テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Becker, Avus Cassette Kurier

2010-09-28 11:25:28 | Weblog

今日お預かりしたのはBeckerのAvus Cassette Kurierでハッキリはしないが多分1980年頃
の製品では無いかと想像出来ます。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページからお問い合わせ下さい。

初めて見る構造で最初戸惑ったが結果上手く改造出来た。 ただカセット部分の回転の不安定
さ(ワウ)はモーターに原因が在る様で交換出来れば簡単だがそうは行かずモーターその物の
修理となると事は大事となる。

 

 

9月30日 昨日からカセット部分の修理に取り掛かったが何としてもカセットユニットが外せ
ない。 もう一歩のところまでは行くのだが何かにぶつかっていて外せない。

駆動用の平ベルトが切れ掛かっていた。 同様の物が見付るか?

駄目元でAFユニットを先ず外したところ何とかカセット部分も外すことが出来た。

何とか近い物が1本見付り交換した。 少しテンションが増したがどう機能するか。
結果良好に動いて呉れ一安心。

前面中央のパイロットランプが切れているが3φと小さくサテどうするか。

パイロットランプの交換には問題は無いだろうと考えていたがいざやり始めたところ何とも構造
が微妙で1時間近くを要して仕舞った(ことに当る前に軽軽に見積るのは問題が有りそうだ)。 
しかし永年カーラジオを手掛けて来たがパイロットランプが半田付けされているモデルは初めて
の経験となった。

10月1日 ご依頼主からご丁寧にお礼のメールを頂き、全て良好に動作している
とのことで喜んで頂けて良かった!

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地デジ用RFモヂュレーター + ネオンサイン

2010-09-26 16:45:03 | Weblog

以前Rock-Olaのジュークボックスを修理したお店から地デジ用のRFモヂュレーターの注文
と一緒にネオンサインの修理依頼を頂き今日は久し振りに川崎のお店に伺った。

入力電流は定格1.70Aでヒューズは5Aの物が使われていたが片方が断線していた。 6A
のヒューズをご用意頂き通電したところ一瞬ネオンが光った様だがまたヒューズが飛んだ。 
一次か二次か未だ分からないがネオン用のトランスに問題が有る様なので交換してみよう。 
15KV/20mA(短絡電流)と云うこのトランスが安く入手出来ると良いのだが。

9月27日 価格は12,000.+消費税+送料と分った、さてゴーサインが出たら発注しよう。

9月29日 朝からトランス屋さんを尋ねネオントランスを手に入れ早速交換してみた。
当り前と言えばその通りだが矢張り初めての分野となると緊張しきりであった。

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SONY、 CRF-200

2010-09-22 18:21:53 | Weblog

 

今日お預かりしたのはSONYのCRF-200で手元に在る回路図集 Sam's PhotofactのTSMの1~
148の1番違いの149に輸出モデルCRF-160の回路が納められているのだが残念ながら未だど
の様な回路かは分っていない。  お話ではFMの感度が低く、また周波数が大きくズレていると
のことでザット診てみたが、感度は本来のそれより20dB程低く感じた。 また周波数は84.7MHz
がダイアルの77.3MHz辺り聞けたので7MHz以上ズレていた、近々取り組ませて頂こう。  この
種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

伺った症状が如何にして発生したか考え難かったが兎にも角にもFMのフロントエンドを診てみる
ことにした。 何とか中身を取りだしフロントエンドを見た瞬間に誰かの手が加わったことが分った。

カバーを外し各コイルを見てみたが明らかにダストコアはいじられていた。

全てのコイルを調整した結果これまでSメーターが全く振れなかったローカル局の信号強度は下
の画像に見られる様に示された。 つまりFMのトラッキングが大きくズレていたのが原因だった。

後日談  ご依頼主からお礼のメールと一緒に伺ったのは 以前FMのノイズが増え横浜に在る
このメーカー関連のサービスをする所に修理に出しところトランジスタが交換されノイズは無くな
ったものの以来今回の問題が見られたとのことでした。 自分ではテッキリ高周波に慣れていな
い素人の方が手を下したのでは無いかと考えていたのですが驚きました。

