テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Bell & Howell, 70-DR (16mm カメラ、3台)

2011-09-28 17:36:25 | Weblog

米国に発注していた16mmカメラ (Bell & Howell, 70-DR) 3台が午後ようやく届いた。 先週
末頃の到着と考えていたが通関に時間を要した様だった。 しかし何とか月末には間に合っ
たので由としよう。  

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VW用 Blaupunkt, Emden Ⅲ (VW 111.035.103E)

2011-09-27 18:32:10 | Weblog

今日取り組んだのは今年 5月に修理、改造を行った Emden Ⅲで、その後通電しても 3割程度
の確率でしか動作しないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましては
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

問題は他にも診られ無信号時の電流が定格 0.18Aのところに約 0.6Aが流れ、終段近くがほん
のり暖かくなっていた。  ただ動作しないと云う問題は中々現れなかった。 ヤット問題が出
たが不思議なことに電源を切った後、一瞬動作し、また電源電圧を下げて行くとその間、短
時間だが動作することが分かった。 若干気になった電解コンデンサを交換したが変化は無く
回路図を持ち帰路に着いた。

9月28日 昨日回路図から IF のベースバイアスを作っている回路のツェナー?ダイオードが
怪しいと判断し今朝は先ずここを交換し連続運転に取り掛かった。 無信号時の過電流の問
題は半田付けの問題だった様で良好となった(一時期の Blaupunkt 製品の半田付け(スルー
ホール)には問題が多い。

10月6日 一度諦め掛けたが AM/FM に共通な部分の問題と絞り込めたので IF 回路のトランジ
スタ 3個を集中的に調べた。結果 IF1 (V461) のエミッタ、ベースの電位に異常が診られ、回路
に問題が見付かりこの部分は良好となった。 これで電源を入れても動作しないことがあると
云う問題は無くなると思う。

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BMW, 1980年用カーラジオ 松下 CQ-5500AU

2011-09-26 14:06:07 | Weblog

今日お預かりしたのは 1980年製の BMW に使われている松下の CQ-5500AU で動作の確認等
のご依頼を頂いた。 この種の物の修理、改造に付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

ラジオの機能に問題は診られなかったがカセット部分は全く機能せずゴムベルトが切れて落ち
ていた。このベルトの交換だけで直るかは不明だがカセット部分の取り出しは簡単では無い。

10月17日 再度お預かりし動作を確認したところ選局が出来ない。 何故か選局機構が
壊れている様だった。 

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Stromberg-Carlson, GT管トランスレス6球 (1940's)

2011-09-23 16:25:52 | Weblog

今日お預かりしたのは Stromberg-Carlson の 1940年代のモデルでラベルが無くなっており型
番が定かでは無いがラインナップ等からは Model 600H の可能性が有る(だとすれば1941年製)。
この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い
合わせ下さい。

コンデンサ類を交換し、次いで劣化していた真空管の手当てもした結果動作し始めたがバリ
コンのローターとステーター間にゴミ?が在る様で選局時若干ノイズが発生した。

ダイアルポインターの位置が大きくズレていたので修正し、ついでにダイアル面も清掃した。

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Bang & Olufsen, Beomaster 2000

2011-09-21 12:53:03 | Weblog

  今日お預かりしたのは B&O の Beomaster 2000 で以前カバレッジの改造を行った経験も
有り、また回路図も添えて頂けるとのことで安心していたが実際は簡単には行かなかった。 
この種の機器の修理、改造に付きましてはこちらの HP  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

お話ではテープ入力では歪が有り、パイロット・ランプが点灯せず、シグナル・インジケー
ターも機能しないと伺った。 受け取り早速通電してみたがテープ入力では辛うじて出力が
出たが、これ以外のフォノ入力、MW/FM では出力が無く FM のカバレッジの 改造以前に先
ずは機能させなければならない。

