昨日は今月のミーティングで世田谷区の区民センターに5人が集まった。 この34年程続けている
ラジオコレクターの集まり AWC(アンティック ワイアレス クラブ)は現在13名ほどの小さな集
まりですが可也ユニークなメンバーで構成されております。 今回の参加者は左から永年日立さん
でテレビを担当していた T さん、最初の切っ掛けは失念して仕舞いましたが彼の Beocenter 9000?
の修理を手掛けたこともありました。 趣味は飛行機でカナダに永らく住まわれておりクラブメン
バーで分担し最初にカナダで飛行したブレリオの複葉機を図面を元に作り上げ、テスト飛行を迎
え滑走路には出したものの頼んでいたテストパイロットがこの機体では危なくて乗れ無いと帰っ
て仕舞い飛行には至らなかったとのお話でした。また氏が運営しているプラモデル航空博物館で
は第二次世界大戦中に各国で開発された航空機を解説付きで見ることが出来る。そのお隣は葉山
にお住いの S さんで以前はスプリングメーカーで何故か衛星放送用の平面アンテナを担当されて
いたが入会されたのはそこを退職された後かも知れないが Colinsの 51S-1 の修理が切っ掛けとな
った。 時計と万年筆のコレクションを続けていらっしゃる様伺った。 そのお隣は先頃入会され
た NHK 放送博物館の K さんで今回は今月末に NHK 技術研究所で行われるイベントに自分がお手
伝いしたラジオ、テレビが稼働状態で展示されるとのことで可也長時間通電される様なので上手
く回して頂く様お話した。サテ一番右は永らくリーダー電子さんで回路設計を担当されていた M
さんでアナログ、デジタル両回路に長けておりこちらで難航している修理にも手を貸して頂いて
大変助かっているが、最初お目に掛かったのはお住いの近く小机の部品屋さんだった。
その M さんが今回お持ちになったのは先頃取り掛かったジャイロモノレールカーでそのユニーク
な動きに一同驚かされた。 これまでにも多くの物を手作りし毎回驚かされるが何とも器用な方な
のであります。
この装置の核であるジャイロ部分も全て手作りだが、毎回面白い物を持って来て頂けるので一同楽
しみにしているが、以前全ての木製歯車を削り出して作った時計は圧巻で、更にパルスモーターも
手作りだったと記憶している。 他にもコンデンサスピーカーや名称を忘れたが面白い動きで前進
する機構等数えきれない。
サテ今回は参加されなかったものの日本ラジオ博物館を運営している O さん、SONY 製ラジオの
修理では彼の右に出る人間は居ないと想われるJ さん、また南は愛媛県、また北は福井県にもメ
ンバーはいらして時々お目に掛かっております。 会員には3種類が有り通常の会員は年会費5千円
で会報用の原稿を年4ページ以上執筆の義務が有ります。 次に特別会員は年に8ページ以上の執筆
義務が有りますが会費は不要です。最後に会報会員と云う執筆義務は無いものの年会費が1万円と
云う制度が有ります。ご興味を持たれた方は2度ビジターとしてご参加頂くことが可能ですので詳
細はこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 手塚