今日大阪市の A さんからお預かりしたのは B&O, Beocom 1000 で B&O の電話機も数は少な
いが手掛けたことが有り先ずは診させて頂いた。 古い電話機でしたら殆ど問題は有りません
のでこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
受話器の直流抵抗は 150Ω 程度で断線はしていなかったが何故か音は出なかった。
今日大阪市の A さんからお預かりしたのは B&O, Beocom 1000 で B&O の電話機も数は少な
いが手掛けたことが有り先ずは診させて頂いた。 古い電話機でしたら殆ど問題は有りません
のでこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
受話器の直流抵抗は 150Ω 程度で断線はしていなかったが何故か音は出なかった。
今日の2台目は名古屋の K さんからの2台目の2号卓上型自動式電話機で受信には特に問題は無い
が発信が不確実とのお話だった。 この種の電話機の修理、改造のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。
沖電気製で状態は非常に良好だった。 発信だけが不確実と云う物は初めてで上手く直るか?
先ずは回路を追ってみよう。
今日は時間が無く我が家に持ち帰った。
先ず本体と電鈴箱を結んでいる3本の内赤と緑は使われていたが黄色が何処にも接続されて無い。
フックスイッチは筒に格納されており実際の接点は見られなかったが一応切り替えは出来ていた。
回路図では電鈴箱にハイブリッド・コイルも収まっていることになっているがお送り
頂いた物にそれは無く、初期の側音を無視した回路でも一応使えるが気になる。
製造は昭和12年1月、修繕は翌13年9月に為されていた。
今日お預かりしたのは久し振りの2号自動式卓上電話機 (日本電気) + 1号磁石電鈴 (東栄電気工業)
のセットで電鈴(リンガー)が鳴らないとのお話だった。 この種の電話機の修理のご依頼はこち
らの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
お話では電鈴内部でカタカタ音はするとのことでてっきりコンデンサの容量抜けかと想像したが
容量に問題は無かった。(実測値 2.17μF)
各部の微調整後良好に動作してくれた。
2年程前にこちらで修理を行った電話機 (一応購入された際の UK GPO 1928 と云う名称を使って
いるが内部は可成り改造されており元々の物とは可成り違っていることが想像出来る)だが先日誤っ
て受話器を落として仕舞以来通話が出来なくなって仕舞ったとのお話だった。 この種の電話機の修
理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
幸い上手く修復出来た。 当時のコードは手に入らず必要な場合どうするかと考えていたが取り
越し苦労だった。
今日お預かりしたのは Western Electric (Bell Sysytem) 554, wall set で接続方が不明とのお話し
だった。 この種の電話機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お願い致します。
今回の 554 はこの機種の初期型の様だった。 後期の物はハンドセット用にもモジュラージャック
が使われており、また局線は裏面に設けられたモジュラージャックに接続していた。
昨夜時間を掛けネットで回路図を探したが結局見付からなかった。 局線を繋いだ形跡が無く困った。
一応局線には繋げたのでリンガー(ベル)の動作を診てみたが鳴らない。 サテ何が原因か?
先ずこの回路に使われているコンデンサの容量は約 1μF と良好だった。
次いでリンガー用の巻き線を診てみたが2系統共断線していた。 可成りの数の電話機を扱って来
たがリンガー用コイルの断線は初めての経験となった。
何か方法は無い物かと先ず圧電スピーカーを使ってみたがクリック音がするだけだった。 次いで
ネオン・ランプを使い好結果を得たが何処に設置するか?
