テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

変わった修理法

2019-07-31 21:45:21 | PC

昨日 B&O の修理品をお持ち頂いた方に 昨日 NHK のプロフェッショナルを観ましたかと聞かれ観て
無いとお答えしたが、何でも三重の山奥で家電品の修理をやっている方が紹介されていたそうでこち
らの仕事に共通している部分が多かったとのことだった。  この方とはこの話題に付いてはここで終
わったが昨夜、都内でこの34年程毎月続けているコンピュータ・グラフィックス関連の集まりの席で同
じ話題が永年 N 社で人口衛星関連の仕事をしていた(自分もその昔は彼から発注された物を可成り
納めて来たが)友人から出てより細かい内容が分かった。 その中で古い PC-98の修理では同じコン
デンサを使う必要が有るとのことでわざわざ古い PC-98 からコンデンサを外して載せ替えていたそう
でビックリさせられたとのことだった。  自分では PCの修理こそ行って無いが電気製品略全般の修理
を行っておりコンデンサ(電解コンデンサ)の交換はしょっちゅう行っているがワザワザ古い電解コンデ
ンサに交換することは無く、何の意味が有るのか理解出来ない。 古い電解コンデンサには容量抜け
や絶縁の劣化が付き物で敢えて古い物を使う理由が思い付かない。(8月2日九州を三重に訂正)

8月1日 時々有用な情報を頂く(確か北海道の)方からも同番組を観たが矢張り理解出来ないとの
メッセージを頂いた。 唯一古い物でも温度、湿度の低い所でキチント保管されていた物なら交換の
意味は有るが。 
8月2日 別の方から九州では無く三重県との情報を頂いた。 お話の中にこちらでも時々お世話にな
っているトランス屋さんの名前も出ていた。

そう云えば仕事場が東雪谷に在った頃なので10数年前と想うが、京都で新聞販売店を営んでいるSさ
んが7インチの丸形CRTを使ったテレビを新幹線で抱えて持っていらした。 その時の最初の話は修
理依頼だったと想うが結果的には骨董市で買った金額(確か16万円)で譲って頂いた。 その時購入の
ポイントとなったのはそのテレビの修理を担当した方から一応CRTは光ったと聞いたとの一言だった。
  ところが実際にはCRTは発光せず、内部でグロー放電に依る紫の放電が見られるだけだった。 この
テレビのシャーシの上の部分は可成り丁寧に作られており、感じでは関西圏で昭和26、27年頃に個人
が組み立てた物と想われた。  ところがシャーシの下を見てビックリ、何と全体に黒い重油の様な物
が飛び散っていた。 先ず間違い無くオイルコンデンサが破裂して中の油が飛び散ったものと想われ
るが、確か近年のテレビの高圧を印加したと聞いたと想う。 一体どの様な方に修理を依頼したのか
伺った時に聞いたのが和歌山か三重の山の中で仕事をしている方と聞いたが、山の中はハッキリ覚
えており、もしかすると今回の方だったかも知れない。  云うまでも無くグロー放電を CRTは光る と
は通常云わない。

 

 

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B&O, Beosound 3000

2019-07-31 11:51:57 | オーディオ

今日お預かりしたのは B&O, Beosound 3000 で CDクランプが開かず内部でモーターが回る音はしてい
るとのお話だった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

早速動作を確認し分解に取り掛かった、

以前左右のプラスティック製のパネルを外す時に無理が掛かった様で少しクラックが入っている。

CDクランプ開閉のドライブ・ベルトが無くなっていた。 前面からの修理は無理で後部を開けた。

駆動側のプーリーが奥に在りベルトの架け替えは難航したが何とか架け替えた。

上手くCDクランプは開閉する様になり結果CDドライブも機能する様になった。

数十回CDクランプの開閉を行い、またCDの連続運転を行った。 動作良好!

