テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

1980?年代のBMWに使われているカーラジオ 松下 CQ-LU236A

2015-03-31 17:24:49 | Weblog

 今日お預かりした2台目は BMW の1980年代の車に使われていると伺った松下の CQ-LU236A で
自動選局が機能しないとのお話だった。  こちらで手掛けている年代より可成り後の物なので上
手く直るか目下不明。  この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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Seeburg の1960 年代のジュークボックス用制御基板

2015-03-31 17:10:10 | Weblog

今日お預かりした1台目は1960年代の Seeburg 製ジュークボックスに使われているコアメモリー
(Tormat Memory Unit) 用の制御基板で昨年も2枚製造した物。 今日は2年振りに庭の生け垣が
4m以上の高さになって仕舞ったので隣町のOMにも手伝って貰い、朝から取り組んだが結局仕事
場には夕方となって仕舞った。 前回プロに頼んだ際は二人で朝から夕方までを要していたので
それよりは早かった(イヤ切った枝の殆どをそのまま庭の隅に積んだだけなので同じか?)

4月14日 テッキリ昨年作った物と思っていたが実際は一昨年9月に作った物だった。 その際の
記憶は殆ど無くゼロからのスタートに近く、可成り時間を要したが何とか作り終えた。

Dec.7,2017  If you need my answer to your question, I have to know your email
address, or your mailing address, otherwise I can't do anything!

 

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YAESU, FRG-7

2015-03-29 11:54:48 | Weblog

今日お預かりした2台目は八重洲の FRG-7 で今回で2度目となる。ワードレー・ループ(ワドレィ
・ループ)を使った機種でアチコチに問題が在るとのお話だった。 この種の受信機の修理、改造
に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/からお問い合わせ下さい。

当初殆ど機能しなかったが若干接点のクリーニング等を行い、またアレコレ試みた結果一応動作
する様にはなったがプリセレクタ、及びMHzのロック(ハーモニック・ゼネレータ)に問題が診られこ
れらの修復は可成り梃子摺りそうだった。

上はラジオ日経(6,055KHz)受信時だがプリセレクタの設定は4MHz(実際はもっと低い方がレベ
ルが上がりそう)、またMHzの設定は8MHzと9MHzの境目辺りになっていた。

上下はラジオ日経(6,055KHz)受信時でフェージングの為タイミングに依ってはS7を示した。

1,242KHz (JOLF) 受信時。 ATTのDX設定でNORより感度が下がったのも可笑しい。 イヤハヤ
可成り難航することが想像出来るが近々取り組ませて頂こう。

回路図を持ち帰り通勤電車内で気付いたのはATTは Local-Off-DX と記されていた。 このOff
がATTをOffにすると云うことならOffの位置でゲインが上がるのは筋が通っている。

3月30日 昨日持ち帰った回路図とマニュアルから先ずはプリセレクターの調整に取り掛かった。

プリセレクターは良好となったが、作業中に振動が加わると周波数が大きく変動した。

調べた結果上の画像に在るセラミック・コン(C201)0.01μFの片端の半田付けが略外れていた。

友人が持って来てくれた高感度カウンターで1st Loc.の周波数(55.5-84.5MHz)を調整したが、どう
もLOCKのランプ点灯時の指示値(上の画像)と、感度の最良点が異なっているのが気になった。

次いで52.5MHzのBPFの特性を診てみた。 調整で特性は改善出来たが52.5MHzの出力とランプ
の点灯の仕方が気になり回路を調べた結果、何とLOCKランプが消える様調整しなければならな
いことが判明した。 ここはUNLOCKとすべきなのでは無いだろうか! 結果良好に機能し出した。

 

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World Radio, Model 125 (Motorola)

2015-03-29 11:43:25 | Weblog

   今日お預かりした1台目は World Radio(前面パネルには Motorolaと記されているが)の 125で
中波 (MW)と長波の2バンド・モデル。この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

現状は+アース(グランド)なので一部の古い英国車以外では改造の必要がある。

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戦後の電蓄のラジオ/アンプ部分

2015-03-28 12:57:47 | Weblog

  今日お預かりしたのは戦後間もない頃の物と想われる電蓄のラジオ/アンプ部分で、何方かが
部品を集め組み上げた物の様だった。 この種のラジオ、電蓄等の修理改造に付きましてはこ
ちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