帰路部品屋さんに寄り圧電ブザーを3種購入した。 リンガー用の交流でどの様に鳴るかが不明だ
が先ずは実験してみよう。 (ランプの点灯で着信を知るより矢張り音の方が実用的と想える)
10月20日 昨日帰路部品屋さんで3種の圧電ブザーを購入したので早速各々の動作を診てみた。
結果左の二つは音量は十分だったが単調な金属音だった。 右の間欠動作の物は音が小さく又
2-3秒で壊れて仕舞った。 モジューラー・コードとランプ回路を設け終わりとした。
今年の2月にこの電話機の修理は可能かとのお問い合わせを頂いたが返信したもののエラーとなって
仕舞い、こちらのブログにも残念ながらメールが送れ無いとの記事を載せた。 また友人に一度返信
メールを送り彼の処からも送ってみたがその後連絡は無かった。 誠に残念なので今週長らく使って
なかった別のメールアドレスを使える様にしそちらからメールを送った結果お返事を頂け今朝5か月
振りに受け取ることが出来た。 この種の電話機の修理、改造等のご依頼はこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 この方も outlook.jp だった。
以前お送り頂いた画像からは 2号卓上型自動式電話機かと想像したが届いた物は日本の物では無
かった。 送話器を覆っている金属板がやたらと光っていた。
添えられていた 6号磁石電鈴 東栄電気工業株式会社1959 (昭和34) 年9月製、配線は切られていた。
受話器単体の動作は良好だった。
裏蓋を開けてみたが配線は為されていなかった。 またインダクション・コイルが見当たらない。
送話器単体での動作は良好だった。
裏面には Patented in USA November 1910 と押されていたが 1910年には未だ自動式は無い。
結果からすると今回の物は一応見掛けはキャンドル・スティック タイプ の電話機だが配線は
為されておらず、またインダクション(ハイブリッド)コイルも無く実用は全く考えられて無
い飾りだった。
今日お預かりしたのは30年程前にパリのノミの市で購入されたと伺った Thomson-Houston
の電話機でその時の店主の話では 1930年頃の物と聞いたとのお話だった。 この種の電話機の
修理、改造のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
想像だが製造は 1920年代初頭では無いかと想う。
裏面に在る押しボタン (S) の目的が不明。
心配した受話器は幸い断線しておらず良好に機能した。
受話器の奥に送話器が在り正面では無くホーン状の筒の奥なので音圧は下がる様な気もするが?
次いで送話器単体での動作を診たがこちらも大きな問題は無さそうだった(時に抵抗が小さいが)。
組込まれているのか心配したインダクション(ハイブリッド)コイルにも断線は診られなかった。
フックスイッチも良好そうだった。
回路図が無く略同年代の米国 W.E. の電話機の回路を参考にした。 一応動作するのでは無いかと
ご依頼主に電話をしてみた。 先方の声は問題無く聴こえたが、こちらの声が聴こえ無かった。
送話器単体では特に問題は無かったが何故か? 少し頭を冷やそう。 回路図が欲しい!
7月13日 回路図が入手出来無いだろうかとパリ在住の友人 Jerome にメールを送った。 結果彼
が所属している古い技術のフォーラム https://forum.retrotechnique.org/t/recherche-schema
-telephone-thomson-houston-annees-1920/94698 に掲出してくれたが何せフランス語なので
意味は半分も分からない。 ただ S と記されたボタンはどうもミュートスイッチの様だった。
また電話に詳しい方から French PTT の 24 或いは後の U43 の回路に近いのでは無いかとのこと
でこれらの回路をネットで探し 20枚程プリントアウトした。
7月16日 結局これまでに今回の電話機の回路に可成り近そうと云うものは見付からなかった。
こうなると少しずつ回路を追うしかない。 送話器が何としても回路内に無い様だった。
回路を追った結果送話器の片端は CM に繋がっていたがこの CM は何処にも繋がっていなかった。
Bornes et signification :
帰路通勤の電車内で先日ネットからDLしたフランスの1930年頃の資料に目を通していた時に気に
なる技術資料を見付けた。何処にも繋がって無い CM は送話器用電池のプラスで、隣の ZM がマ
イナスとのことだった。因みに ZS と CS はベル用電池。明日早速実験してみよう、しかし疲れた!
