テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Bang & Olufsen, Beomaster 900 (NR900M)

2010-06-30 13:58:48 | Weblog

今日お預かりしたのは Bang & Olufsen の Beomaster 900、NR900M でスピーカー別のモデ
ルです。  お話しではハムと雑音が発生しており、また Phono と Tape 入力が分離されて無
いと云うものでした。  この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/  からお問い合わせ下さい。

電源のメインのケミコンが劣化しておりハムの原因となっていた。

Phono と Tape の各入力を診てみたが問題は無かった(上の画像は上下が逆さま)。 本来の
入力で無い、別の入力を使うと若干クロストークが見られたので配線を間違わなければ問題
は無さそうだった。

一部近年の日本製部品が修理に使われており国内で手が加わった物の様だった。

7月21日 その後暫く通電 (24時間) いていると右チャンネルの音量が減ると云うことで再度
お送り頂いた。 幸か不幸か届いた物は最初から音量が少なく、また可也歪んでいた。

他に中波が動作しておらずフェライトロッドが折れているかに見えたが実際は折れたのでは
無く接合面が剥がれた様だった。

回路図も無くこれと云ったてだても無く終段の方から一つ一つ確認して行くことにした。 右
チャンネルの全てのトランジスタの各電極の電圧を確認したが異常は診られなかった。 仕方
無く終段からケミコンを一つづつ交換して行った。  結果最後から 2個目のケミコンに問題が
有った様で交換後音量も、歪みの問題も解決した。  このケミコンの特性をみたところ可也の
絶縁劣化が見られた。

9V での抵抗値は約 15KΩだった。

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Blaupunkt, Frankfurt (1950's)

2010-06-28 15:16:39 | Weblog

 

今日お預かりしたのは Blaupunkt の Frankfurt で電源には機械式のバイブレータが使われてお
り1950年代中頃~末頃の製品と想われます。  動作品としてドイツから購入したものの全く動
作しないとのことでした。  この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホーム
ページ  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6V の電源を接続してみたが伺った通り全く動作しなかった。  電源ユニットの蓋を開け納得。 
上の画像の左端に在るべきバイブレータが見当たらない。 これではどう頑張っても動作は
しない。

手元に在った 6V用のバイブレータを組み込んでみたが未だ動作しない。  回路を調べたとこ
ろ一部の配線が断線していた。 失礼ながら電気の知識をお持ちの方がレストアされたと想わ
れるがこの種の物には慣れて無い方が手を下したものと推察された。 (外観は非常に綺麗に
なってはいたが)

早速バイブレータの交換に取り掛かった。 Blaupunkt では 1930年代主にヨーロッパで使われ
ていた UF ソケットの物が良く使われているがこれは特殊な形状なので先ずは一般的な UX ソ
ケットに交換(改造)するところから始めた。

交換、及び修理後良好に動作し出したがパイロット・ランプが暗い。 想像では誤って 12V用
の物を使っているからではないだろうか。

 

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電蓄(電気蓄音機)

2010-06-28 15:13:54 | Weblog

今日先日のナナオラ 44、54 と入れ替わりにお預かりした電蓄で先ずはどの程度の修理を必
要とするか診させて頂こう。  この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの ホームペ
ージ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

通電したところ一部の真空管が点灯しなかった。 上の画像の右端 6V6 とその隣の 5Y3
の位置が逆だった。

シャーシーが底板に 2本のネジで止められていたが片方が錆ており何としても回せない。

何とか外しシャーシーを表に出した。  キャビネット内は永年のホコリが厚く溜まっていた。

鉄製のシャーシーは可也錆びていた。 表面のホコリを払い先に進んだ。

電源回路のケミコンは破裂していたが、幸いフィールドコイルも出力トランスも生きていた。

コンデンサ類を交換し、溶けてしまったバリコン固定のゴムを交換し、またダイアル糸のテ
ンションを上げ、パイロット・ランプ 3個を交換し、レコード・プレーヤーに取り掛かった。