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Telefunken, 5093 W (Concertino Hi-Fi Stereo)

2010-09-20 16:17:18 | Weblog

今日お預かりしたのはTelefunkenの5093 WでMT管9球の4バンドラジオで先ず電源回路に
問題が在りそうだった。  一次側の入力電流は約1Aと定格の倍近くで電源投入後暫くして
内部から煙が立ち昇り始め電源を切ったが発熱部分は未だハッキリしていないが電源トラン
スのレアショートで無い事を祈るばかりである。 この種のラジオの修理、改造に付きまして
はこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

発送に先駆け内部を掃除して頂いたと伺ったが未だ可也綿ホコリが残っていた。  中波用と
想われるバーアンテナが外れていたが輸送中に外れたのだろう。  しかしコンデンサ類も殆
ど当時のままの様なので絶縁の劣化が可也進んでいることが想像出来る。

9月21日 朝から取り組んだが下の画像の下の部分が音声の出力部分で本来このユニットと
本体はネジ2本で本体シャーシーに固定されてなければならない。 離れているとグランドライン
が切れて仕舞い音声出力は無くなる。 何故離して仕舞ったのか甚だ不思議である。

 この機種の場合、AM(中波+短波)とFMは夫々独立した駆動系が使われているが下の画像に
見られるAM用のダイアル糸(スチールワイヤーの周りに綿?の被覆が被せられている)の外側
が破けて駆動軸に巻き付いて仕舞っている。 この部分を張り直すのは簡単では無い。

シャーシーの下にも可也の部品が在ることを忘れていた。 この面だけでもペーパー
コンデンサは12個、ケミコンも数個在る。

 

9月22日 朝から取り組み先ずダイアル糸の張り替えに取り組んだ。 欧州製のこの時期
の物のダイアルの糸掛けは可也複雑なものが多く、現状をキチント記録しておく必要がある。

ダイアル糸を張り替え、次いでガラス製のフロントパネル(ここでは見えていませんが)、
ツマミ、押しボタン等のクリーニングを行った

コンデンサ類の交換に取り掛かったがそれまで見えていなかった物が数個見付かり
予想を大きく超える数の交換を行った。

最後はFMのフロントエンドの改造だが今日は時間切れとなった、明日以降取り組もう。

9月23日 FMのフロントエンドはこの時期の物としては始めてのAFC機能付きで若干勝手
が違ったが上手く改造出来これまで手掛けた物の中では最も高感度と想える物だった。

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キャノン P-400  (8mm映写機)

2010-09-19 20:17:08 | Weblog

映写機は得意分野では無いがかつて16mmのシネカメラは仕事の一部だったので一応お預か
りし診させて頂いた。 本来の動きを知らないので絶対のことは云えないが多分テークアップス
プールの駆動系に問題が在るのだと想う。  下の画像に見られる駆動シャフトは外側のシャフト
に内側のシャフト(本体からスプリングで外に押されている)がスプリング・ワッシャー状の板で
擦れているだけで一寸トルクが加わると回らなくなるが余りにも軽いトルクで止って仕舞うのが
問題の元凶と想われる。  幾つか両シャフト間の摩擦を増やす方法を試みてみたが好結果は
得られなかった。 この様な中途半端な結合方式を採っているとどうしても常に磨耗が発生して
おり短寿命に終わって仕舞うのでは無いだろうか。  (最もフィルムの1回転当りの巻取量が回
転と共にどんどん増す為シャフトを固定する訳にも行かないのは理解出来るが)

何に問題が在るのか説明しご依頼主に上のシャフト部分にテープを巻いて貰う事も考えたが
ご自身でアレコレ取り組んだ結果上手く映像を写せる様になったとのことで見させて頂いたが
40年程前の映像が想いの他綺麗な発色で映し出されていた。

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パイオニア CT-720

2010-09-19 17:37:57 | Weblog

 