ラインナップは 6D6-6CW5-6D6-6ZDH3A-76-42-80K-6E5。 V/Cはタイトを使った高級品だった。

部品は殆ど製造時のままだったのでコンデンサはマイカ・コンを除き全て交換の必要がある。

フィールドタイプのスピーカー(コロンビア DS-74B)は保存状態の非常に良い物だった。

ゴーサインを頂いたので先ずは溶けて略形が無くなっていたゴムブッシングを取り除いた。

次いで取り付け金具側を綺麗にしたが今日は部品屋さんに寄らねばならずここまでとなった。

3月29日 今日はダイアルの糸掛けに取り組もうと考えていたがV/Cを固定する為のブッシング
が一つしか無く、代わりにペーパー・コンデンサと電解コンデンサの交換を行うことにした。 

4月2日 使われていたマジック・アイはヤット光っていると云う程度だったので昨日は久し振り(2年
ぶり?)にマジック・アイを買いに出掛けた。 以前より¥2,000.も高くなっていたが矢張りキチント
光っているのは違う! 動作も確認したが良好だった。

次いでダイアル糸の糸掛けに取り組んだがツマミの駆動軸の軸受け部分がガタガタで一度諦め掛
けたが気を取り直しバリコンを駆動する物と、ダイアル・ポインターを駆動する物の2本を使う方法で
何とか好結果を得たがドット疲れた!

4月3日 ダイアルのドライブ・シャフトのガタツキが気になるとのお話だったので昨夜遅くに友人の
Oさんを尋ね3種の物を預かって来た。 内2種にはガタツキが可成り有ったが、幸い一つは可成り
シッカリしており上手く使えそうだった。 (下の画像の一番下)

しかし改めてこの部分のガタツキを確認してみたが、殆どガタツキを感じなかった。 (可成りのテン
ションを掛けてプーリー側に引っ張っている為)

 

4月13日 昨日は行き付けの部品屋さんで抵抗、セラミック・コンデンサ、配線材料を用意して貰い
今日は午後雨の中秋葉原に他の部品の調達の為に出掛けた。 以前の様に恵比寿や五反田に
仕事場が在ったころは秋葉原は遠く無かったが現在の場所からは半日仕事となって仕舞い、普段
は近場で済ませて仕舞う事が多くなった。 しかし久し振りに秋葉原を訪ね驚いたのは6.3V/0.15
Aの我々にとっては標準とも云えるパイロット・ランプを置いているところが無い。 最もこの10年程
このランプは米国から購入していたのだが、秋葉原でも直ぐに見付かるだろうと考えたいたが結局
5軒目の旧内田ラジオさんで見付け手に入れたが何時の間にか世の中は変わっているのだと思い
知らされた。 サテこれで部品は揃ったので近々再配線に取り掛からせて頂こう。

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Drake, SPR-4 Communications Receiver

2015-03-26 11:48:45 | Weblog

    今日お預かりしたのは Drake, SPR-4。 これまでにも何度か手掛けているモデルで、感度が
悪いとのお話だった。 この種の受信機の修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

輸送に伴う問題が無いことを確認し、中波を受信してみたがこちらで最も電界強度の高いJOLF
(1,242KHz 日本放送)を聴いた感じでは感度は確かに低そうだった。 近々取り組ませて頂こう。

3月27日 昨日は添えて頂いたサービスマニュアルを持ち帰り何時も通り通勤の電車内でザット
目を通しておいた。 先ずは共通部分のIFに取り掛かった。 

指定されている信号注入点に1st IF (5,645KHz) を加えて調整を試みたがSメーターの振れに
違和感が有ったので 1MHz の基準信号をアンテナ端子に加えてみた。

ダイアルのKHz側が大きくズレていた。 (1.000MHz印加)

1st IF 用の T8, T9 は問題無くピークが見付かった。 2nd IF の T15, T16 の内の T16 はブロード
だったが一応ピークが見付かったが、T15 は何とも見付からない。 50KHz の回路に340pF と非
常に High L なので Q もそう低くは無いハズだが? 前段のデュアルゲート FET, Q23 MFE 3007
のD-S間が怪しいが、代替え品は有りそうか? (矛盾するがモードに依っては感度は悪くない)

2nd IF の T15 のことは気になったが、少し取り組み方を変え気になったバンドBとEの調整を行っ
てみた。 各バンド毎のトリマーを調整し感度は上がったが、バンドBはそれだけでは十分では無
かったので一部のダスト・コアの調整も行った(かつて手が加えられた様だった)。

 

周波数のズレ(ダイアル面での)が気になったので修正を試みたが一筋縄では行かず何とか結果
を出したが夢中でやっていた結果、右手の人差し指の爪が悲鳴を上げているのに後で気付いた。

 ラジオ日経(6,055KHz)の受信状態だが可也良好に機能していた。 ただAMでの音量は十分だっ
たが、SSBでの音量が少ない(復調そのものはスムーズだったが)のが気になった。 ただ、ここを
クリアーするには未だ可也の時間を費やしそうだがどうするか?