8月5日 お送りした物が最初は良好に動作していたが数時間後の再度CDクランプが略開閉しなくなっ
たとのお話でお送り頂いた。 昨日午後動作を確認したが原因が分からず昨夜は殆ど眠れ無かった。

アレコレ考えた結果半ば諦め掛けたが駄目元で再度細かく動作を診てみた。 結果それらしい原因が
見付かり若干手を加えた結果良好に動作し出し既に数十回動作を繰り返してみた。

ガラスドア等を組み込み最終確認を行った。 再度動作を繰り返したみたが問題無し。

 

 

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Hammarlund, HQ-180

2019-07-30 15:51:41 | Weblog

明日の配達と考えていた Hammarlund, HQ-180 が午後届いた。 この種の受信機の修理、改造の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電して動作を診てみたが感度は非常に低かった。

上は普段朝から夕方まで聴いている TBS (954KHz) でSメーターは辛うじて振れていた。 下はこち
らで最も電界強度の高いニッポン放送 (1,242KHz) だがSメーターは1.5程の値だった。

7月31日 先ずは各真空管の gm、 エミッションのチェックに取り掛かった。

結果一部 Min. Value に近い(劣化した)物が診られた。 V1, V2、5U4 は交換の要有り。

一部の Min.Value ギリギリの真空管を交換した結果若干感度は増加した。 上下共1,242KHz受信時。

次いで電源電圧を117Vにしてみたところ更に10%程感度は増加した。 一応近傍の中波局は受信可。

 

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B&O, Beocenter 2300

2019-07-29 15:41:52 | Weblog

今日の2台目は B&O, Beocenter 2300 で音声出力が無いとのお話だった。 この種の装置の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速動作を診てみたがガラスドアやCDクランプは動作しなかったが、CDの動作は良好だった。

次いでアンプ部分を診てみたが電源は入っていたが下の画像に見られる様音声入力が入って無い状態
だった。 (後から分かったことだが音声入力が入って無いと云うよりスピーカーONの信号が無い)。

ならばと自分の Beolab 4000 の Line入力確かめてみたがこちらでは問題無く動作した。 解せない?

7月30日 昨日この機種等のサービス・マニュアルを持ち帰り机上で作戦を練った。

症状からアクティブ・スピーカー Beolab 2500 に制御信号が加わって無いのでは無いかと想像した。
この場合、Beocenter 2300 本体の修理は可成り難航することが想像出来たのでスピーカー側に改造
を加えることにしようと回路を調べ幸い好結果が得られた。

次いで右側の Beolab 2500 に取り掛かり同様の改造を施し、こちらも好結果が得られた。

先程来連続運転を続けているが問題無し。

 

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シャープ 5R-820

2019-07-29 14:35:41 | ラジオ

今日の1台目は松本の博物館からのご依頼でダイアルの糸掛け、540KHz辺りの受信確認をご依頼頂いた。
この種のラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

7月30日 ダイアル糸を掛ける前に動作確認をしてみた。 ところが 6D6 のヒーターが点灯しない。
確認したところ断線していたので自分の動作試験済みの物を装填してみたがそれでも点灯しない。

上の 6D6 のソケットでヒーターは左上の穴径の大きな1、6番のはずだが内部を確かめてビックリ

近年修理が為された様でコンデンサの多くが交換されていた。 

何とヒーターの配線は180°回転した細い3、4番ピンのところに為されていた。 これでは動作はしない。

ご依頼主からの回答を待つ間ダイアル糸の張替えに取り掛かった。 ただスプリングが無く、また
ダイアル・ポインターの糸を挟み込む部分が半分しか無く、そこも直ぐに折れて仕舞った。

一応ダイアル糸を張り接着した部分の乾燥を待つことにした。 (木工用ボンドなので強度は低い)

7月31日 昨日の続きに取り掛かった。

先ずはソケット部分の配線を全て外した。

次いで回路図通りの配線を行った。 しかし早川電機(シャープ)さんともあろう一流ラジオメーカーが
何故この様な初歩的な間違いを起こし、かつそのまま出荷したのか?