使われていたカートリッジは接着剤で針の部分が固められていた。 他に使われていた 2mm
のネジが接着剤で固定されておりこれまた外すのに苦労させられた。   手持ちのクリスタル
カートリッジは幸い上手く固定出来た。

フォノモーターの回転数は 33回転/50Hz以下から 78回転/60Hz以上まで連続的に調整
出来る誠に便利なモーターだった。

実際に動作させ好結果が得られたので明日はキャビネットに組み込んでみよう。

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キクスイ 412 RC オシレータ

2010-06-27 13:33:49 | Weblog

 昨夜、高級オーディオ機器メーカーの技術部門に居る友人から預かったのがキクスイの RC
オシレータで実際にそうかは定かでは無いが設定可能なのは 1.00KHz~999KHz (3桁) ??
1.00Hz~999KHz(6桁)??で、出力も 10Vrms程が得られる様見てとれる。  我家に持ち帰
り通電した結果、出力計が少し振れるだけだった。 アンプ部分と定電圧電源部分が 2枚の基
板で構成されておりエクステンダー無しでは回路を当れ無いので何時もの部品屋さんに寄り
基板を取り寄せて貰う話しをして仕事場に向かった。    この種の測定器の修理にはせめて回
路図が欲しいところだ。

動作を細かく診てみたが発振部に問題が在る様で周波数を設定する 3桁のロータリー SW と
小数点を設定するスイッチに依って機能するリレーに問題が在りそうだった。  しかしこの
アナログ回路のみで 3桁?(6桁)の周波数をデジタル的に自由に設定出来るのが何とも不
思議だ。

上はアンプ部分えの入力信号で約 480mVp-p、下は出力信号で約 3.3Vp-p。

7月14日  回路図が有れば不明な点が明らかになるとメーカーに問い合わせていたが 10日間
待ったが何の音沙汰も無かった。(回路図を出して貰えないことは日常茶飯事だがその際にも
理由を添え連絡を頂くのが常だったが何の連絡も無いと云うのは滅多に無い) 残されている
のはリレーだけで、多分このリレー 5個に依って RC の内の C の値を 4桁か 5桁変えているの
だろうと想像したが接点には金 (メッキ) が使われており接触不良は無いのでは無いかと勝手
に想い込んでいた。

この 4回路 2接点のリレーの接点を一つ一つ測定してみたところブレーク(通常閉)接点は可
也良好だろうと考えていたが 20回路中 3回路に 10数Ωの抵抗が診られた。 こうなるとメーク
接点にはより多くの問題が有る可能性が高く、5個を何とか外し(端子は全てプリント基板に半
田付け) 接点をしっかりと磨いた。結果良好に発振しだしたが感じでは下は1Hzで上は99.9KHz
では無いかと想像したが元々の仕様を知らないので未だ確実なことは云えない。   周波数表示
の円盤が 2mmのアーレンキーでシャフトに固定されているが手元にある 6cm程の物では届か
ずサテもう一度分解しなければならなくなりそうだ。

7月15日 長いアーレンキーが無く再度前面パネルを外すことになった。下の画像の上に
在る前面パネルは 2枚で構成されており幾つかの部品を外さないと 2枚は分離しない。 

KHz、Hz表示のランプの片方が切れていたが同じ物が無く、12V の小さな
ランプに替えた。

周波数円盤をシッカリ固定し、周波数を確認した上で組み上げた。 電源を投入するとそれま
で使っていた周波数に関係無く100KHzオーダーに自動的に変わり (電源リセット?) この周波
数では発振しないので何か不思議だがこの理由を調べる元気は最早無い。 疲れた!

