TV-300(再々)フジテレビ開局50周年記念

2009-02-23 22:49:08 | Weblog

先週金曜に番組制作会社に貸し出したシャープの TV-300 だが、昨日の朝スタジオに持ち込ん
だが電源が入らないとの連絡が有った。   電源コードが可也硬くなっていたのでコードか、差
込或はヒューズが飛んでいるのでは無いかと想い見て貰おうとしたが技術の人は多いが古過ぎ
て誰も診られないとのこと。 聞けば収録までは後 2時間半しか無く、慌てて工具や部品を揃え
お台場に向かった。  幸い首都高の上りは空いておりお台場には 20分程で着いたが聞いたスタ
ジオの場所を探すのに苦労した。 スタジオの隅に置かれた台の上の TV-300 の後ろを見て一瞬
に問題は分った、ヒューズが無い!   先日乗用車の後部席に置かれて運ばれて行ったがその際、
裏蓋を外していたがその為に背もたれ辺りがヒューズに当り外れて仕舞ったのだろう。
ヒューズを嵌め、技術の方にビデオ信号を出して貰い輝度、ファインチューニングを調整しお
台場を後にしたが今日伺ったお話しでは 3月 1日の午後 7時からのフジテレビの開局 50周年記
念番組の最初のころに登場するとのことであった。しかし先日待ちくたびれて一人で作業台に
持ち上げたのが失敗の元で可也良くなった腰の具合がまたぶり返して仕舞った。 反省!

2月26日  この機種の新製品案内が載ったシャープ・ニュース (一部) を昨日頂いた。データコ
ードから1955 (昭和30) 年3月に発行されたものと想われ、正価¥108,000.と記されていた。 
しかしこの機種の回路、及び電磁収束型 CRT から昭和28年頃の物と類推したがシャープに限ら
ず他社でも電磁収束型の物は昭和29年までしか見当たらず、昭和30年とは考え難いのだが?
後日カタログをお送り頂ける様なのでそれを待ってみよう。 この種のテレビの修理に付きまし
てはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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今日届いたラジオ達

2009-02-22 21:48:49 | Weblog

午前中出張修理で出掛け午後仕事場に着くとダンボール箱 3個が米国の知人から届いており一
部に手を加えた。  上の画像は Blaupunkt の1960年代初頭の Derby、下は1970年代と想われる
Becker の Europa MU。  この種のラジオの修理、改造は HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

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Becker, Europa LMKU

2009-02-21 15:45:30 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker の Europa LMKU で欧州仕様のモデルでしたので当然 FM は日本
バンドとは異なり改造の必要がありますので近々取り組ませて頂くことに致しましょう。 
この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

Becker の製品も例外では無く FM のフロントエンドも時代と共に小さくなりその分神経を使う
ことになる。 古い機種では部品の追加も簡単だったが最早部品面に追加は略不可能で勢いパ
ターン面えの追加が必要となり時間を費やす。

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SONY 5-205

2009-02-21 15:33:59 | Weblog

昨日お預かりしたのはチャンネル・セレクタが取れて仕舞っていると云う SONY の 5-205と、
根元で切れていると云うこのシリーズ用電源ケーブルでした。  この種のテレビの修理に付き
ましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

早速動作を確かめたところ音声は問題無く出ておりましたが映像は全く出力されず、伺った症
状とは異なっておりご依頼主に確かめてみましょう。もう一点電源ケーブルは下の画像に見ら
れる様本体側のコネクタの本当に根元で切れておりこれは残念ながら修理のし様がありません。

2月24日 映像が出ない問題を解決すべく修理に取り掛った。  映像出力に高圧が加わって無い
か、トランジスタの破損が考えられたので先ず高圧を焦点調整のところで当ってみた。 案の定
電圧は無く、エッジコネクタのところではどうかと当ったところで映像が出た。 未だ原因がハ
ッキリした訳では無いがエッジコネクタ部分での接触不良の可能性が有りそうだ。

もう一点気付いたのは VHF の Hi バンドでのズレで 12Ch位置で 11Chが良好に受信出来、本来
の 11Chでは可也 S/N が悪かった。  サテ、単に局発がズレているだけでは無く高周波 Am pの
特性がズレた感じだったのが気になった。