3月28日 気になっていたQ23の出力回路を診てみた。 Vdが8.69Vに対してT15の一次側の電源
側が9.68V、ここに抵抗値は116Ωなので電流は約8.5mAとなるが、少し流れ過ぎでは無いか?
因みにマニュアルに記されていたこのFETのVdは11.2Vだった。

どうも右手の人差し指の問題は想ったより深刻で細かい作業は困難そうなので少し時間を頂くこと
にしよう(取り組ませて頂く順番が変わる)。 今日もマニュアルと回路図を持ち帰り幾つかのことが
判明した。  先ずSSBの検波を担っているプロダクト検波はBFOコイルの二次側にダイオードと抵
抗で構成されるブリッジにIF信号を加え作られ、その後AF回路に加えられていた。 他方AMの検
波はダイオードで検波した後にトランジスタ1段のAFアンプが入り、その後にAF回路に加えられて
いた。 つまりAMの音声レベルがSSBのそれより高いのはここに起因している可能性がある。 
次に通常AM-CW-LSB-USB毎にキャリア用の水晶発振回路、及び通過帯域を制限するクリスタ
ル・フィルターが使われるのが一般的だがこの機種ではLSB-USB用の水晶は使われているが可
也一般の回路とは異なっており、通過帯域をモード毎に変えることも為されていない。 

3月30日 今日は友人のMさんが手伝いに来てくれたので二人で回路を追ってみた。 先ず2nd IF
に使われているデュアルゲートFETを交換してみようとしたが今回のMFE3007のピンアサインと手
元に在る3SK22,3SK28のそれは異なっており簡単には交換出来ないことが分かった。 次にQ23
とQ24の各電極の電位を診てみたがどうも両FET共機能している様だった。 どうもAVC電圧に問
題が在るのでは無いかとAVC回路を当たり始めてアレレとなったのは、2nd IFの近くに手を持って
行くと受信状態が可成り変わった(ボディー・エフェクト大)。 またAVCラインを100KΩでグランドに
落としたところAVC電圧は略セロとなって仕舞い、単に電圧測定の為にDMM (Z in:10MΩ) を繋い
だだけで状態が可成り変化した。 これは何とも可笑しい  イヤハヤ可成り梃子摺りそうな気配が
漂って来た。

4月1日 毎日の様にマニュアルを通勤の車内で読んでいるが一点誤解していたことに気付いた。
バンド幅は2nd IF(50KHz)に入っているLCで構成されたバンドパス・フィルターの定数で変えられ
ておりAM:4.8KHz@6db、SSB:2.4KHz@6db と規定されていた。 オシロで診た感じではAMとSSBの
帯域積は8:1程だったが、そこからするとSSBで可也音量が下がったのは異常では無いのかも知
れないが?

しかし何としてもT15の共振点がハッキリしないのが解せない。 上の画像に見えているのはT15
の2次側に入っている100Ω+180Ωだが回路図上は1MΩ+350Ωとなっている。 この1MΩの意味
が不明だが、何れにしてもQダンプが目的なのか?FETを使う意味が無い様な値だった。

米国のIFTに良く診られる共振用コンデンサの不良の可能性があるので念の為390pFを外付け
してみたが全く変化は診られなかった。 こうなると最早このIFTを分解するしかない!

4月4日 大げさに云うと意を決して 2nd IF の IFT (T15) に取り掛かった。

共振点が余りハッキリしなかったが概ね48KHzだった。

内部を見てみたが予想を遥かに超えた少ない巻き数だった。 これで50KHzに共振するとなると
使われているダスト・コアの透磁率は非常に高い物なのだろう。

上の状態で50KHzに略共振していたが、これは殆どコアがコイル部分から出た位置となる。

気になっていた2次側の100Ω+180Ω (約52Ω) を外したがこれだけで Q は数倍に上がった。

コアが調整出来る適当な位置でのコンデンアの容量をバリコンを使って診てみた。

バリコンの容量は約266pFだったので試みに220pFを加え組み込んでみた。

上はラジオ日経 (6,055KHz)、下はJOLF (1,242KHz) 受信時。

結果AMの状態は殆ど変わらなかったが、SSBでの音量はドラスティックに増加した。

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SABA, M3799 Jim Nature (1994-96)