暫く使ってなかったせいか再生、早送り、巻き戻しが殆ど動いて呉れなかった。 幸いプーリー
やベルトの調整でスムーズに動いて呉れたので多分当面問題無く動作して呉れると想う。

納め動作確認を行ったが再生がスムーズに行かず再度分解しアレコレやった結果何とか動いて
呉れたがどうも信頼性は低く、この分の修理は一度ご辞退したが結果としては有り難く頂戴した。

 

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日本ビクター SSL-97MS + パイオニア CT-720

2010-09-18 15:20:55 | Weblog

 

 今日は藤沢をお尋ねし1960年代末と伺った日本ビクターのマルチアンプシステムSSL-97MS
に取り組んだ。 お話では先ずターンテーブルが回らず、また他の機能に付いては永らく使って
無いので分からないとのことだった。  この種のオーディオ機器の修理に付きましてはこちらの
ホームページからお問い合わせ下さい。

これまで何度かターンテーブル用のゴムベルトを買っていた店を今週初めに訪ねてみたが商品
が無く、聞いたところメーカーが製造を止めて仕舞ったとのことであった。 知り合いの店に事情
を話したところそれならと紹介されたオーディオ関連の物の店では数種類在るが安い物では無
いので先ず寸法を調べた方が良いとのことであった。  これまでは数百円で買っていたが何と
ここでは¥2,520.とのことでなるほどと後日客先に寸法を測ってもらうことにした。

客先からは33回転の場合1,004mmとの連絡が有り、この長さの物の在庫を先の店に訪ねてみ
たが最長でも920mm、また金額は何と¥5,000.程とのことだった。  客先からは¥5,000.でも
良いとは云われたが今日は自分で1m長のゴムシートを5mm幅に切った物を持参し現物合わせ
でベルトを作った。 重ねた長さは60mmだったので940mm、つまり920mmでも問題無く使えそ
うだが今日現場で作った物でも問題無く使えそうなので先ずはこれを使って頂こう。

どうもプリアンプに問題が有る様でラジオはAMもFMも聞けず、またフォノ入力も機能していなか
った。 スピーカーの出力も左しか無く、動作試験はメインアンプに直接プレーヤーの出力を加え
行った。  これらから上のアンプ一式と駆動系に問題の在るパイオニアのカセット・デッキを持ち
帰ったが、今回の修理の目的が亡くなられた娘さんの最初のピアノの発表会を録音したレコード
(ソノシート)の再生に有ると伺った以上は是が非でも直して上げたいと考えるのであります。

9月19日 昨夜回路図と取り説を持ち帰り我家で回路を調べておいたので今日はことがすんなり
済み好結果が得られた。 しかし今回の機種のアンプは3系統が用意されており低音、中音、高
音の各専用アンプに専用のスピーカーと中々の贅沢設計でありました(その分回路は複雑になっ
ておりました)。 明日にもキャビネットに組み込んでみましょう。

9月20日 再び藤沢をお尋ねしキャビネットに組み込み、AM/FMラジオ、レコード、カセットデッキ
と動作確認を進めたがカセットデッキには不安定要素が見られた。 このことからカセットデッキ分
の修理費用をご辞退したがご依頼主ご夫妻からのご好意を結果として受けさせて頂いた。

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日産 S130Z (フェアレディーZ) 用 カーラジオ 日立 KMT-3701Z

2010-09-16 12:32:09 | Weblog

今日お預かりしたのは昭和58年のフェアレディーZに使われていると伺った日立のカーラジオ
KMT-3701ZでラジオがAM、FM共全く機能しないと云うものでした。  この種のカーラジオの
修理、改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

その後電源は隣りのアンプユニットから供給されるのではないかと試みてみた。 結果良好に
動作し始めこちらで受信可能な76.1MHz/インターFM(東京)~84.7MHz/FM横浜、及び中波を
マニュアルと自動選局(オート)で動作させてみた。どう見てもラジオ部分に異常は見られない。 
多分アンテナ(アンテナとラジオ間のケーブル)等に問題が在るのだろう。