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カシオ MDH-1

2009-02-21 15:30:18 | Weblog

昨日は久々の本業の会議が朝から都心で有りその後慌てて仕事場に行きFテレビの開局 50周年
記念番組用のテレビの用意に取り掛ったが少し気の緩みが有った様で折角直って来た腰の具合
がぶり返して仕舞い反省しきりです。 やはり 30Kg近い物は一人では最早持たない様にしなけ
ればならない様です。   サテ、閑話休題 以前知人から頂いたカシオの MDH-1と云うラジオ+
MD/CD プレーヤの動作を昨日確かめたところ AM (MW) が機能しておらず、またディスプレ部
分の表示が文字化けをおこしておりました。  一度バラバラに分解し再度組み直した結果ディス
プレイ部分は正常に表示される様になりましたが AM が機能しません。  もう一度分解し改めて
チューナー基板 (下の画像) を眺めてみましたが何処にもバーアンテナが在りません。 不思議に
想い AM Ant と記されたコネクタの回路を追ってみましたがどうもアンテ

ナコイルは下の画像の一番上に見えている (コアの頭部が白い) コイルでつまりその昔の並 4 や
高一の様に外部にアンテナを繋がなければならない構造でした。 確かに現在のコンクリートの
建物の中ではバーアンテナではノイズも多く実用にならない場合も多いとは想いますがやはり
外部アンテナが必須となるとチト使い勝手が悪い気がしてなりません。多分本来は専用のアン
テナ線、或はループアンテナが用意されていたのでしょう。

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質問、コメントえの回答、返信

2009-02-18 16:13:52 | Weblog

時々修理に関するご質問をこのブログに頂く。 先日もドレークの送信機、受信機に関する修理
可否の質問を宮崎の方から 2度頂きその都度回答しているがどうもこのブログのシステムがハ
ッキリせず、説明通りに返信してもそれが質問者に届くのか甚だ疑問で、現に質問者からはそ
の後何の連絡も無い。またコメント (メール) の発信元がこのブログのアドミニなので返信もそ
こに戻るだけで質問者は如何にして読むことが出来るのだろうか?  質問はこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から問い合わせ下さい。 

その後友人と実際にやり取りを試みた結果、想像通りこちらから質問者には (そのままでは) 返
信出来ないことがハッキリした。 つまりこちらにコメントを頂くことは出来ますが、返信する
為のメールアドレス、或いは電話番号を記しておいて頂く必要が有りますのでお忘れなく!

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マッキントッシュ MX-110

2009-02-18 15:39:40 | Weblog

2月19日  昨日は余り時間が無くチューナー部分の動作確認と若干の調整で時間切れとなった
が感度が幾分低く、また分離の悪さが気になった。   また同調指示の最良点とステレオインジ
ケーターの点灯の仕方に可也ズレが見られた。   加えてパイロットランプ、ステレオインジケ
ター共に暗く、多分定格と可也異なる物が使われているのであろう。   下の画像から何処まで
細かくご覧頂けるかは定かでは無いが正直なところ随分と手が加えられていた。手元に在った
サービスマニュアルとは細かい部分で違いが有り、ご依頼主にサービスマニュアルの有無を伺
い、また使われている電源電圧を伺ったところ驚く様なお返事を頂いた。伺ったそのままでは
無いがこの種の物を多く扱っているところから聞いた話しとして.....公称電圧は 117Vだが実際
は110V程で、しかも 60Hzなので100Vで使わないとトランスが直ぐに壊れる.....とのことハァ 
ではメーカーが云っている定格電圧 (この機種の場合) 117Vとは一体何なのか? 定格より17V
も低くせよと云うのは国内の機器を85V程で使えと云うのと同義だが本当にそう考えていらっ
しゃるのだろうか?   今回のチューナー+プリアンプでは流れる電流も少なく100Vでも動作は
するがこれまでに同社の姉妹機種で100Vでは動作しない物を多く見て来たし、またこちらの
専門のテレビでは米国仕様の 115V~120V程度の定格入力の物に100Vを加えたのでは殆どの
物が使い物にならないのだが。

 

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Blaupunkt, Frankfurt Tr (再)

2009-02-18 14:47:18 | Weblog

以前修理、改造を担当した Blaupunkt, Frankfurt Tr で FM が上手く機能しないと云うお話が有
り、送り返して頂きアレコレ調べたが問題は見付らなかった。  念の為電源が下がると動作し
なくなるが何処まで下げられるか調べたところ 6V仕様では 5.95V程度が下限と分かった。 
送り返し、先方でも電圧を調べて頂いたが 5.95V程は有るとのお話だったがこれでは余りに余
裕が無く、メーカーで定格としている 6.5~7.0V程度を供給するか、または 12V仕様に変えた
方が無難と提案した。 再度戻って来た物を 12V仕様に直し、通電したが音が出ない。 調べた
結果上の画像の電源出力ユニット内のヒューズ (下の画像の黄色い物の左) がサビの為に不通
となっていた。  ここを直し、通電したが未だ出力が無い、念の為電源電圧を下げたところ
10Vを下回った辺りからは正常に出力が出て、どうもトランジスタのバイアス回路に問題が在
るか、または出力トランジスタの特性が変わって仕舞ったかのどちらかと想われる。

