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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Zenith, G725 (1950)

2009-06-30 19:04:29 | Weblog

今日お預かりしたのは Zenith の G725で (シャーシーNo.7G01だけで型番は記されておりません
でしたのでデザインと使われている真空管から類推致しました)1950年製の AM/FMモデルです。
FM のカバレッジを日本バンドに変えて欲しいと云うご依頼ですが、サテ FM が機能しているの
かまだ不明ですが近々取り組ませて頂きましょう。  この種のラジオ、テレビの修理、改造に付
きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

7月1日 AM/FM での動作を診てみたところ AM は略問題なさそうだったが FM は殆ど動作し
ていなかった。 FM のカバレッジの変更の前にまず修理が必要の様です。

7月2日 先ず使われている真空管 12AT7-12BA6(x3)-12AU6-19T8-35B5 の gm 等を測定してみ
た。  既に60年近くを経ており無理もないが殆どの真空管はミニマムバリューを大きく下回っ
ていた。 全てでは無いが手元に在った新品の物に交換したところ FM も略良好に動作し出し
た。 動作がまともになってくると細かい点が表面化して来て FM での音の濁りが気になった。 
サテ、フルにレストアするとなると可也費用も嵩むのでご依頼主に伺ってみよう。

7月3日  劣化していた部品の交換を終え FM のカバレッジも日本バンドに上手く改造出来た。 
一点気付いたのはパイロット・ランプでこれは入力された AC をそのまま印加するタイプなの
で下の画像の様に 2つの端子が浮いた形になっている。   同様の物が手に入るか目下不明だが
手に入らない様なら改造しなければならないがサテ、ご依頼主に伺ってみよう。

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松下 T14-R1P (再)

2009-06-30 15:09:36 | Weblog

 7月5日 (日) 午後9時から TBSで始まるドラマ【官僚たちの夏】の美術の担当の方から午前中に
電話を頂き  4月に納めたテレビ 4台の内の一台が動作しなくなったとのことで午後こちらに届
けて貰うことになった。その後、午後一で技術の方から電話を頂きブラウン管のヒーターが可
也暗く、電圧を計ったところ 3.5Vしかなかったとの報告を頂いた。  幸いこの機種用のブラウ
ン管のスペアーも修理済のシャーシーも有るのでなるべく早く持って来て貰える様お願いした。

ブラウン管交換後良好に動作し出し事なきを得た。 サテ、車が手配出来たら納めてこよう。

今回の様なブラウン管のヒーターの特性の変化は時々見られ、これまでの経験ではトランスレ
スの機種に起きていた。   感じとしてはヒーターが中程で短絡した様で定格の半分程の電圧で
定格電流が流れヒーター部分での消費電力は半分程となりエミッションが激減して仕舞う。
また通常の 600mA管より今回の様に 300mA管に特に多く発生する気がする。  知人がギリギ
リの午後 4時過ぎにヤット戻り、急いで緑山に向かい無事納めたが今晩収録のシーン (個人の
家での) は多分少し先になると思いますがご覧下さい。   しかし今日はこの急用で一日が終わ
って仕舞った!

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AOR, AR-2002

2009-06-29 17:59:04 | Weblog

今日お預かりしたもう一台は AOR の AR-2002 で本来マイクロプロセッサ、LSI、或いはカスタ
ム ICを使った機種の修理は行ってないが今回の物の場合全くキー操作が出来ないと云う症状だ
ったので基本的なことに起因している可能性が有りお引き受けしてみた。サテ、輸送に依る問
題は無さそうなので近々取り組ませて頂こう。

7月2日 午後先日お預かりした物の修理に取り掛った。  一応 PDF で回路図はお送り頂いたが
手元のプリンタでは A4 サイズしか出力出来ずシンボルの形は判別出来ても文字は一切読めず
苦労する (640x480程度の分解能で新聞を読み込んだ感じです)。 ひたすら回路を追い結果電
源回路に問題在りと判断出来た。本来の部品が無くバラックで電源回路を組み何とか CPU も
PLL も動作し出した。  ただフロントエンドの動作が本来では無い様感ずるので明日一番で部
品屋さんに寄ってこよう。  本日は時間切れでここまで!

7月3日 朝一で小机の部品屋さんに寄り部品を調達し急いで仕事場に行き早速交換に
取り掛かった。

幸い(一部機能が不確かな部分は有るが)良好に動き出した。

窓際に置き航空バンドを実際に一時間以上受信してみたが中々快調でした。 疲れた!

