テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

超再生エアー・バンド受信機 (試作)

2010-04-30 14:34:01 | Weblog

 

ゴールデンウィークの為か今日は何のご依頼も頂いて無いので久し振りに超再生の受信機作り
を始めた。  昭和 40年頃の CQ 誌を参考に 80MHz~120MHz位をカバーする物の予定で適当に
コイルを作ってみた。 一応組立て動作を確かめたが全く再生は掛からず  単にダイオード検波
しているだけのことがディップメーターで信号を加え分かったがサテ何処に原因が有るのか?
今回は手持ちの Ge Meトランジスタで fT が 500MHz の 2SA263 の新品 (NOS)を使ったが念の
為これから調べ始めたが何と全く機能していなかった。   トランジスタを交換した結果、良好
に再生が掛かる様になり FM も受信出来それまで検波段だけでクリスタルイヤフォンで聞いて
いたが CR 結合の所をトランス結合にすれば音量は増すだろうと1K:500K の ST-14 を使ってみ
たが全く出力が出ない。 理由が分からず次に 5K:25K の ST-17に替えてみたが変化は無く、CR
結合で低周波を 1段加えた。 適当なプラスチックケースにロッドアンテナを付け窓際で動か
したところ航空バンドが良好に聴けた。 天気も良く  近くの公園の小高くなった丘の上で昼食
を取りながら暫く東京コントロール等のやり取りを聴いたが予想以上に安定した動作だった。  
また当初可也ブロードで ±5MHz位は聴こえるのでは無いかと想像していたが実際はそうブロ
ードでは無く、感じとして±1MHz程度では無いかと想える選択度だった。

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EMUD , Senior 60えのiPod入力

2010-04-28 15:57:59 | Weblog

 

 

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Blaupunkt, Derby

2010-04-26 18:11:11 | Weblog
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アカイ GX-Z7100EV

2010-04-26 12:38:39 | Weblog

先日サンスイのプリメインアンプの出張修理依頼が有った際、出張費のお話しをしておいたが
距離が近く、また高齢のご婦人だったので頂かないことにした。 翌日懐中電灯を忘れて来たこ
とに気付き取りに伺った時に昨日は好意に甘えて仕舞ったが少しだけど受取って呉れと封筒を
渡され有り難く頂戴した。  その際カセットデッキが動かず何年も使って無いと伺い  それなら
今日のお金でカセットデッキも診させて頂く話しをしたのですがそれはそれと別に請求して呉
とのお話しでお預かりして来たのでした。

当初ドアも閉まらなかったのですがアレコレいじっている内に閉まる様にはなったのですが、再
生ボタンを押しても 2-3 秒回転した後に止って仕舞い、テープが少しカセットの外に出ておりま
した。

モーターは合計 3個で、診た範囲では各回転を伝えているゴムローラー、ベルト等に異常は見
られなかった。 上下の画像に在るユニットを外した状態では問題無く動く様になったがキャビ
ネットに組み込むと再生が数秒で止って仕舞う症状がまたも現れた。 昨日今日と何度も試運転
したが殆ど問題は見られなかったので今日状態を説明し1週間試みに使って頂くべくお届けした。 
サテ、どの様な結果となるか。

 

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オンキョー ST-8300

2010-04-22 18:57:23 | Weblog

今日お預かりしたオンキョー (大阪音響) の ST-8300 は何とも変った構成で真空管とトランジス
タのハイブリッドには間違いないのですが何と AM/FM の受信部分は真空管で  ステレオアンプ
部分のドライブ段までも真空管、出力段はトランジスタに依る SEPP (FMのマルチプレクサもト
ランジスタ) と云う何とも変った構成で初めての経験となりました。今日は時間切れで電源回路
を確かめただけで終わりましたが近々取り組ませて頂きましょう。 この種のアンプ、ラジオ テ
レビの修理に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

4月23日 電源が入らず本体と電源部を取り出すことにしたが可也面倒な構造だった。

出力のトランジスタ 2SB426A (x4)、電源部はキャビネットの床下と云う感じの場所に仕舞われ
ている。

電源ラインの問題が解決し電源は入ったがモード切替、ボリューム等に接触不良に起因すると
想われるノイズや不安定さが見られたのでクリーニングを行った。 FM の動作には問題は見ら
れ無かったがAM の感度はいまいちだった (AMに関しては余り力が入って無い様見受けられた)
が一応受信は出来た。

レコードプレーヤの動作も確かめたがカートリッジは一応動作していた。

但しゴムベルトは陰も形も無くなっており回転はしなかったが手でターンテーブルを回し機能
を確認した。 ターンテーブルのシャフトの高さを調整していた物が無くなっており 33/45回転
の切換え機構が動作せず適当なナットとワッシャーで補った。

 

 

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Hallicrafters, SX-43 (再)