現在使われている 12Vを 6Vに落とす DC-DC の電圧を 5.95Vから 6.35Vに変えて貰いカーラジ
オも 6V仕様に戻し連続運転を行ったが全く問題は無かった。  (スピーカーの出力端子の一つ
が壊れていたので修理を加えたが)。

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Aston Martin, Lagonda 用 Hood Control

2009-02-17 15:56:48 | Weblog

昨年アストン・マーチンのラゴンダのタイプ 3 (1986年) 用のブラウン管を使ったスピードメー
ター、タコメーターの修理を依頼されたガレージから今回はフード (幌) の開閉制御ユニットの
修理依頼を頂いた。 電話ではマイクロスイッチの組み合わせでコントロールしているとのこ
とで左程複雑な物では無いかと想像していたが届いた物はワンチップマイコン?を使った予想
よりズット複雑な物でした。 出来る事は(と云っても単純なことだけですが)全て行い実際
に動き方を見て見ることにした。

2月19日 基板上には Lagonda と記されていたのでテッキリラゴンダに使われているのかと想
ったがサテ、ラゴンダにカブリオレタイプが有ったのかと半信半疑でしたが(もっとも車に詳
しい訳では無いのですが)実車はラゴンダではありませんでした。 少し機能に改善された部
分も見られた様ですが逆に前より悪くなった部分も有った様で再度持ち帰りもう少し細かく診
ることにしましたがサテ、好結果は得られるか?

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Blaupunkt, Stuttgart

2009-02-16 15:55:23 | Weblog

今日お預かりしたのは Blaupunkt の Stuttgart Trで1960年頃の物と想われる真空管+トランジス
タのハイブリッドモデルでした。 電源スイッチが押さえてないと ON にならないと云う症状
でスイッチ部分を細かく診たところ配線に問題が見付かり上手く修理出来た。 念の為 Ant、及
び IF も点検を行い、再調整を行った。 この種のカーラジオの修理に付きましてはこちらの HP
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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Blaupunkt, Frankfurt

2009-02-16 15:53:13 | Weblog

今日お預かりしたもう一台は Blaupunkt の Frankfurt の1960年代中頃?のモデルで感度が悪い
と云うお話しでしたが実際は短波、長波に問題は見られませんでしたが中波が感度が悪いを通
り越して受信不能でした。先ず FM のカバレッジを日本バンドに直し、回路を追ったところ中
波の局発回路に問題が見付かりました。   この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこ
ちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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AWC の新メンバーに乾杯!

2009-02-14 23:09:05 | Weblog

今日は AWC (Antique Wireless Club) の月例のミーティングが開かれ新宿区戸山にお住まいのM.
M.さん、間もなく76才が入会された。 既にお仕事はリタイアされたとのことだったが永年ク
ラリネット、サキソフォンの修理、調整を手掛けられていたとのことだった。 ラジオの収集は
3年程前に始めたばかりでこれまでに約 300台を集められたとのこと、その昔何も無い時代多く
の物を手作りしたそうなのでその当時の苦労話しをおいおい伺わせて頂こう。AWC に関するお
問い合わせはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

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青年2号C型

2009-02-13 16:53:20 | Weblog

 

今日先日手掛けた日立の FY-440 と入れ替わりにお預かりしたのがシャープ製、青年 2号 C型
(大日本聯合青年団指定受信機) でラインナップは 56-26B-12A-12F でしたが元々 56が使われ
ていたのかは定かではありません。   この種のラジオの修理に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

真空管はテスターでフィラメント、ヒーターを当っただけだが 12Aのみ断線していた。 他に
も AFT は 2個共 2次側が断線しており、RFC も死んでいた。  250pFのマイカコンは未だチェ
ックしてないがブロック型のケミコンとチューブラー型も使えそうになかった。

マグネチック・スピーカーのコイルは良好だったが上の画像に見られる様マグネットが半分以
上無くなっていた。   サテこれらを本来の形に修復するとなると可也の金額となりそうだがご
依頼主に伺ってみよう。 