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Technics, ST-7600

2009-06-29 17:51:05 | Weblog

昨日電話を頂き今日届いたのは Technics の AM/FM チューナー ST-7600 でお話では 1975年頃
の物とのことでてっきりディスクリートで構成されているのだろうと想像し、お引き受けした
が届いた物には AN-217 と SN76115N と云った IC が使われており AM が動作しない原因はこ
の AN-217 の可能性が高い。 サテ IC が手に入ったら取り組ませて頂こう。

インターネットで調べた結果 2個の IC の内 SN76115N (ステレオ デ・モジュレータ) に付いて
はデータシートも見付かりまた調達も可能そうだった。ところが松下の AN217 に関してはデ
ータシートは見付からなかったが、一応在庫在りと記されていたところに発注したところ実
際は在庫切れとのことだった。 既に 30年以上とは云え国産の IC に関しては松下だけで無く
データシートすら見付からないことが殆で困ったものである。 

7月6日  AM が機能しないと云う問題以外にもLチャンネルに雑音が有ってRチャンネルしか
使って無いと云うお話だったのでステレオ デ・モジュレーターSN76115N も先日手に入れたが
念の為回路を追ってみた。  結果このステレオ復調用 IC の出力端ではノイズが無く、出力コネ
クタでは出ているので途中のバッファアンプを調べてみた。  結果トランジスタ 2SC1684 から
ノイズが発生しており幸い同じ物の在庫が在ったので交換し好結果を得た。 サテ AN217 の在
庫に関する回答は国内の 2社から未だ届かず  送料が IC の 3倍近くになって仕舞うが英国に発
注するか?

7月8日 何時 AN217 が届いても良い様昨日この IC を外しておいた。 しかし今回国内 2社に加
え英米、各 1社合計 4社を当った訳だが先ず K総業は HP上では¥315. (税込) で在庫有りと謳わ
れていたものの実際には在庫切れとなっており、もう 1社青森の D社では¥600. (税別) +送料
¥1,000.+消費税¥80. (振込手数料¥210.) 合計¥1,701.となり米国の US$2.95+送料 US$7.95=
US$10.90、或いは英国の US$2.98+送料 US$7.99=US$10.97 為替レート¥96./US$の場合は米国
(約)¥1,046. 英国 (約)¥1,053.と急がないなら海外から購入した方がズット安くなる。 つまりこ
の松下の IC に限っては原産国、日本国内の金額が海外より可也高いのであります。  これって
おかしくありません?*こちらで日頃使っているクレジット・カード間の決済では送金側には
手数料が掛かりません。

7月9日  待ちに待った AN217 が届き早速組み込んでみた。 しかし動作しない...ガッカリ!  
しかしこの IC のデーシートか、チューナーの回路図でも有れば先に進めるのだが何も無いと
なるとここまでしか出来ない。 それが原因かどうか不明だがこの機種には一時期採用されて
いた印刷抵抗(プリント基板に炭素皮膜を印刷し抵抗器に代えている)が多く使われており
信頼性に付いては心配が拭えない。

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Philco, G4242L (2台)

2009-06-27 17:47:34 | Weblog

今日お預かりしたのは Philco の Predicta, G4242L (Holiday) 2台で良いとこ取りで 1台を完成さ
せて欲しいと云うご依頼でした。 2台の内の外観の良好な上の画像の物を完成させて欲しいと
のことで先ずこの機種から始めました。  この種のテレビ、ラジオの修理に付きましてはこち
らの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

もう一台は CRT の前面カバーの表面がコケが生えた様になっておりここの処理には可也
の時間を要するし、神経も使う!

シャーシー内部の状態から以前可也手が加えられたことが見て取れますが、先ず電源が入らず
調べたところヒューザブル抵抗がヒューズ+サーミスタに交換されその部分でリード線が切れ
ていた(下3枚目の画像)。 一応電源は入ったが未だヒーターが点灯しない。  真空管 1本 1
本を順次確かめて行ったところ映像増幅/ノイズインバータ 6AW8 の回路がソケット部分で切
れていた。  この機種に使われている真空管ソケットは残念ながら信頼性は低くかと云って交
換は非常に大掛かりな作業となるのでどうするか迷うところです。

不安定ながら 6AW8 を浮かせた位置で何とかヒーター回路も活かせたので動作させてみたとこ
ろ高圧が出始めたが高圧整流管 1B3 のエミッションが可也低下している様だったので交換しま
た映像出力のコンデンサも交換した。付属していた CRT ブライトナーを使ったところ暗くラス
ターが出だした。  ただ残念ながらこの輝度では実用は無理そうだった。  今日は時間切れでこ
こまで!