7月17日 送話器用の電池を加えた。 側音(自分の話す声)は受話器から聴こえたのでこれで行け
そうとご依頼主に電話してみたが残念ながらこちらの声は聴こえないとのことだった。 何故か?
実は回線に流れる電流をモニターする為トランスを挿入し送話器の動作を確認した。 若干歪んで
はいたが音声も確実にモニター出来たので間違い無いハズなのだが残念ながらここまでとした。
先日下の画像の電話機を修理出来ないだろうかと云うお問い合わせを頂いた。 最初2号卓上型
自動式電話機に日本陸軍の92式野戦電話機のハンドセットを組み込んだ物かと想像したがその後
のお話で昔パリのノミの市で購入した物と伺いフランスの古い電話機を調べ始めた。 この種の
電話機の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
昨夜見付けた同型の電話機の一つだが何れも近年作られたレプリカで回転ダイアルが無く押しボタン
が10個用意されている。 物に依っては1919年製と記されていたが自動式なのでもう少し後では無い
かと想像する。 今週早々お送り頂くとのお話だったので楽しみにお待ちしよう。
7月11日 eBay にスペインから出品されていた類似品(オリジナルの物)。可成り状態は良さそう。
大原さん 何度も云いますが連絡先が記されて無いとこちらからは回答出来ません。 写真
を送る前にメールを送って下さい。
こちらに画像を送っても良いかと問い合わせるなら最初からこちらに直接メールを頂く方が早
いのですが。 但し画像は1MB以下にして下さい。(連絡先が記されておらず返信出来ません)
上の画像の電話機の修理に関するお問い合わせを昨夜 河尻さんから頂いたが返信を4度試みた
が何れもエラーとなって仕舞った。 別のアドレスでご連絡頂くか電話を頂くのが無難かと想
われた。 こちらの HP は http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ *2/14 その後連絡は無い。
今日お預かりしたのは久しぶりの3号電話機で送話音量が非常に小さいとのお話だった。 この種の
電話機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
近年何方かかの手が加えられていた。
送受話器の部分の配線が見えない。
送話器内部のカーボン粒?の量や状態は良好だった。
送話器単体の動作(抵抗値の変化量)を診てみたが特に変化量が少ないとは想えなかった。
仕方なく回路を追った。 結果どうも送話器と受話器の配線が逆の様に想われたので配線を修正し
ご依頼主に実際に電話してみた。 結果音量の問題が解決したことをご確認頂けた。 以前修理を
行った方が配線を一部間違って仕舞った様だった。 (この種の物に慣れた方がレストアしたと想わ
れるが動作確認をしなかったのか?)
今日の1台目は何度目になるか Goofy の形をした電話機で頭が持ち上がらないとのお話だった。 この
機種は積極的には取り組んでおりませんが一般的な電話機の修理のご依頼はこちらの ホームページ
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何と云ってもまとっている服を上手く外すのが毎回泣かされる点で普通の電話機なら何の苦も無い
のだが!
2月20日 午後覚悟を決め先ずは動作確認に取り掛かった。
最初 DEMO スチッチに接触不良の感じが有った。
デモでは若干動いたが一連のシーケンスが終わらない様で何時までもモーターが回っていた。
上のギアボックス内の左端にゴムベルトが有るのだが上の画像では見えていない。
使われていたベルトは少し伸びて仕舞っていた。 何とかもう少し短い物に換えようと1.5時間程
様々な方法を確かめたが交換は出来なかった。 上の画像に見られるプラスチック製ギアボックス
は接着剤で固定されており分解すればベルトは掛けられると想うが分解したギアボックスが元に
戻せるか甚だ疑問。
イヤハヤこの後脱がした服や手足を元に戻すのに1時間半程を要した。 兎に角疲れた!