知人のホームページでこの機種のことを調べてみたがやはり本来のラインナップは少し異なっ
ていて 27A-26B-12A-12B が本来と分った。   またこの機種が認定されたのは1937 (昭和12) 年
11月2日で認定番号 11077、延べ 4,045台が製造されたとのことであった。

2月14日 元々のスピーカーはシャープの S80 で 8インチの物だったが在庫の中では約 1cm小
さいが上の画像の物が使えそうだった。  コイル等が無くなっていたがこれは S80 の物を移植
すれば良く、幸い磁力もマアマア強かったのでこれを生かすことにした。

苦労して何とかコイルを所定の位置に嵌め込みギャップの調整等を行ったところ可也の音量と
なり、若干エッジ部分での歪みが気になったのでデッドニングを行った、明日にはそこも乾く
ので再度ギャップ等調整し最良点を見つけよう。   最も難航が予想されたマグネチックスピー
カーを終えたので近々低周波トランスを秋葉原に探しに行こう。

2月15日 上はベークライトケースに収められた RFC で巻き始め、或は終わり付近なら修復も
可能だったが残念ながらそれらより内側で、しかも空芯のハネカム巻きだったので諦めた。

秋葉原で AFT を 2個購入したので早速組み込んだ (明日もう一度撮影し直しましょう)。 同時
に切れていた 12Aも探してみたが¥8,000.もしており諦めた、サテこれをどうするか。 スピー
カーは可也良好となり1時間程ランニングし 途中一度調整し直しその後 2時間ランニングした。

2月16日 昨日配線を終えたシャーシを組み込み 112Aを探したが在庫に有った 1本は残念なが
らフィラメントが断線していた (数年前の試験では良好だった物だが仕舞っておいただけで断線
していたのは解せないが)。 仕方なくgmは 1,800:800 と落ちるが 201A で動作を確かめたとこ
ろ十分実用となる音量が得られた。  キャビネットには下の画像からも見られる様虫食いの跡が
多く見られるがこれらの修復はご依頼主の得意分野なのでお任せしよう。

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困った来訪者

2009-02-12 21:26:55 | Weblog

永年テレビ、ラジオの修理を続けていると時に予想もしないことが起きる。 一昨日も昼過ぎに
仕事場に着き、昼食をとり始めたところで玄関のチャイムが鳴り、インターフォンで確認する
とインターネットでラジオの修理をしていると知って見てもらおうとやって来たとのこと。
慌てて昼食を終わらせ、玄関に出てみると紙袋を持った中年の方が立っており挨拶もせず紙袋
からベークライトキャビネットのラジオを取り出した。 以前出張した際に購入した物だがバリ
バリと雑音がするが直せるかとのこと。  見たところセッチェル・カールソンの GT 管 5球でハ
ッキリはしないが1940年代の物と思えた。 無論直せるとは想うが多分 1万位は掛かるだろうと
お伝えしたが矢継ぎ早に質問が寄せられた。 何年ころの物か? 珍しいラジオか? 果たして
幾等位で売れるか? 1940年代の物と想われ、珍しくは無く、ダイアル部分のカバーが無くなっ
ており 5千円位ならインターネットのオークションで売れるのではないだろうかとお伝えした
ところまたも何も挨拶は無く帰って行った。   偶々居たので対応出来たがいらっしゃるならせ
めて電話の一本もした方がお互いの為だと思うのだが! もう一件は全く別でメールで海外の
CD プレーヤ+アンプの修理の打診を頂いた。  全く知らない装置でしかもマイクロプロセッサ
で制御を行っている装置の様で、ハードの一部は診られるが全てを診る事は不可能とお伝えし
たところ次ぎのメールに添えられていたのは 8MB近くのデータで、取扱説明書とのことであっ
た。 昨年までの、回線が ISDN だった頃だとサテ受信にはどれ位の時間を要したことか、多分
1時間は掛かったのではないだろうか。 また最近メールボックスを 5MBから 10MBに増設して
おいたので受信は出来たがこのデータでメールボックスの80%が埋まって仕舞い、急いで削除
したが、そのデータをこちらがお願いしたならまだしもいきなりこちらにとって不要な大量の
データを送りつけると云うのも困ったものである。 お互い何時も相手のことを考え行動したい
ものだ。 画像は上記とは丸で無関係な、来週貸出し予定のシャープ TV-300、昭和28年?製 14
インチ真空管テレビで、本日動作の最終確認を行った。

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