2010-04-21 18:28:57 | Weblog

数ヶ月前に担当した SX-43を毎日 10時間近くお使いになっていたところ先頃受信出来なくなっ
たとのお話しでした。  受取った物はお話しの通りの症状で、AM/FM 共にかすかに受信してい
ると云ったところで、S メーターも殆ど動作しておりませんでした。 この種の受信機の修理に
付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合せ下さい。

先ずは点灯していない 6H6 (AM検波+ANL) のヒーター回路から調べを始めた。 回路図上では
このヒーター回路は他の数本とパラになっているのに他は問題無いのが解せなかったが実際は
6H6 にのみ 6.8Ω の抵抗がシリーズに入っており、この抵抗が 20Ω に高化していた。

次に感度が低く、またSメーターが機能しない問題に取り組んだ。1st IF (6SG7) のプレートに
電圧が加わっておらずアレコレ調べた結果、電源回路に入っている 3.3KΩが断線していた。
この抵抗には可也の発熱があった様でカラーコードが消えており探すのに時間を要した。
下の画像に在るのが 6.8Ωと断線していた 3.3KΩ。

AM も FM も動作しだしたが今日は時間切れとなったので明日交換した抵抗の発熱量を見てみ
よう。 ところでご依頼主が交換した 6SG7と 6SH7 を調べたところ 6SH7 の片方は全くプレー
ト電流が流れず内部で断線等が起こっている可能性が有る。   他の 2本には特に問題は見られ
なかった。

4月22日 交換した抵抗2本に発熱は見られず終りとした。

 

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山水 AU-α707DR

2010-04-20 17:33:26 | Weblog

今日手掛けたのは多分これまでに修理をご依頼頂いた女性では最も高齢と想われる (72歳で亡
くなられたお母様よりズット上になったとのことでした) 方からのご依頼でタウンページでこ
ちらを見付けたとのことでした。毎朝 FM を聞いていたのに急に動作しなくなったとのお話で
した。   当初、明日車で来て測定器も持って行くかと考えていましたが先ずは一度拝見してみ
ようとバスで 5-6 分のお住まいをお尋ねしました。良く出来たアンプで電源投入時のノイズも
(デレィが掛けられているのか?) 出ず、また全くリップルも感じられませんでした。果たして
アンプが機能しているのか判断に窮しましたがアレコレ確かめた結果メイン・アンプの直接入
力から信号を加えると機能することが分かり、これまで使われていたチューナー入力等は使わ
ないことにしてお使い頂くことにしました。  喜んで頂け何よりでした! この種のアンプの修
理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

 

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Philco, Predicta, Miss America (1959)

2010-04-19 22:35:00 | Weblog

  先週は SONY、ICR-90, 2台と三洋、RP 8200 に梃子摺り他のことが殆ど出来ず仕舞いでした。
今日何年か振りで再会したのが Philco の Predicta シリーズの中では稀少モデルと呼べる Miss
America でRiders の Vol.26 に登場しているので1959年のモデルと想われます。 (画像を新しい
我家の PC に取り込めなかったので明日にも仕事場から掲出します)   画像からは分かり難いの
ですが画像に可也のフリッカーが見られる為この点を先ず解決する必要があります。この種の
テレビの修理、改造に付きましてはこちらの  HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

 

 

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電気時計(2)

2010-04-12 15:25:01 | Weblog

 

今日取り掛った電気時計 2台の内の 1台で動作していなかったので一度先ず分解してみた。

どうもモーターの電源コードの接続部分に問題があった様で補修後モーターが回りだした。
組み立てたところ時針、分針、秒針が所々でぶつかって仕舞い微調整を行った。 ただ60Hz
電源用なので 50Hz 地域では遅れるので 60Hz の電源を用意することにしよう。

 

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電気時計(1)

2010-04-12 15:23:16 | Weblog

もう一台の電気時計も動かないと云うお話しだったが通電したところ問題無く動いておりネオ
ンサイン(実際は蛍光灯)も良好だった。 つまりこちらでやることは無し!

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ナショナル マグナ・スーパー CF-740

2010-04-10 19:29:12 | Weblog

 

今日お預かりしたのは突然音量が変化すると云う松下のマグナスーパー CF-740 でトランス式の
7 球スーパーで RF 付きの高級機です。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

4月11日 シャーシー内部を見てみたが全てオリジナルの様だった。 つまりコンデンサ
類は可也劣化しており交換した方が無難そうだ。

 

使われているビニール線も被覆が劣化しておりこちらも交換をした方がよさそうだった。

4月12日 劣化しているコンデンサ類とビニール線を交換し、接点部分のクリーニングを済ま
せ動作確認を行ったが 2時間で一度も音量変化は見られなかった。

 

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SONY、 TFM-117D (1967?)

2010-04-07 15:55:56 | Weblog

今日お預かりした 3台の内の一台で TFM-117D、3バンドトランジスタラジオで初めてとなる
中国の方からの修理依頼です。 ヤ○○さんメールアドレスをお知らせ下さい。 受取った物は
全く動作せず、調べ初めて驚いたのは単 2 のマンガン電池で 0.6Aが流れていた。
電源のデカップリング、或いは終段の短絡と想像したが見事に終段のトランジスタが短絡し
ていた。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

ご依頼主から連絡が有り故障に至る経緯を伺ったところ 6Vのところに 9Vを加えたまま外出
し戻ったところ壊れていたとのことでした。 なるほど壊れた訳です!