6月28日  朝一で小机の部品屋さんに寄りセメント抵抗と 9ピンの真空管用ソケット (基板用)
を買って来た。 上の 6AW8 部分のソケットを如何にするか迷った結果交換することに決めた
が、分解の前にもう一度細かく接点部分を診て驚いた。   外側の、少し直径の大きい (基板に
繋がる) 部分とピンが刺さる部分に導通が無い!   壊した結果分かったのは下の画像の 4番ピ
ン付近を壊したところピンが刺さる部分が無くなった。 つまり外からは特に問題無い様に見
えていましたが 4、5、6 番ピンのところは金属疲労か?途中クラックが入っておりこの為に
ヒーター回路が死んでいたのでした。しかし Predicta シリーズはこれまでに可也の数をレス
トアしましたが真空管ソケットの交換は今回始めての経験となりました。

タイト製のソケットに交換し、次いでコンデンサ類の交換に取り掛かりました。

基板上部の6個を交換。

シャーシー内部は 8個を交換。

この後実際に通電したものの音声も何も出ず、次に各真空管のチェックに取り掛かった。フロ
ントエンドから順に調べて行ったところVIF の終段/映像検波の 5AM8 のところに何と 5AN8 が
使われていた。 たった1字違いではあるが 5AM8 は 5極 2極管、片や 5AN8 は 5極 3極管でこれ
では動作はしない。 つまり可也以前米国で修理が試みられた様ですがその時点から動作はして
なかったことになります。

5AM8 に交換し音声も映像も一応 (おぼろげながら) 出てきましたが、どうも高圧が低い様でそ
の原因は+Bが先ず低く、リップルも多い様な感じがしております。  いやはや道のりはまだま
だ可也遠そうですが本日はここまで! ところでこの機種の電源定格は 120Vだが昇圧トランス
はどうするのか? *ご依頼主に確認してみよう、ヨ○タさんメールを送って下さい。
小生のHPにジャンプして貰えばそこにこちらのメールアドレスが有ります。 どうぞ宜しく

6月29日 電源部のチェックを朝から始めた。定格 400Vのブースト電圧も 428Vと十分だった。
こうなるとブラウン管の交換しか無く部品取り用の物の分解に取り掛かった。 下の画像に在
る様水平出力管がソケットから外れていた。

輝度はマアマアのレベルで実用になりそうでした。 下の画像からは分かりませんが
垂直が揺れており調べたところ垂直出力管の H-K 間の絶縁不良の様でした。

垂直出力 10DE7 を交換後揺れは直りましたが、垂直振幅が不足しておりました。

下は垂直振幅の調整後で焦点のボケはカバーの裏側の問題ですがこの部分の修理は
それだけで半日を要して仕舞い費用が嵩むのでご依頼主に伺ってみよう。

部品取り用の本格的分解を開始した。 奇抜な構造の為分解も容易で無く、この一台を終え
て疲れて仕舞った。 もう一台は明日にしよう!

前面カバーの痛みは可也進んでおり略先は見えない。

7月1日 昨日は緊急の依頼の処置に一日を要して仕舞い何も出来ず仕舞いだったので今日は早
くから外観が良好な方の分解に取り掛かった。上の画像からご覧頂ける様 Predicta シリーズの
ブラウン管は薄く、これが結果として Philco を倒産に追い込んだ元凶かも知れません。  一説
では Predicta シリーズでは生産量の 1.5倍ブラウン管を交換したとのことでした。 極端なシ
ョートネックには矢張り無理があったのでしょう。

ブラウン管が載っている台座の部分ですが左側に可也の力が加わった様で
可也変形しておりました。 

上の画像はフラッシュを使ったのでボケた画像に見えますが、実際は下の画像の様に十分実用
となるものです。 しかし 2個 1と云うのは略 2台分の作業量となり疲れました。 今後は細かい
調整、昇圧トランス、コンバーターの調達に移りましょう。

7月4日 ご依頼主から仕事が予定より早く終わったのでと連絡があり今晩引取りにいらした。 
電源を入れ画像が出始めとても喜んで頂けた、修理屋冥利につきる瞬間であります。 お話し
では昔、講談社から出された【世界の「絶版」名品銘機】1998年刊に小生が執筆したテレビ
関連の記事に触発されたそうで、夢の実現に十数年を要したとのことでした。 