未だ細かく診た訳では無いがどうも 2系統在る電源の内、主にアンプの前段とチューナー等
を担当している低電圧側の物に問題が在りそうだが添えて頂いた回路図はアンプ部分と出力
回路用のどちらかと云えば高圧の電源部のみで片方の電源部の記述が無くパターンを追い回
路を起こすしかないが費用も掛かることなのでご依頼主に伺ってみよう。 この種の複雑な
回路のもので回路図が在るのとそうで無いのでは大きな違いとなる。

9月22日  伺ったご予算を超えて仕舞うことが予想され相談の結果今回は診断のみとするこ
とになり組み立てを始めたが問題の低圧 (26V)電源回路のパターン面が目に止まり、ザット
電圧を診てみたところ 2.7V しかなかった。  上手く行かなかった場合の追加費用は要らない
ので引き続き診せて頂くことにした。

分かって仕舞えばナーンダと云うのがこの種の問題の常だが今回の問題は上の画像のシリコ
ン・ブリッジの上に置いた赤いリード線に有った。 下の画像の断面からはハッキリしないが
この部分に緑青が診られる。    つまり電圧制御用トランジスタのエミッタ・リードが酸化し
オープンとなっていた。

FM のフロント・エンドの調整を行いカバレッジの改造も上手く行った。 下はステレオ表示
とセンターメーター代わりの表示部。

一点気になったのはダイアル・ポインターのランプで小さなランプが在ったハズだが見当た
らない。

9月23日 壊れていた木製キャビネット部分等の修理に取り掛かった。 

9月25日 木製キャビネット部分の接着剤が固まったので外れていたボタン等に取り掛かった。

無くなっていたダイアル・ポインター用のランプを手元に在った麦球の中から選んでみた。

FM 用のアンテナ・コネクタ(ヨーロッパでは普通に使われているが国内では入手困難)。

9月26日  ダイアルポインター用ランプの光が周りに漏れるのを如何にして軽減するかと耐熱
塗料を拭き掛けたりもしてみたが矢張り不足しているので熱収縮チューブを被せ一部に穴を開
けた。

略満足が得られる結果が得られたと想うがその後のキャビネット部分の組み立てには難航し
何度も組み立て分解を繰り返すこととなった。 しかしデザインありきの B&O 製品は(昔の
物を除き)苦労させられる。

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RCA, R-73 (1933年)

2011-09-20 12:55:59 | Weblog

今日お預かりしたのは 1933年製の RCA, R-73で RF 付きの他励式スーパーで出力は 247P-P。
お話では音量調整がスムーズに行かず、またハムが多いとのことだった。  この種のラジオ
の修理に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

通電したところハムは殆ど感じられなかったが、音量調整は可也やり難く、ある点を越すと
可也大きくスムーズには変えられなかった。他に 810KHz辺りまでの低域は電源電圧 100Vで
も受信出来たが 120Vにしても 954KHz辺りまでしか受信出来なかった。 サテ、何処までの修
理をご希望なのか?

回路を調べたところ音量は RF の g1 のバイアス電圧を変え行っているがこの回路ではスムー
ズな音量調整は困難かも知れない。 その後 RF だけで無く Mix のカソード・バイアス、及び
IF の g1 のバイアスを変えていることが分かった。  これらに使われているのは 58 (リモート
カットオフ)なのでもう少しスムーズに変化しても良い様に想えるが。   どうもハムと云われ
たのは電源のリップルでは無く、同調時の同調ハムのことを指している様だった。

9月21日  ゴーサインを頂いたので改造に取り掛かったが必要な抵抗値のボリュームで、且
つシャフトの長い物が手元に無く(スイッチ付ならあるにはあるが)近々秋葉原に行くか迷
うところだ。

9月24日  音量 (RF,Mix.,IF のバイアス)調整回路を改造し、音量調整方法を変更し好結果を得
た。 また受信範囲が下から  810KHz程だった問題も局発回路を改造し上端まで受信出来る様
になった。 同調ハムも可也改善出来毎日聞いている放送を実際に聞いてみたが十分実用には
なるが百点満点とは行かなかった。