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スタンダード、SR-L555F (1965?)

2010-04-07 15:54:30 | Weblog

  スタンダードの SR-L555F は長波+中波+短波x2+FM の 5バンドトランジスタラジオですが
こちらも全くと云って良い位動作しておりませんでした。  調べを進めたところ低周波段の
ケミコンの問題と想える症状でしたが基板がひっくり返せず、部品交換が出来ないので何と
か分解しましたがそのネジの多さに驚かされました。  この種のラジオの修理に付きましては
こちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

何とか低周波回路が入っている基板を手元に出したが今日は時間切れとなった。 また明日

ケミコンの交換その物は左程難しくは無いが何せ構造が複雑で基板を外し
たり組み込んだりに可也時間を費やした。 

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三洋 RP 8200 (1973?)

2010-04-07 15:51:59 | Weblog

  昨日今日と取り組んだが音声回路は機能しているものの全くどのバンドも動作しない。 
IF から前の電源回路に問題が有りそうだが何とも基板からのリード線が多く出ており、ま
た基板のパターン面にはプラスチック製のフレームが乗っておりパターンを追うのが困難
でほとほと疲れた!

その後、何とか修理出来ないかとのお話しを頂いたので気を取り直し再度近々取り組ませ
て頂くことにした。

4月13日 朝から取り組んでみたが問題は残念ながら見付けられなかった。 回路図、出来れば
部品配置図(パターン図)が在れば進められそうだがこれらが無いと前進は無理そうだった。
メーカーさんにお願いしたところ回路図と部品配置図を PDF フォーマットでお送り頂き大きく
進歩したのだが、実際は文字も接続箇所も殆ど読めなかった。 (親切にお送り頂いたのに失礼
なのですが読めない回路図は残念だった。 またこちらの説明不足かも知れないが部品配置図で
は無くパターン図が正しいのかも知れない) 

4月14日 何度も諦め掛けたもののメーカーさんから送って貰った (文字等殆ど読めなかった
が)  回路図と手元に在った RP8220 の回路図を見比べながら何とか修理を終わらせた。 
上は MW 受信時、下は FM 受信時の Sメーターの指示値。 若干 MWでは不安定さとノイズが
時々見られるが切換えスイッチに起因している様でここは残念ながら改善は見込めない。 
しかし何とも疲れた!

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RT-865D/PRC-66

2010-04-05 16:28:16 | Weblog

今日お預かりした 2台の内の 1台で地対空の通信をメインとする米軍のトランシーバーRT-865
D/PRC-66 でお話では送信、受信共機能して無いとのことでした。 一応動作試験を行ったとこ
ろ受信は辛うじてしておりましたが感度は極端に低く、実用にはほど遠いレベルでした。 
  幸いテクニカル・マニュアルを付けて頂いたので先ずはそれに目を通させて頂きましょう。 
しかし C-MOS を多用し、PLL シンセサイザを使った何とも複雑な装置ですので無論道のりは
可也遠そうです!

4月6日 昨日今日と調べを進めた結果幾つかのことが見えて来た。 第 1混合 (出力 IF 30MHz)
はまともに機能している様感じたが、RF Amp は辛うじて動作している程度に思えた。  また
シンセサイザからの局発信号を 3逓倍しているトランジスタ Q4 (2N918/50) の動作電圧が気に
なった。  標準的な動作電圧からはこのトランジスタのエミッタ電流は 2.3mAだが 1/4程の 0.6
mAしか流れていなかった。 マイクロディスクより少し大きい fT:600MHz, 0.6W 程度のトラン
ジスタは中々無くここをどうするか? (通常の 2N918 は簡単に手に入るがこのトランジスタ
の外形では残念ながらユニット内に入らない) RF Amp部分に使われているバリ Lと V/C の組
み合わせの集中定数回路の調整で 20dB程感度は上がった気がするが未だ 40dB程上げなければ
実用にはならない気がする。

4月7日 行き付けの部品屋さんの在庫の中で使えそうな物が見付り早速買って来た。

勇んで仕事場に戻り早速組込んでみた。  細かい点では少し変化は有ったが殆ど変化は見られ
無かった。

細かく回路を見たところ実際の回路は回路図と異なりベース接地で(半田付けは昔のまま
なので後から変えられたとは思えない)回路図ではエミッタ接地となっている。

どうもシンセサイザ出力のレベルが低いのでは無いかと想い始め出力を診てみたが想像通り
非常にレベルが小さかった。  この信号の代りに SG から信号を加えたところ感度はドラスチ
ックに上がった。 しかしシンセサイザ部分は IC が多用されており修理は困難と想えた。

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