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困った問い合わせ(2)

2009-06-25 21:10:54 | Weblog

  4月5月の喧騒が嘘の様に静まり返えって仕舞った 6月ですが明後日からは一変して Philco の
Predicta シリーズが続々?到着する予定です。 そんな暇を持て余している今週お問い合わせを
頂いたのはオークションに出品している GM の車に搭載されていた米 Delco 製のカーラジオ
が或るイタリア車に搭載可能かと云うものでした。 出品に当っては外形寸法、またフロント
パネル部分のカットアウトに必要な突起部分の寸法、シャフト間のピッチ等を明記している
のですが「取り付け可能なら買うが先ず画像を送るのでそちらで判断して欲しい」とのこと。
果たして画像で判断可能か? 自分で持っている車、或いはこれまでに多く扱った車種なら別
ですが初めての車種のラジオ取り付け部分の (特に内部の) 寸法は分らず判断のし様が無くお
断りしましたが世の中には随分と変った方がお見えになるものと思い知らされた今週でした。
閑話休題今週末に届くHoliday 2台はその昔 (10年程前?)  広尾に居た頃 Philco のテレビのお
問い合わせを頂き写真をお送りした方からの修理依頼で、その頃は金銭的な余裕が無かった
が何時かは手に入れたいと頑張った結果ようやく夢が叶ったとのことでそれを聞いたこちら
としては何とかして上げたいと今から闘志を燃やしております。  乞うご期待!  この種のテ
レビの修理、改造に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

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殆ど病気の SONY、5-303

2009-06-24 14:00:58 | Weblog

来月から TBS で始まるドラマ【官僚たちの夏】用にマイクロ・テレビの第一世代 (5-303、5-
202、5-205等)を14台貸し出したとき「こんなに在ったのか!」と驚いたばかり(他にも略
同一デザインの第二世代 5-24等も少なからず在る為)なのですが、オークションで見つけて
しまうとついつい入札して仕舞うと云う困った自分なのであります。 サテ昨日届いた物は下
の画像に在る様、何と動作したのであります。 ただラスターのサイズが二回り程小さく、ま
た輝度が異常に高いと云う問題が見られました。 この種のテレビの修理に付きましてはこち
らの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

もしかして電源電圧が高いかと診てみたところ+12.66Vとこの機種にしては高いもの
のここには問題は無さそうです。

パターン面には 0.01μFが半田付けされていましたが部品面には上の画像の 0.015μFと 0.04μF
が付けられており 2個共可也絶縁が劣化しておりました。  部品面を 0.047μFに替え、パター
ン面はそのまま残したのが下の画像で略良好なサイズとなりました。

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目から鱗のコンバーター

2009-06-22 10:15:18 | Weblog

先週米国向けオートバイのメンテナンスを行っている都内のガレージから FM を日本バンドに
改造したいがメーカーに問い合わせたところ既に20年以上が経過しており資料も残って無いと
断られたが何とかならないかとの問い合わせを頂いた。 これまでにも米国バンドの (デジタル
選局) の物は少なからず扱って来たがお問い合わせを頂いたカワサキのボイジャー1200用、ク
ラリオン PK-9090V ではステップが 200KHzでしかも奇数 (100KHz台) 周波数しか受信出来ない
機種なので単に周波数を変換しただけでは 80.0MHz の FM 東京等、受信出来ない局が生じて
仕舞う。 サテどうしたものかと考えながら以前知り合いで米国車の電装関連を永く扱ってい
る所で今回の様な使い方にピッタリの物を扱っていることを思い出した。 実際に使ってみて
動作を確認したのが上の画像で、上では 90.8MHzを受信している。 説明書を読みながらナー
ルほどと頷いたのは奇数用には 15.3MHzを混合し、偶数用には 18MHzを同時に混合している
構造の様で周波数混合は二つの周波数で無くとも良いことを思い知らされた次第です。 ただ
一点気掛かりなのは二つの周波数の差 2.7MHz離れたところにもう一局在った場合の混信です
がマアこの組み合わせは殆ど無いのでしょう。 この種のラジオの改造、修理に付きましては
こちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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UMEX 282nd Meeting