局発のコイルはこの時代には珍しくダスト・コアを使った物だった。

良好に機能し出したので受信周波数範囲を診てみた。

予想より低く、下端は約523KHzだった。

 

 

 

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SONY, ICF-5500A

2019-07-28 15:31:32 | ラジオ

 今日お預かりしたのは可成り久し振りとなる SONY, ICF-5500A でサービス・マニュアルを探し出すの
に時間を要した。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお
願い致します。

感度が悪いとのお話だったが上はNHK第2でSメーターは約4、下は同第1で4.6程を示していた。

FMは特に感度が悪いとのことだったが上は NHK横浜 81.9MHzでSメーターは約6.2、下はFM横浜
84.7MHzで約6を示しており特に感度が悪いとは感じなかった。 周波数表示も殆ど問題無し。

先ずは AM, FM のIFT等を再調整してみるが、この機種はセラミック・フィルターをIF多用しており fズレ
の可能性が高い。

7月29日 IFTで調整可能なのは本の一部だけで殆どセラミック・フィルターの特性依存している。

FMはセラミック・フィルターに手を加え可成り感度は上がった。 AMはIFTの再調整にアンテナ+コイル
の調整を加え可成り感度は増加した様想われる。

調整後の上は 81.9MHz, NHK 横浜 下は 84.7MHz, FM横浜。

調整後の NHK第一。

 

 

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SONY, ICF-SW1

2019-07-27 11:06:19 | ラジオ

明日届くのかと考えていた物が届き今日は偶々同一モデルを2台お預かりすることになった。 この
種のラジオの修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

お話では電源が急に落ちるとのことだった。

中々症状が現れなかったがヤット出て、その後は少し姿勢を変えるだけで症状が現れた。 

 

 

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SONY, ICF-SW1

2019-07-27 10:05:48 | ラジオ

 今日の1台目は SONY, ICF-SW1 で突然聴けなくなって仕舞い、内部を見たところスピーカーの
片方が切れていたので繋いだが直らなかったとのお話でした。 この種のラジオの修理のご依頼は
ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電してみたが時計の表示が出るだけでラジオ部分は全く動作しなかった。

電源電流を診てみたが0.5~0.7mAが1秒程度の繰り返しで流れる(増減する)だけだった。

ボリューム部分のネジが欠落していた。 この機種では5系統の電源が使われており電源のON-OFFも
マイクロ・コンピュータで制御されており修理は可成り難航することが想像出来る。 

 

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電波時計

2019-07-26 17:09:08 | ラジオ

先月周波数カウンターの修理をMさんと行った時に如何にして周波数を校正するかと云うことになった。
こちらえのご連絡は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 *このブログにメッセージ
を頂いてもメールアドレス等連絡先が記されてなければこちらからは連絡のしようが有りません。

以前なら短波のJJY、或いはアナログ放送のカラーバースト 3.579545 MHz等が使えたがそれらが無く
なりGPSから10MHzの成分を抜き取る位しか無さそうだが若干費用が掛かるので他の方法を探してみ
ることになった。

先日のミーティングの際にMさんから JJY の 40KHz の信号と、4MHzの水晶の位相比較を行い一応
実験は上手く行ったがもう少し改良したいとのお話が有った。 今日可成り良い結果が得られたとの
報告を会報用に纏めて頂いたものが届いた。 そう云えば自分でも電波時計を持っていたハズと探し
てみた。 シチズンの物で動作はしないが内部を見てみた。

回路はワンチップ?で作られていた。 念の為水晶の動作を診てみたが発振はしていなかった。

何も記されていなかったが時計用のポピュラーな物を近々付けてみよう。

7月27日 適当な水晶が無いか探してみた。

使えそうな物が在ったので早速交換してみた。

一応発振はしていたが想像していた波形とは異なり、周波数も異なっていた。 想像では32.896KHz

 

 

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Grundig, 3265U

2019-07-25 16:34:05 | ラジオ

 

   同じ機種を手掛けたのが何時だったかを調べたところ 2007.09.20 だったので略12年前となる。 FM
のカバレッジの改造をご依頼頂いた。 この種のラジオの修理、改造のご依頼はこちらのホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

頂いたメールにはSさんとしか記されておらずテッキリ男性と想っていたがお見えになったのは妙齢の
女性でSさんは旧姓とのお話だった。 車のナンバーがYだったので米軍関連の方かと想像したがご主
人は横須賀基地で働いているとのお話だった。 ところで長らくセントルイスに住まわれていたそうで10
年程前からこちらのことは(日本に帰ったら改造して貰おうと)メモっていたとのお話だった。