7月16日 Hz 表示用ランプの輝度が可笑しかったので適当な麦球を買って来た。 このランプ
の電源を調べたところ可也高いドロッパ (1K+1K+2.2K の 3本が並列に接続されているので約
407Ω)が直列に入っていた。 これまで使っていたランプは約 11Ωで 9Vでは 84mAが流れた
が今日手に入れた物は約 27Ω、9Vでは約 40mAで接続したところ上の画像の様に十分な輝度
となった。左のK表示と略同様の輝度となり違和感は無くなった。 これで一連の修理を終わり
とした。

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ナナオラ 54

2010-06-23 17:29:03 | Weblog

映画、テレビの装飾美術用品のレンタルで著名な客先からお預かりした 2台の内の一台で先
ずスピーカーが無く、また真空管も 12A と 56 しか付属していなかった。コンデンサ類も先
ず使えないと想われるのでレストアは余りお薦め出来ない。この種のラジオの修理に付きま
してはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。 *無論この機
種もレストアは可能です。

早速レストアに取り掛かった。 先ず電源トランスを調べ始めたが若干無負荷にしては 2次側
の電圧が低く感じたが序序に 1次側を上げて行き 100Vで 2.63Vだったのでマア問題無いかと
暫く通電してみたがやがて白煙が出始めた。  カバーを開けてみたところ高圧の巻線がレア
ーショートしていた様で絶縁紙が焦げていた。 

シャーシの刻印に依るとラインナップは 224-224-247B-112B だったが今回は 6.3V球を
使うことにしよう。 サテ、適当な電源トランスが見付かると良いのだが。

6月25日 高周波増幅の出力側のコイルの構造がハッキリしなかったので分解してみた。
サテ、今日の夜は 23年続けているコンピュータ・グラフックスの集まりが御徒町である
のでその前に秋葉原に寄ってみよう。

6月26日 幸い適当なトランスが見付った。 そのままでは違和感があるがカバーを
被せば見えなくなる。 サテ、国民型 4号 A型辺りを参考に組み上げ様。

6月26日 最初スピーカーは近年の物を使うつもりでいたが折角ならと以前修理しておいた
マグネチック SP を使うことにした。   今日は永年続けているラジオコレクターの集まりが
午後有りここまでとした。

6月28日 今回使う予定だった 6C6、6D6、6ZP1 等の極普通の真空管は常に1-2本なら在るだ
ろうと深く考えずにいたがイザ回路を組上げ真空管を探したところまともなものが無い。 先
日来ネットオークションで安く売って仕舞ったのが悔やまれるが後の祭! 仕方なく太平洋戦
争中に作られたもので大事に取って置いた物を使うこととなったが可也高いものに付いて仕
舞った。   画像をアップし忘れているので明日にも掲出しよう。  しかし当初想定した倍近く
の時間を要して仕舞ったが gm の高い真空管を使うのは逆効果で寧ろ少しボケている位の物
の方が発振も少なく使いやすかったかも知れない。  マア十分と想える感度/音量が得られた。

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ナナオラ 44

2010-06-23 17:23:44 | Weblog

この機種もスピーカーは無く、真空管は唯一 56が付属しているだけだった。 低周波トランス
も 1次側が断線しており最早電気的なレストアは止めた方が無難と考えた。最も見た目が重要
なのでその為のレストアは意味が有りそう。   この種のラジオの修理に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月25日  バリコン (ダイアル) の位置が可笑しかったので正しい位置にしたが、シャフト周り
が可也削られて仕舞っているので本来のツマミからは遠くなるが大き目のツマミを使った。

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松下 RF-4900

2010-06-21 15:02:05 | Weblog

今日お預かりしたのは RF-4800 の輸出バージョン RF-4900 でお話しではボリュームとバンド
切り換えにガリが有り、また全体に感度が低いとのことだった。

ボリューム部分は簡単に当れるとのお話しだったが始めての機種で下の状態に持って行くだ
けで 1時間近くを要した。  バンド間に感度差が可也見られたがこれらの調整は可也の作業と
なりそうだった。  この種の受信機の修理に付きましては HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