2015-03-25 15:36:17 | Weblog

 今日お預かりしたのは SABA の 14"カラーテレビ M3799 で Jim Nature と呼ばれているモデル。
デザインは Philippe Starck の手になる可成り有名な1台。 この種のテレビの改造(仕様変更)に
付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

以前購入しておいた Video System Converter だが上手く機能すると良いのだが明日Mさんに
お手伝い頂きアレコレ動作を診てみよう。

 

3月26日 今日はMさんにお手伝い頂き Video System Converter に取り掛かった。 流石ビデオ
機器の設計をしていらたMさんの技術力が功を奏し好結果が得られた。

画面に見られる縞模様はブラウン管のシャドウマスクとデジカメのCCDの間で発生したモアレで
人間の目には見えない。

3月28日 頼んでいた部品が届きバラックで先ずテストをしてみた。

 

良好に機能していたので本体に組み込み、全体を近々完成させ様。

4月2日 全ての物が揃ったので最終試験に取り掛かった。 (考えを変え特にケース(本体)に
は組み込まないことにした)  明るいところで撮影した為映り込みがあるがご勘弁願いたい。

 

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SONY, TFM-2000F

2015-03-24 10:43:12 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY, TFM-2000F で確か3度目となる。 FMは良好に機能しているものの
MW、SW が機能しないとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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Becker, Monza (1950-51?)

2015-03-23 21:03:08 | Weblog

 

 今晩お預かりしたのは Becker, Monza でゼンマイ時計付きの 3 バンド・モデルで一応動作して
いたが使われているペーパー・コンデンサは可也劣化が進んでいる様だったので交換することに
した。(ランプも切れている様だった) この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

ラインナップはリムロック管 ECH42-EAF42-EF41-EL41 の4球。 先ずは時計部分に取り掛かった。

 

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Philips, F5X67A/02 (1956-57)

2015-03-22 12:30:43 | Weblog

今日お預かりしたのは Philips の F5X67A/02 でそのままお送り頂くと良かったのだが中身だけを
取り出す際に多くの糸が外れたり切れて仕舞った様だった。  電気的なレストアを行うのは左程
大変では無いが、この種のダイアル糸初め  Philips 製品に顕著な各種の調整用糸の断線は非常に
時間を要することが想像出来る。  この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

落ちていたダイアル糸の端の部分。 もしかすると中身を取り出す前に切れていたのかも知れない。

どうも出力トランスが見当たらず、出力段はSRPPの様だった。 スピーカーは生きているか?

画像からは見え難いがメインのダイアル用の糸は半分スチール・ワイヤーで残りが木綿?糸と
なっており、これは Philips の物に時々見られるダイアル糸の張り方と云える。

これまでにも Philips のラジオは多く手掛けて来たがストリンギングには何時も悩まされる。

どうも思い切って前面パネルを外し、態勢を整えた後に先に進むしか無さそうだがどうするか?

3月23日 ゴーサインを頂いたので本格的に糸掛けをスタートした。 何せこの種の装置の糸掛
けは云ってみればパズルを解く様なもので可成りの心構えが必要となる。

イヤハヤ想像通り難航したが何とかダイアル糸を張り、選局の具合を確かめていたが左右に何度
か動かし上手く行ったかと思い始めたところで急に重くなりパッチンと切れて仕舞った。

泣きたいところだったが(使われていたダイアル糸の強度に若干不安は感じていたが)このままと
云う訳には行かず改めてゼロから始めた。 (思い切って古い木綿のダイアル糸は全て交換した)

一度目より更に時間を要したが再度貼り直し今度は何の問題も無い様だったのでダイアル・ポイ
ンター組み込んでみた。

両側に在る音質調整部分の表示機構も直し、動きも良好となった。

絶縁の劣化が進んでいるペーパー・コンデンサを全て交換した。

バンド切換スイッチに問題が在ったが接点のクリーニングで良好に機能する様になったので先
程来連続運転に取り掛かった。 本来のスピーカーはご依頼主の所だが、音も中々だった。

 

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Seeburg のジューク・ボックス (1957年頃のトーマット方式)