今日ネットで 3265 の回路図をD/Lしておいたが使われている真空管が一部異なっていた。 上に見ら
れる様使われているのは ECC85, ECH81, EBF89, ECC83, EL95(2本), EM84(同調指示用マジックアイ)。
余談ですが 3265 の出力管には ELL80 (5極管x2入り) が使われており 3265U より1本少ない。

昨日家人が12日振りに退院したところで今日は早く帰ることになりここまでで時間切れとなった。
スピーカーは近年交換された物だった。

7月26日 今日は何時もより2時間程早く仕事場に来て昨日の続きに取り掛かった。 余談だが今日も
トリオの FX-6 チューナーに関する質問が寄せられたがつい先日も記した様連絡先が無く回答不可能。

先ずは動作確認をしてみたが FM が100Vでは機能しなかった。 電源を120Vに昇圧した結果動作
し出したが気になったので FMのフロントエンド用 ECC85 を(下の右 Telefunken製に)交換した。

ECC85 と 6AQ8 は同一仕様のハズなのだがこれまで何度か 6AQ8 では上手く動作しない経験が有る。

ワックスで封止しただけのペーパーコンが可成り使われており先々のことを考えると交換した方が無難。

ゴーサインを頂いたのでペーパーコンデンサの交換を行った。

組み込み最終動作試験を行った、FM横浜 (84.7MHz) 受信時。

連続運転を続けていたが若干ハムが気になったので電源に電解コンデンサを追加した。

ところがハムは殆ど減らなかった(気にしなければ無視出来る程度だった)。

内蔵のFMアンテナだけでは不足の気がしたのでアンテナ用のリード線を用意した。 午後引き取りに
いらした時にアンテナリードの説明等を行ったが、今回のラジオはボーイングに勤めていたご主人の
物とのことだった。  

 

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VW (1949) 用 Philips 製 カーラジオ (Modified ND524V?)

2019-07-23 13:06:49 | 

今日の2台目は先日修理の打診を頂いた Philips 製のカーラジオで1949年製のVWに搭載されていると
のお話だった。 この種のカーラジオの修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

本体に貼られていた紙ラベルは文字が消えて仕舞っていて一部しか読めなかった。  N???4 06/VW
1950年頃の Philips 製品を調べてみたが今回のデザインの物は見付からなかった。 VW向けに作ら
れた専用モデルか?

電源/出力ユニット内部でゴロゴロ何かが転がる音がしていた。

外れていたのは機械式のバイブレータだった。 出力管はリムロックの EL41 と想われる。

ダイアル面の数字の意味が不明だが波長表示でかつ2段目の左端が200m (1,500KHz) の様だった。
因みに ND524V のカバレッジは中波513-1,613KHz (585-186m)、長波150-285KHz (2,000-1,053m)。

アチコチがグルー(ホットメルト)で固定してあり、剥がすのに可成りの時間を要した。

早速通電してみたが動作はしなかった。 機械式のバイブレータは構造が複雑な同期式の物だった。

アレコレいじっている内に電流が流れ始め約4Aが流れていた。

本体側の内部を見てみたがラインナップは EF41-ECH42-EAF42-EBC41-EL41 で手元の資料 ND524V
(1952/53) と同一だった。

「philips  ND524V」の画像検索結果ダイアル面のデザイン(文字も)は ND524 と同一だった。 更に内部の
部品配置等も同様だった。 しかしシャーシサイズ 178Wx54Hx170D (mm) に良く組み込んだ。

飽くまでも想像だが今回の物は Philips (Deutsche Philips) が ND524V の電源を簡素化し、6V でマイナ
ス・アース専用とし、前面のスピーカー・グリルを加えた VW 専用のモデルとして作った物と想われる。 

 

7月24日 バイブレータが外れていたのは紛れも無い事実なので外れない様頭部にクッションを添えた。 
若干振動に不安定さが感じられ近い将来寿命を迎えることになるかも知れないが暫くは大丈夫だろう。
ところで感度に特に問題は診られ無かったがRF波増幅付きなのでもう少し高感度でも可笑しくない。

 

 

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AIWA, TPR-858

2019-07-23 12:32:47 | ラジオ

今日の1台目は AIWA, TPR-858 でラジオは機能するがカセット部分が全く機能しないとのお話だった。
この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