1.5時間の請求をさせて頂き、梱包を終え帰路に着いたバスの中でもう一つ伺った症状 ディ
スプレイが時々消えると云うことを思い出した。 明日改めてチェックすることにしよう。

9月17日 朝から表示が消えてしまう症状に取り組んだ。車載機器の場合振動による半田の
ランド部分でのクラックが問題となることが多いので全ての基板のパターン面を細かく拡大鏡
で注意深く確認した。

基板は3層構造で、小さい物まで含めると6枚となる。 幸か不幸かクラックは見付からなかった
が下の画像に見られる様パターンの一部に可也の腐蝕が見られた。 腐蝕部分を取り除いたと
ころパターンに問題は無かった。

基板間等にはコネクタが多く使われておりこれらの接触不良も考えられるので接点
部分を全て磨き再度組み立てた結果動作は良好だった。

フロントパネルに組み込み、電源のON-OFFを可也の回数時間を置いたりしながら繰り
返してみたが一度も問題は見られなかった。 絶対では無いがこれにて終わりとした。

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山水 HF-V6K + PR-330

2010-09-15 16:31:35 | Weblog

 

今日お預かりしたのは昭和30年代初頭の物と想われる山水のHF-V6KメインアンプとPR-330
プリアンプ+MWチューナーでメインアンプは特に問題無く機能していた。  この種のオーディオ
機器の修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

メインアンプとプリアンプ間の接続コードは可也傷んでおり交換が必要。

コンデンサの種類は未だ定かでは無いがペーパーコン、或いはオイルコンと想われるが
何れにせよ交換した方が無難だが何と全て端子板の下に取り付けられており交換には
時間を要する。

チューナー+プリアンプが動作しておらず調べたところショートネックの電源用トグルスイッチと
検波用Geダイオードが壊れておりまた音量を調整するボリュームにも接触不良が見られた。

9月24日 米国に発注していた部品がソロソロ届くと想われるので今日はコンデンサ類、及び
トグルスイッチの交換。 本体とチューナー+プリアンプ間の接続コードの修理に取り掛かった。 
チューナー+プリアンプで使われているペーパーコンデンサの多くは端子板の裏側に半田付け
されており時間を要することが想像出来たので表から付ける方法で済ませるか迷ったが元々
の形で行く事にした結果想像以上の時間を要して仕舞った。

9月25日 本体とチューナー+プリアンプ間を繋いでいるケーブルの6ピンのマルチ・コネクタが
若干変形したのか、はたまた内部が若干膨張したのかケースが外れない。 苦戦した結果何
とか外したが右手の人差し指の爪に可也のストレスが掛かって仕舞った。 次いでチューナー
の調整を行い実際に暫く使ってみたが中々好調だった。 サテ部品が早く届くと良いのだが。

9月27日 待ちに待った部品が届き早速組み込み好結果が得られた!

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AMIのジュークボックス3種 ModelA, B and E-80

2010-09-15 16:23:37 | Weblog

 

今日手掛けたのは何れもAMIのモデルで先ずは上下の画像のModel Bで周波数の問題
を除けば良好に動作しており60Hzの電源を組み込み好結果を得た。

下は同じレコードチェンジャーModel 500を使っているModel Aで可也アチコチに問題を
抱えている様だった。

  先ずは回転していなかったターンテーブルの修復に取り掛かり、無くなっていたビス2本を
加え、次にアイドラにテンションを加えているスプリングの固定位置を調整した結果ターンテ
ーブルの回転は良好となった。

一時レコードのラックを動かしていた機構は機能していたが暫くして動かなくなった。 またレコ
ードをターンテーブルに載せる動作も一時期為されていたがこれもやがて機能しなくなった?

しかし今回のモデルは非常に珍しい外形はSPサイズ、中央部分の穴はEPサイズの盤を使う
モデルで始めて見るものだった。   前述のレコードは稀少とみえこのモデルでは回転数を45
回転とし、上の画像に見られる様なアダプタを介してEP盤を使っている。 

今日最後のE-80は電源回路?(コイン投入後の初期設定?)に問題が在る様で先ずアンプ
とターンテーブルに電源が加わって無かった。 別のアウトレットからこれらの電源を取り動作
させてみたが選局の為のソレノイドが機能していなかった。 先ずはマニュアルに目を通そう!
 