6月23日 先に進むゴーサインを頂いたので今日は駄目元で SW7-8 用の局発用水晶 (0.1MHz
低いが) を買って来た。  先日ザット感度を確認した際、この 2つのバンドの感度が他に比べ
可也低く感じたのと、内部?での発振が原因と想われるが 27.077MHz、29.115MHz等であた
かも信号入力が有る様な動きがあったのが気になる (不思議なことにCWモードにするとこの
信号は消えた)。  その後夕暮れを待ち、各バンドの感度を(定性的に)再度確かめてみたが
SW2-8 では左程問題は見られなかった。 只 SW2 での 3MHzと SW1 での 3MHzに可也差が
見られ、SW1 の感度が低い様だった。   またラジオ日経が表示 3,017 (3,015) KHzで可也強力
に入感していたがこれは本来 3,925KHzのイメージ (3,925KHz-455x2KHz)でヘテロダインの上
下が反対になっている様で何処かの共振回路に問題が有りそうに想われた。 他に中波用フェ
ライトバーアンテナの実効高にも問題が見付かった。

6月24日 朝から SG を使った定量的な感度測定を行った。  結果 SW3-SW8 の感度は問題無
い様想われたが、SW1-SW2 は前者より 10-20dB低く調整が必要と想われた。  また他にも
バンド切り換えスイッチ(x2)の接触に依り感度が大きく変わっていた。  先ずは永年積も
ったホコリ(綿ボコリ)を払うところから始めた。

今回添付して頂いたのが長波も含む姉妹機種 RF-4900LBS のサービス・マニュアルだったの
で RF-4900 とは相違点が可也有り、下の基板では多くの部品の配置が異なっている。

当初 SW1、2 のみの調整を考えていたが結局全てのバンドを再調整し各バンドの感度が可也
上がった。  他に 2KHz程度の周波数ズレが有り、IF も調整した結果ここでも少なからず感度
を上げられた。 またバンド切り換えスイッチも全ての接点に手を加えた結果納得の行く結果
が得られた。

 

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LEAK、 Trough-Line Ⅱ

2010-06-21 14:54:55 | Weblog

今日お預かりした LEAK の真空管式 FMチューナー Trough-Line Ⅱでご依頼内容が目下不明だ
が判明次第取り掛からせて頂こう。 この種のチューナーの修理、改造に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

感度が低いとのお話しだったので使われている真空管の gm を測定してみた。 ラインナップ
は RF:ECC84-Conv.:ECC85-IF:ECF80-EF80-ECF80 で全てが劣化していたが特に ECF80 が Mini-
mum Value を下回っていた。  また RF 及び IF の再調整をおこなったがそれの前

(上の画像)と後(下の画像)のマジックアイの閉じ具合。

アンテナ入力は 300Ω のバランス型なので 75Ω のアンバランスに接続するには注意が必要。

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B&O (Bang & Olufsen) Beomaster 900

2010-06-20 14:02:25 | Weblog

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日本ビクターのレコードプレーヤ

2010-06-17 17:02:11 | Weblog

今日お預かりしたのは日本ビクターのレコードプレーヤで突然回転しなくなったとのお話し
でした。  先ずはモーター起動用の接点に問題が見られた。  この種の物の修理に付きまして
はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

他に演奏終了後トーンアームを戻し、電源を切る一連の動きが上手く機能しない問題と

下の画像に見られる様モーター等を固定しているゴムブッシュが溶けて仕舞っていた。

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SONY 、 WM-D6C Professional Walkman

2010-06-13 13:26:52 | Weblog

修理のお問い合わせを頂いたがメールアドレスも電話番号も記されておらずこちらから連絡
のしようが無い。 殆どのブログの文中に有るこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

 今日お預かりしたのは SONY のプロフェッショナル・ウォークマン WM-D6C でお話しの通
り再生時の速度が正常時の 2倍近くだった。  想像では回転は PLLで制御されている様想われ
るが資料無しで何処まで追えるか?