今朝仕事場に届いていたのはこれまでにも 4, 5回取り組んだグーフィー型の電話機で状態は目下不
明。 尚、発送後の連絡が無かったが翌日の段取りの為に連絡は忘れないで欲しい。 この種の電話
機の修理のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
12月19日 先ずは動作を確認してみた。 添えられていた電池は完全に放電していた。
DEMO モードでは一応動作していた。
ところが何時まで経っても終了せず内部を診てみた。
機構系には特に問題が無く、ロジック(論理回路)に問題が在る様だった。
しかし作りがラフ(特に脚の接合部)で組み立てに毎回梃子摺る、今回も6回ほどやり直した。
今日お預かりしたのはイタリアの物と想われる Apparecchio Telefonico S 62 と記された電話機で
底面には Siemens Telecomunicazioni の刻印も在った。 この種の電話機の修理、改造等のご依頼
はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
仲介してくれた店の方にこの電話機を使って実際に電話し、機能を確認した。
先日修理を行い、動作を確認した(リンガーも良好に機能していた)Ericofon のリンガーが機能しな
いとのことで戻って来た。 そんな馬鹿なと早速テストしてみたがリンガーは鳴らず、少し持ち上げ
たところで鳴った。 どこか接触が悪いのかと内部を診たが問題は見付からなかった、可笑しい!
11月8日 昨夜 Ericofon を我が家に持ち帰りプリント・アウトしておいた回路図を元に回路を追った。
それだけでは足りず米国でこの電話機を製造している所の技術資料とこの電話機のコレクターの記
事に目を通した。 結果先日局線 3線式を 2線式に直した際、直後の試験でリンガーも機能していた
のでそれで由としたが、改めて回路を確認したところ1ヶ所接続を誤っていた。 (しかしどうしてその
時は機能したのか逆に理解出来無い) 何れにせよ問題点を修正した結果良好に動作して呉れた。
今日の2台目は本家スウェーデン、エリクソン製では無く米国 North Electric Co. 製の Ericofon (コブ
ラ型電話器)で動作しないとのお話だった。 この種の電話機の修理のご依頼はこちらの ホームペー
ジ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。
3線式なので勝手が違った、サテどう取り組むか?
最初回線に繋いでも全く音声出力が無かったので本体側との接続に問題が有るのかも知れないと
リード線で繋いでみたところ良好に音声出力が出た。 ならばと接点を磨いたり角度を変えたりした
結果良好に動作したので我が家に電話し通話を確認した。 また当初リンガーが組み込まれて無い
と考えていたが実際は Ericotone と呼ばれる電子音を出す電子回路が組み込まれていた。
10月25日 使われていたコードがそのままでは国内では使えないのでモジュラー・プラグ付きの
コードに交換した。
今日お預かりしたのは米国製の電話機で普通にベルもなり電話も掛けられるが受話器のモヂュラー
ジャック部分を触ると通話が途切れるとのお話だった。 この種の電話機の修理のご依頼はこちらの
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実際に回線に繋ぎご依頼主に電話をしてみたがお出掛けの様だった。 (お話では不在時は携帯に
転送されるとのことだったが?)
出来れば現行のカールコードより長い、且つ白や黒では無い物に換えたいとのご依頼も有ったが
中々その様なカールコードは見付からなかった。 上の画像の左の物はイタリアから届いた長い物
でモジュラープラグさえ装着出来れば使えるが、残念ながら専用工具を持って無い。
友人が以前米国でCB無線機とコードレス電話機の製造メーカーに勤めていてモジュラーコード用の
工具を借りたことを思い出し聞いてみたところ探す出してくれたので早めに仕事場を後にした。
10月13日 昨日夕方友人を訪ねモジュラープラグ作りに取り掛かった。 真っ直ぐな物なら簡単なの
だろうがカールコードでは線材は若干曲がっており4本を奥の穴に差し込むのに梃子摺った。
何とか作り上げ友人の家の電話機で動作を確認し、今朝お預かりした電話機でも確認した。