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外観は古い米国?の電話機

2010-09-14 14:28:56 | Weblog

今日お預かりしたのはカナダから購入された、古い電話機の中にデジタル回路を組み込んだ電
話機でお話ではダイアル回線、プッシュホン回線どちらにも使える物とのことでした。   この種の
電話機の修理に付きましてはこちらのホ-ムページからお問い合わせ下さい。

デジタル回路は送話器が在った場所に組み込まれている。  動作を基本的なところから調べて
みたが受話器を上げた状態でも直流的には回路が構成されておらず、逆に下ろした状態でも回
路の容量は非常に小さな値だった。

回路を組み直し、一部気になった半田付けもやり直したところ良好に通話出来、こちらのプッ
シュホン回線でダイアルを回し間違い無く回線が繋げた! イヤハヤ中々の優れものです。

 

 

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Blaupunkt, Frankfurt? 2台

2010-09-14 10:53:48 | Weblog

今日お預かりした2台はラベルが無くなっていたが多分Frankfurtと想われる。 慣れている機種
でカバレッジの改造は問題無く終わらせることが出来た。  この種のカーラジオの修理、改造に
付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

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AIPHONE 、 MJ-1A ドアホン

2010-09-13 11:14:45 | Weblog

 

  先週ネットオークションで知人が4インチの平面ブラウン管を使ったインターフォンのジャンクを
出品しているのが目に留まり翌日会う予定が有った彼に聞いたところ必要なら上げるとミーテ
ィングに持って来て呉れたのでした。 当初4インチの平面ブラウン管をウォッチマン(FD-40等)
のスペアに使わせて頂くかと考えていたのですが、その日の夜、夕食の最中外で孫が家内を
呼んでいる声が聞こえ我が家のインターフォンが不調である事を知りました。  既に27年程が
経過しておりこの間何度か修理して来たインターフォンですがそろそろ交換時期かと頂いた物
が何とか直せないか挑戦してみました。  インターフォンの修理には余り慣れておりませんが
ご希望がございましたらこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

電源のDC-DCは発振していたのですが2次側の電源電圧が出て無い様だった。  昨夜基板を
持ち帰りテスターで回路を追ったのですが問題は見付らず今日は怪しげな部品を外してみまし
た。 何と電解コンデンサの下のパターンが下の画像に見られる様溶けて無くなっておりました。 
この時期に作られた電解コンデンサのシーリングに問題が有った様で電解液が漏れ出しパター
ンを溶かして仕舞った様想像出来た。

切れていたパターンをメッキ線で繋ぎ、電解コンデンサもついでに交換した。

直に動作し始めたが焦点がズレており焦点調整を行ったところブラウン管そのものの焦点は
キチント合っていたがどうも映像系に問題が残っている様で撮影した画像のピントは合ってお
らず、またコントラストも低いものだったが一応インターフォンとしては機能するので早速使わ
せて頂くことにしよう。

念の為他のケミコンの下のパターンも調べたみた。 結果パターンが溶けて仕舞っている
箇所が他にも見付かり補修したが画質に変化は見られなかった。 

実際に得られた画像は下の通りで本来の画質を知らないが多分これよりは可也ましなもの
なのではないだろうか。 (映像、音声、呼出信号、電源と多くの情報を2線で伝送している
ことは承知しているがこの画質では使い物にならない気がする)

電気的な問題だけでは無く光学的な問題の可能性も有りそうと子機の内部を確認してみた。
下の画像の上に見えているのは(定かでは無いが)赤外の発光ダイオードかも知れない。
使われているCCDは可也小さく分解能は余り高い物では無いのかも知れない。

CCD-レンズ間の距離を調整してみたところ解像度の見当が付いた。 結果から申し上げれば
可也レンズから近いところに焦点が合わせてありインターフォンに顔を近づけた際のことを想定
している様に想えた。 サテ、後は各取り付け金具だが上手く手に入るか?