2015-03-21 23:16:55 | Weblog

    今月初めに納入先に伺い動作を確かめた Seeburg の 1957年頃のジューク・ボックスだが近年こ
の種の物を多く扱っているF社さんからサービスマニュアルをお借りし机上でシミュレーションを
行った。 結果、多分この部分に問題が在るのでは無いかと制御系のスイッチに目星を付けた。 
  ところがそのスイッチが筐体内の何処に在るのか中々分からず時間を要したが、この機種を納め
たところの方にもお手伝い頂いた結果ヤット見付かり件のスイッチをONした結果何事も無かった
様に動作し始め、固く握手を交わした。 イヤハヤ昨日は久し振りに清々しい春の午後となった。


 
ところで今回の機種に組み込まれていたモーター用のスピード・コントローラ(上の画像)が優れ
物で驚かされた。 外から見た感じでは電源電圧を単に(倍電圧?)整流し直流電源とし、別に用
意した低圧電源を使い低周波(多分1KHz程度)を発振させ、分周させた信号を加算して擬似サイン
を作り、FET 2個で直流電源をON-OFFさせているのでは無いかと想われた。 今度似た物を作ってみ
よう。

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Suitcase CD Radio, JCD-801 (Super Karaoke)

2015-03-20 12:05:45 | Weblog

今日お預かりしたのはアタッシュケース型のラジオ+CDプレーヤでACアダプタでは動作するが
電池では動作しないとのお話だった。 またACアダプタを他に使っているので別に用意して欲し
いとのご依頼を頂いた。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

早速ACアダプタとDCプラグを買って来た。 DCプラグの交換に取り掛かろう。 6920+1130=8050

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デジアナ変換最後の日

2015-03-18 16:32:50 | Weblog

今日は偶々シャープの液晶カラーテレビ 6E-A8 (TFT Crystaltron) に取り組んでいたが、以前より
今日がデジアナ変換最後の日と云うことは分かってはいたがイザ直面すると何とも寂しい。 
このところ30年近く付き合いの有った友人が他界し、無線クラブの代表を長年勤めて頂いた大
先輩も先日旅立たれどうも今日は元気が無いので何時もより早いが帰路ににつくことにしよう。

これまではテレビの修理も、海外のFM機器の修理も信号源が有った為スンナリ行えたが明日から
はその都度信号源を用意しなければならなくなった。 しかし思い返せば初めて Motorola の静電
偏向テレビを修理したのが丁度50年前となるが長い道のりだった。 (明日も修理は続けるが!)

同じ液晶ディスプレイだが上はポーズを掛けた状態、下は再生している状態で撮影したが下の方
が若干画質は勝っている様だった。 (ポーズ状態では出力(読み出し)が粗くなるのだろうか?)

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戦前の電蓄

2015-03-17 17:10:59 | Weblog

今日下見にお邪魔したのは今月初めに修理可否の打診を頂いた戦前の電蓄で、戦争中も疎開先
にこの大きな、重たい物をご両親が疎開させていたとのお話でした。この種の電蓄の修理、改
造に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

もう少し早くご連絡頂いていれば某テレビ局の人気番組の企画にピッタリだったのだが!

お話ではこのレコードプレーヤでお父様がクラシックを聴いており、ご自身でも 45,33 回転のレコード
を聴いたとのお話しだったが果たしてそこまで回転数は落ちるか? 仮に回転数が落ちても可成りの
針圧が有る、しかも鉄針でEPやLPを聴いたのだろうか?

出力には45が使われていた。 構成は高周波増幅付きのスーパーの様だった。 フォノ・モーターの
電源回路は断線していた。 それ以前にフォノ・モーターは動作するのだろうか?

さてカートリッジ部分は生きているのか? フィールド・タイプのスピーカーが使われているがボイス
コイルの引出線が本来は止めてある端子二つが無くなっていた。 スピーカーの動作は目下不明。

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アルファロメオ (1974) 用カーラジオ、 松下 CR-514D

2015-03-16 12:03:47 | Weblog

   今日お預かりしたのは1974年製のアルファロメオに使われていると伺った松下の CR-514D で
電源は入るが、ちゃんと音が出ないと云うお話でした。  この種のカーラジオの修理、改造に付
きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたがもの凄い低周波の発振でまるで使い物にならなかった。

ゴーサインを頂いたので先ずは電源のデカップリング用ケミコンを交換した。 低周波の発振は止ま
ったが他のケミコンも同時期の物なので念の為全てのケミコンを交換した。

 

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