モーターの回転を制御しているサーボ用 IC、CX20084 の動作が怪しいのでここを中心
に調べを進めた。

基板の裏側の半固定抵抗は通常の速度設定用と速度可変(微調整)用の物。

上の半固定抵抗とパラに抵抗を加え鋸歯状波の時定数を減らし、強制的に回転数を変えてみ
ようとしたが全く変化は起きなかった。  残念ながらサーボ用 IC が破損している様だった。

回転数のフィードバックをおこなっているロータリーエンコーダー?(フラックス・ゲート?)
からの信号も念の為に見てみたが 50mVp-p程しか無く、このレベルでは低すぎる様想われた。 
(可也のワウも含んでいた) サテ、海外の商社を探せば今回の IC も見付かる可能性は有るが、
多くは Minimum Order US$250.となるのでそこまでするかはご依頼主に伺う必要が有る。

 

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Philco、 G4654L バーバーポール

2010-06-10 17:11:48 | Weblog

先週お届け頂く予定だった Philco のバーバーポールが今日届いた。 これまで毎日朝から夜ま
で使われていたそうだがこれからは間欠的な使用に切り替えるとのお話だった。 サテ、重な
る時は重なるもので目下抱えている物を先ず片付けねばならないが、一方で大きな物は極力
早目に終わらせたいがサテ!   この種のテレビの修理、改造に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

6月13日 電源回路に問題が見付かり比較的簡単に修復出来た。 実際に動作させて
みたが矢張り CRT のエミッションは減って来ており若干画像がサチる感じがあった。

 

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Wurlizer, 500

2010-06-09 15:22:41 | Weblog

別途手掛けている Wurlizer の 700 と同様のメカでこの機種にもターンテーブルを上止点で止
めておく動作が為されておらず、この機能用のクラッチが上手く機能していなかった。(グリ
スを一度綺麗にし、グリスアップし直す必要がありそう)他にもピックアップの接続(ホッ
ト/コールドが逆)、ピックアップ、またその針に問題が診られた。

この機種のアンプには上の画像の左下に見られるシールドケースに囲まれた 6C 6が使われて
いるがこのシールドケースが押し込まれトップに在るグリッドをグランドに落していた。

不安定ながらメカ部分は可也動作していたが矢張りグリスアップの必要がありそう。 
もう一点演奏終了後回路を切る機構(回路)が見付からない。

カートリッジは一応機能していたがレコード針とのカップリングが為されておらずこのまま
では音は出ない。  レコード針を交換するする必要があるかも知れない。

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Rock-ola, Capri 100

2010-06-09 15:18:22 | Weblog

ターンテーブルのトルクが極端に小さく、アームを乗せるだけで回転が止って仕舞う程だっ
た。リムドライブ用ローラーをドライブシャフトに当てるテンションが下がっていた様だっ
た。 トルクの問題は良好になったが 60Hz仕様なので回転は遅い。

7月8日 12Vの安定化電源と 60Hzのインバーターを組込み好結果を得た。

 

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AMI D-80

2010-06-09 15:15:06 | Weblog

 

ターンテーブルは回ったままで全く制御系が機能していなかった。 先ずはサービスマニュア
ルに目を通す必要が有りそう。(トーンアーム基部の構造が本来のものでは無い様に想えた)

6月16日 トーンアームの固定はネジが欠落しているだけの様なのでネジを数種類用意
する必要が有る。  シーケンスが全く機能しないので先ずは電源回路から調べ始めた。

3つのヒューズの内切れて無かったのは 1ヶ所だけで、2ヶ所は切れていたり下の画像に見ら
れる様アルミ箔を積め込んだものだった。 これでは動作しない。

6月23日 トーンアーム固定のネジはユニファイの No.8だった。 客先のグラインダーを
お借りし先端を尖らせ結果上手く固定出来た。

トーンアームの高さを調整するネジはユニファイの No.4 では無いかと想像したがこれより
若干太い物だったが一応 No.4 で上手く機能した。

切れていたり、適当な物で置き換えられていた ヒューズを交換したがシーケンスは相変わら
ず機能しなかった。 この機種の回路図を見たが電気屋のものとは可也異なりコンデンサの様
に現されているのが接点で、これもメークなのかブレークなのか不明。 多分これもメカ部分
を外し回路を追う必要が有りそうだ。    それと回路図上の各々の部品が一体どれなのかも知
る必要がありそうだ。

電源ボックスからの DC28V?が制御系に供給される赤いリードの半田が取れていた。

上の DC電源と正弦波インバーターで 60Hzを供給した結果 (当然ながら) 回転は正常となった。

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