伺った通りの症状だった。 先ずは内部を見てみたがメインのゴムベルトはお約束通り溶けていた。

溶けて仕舞ったゴムベルトを先ず時間を掛け取り除いたが、毎回手は溶けたゴムでドロドロとなる。

取り除いたゴムベルトの代わりに使えそうなゴムベルトを掛けた。

実際に動作させてみたがモーターのトルクが小さい感じで、また負荷もアチコチ重い様でまともな回
転は得られなかった。

 

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再三のお願い

2019-07-22 22:44:12 | Weblog

これまでにお願いしていることと、新たにお願いすることは次の通りです。 先ずこちらにお問い合わせ
を頂く場合、このブログのシステムから単にメッセージを頂いてもメールアドレス、電話番号、或いは住
所氏名等何らかの連絡先が記されてない限りこちらからは一切返信が出来ません。 それと電話を遅
い時間に頂く(先日は午後10時半過ぎに真空管チューナーの修理の問い合わせが有りました)のは厳
にお断り致します。 また時々ユーザー非通知で電話を頂くのですが、ユーザー非通知の場合自動的
にブロックされ着信履歴も残りません。 次に可成り稀なケースですが個人の趣味の物の修理費用を会
社の経費で支払おうとする方が数年に1度位の頻度でいらっしゃいますがこちらの考えにそぐわない為
その様なお考えの方は最初からお問い合わせをご遠慮下さい。 最後にこちらが出品しているネットオ
ークションに海外の方の名前を騙り、嫌がらせと想われる様な問い合わせをする方が時々居るのです
が何の意味も無く時間の無駄となるだけなので (時間や費用を掛ければ誰からのものか分かるのでし
ょうが、そこまで時間や費用を掛けるのは馬鹿らしく行っておりませんが)いい加減止めて下さい。

 

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謎のカーラジオ

2019-07-22 13:42:41 | 

岡山県の車屋さんから1940-1950年代に作られたカーラジオの修理の打診が有った。 可成り小さな
画像だったので少し大きな画像を送って頂いたが、電源が 6V と云うこととメーカーが Philips と云うこ
と以外は分からなかった。 この種のカーラジオの修理、改造、動作確認等のご依頼はこちらの ホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

サテ Philips のカーラジオで探してみたが送って頂いた画像と同様の物は見付からなかった。 ただ
同社の1940年頃のカーラジオには Ct8 ベース(上の画像の右)の真空管が使われており今となって
は入手は非常に困難。 また1950年頃の物にはリムロック(上の画像の左)の物が使われておりこち
らも入手には苦労する。 現品を手にしてから心配すれば良いのだがサテどちらか?

 

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トヨペット クラウン(昭和40年)用 カーラジオ

2019-07-21 10:30:12 | 

今日お預かりしたのは昭和40年製のトヨペットクラウンに使われている真空管式のラジオで自動選局
が機能しないとのお話だった。 国産のカーラジオで真空管式の自動選局機能付きと云うモデルには
記憶が無く何かの間違いでは無いか。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼はこちらのホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

受け取った物は想像通り神戸工業 (TEN) 製の物でトヨタでのパーツナンバーは 86100-30022 だった。

伺った通りと云うか自動選局が機能しっぱなしで常に動いて(スキャンして)いる状態だった。

ゴーサインを頂いたので自動選局機能の修理に取り掛かった。

先ずは基板をひっくり返さなければ部品が見えないのでリード線を延ばす作業に取り掛かった。

今回のシリーズはマイナーチェンジが多く、今日のモデルはその最後期の物でリレーの駆動回路に
フリップ・フロップが加わっておりその分回路が複雑になっている。

自動選局の核となるリレー。

リレーの駆動用のトランジスタ 2SB120 の E-C 間が短絡はしてないが順方向で約200Ωしか無く
リレーをエナージャイズするには十分な電流が流れていたので 2SB77 に交換した。 一応良好に
自動選局機能は動作し始めた。  今日はここで時間切れとなった。

7月22日 配線を元に戻し、最終確認を行った。

上は NHK第二 693KHz、下は自動選局で NHK第一 594KHzに移動した結果。

更に自動選局で TBS 954KHzに移動し動作を確認した。

 

 

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