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SONY、 ICR-100

2010-09-09 12:03:38 | Weblog

 

 一昨日ICR-100のレストアを久し振りに始めた。  昨日は2台目に取り掛かったがアチコチに
問題が在る様だった。 先ずはOSCコイル2次側の断線で5.5mm角の小型OSCコイルなので
代えが無く修理を試みた。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページから
お問い合わせ下さい。

  上の画像から断線している引出し線は見えないかも知れないが多分0.05φ程の太さなので
半田付けにも苦労する。 もう一方も端子近くで断線していた。 OSCコイルの断線は何とか修
理出来、ダストコアを少しずつ様子を見ながら挿入して行き、これ以上は断線の危険性が有る
と感じたところで止めたが導通が無い。  調べたところ接続したところでは無くその奥のコイル
のところで断線していた。   こうなるとコイルを巻き直さねばならず残念ながら諦めた!  部品
取りのICR-100を何とか探してみよう。

  3台目は出力段SEPPのPNPのトランジスタのe-b間の電位差が無くこのトランジスタのe-b間
の短絡が考えられたので外してみたがそうでは無く、残念ながらICのドライブ出力部分に問題
が有る様だった。

4台目は以前発振段のエミッタのパスコンをパラにしてあったが外しても動作してくれ連続
運転に取り掛かった。 今朝から取り組んだ結果動作してくれる物に初めて出会えた!

5台目はスンナリ動いてくれたものの数分で音声出力が無くなりVR等の部品を少し動かした
ところ動作し始め、今日の作業を終りとした。  ●9月10日 朝電源を投入したところ良好に
動作してくれたが原因が不明のままなので今後十分なランニングを要する。

6台目はIFが増幅されておらずICのIF Ampに問題が有りそうだったので諦めた。

 7台目は以前出力段のコンプリメンタリのPNP側の石を交換したが歪みが多くそのままになっ
ていたが先ずIFが可也離調していたので調整し、次いでOSCコイルも可也ズレていたのでトラ
ッキング調整を行った。  受信はする様になったが歪みが大きくトランジスタを元の(多分東芝
製、型番無記名)に戻しかつNFBの抵抗(元々の物は300KΩだったが)を150KΩに減らした。

8台目に取り掛かったがIFのゲインが足りない。 これもIFTが離調しているのかと調整してみた
が好転はしなかった。 先に手掛けたOSCコイルの切れていた物もIFのゲインが低かった気がす
るが確かめIFゲインに問題が無かったらOSCコイルを外して移植してみよう。  一応目下所有し
ているICR-100は(基板単位では)全て動作確認をしたのでいよいよ組み込んでみよう。

9月12日 切れていた引出し線を0.08φ程度の錫メッキ線で繋ぎ修復を試みたが折角繋いだ
部分が端子に半田付けする熱で取れて仕舞い、ならばと切れているコイルを解き線材を採っ
て使ってみたが0.05φ程度の線材同士では半田付けが上手く行かず諦め、もう一度0.08φ程
度のメッキ線を使い何とかOSCコイルを直した。

局発は上手く機能する様になったが音量が小さくどうもAF Amp部分に問題が有る
様で今日はこれ以上取る組むのを諦めた。

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東芝 20C57N (昭和48年)

2010-09-08 14:12:46 | Weblog

  今日は神奈川県秦野市をお尋ねし昭和48年製の東芝 20C57N に取り組んだ。
サービスマニュアルから修理を要する基板は小さく、その為に可也大きなテレビをこ
ちらに送って頂くより自分が伺った方が話は簡単なのでお邪魔することにした。
この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。

垂直振幅が減少していると云うことは以前伺い、ご自身で垂直振幅を調整され
たと伺ったがそれでは最早追い付かない程振幅が減っていた。

垂直関連の回路が納められている基板のケミコンを交換し、垂直振幅と色調を調整
して終りとした。 帰りに頂いたお土産で今日は一杯やることにしよう、ごちそう様!

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