10月2日 修理が終わって直ぐに振込先等を Eメールでご案内したが中々振り込まれず 5日目
に電話を頂きその日に振り込んで頂き発送した。  今日ご依頼主のところに届き良好に動作し
ているとのことだったが、特にこちらで気になった同調ハムは全く感じられないとの意外な
感想を頂いた。

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Cassette Cartridge Stereo, 8トラックカセットアダプタ HD-2000

2011-09-18 12:50:35 | Weblog

このところ精神的な余裕が無く仕事にも悪影響が出て仕舞いそうなので注意せねばと考えて
おります。    サテ、今日お預かりしたのは 8トラックのカセットプレーヤで通常のカセット
(フィリップス・カセット) を使う為のアダプタでお話では内部に錆は見られ無いとのお話だ
った。

確かに内部に錆は診られなかった。 ただ永年放置されていたことからゴムベルトは伸びて
仕舞い、また放置されていた形で半ば固まっていた。 上の画像に見られる黒いゴムベルト
がメインだがここを手元に在った物の中から良さそうな長さの物に替え動かしてみたがこ
とは簡単では無かった。 このベルトには若干のテンションを掛けカセットの駆動軸を回さ
ねばならないがプーリーをぶつけている(右隣の)真鍮製ローラーにぶつけるためのスプ
リングが弱っており右端の駆動ローラーからの回転が上手く伝わらない。 問題はここだけ
で無く多くの場所に同様の問題が診られ全てを潰していくと可也の修理代となることが予
想されたので途中で中止した。  ゴムベ ルトは経年変化で劣化するのは仕方無いとしても
スプリングの変質?劣化まで一つ一つ潰していくのは可也しんどいものになる。

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Bang & Olufsen, Beomaster 900

2011-09-17 15:04:42 | Weblog

今日お預かりしたのは B&O の Beomaster 900 で取り組むのは二度目となった。 この種の
オーディオ機器の修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

電源の設定は 240Vとなっていた。 早速通電してみたが電源が入らない。  調べたところヒュ
ーズ (250mA) が 2本とも切れていた。切れた原因を探すかとも考えたが兎角交換し通電した。

パイロットランプも 2本が点灯せず、片方は接触不良、もう片方は断線していた。

サテ、FM のアンテナをどうするか?内蔵の簡単な物では可也電界強度が高く無いと使えない。

 

9月25日 iPod の出力を入力出来る様に改造を加えた。 理論的にはこれで良いハズだが
念の為実際に入力し音質等を確かめたいので iPod の到着を待つことにした。

9月30日 実際にお使いになる iPod を接続し微調整を加え最終チェックを終えた。最初この
機種の取扱いが分からずアレコレ迷ったが音量を最大としても問題が無いことを確認出来た。

 

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松下 RF-2200 (クーガー2200)

2011-09-16 12:44:30 | Weblog

 今日お預かりしたのは松下のクーガー2200(RF-2200)で、電源スイッチとランプのスイッチ
が機能しないと云うお話でした。 この種のBCLラジオの修理に付きましてはこちらのホーム
ページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

 

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木のラジオ Magno WR-01/2B (再)

2011-09-15 18:13:00 | Weblog

今年5月に修理した物が同じ問題で帰って来た。 同調が取れない(空転する)と云う
問題で設計者には失礼だがその構造に問題が在るのは明白。

下の画像で若干見え難いがバリコンのシャフトに繋がっている大きな歯車は単に置いてある
だけでネジ止めはされていない。どうも我々のセンスでは考え難いがこの構造の為この部分
が外れることが多い。(ネジ1本のことで製造コストは数円上昇するかどうか位と思うが)

問題にはなって無いが電池の電極の間隔が狭すぎる。 ここに電流容量の大きな電池が
使われ短絡すると可也発熱することになるので間隔を開けるべきと感じた。

コーナーの部分に使われていた木片が落ちていたが、これも接着剤で固定されている本体
との間に木ネジが入り込む構造なので当然取れやすくなっていると感じた。

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SONY, ICF-6700

2011-09-14 18:49:11 | Weblog

このところこちらのブログを何時も見ていると云う方からのご依頼が増え大変有り難いこと
と考えております。 今日の最終便で届いたのは SONY, ICF-6700 でVR、バンド切替に接触不
良が有りまたスピーカー出力が切れることが有ると云うお話だった。  この種の BCL ラジオ
の修理に付きましてはこちらの ホームページ  https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

 

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Blaupunkt, Exportsuper?