2009-06-20 17:12:33 | Weblog

昨夜は (確か)282回目となるミーティングが恵比寿の台湾料理、京鼎樓(ジン・ディン・ロウ)
恵比寿本店で開催された。  先頃脳梗塞で入院した CG 界の賢人 O 氏のその後、右手が不自由
となった彼にタッチパネル式の PC を有志がプレゼントしたこと。   新しい人名検索?サイト
Spysee (スパイシー) の話。  GPS は果たして無くなるかの話。  新婚間もない A 氏の奥様との
なれそめ。 先月末転職された H 氏の新しい職場(音楽関連の A社)での某大手コンピュータ
ーメーカー(F社)のいい加減さ。 台湾の展示会から戻ったばかりのT氏からの報告(何とここ
の支店が台湾に 2店あるのだそうで何か逆の様に感じました)......等々昨夜も次から次えと話題
に事欠かない集まりとなりました。 

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NIPCO の10石

2009-06-18 22:54:06 | Weblog

随分と前に手に入れ少し修理を試みたものの直ぐに仕舞い込んで仕舞った NIPCO ブランドの
トランジスタラジオのレストアに昨日から取り掛った。  これまで 6石位の物だろうと漠然と
考えていたが実際は何と10石で局発が他励式なのは兎も角、低周波が 4段でおまけに終段だ
けでなくそのドライバ段も p-p の回路となっており合計 6石が使われていた。 幸い小さい回
路図が蓋に貼られていたのでデジカメで撮影し、プリントアウト後拡大コピーを行った結果
元々のラインナップは次の様なものでした。  2S52 (MIX)-2S52 (OSC)-2S53 (IF1)-2S49 (IF2) -
2S54 (AF1)-2S54 (AF2)-2S54 p-p(AF3)-2S56p-p(AF4)。 しかし永年ラジオを手掛けて来ました
が今回の様な構成は初めての経験となりました。*最近使い始めたデジカメの I/F が USB な
のですが我家の Windows98 マシーンには USB ポートが無く、明日にも仕事場でアップする
つもりでおります。

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親父のぼやき + AWCの日程

2009-06-16 16:06:28 | Weblog

4月、5月と可也忙しい日々が続いておりましたが6月に入ってからは嘘の様に静かになり殆
ど修理依頼も無く拍子抜けのこの頃なのであります。 季節的なものなのか?貧乏性の人間にと
りましては仕事が無いのが何とも辛い! サテ AWC のミーティング日程を記しておきましょう。 
7月は18日、8月は8日です。  従来通り会場は世田谷区立 玉川台区民センターで午後1時~4時。 
お申し込みは小生宛その週の水曜日までにお願い致します。 最近ラジオ
の収集を始めた、或いは子供のころラジオをいじっていたと云う様な方も大歓迎です。 
*ご連絡は小生の HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からが便利かと存じます。 それと毎月の
ミーティングに試みに参加してみたいと云う方も大歓迎です  (ビジターとして2回まで参加可
能です)。  また会報の見本誌をご希望の方は¥80.切手を6枚(¥480.分)お送り下さい。

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松下 T-14C1G (昭和33年?)

2009-06-09 21:17:31 | Weblog

Dear T.N.    You'd better to tell me your email address, so it is quite hard to find
your email address.    Regards  N.T.

今日は時間が出来たので久し振りに昭和30年代のテレビのレストアに取り掛りました。 今回の
機種 T-14C1G の発売年月は定かでは無いのですが類似の T-14C1は昭和33年2月(正価¥66,500.)
なのでこの近辺と想われます。 この種のテレビ、ラジオの修理に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月10日 劣化している部品を交換しながら気付いたのは垂直のブロッキング発振用トランス
のグリッド側の断線で、他から外して来るか迷うところです。

6月11日 秋葉原で使えそうなトランスを見付けたので明日にも組み込んでみることにしよう。

6月12日 垂直の発振も上手く行き良好な画像が得られたがボリュームに問題が在ることが
分かり一度分解してみた。 少し工夫を加え上手く行くか見てみよう。

6月14日 幸いボリュームの修理も上手く行き CRT も十分実用となる輝度だった
ので一安心。 後はキャビネットの塗装だけとなった。

 

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Blaupunkt, Frankfurt US & Spannungswandler

2009-06-08 13:40:27 | Weblog

今日お預かりしたのはポルシェ 356A に使われていると伺った Blaupunkt の Frankfurt US と下
の Spannungswandler (6V入力、12V出力の DC-DC) で、Frankfurt US のカバレッジの改造はこ
れまでに何度もやっており略問題無く終わりました。下の DC-DCは入力電圧に発振-整流した
6Vを重ね、12VとするDC-DCで規格は不明ですが動作確認を行った入力 7.0V、出力12.42V/1.5
A (入力3A) 位がMax.では無いかと想像します。 お話では ETC が 3度の内1度位しか作動しない
とのことでしたがサテ、お使いになっている ETC の入力電流がどの位なのか?  この種のラジ
オの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月10日 夕方引取りにいらした際上の DC-DC の入手先を伺ったところ数年前に自分がお譲り
したポルシェ関連の某有名ワークショップから購入されたことが分った。世の中狭いものなの
であります!  

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SONY、 MS-3300

2009-06-07 18:00:33 | Weblog

今日取り掛ったのは SONY、MS-3300 マトリックス・ステレオでこの機種の発売時期は定かで
は無いが  類似の北米向けモデル、MR-9300W が Sam's Photofact の TSM-147 に登場するので
1973年8月近辺の物と想われる。  (この 2機種の間には細かい部分で違いが有り MS-3300 では
Stereo Range と云う調整ツマミが有るが MW-9300W には無く代りにトーンコントロールツマ
ミが用意されている。 MS-3300 では音質調整は単に High-Lowの切換えスイッチになっている。 
また定かでは無いが MR-9300W ではセパレーションは半固定抵抗で外部からは調整出来ない) 
症状は VR を絞ってもパルス性のノイズが可也激しく出ており普通に使うことは不可能だった。 
この機種では左右では無く、メイン-サブと云う呼び方をしているが 2つの出力を 3つのスピー
カーに出しておりそのままでは何処からノイズが出ているのかハッキリせず、各出力にスピー
カーを繋ぎ直しノイズ源を探った。

ノイズはこの機種で云うサブ・チャンネルの方で出ており、初段のトランジスタ 2SC870 のコ
レクタの電位が低く (ベースの電位が高く)、またゲインがメイン・チャンネルに比べ可也低か
った。 このトランジスタを外し特性を見てみたが hfe も高く特に問題は見られかった。パター
ン面に半田付けし動作を確かめてみたところ今度はコレクタもベースも電位は正常でゲインも
上がっていた。   何とも理由が分からないが 2SC870 はプラスチック・モールドでかつリード
は銀メッキされているのでヒョットするとマイグレーションが発生し接合部分に酸化銀の結晶
(細い針状の) が出来悪さをしたのでは無いかと想像する。 結果動作は良好となりノイズも無く
なったので(先のことは分らないが)一先ず由としよう。   この種のラジオの修理に付きまし
てはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月9日 組み込み使い始めて気付いたのはステレオのインジケーターが点灯しないことで調べ
たところ小型のランプが断線していた。 定格が分らず且つ非常に小さく同様の物の入手は難し
そうだったので赤の LED に交換し電流も 10mA程だったので多分元々の価よりも下がったと想
われる。

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Mr. Brain 用 アプリケーター

2009-06-05 16:49:34 | Weblog

 先月から TBS で始まったドラマ【Mr. Brain】で使われるアプリケーター (プラスチックケース
付きの綿棒) の輸入を依頼されて丁度1ヶ月となる今日ヤット現品が届き先程納めて参りました。
普段の仕事とはまるで関係無い医療分野の品物ですが特に問題は無いハズと考えていたのです
が途中入っている販売代理店のショッピングサイトのソフトが甚だ不完全で結局直接の注文を
諦めイリノイに住む知人に購入して貰い送って貰うこととなりました。何が不完全かと云うと、
そこのオーダーフォームを埋めて行くのですが Japan は用意されているテーブルの中から選び、
また地域はアメリカ、カナダ、その他の中から選ぶのですが当然その他を選び発注しようとす
るとエラーメッセージが戻って来て「入力された住所とクレジットカードに登録されている住
所が違っているので別のカードを使え」と云うので別のカードを使って入力しても同様で数回
繰り返し諦めた訳ですが後日知人からの情報ではこの代理店はアメリカ (カナダも多分 OK ) 以
外の地域からのオーダーは受け付け無いとのことで、それならエラーメッセージでそう云えよ
と憤慨しておりました。 これまで今回のアプリケーターが数本しか無く、大事に大事に使わ
れていた様ですがこれからは思いっきり使って頂きましょう。

7月9日  緑山スタジオの食堂に貼られていたポスターで気付きましたが永らくDr.Brainと間違
って覚えておりましたが正しくは Mr.Brainでした、大変失礼致しました。

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