2011-09-13 18:52:31 | Weblog

今日お預かりしたのは Blaupunkt の中波専用機で残念ながら型番が記されたラベルが殆ど無
くなっており型番が定かで無いが手元の資料では 1960 年代初頭の Vienna、或いは Exporter
シリーズと同様の構造なので多分この機種も 1960 年代初頭のモデルと想われる。
サテ、Blaupunkt の物は可也の台数、機種を手掛けて来たので問題は無いものと勝手に思い
込んでいたがお預かりした物の構造は予想外に複雑で難航した。 今回の物は米国?でレスト
アが為されていたがこの種の物に不慣れな方が手を下した様で一度組み立てたものの動作し
なかった原因はパターン面の部品の足の長さで、組み立て時そこがケースにぶつかり電源ラ
イン(パターン)を切って仕舞った。 サテ、今回は iPod 入力アダプタの装着をご依頼頂い
たが何とも分解し難い構造で難航し想定した倍の時間を要して仕舞った。   多く手掛けてい
るメーカーの物でも今回の様な物が在ることを肝に命じなければと反省。   この種のカーラ
ジオの修理、改造に付きましては https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

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1969年のVW用、松下製カーラジオ

2011-09-12 16:38:34 | Weblog

 

今日お預かりしたのは 1969年製の VW に使われている松下製の純正ラジオとのお話だった。
この種のカーラジオの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。

電源スイッチ/ボリュームのシャフトが引っ込んでおり不思議だったが、この部分に強い力が
加わた様でものの見事に壊れていた。その後通電してみたが単にスイッチ/ボリューム部分だ
けでは無く回路の一部も壊して仕舞っている様だった。

9月13日 昨日一応ボリューム/電源スイッチ部分は直り、電源回路の問題も上手く直せたの
で組み込み通電したところ受信出来やれやれと選局を行ったがどうも様子が可笑しい。NHK
の第一、第二は何とか聞けたが FEN がギリギリでしかも常に混信していた。

昨夜は時間切れとなり類似機種の回路を持って帰路に着いた。 症状から局発にパラに接続
されている(可変)コイルの断線が考えられたので今日は朝からこのコイルに取り組んだ。

予想通りのコイルが断線しておりここを繋ぐだけでも難航したが

元のケースに戻すのが至難の業で、仕方なくコイルユニットの配線を全て外し一度表に
出し、組み立てを終えてから本体内に組み込んだ。 イヤハヤ想定した時間を可也越え
て仕舞ったが好結果を得られた。

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いすゞ 117クーペ用 クラリオン RI-410F + PI-931F

2011-09-11 16:42:06 | Weblog

9月14日   改造の為の部品が揃ったので作業に取り掛かった。 先ずは選局機構の空転の
修理に取り掛かったが何度やってもツイストロックを使った固定方法は外すだけで疲れる。

選局機構の空転を直し、FM/AM の感度が悪いとのことで RF、IF の調整を行ったが問題は
診られなかった。 アンテナ等別のところに原因が在るのでは無いかと感じた。

次いで今回のメイン、iPod 入力アダプタに取り組んだが初めて左右のバランスを取る機能
付きの物を作ってみた。 若干クロストークが見られるが使い方で解決して頂こう。

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トヨタ用 神戸工業製カーラジオ 86120-10021

2011-09-11 16:40:44 | Weblog

 

今日お預かりしたのはトヨタ車用の神戸工業製中波専用機で昭和 40年台辺りの物
と想われた。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホーム
ページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

通電したところ当初殆ど機能しなかったが徐々に動き始めた。 多分長い年月通電さ
れず放置されていた為かと想われた。 暫く通電してみたが矢張り 13V近くになる
と動作しなくなるので思い切ってコンデンサを交換することにした。   結果好結果
を得た。

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