テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

フタバ FP-T3EGP デジタルプロポ (PCM) 送信機

2018-01-31 11:44:24 | Weblog

2台目はフタバのデジタル・プロポ用送信機 FP-T3GPE で電源が入らないとのお話だった。 この
種の物の修理に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

手持ちの直流安定化電源から電源を供給してみたが問題は診られなかった。

通電に問題は無かったが出力が出ていなかったので調べたところ水晶が見当たらなかった。

手元に在った 40.81MHz で動作を診てみたが問題は見られなかった。

念の為電池ホルダーと接触する電極を磨いておいた。 電池でも動作を確認し終りとした。

 

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Chevrolet, 987891(再)

2018-01-31 11:40:56 | Weblog

先日修理を行い良好に動作してのだが先頃急に動作しなくなったとのお話でお送り頂いた。 この
種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

早速通電し既に1.5時間以上ランニングを続けたいるが問題は出てくれない。

2月1日 昨日も夕方出掛ける前2時間以上連続運転したが特に問題は診られなかった。 今朝も
早速通電し既に1時間程となるが特に問題は診られない(音質が偶に変わることが有ったが)。 

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南方熊楠 100年早かった智の人(国立科学博物館)

2018-01-30 23:24:03 | Weblog

 

今日の夜は都内で集まりが有るので午後早くに仕事場を後にしてかねてより訪れてみようと考え
ていた【南方熊楠 生誕150周年記念企画展】を上野の国立科学博物館に尋ねた。(途中秋葉原
での部品購入も行った) こちらえのご連絡は HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお願い
致します。

南方熊楠翁のことを最初に知ったのは子供の頃に観たNHKの短い番組だった。 その時の記憶
では粘菌の研究を行い、また非常に広い範囲の学問に精通した研究者位の知識しか無かった。
少し前に読んだ 神坂次朗著 縛られた巨人ー南方熊楠の生涯ーの中で熊楠少年(8歳)が雄小
学校の級友、佐竹愛三郎の家に在った【和漢三才図会】 105巻を暗記して帰り、それを家で駿河
半紙を綴じた帳に書き付けたと云うのが気になっていた。 上の画像が実際に熊楠少年が筆写し
たもので、下の画像がその部分の和漢三才図会原本。 正に恐ろしくなる程の記憶力!

上 菌類図譜 (F471)     下 田辺抜書

柳田國男宛の書簡と、それを翻刻した南方熊楠全集 第8巻

上 中国、明代末の本草学の書籍から熊楠少年が抜書きした【本草網目抜書]。下 動物学(第一稿)

上 1884年17歳、東京帝国大学予備門(現在の教養学部)に進学するがその頃のノート

上 明治20年から25年の間、米国の幾つかの学校に通われたがその頃のノート
下 植物一覧 標本帳

上 明治25年英国に渡りロンドン、特に大英博物館で多くの時間を過ごされたがその折の抜書き
全52冊、1万ページ以上。

下 ロンドン戯画

上 田辺抜書 (1907~1934年、61冊)。  

上 変形菌類の進献標本。  下 変形菌類の進献標本図 (1926年)

1941(昭和16)年12月29日、午前6時30分永眠 デスマスク

上 1929年、変形菌類に関心を持っていた昭和天皇に御進講を行った後の熊楠夫妻の写真等

上 熊楠が採集した地衣類標本の一部

上 変形菌のモノグラフ

上 微細藻類プレパラート入れと携帯顕微鏡(レプリカ)。

 

 

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Phono Preamp

2018-01-29 17:12:08 | Weblog

先日Philipsのコンソールを納めた方から手持ちのレコードプレーヤを繋ぎたいとのご依頼を頂いた。 
元々はクリスタル・カートリッジを使うモデルで、そこにM/C或いはM/Mのカートリッジを使うことにな
るのでイコライザも必要だがゲインも多分1KHzで40dB程が必要と考え何時もの部品屋さんのHP
で使えそうな物を探し結果LM382Nを一つ買って来た。 早速使用例に在ったPhonoampを作って
みたが全くゲインが無かった。 何とも解せなかったが部品屋さんの近くに住んでいるMさんが今日
来てくれることになったのでLM382Nをもう一つ買って来て貰った。 彼に動作が可笑しいと伝えて
おいたところ使用例に在った回路のコンピュータ・シミュレーションを行ってくれ、結果使用例に在る
回路ではRIAAカーブは得られなかったので、下の様に一部回路を変更した方が良いとのこと。

今回はICを直ぐに交換できる様ICソケットを使いMさんに配線して貰った。

結果は非常に良好でシミュレーション結果と略同じ特性を示していた。 次いで先日自分
が使ったICに交換してみたが全く動作しなかった。 つまりICその物が壊れていた!

1月31日 ご依頼主のところで組込み好結果を得た(もう少しゲインが有った方が良かった)

 

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Kenwood, RZ-1 (Wide Band Receiver)

2018-01-28 14:38:21 | Weblog

今日お預かりしたのは初めてとなる Kenwood, RZ-1 Wide Band Receiver で周波数表示部分
のバックライトが点灯しなくなって仕舞ったとのお話でした。  この種の受信機の修理、改造
に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

直径3φ程の麦球3個が使われているが全て断線していた。 手元には4φの物しか無く穴径を
0.2mm程広げた。 ドリルの刃で前面を傷付けてはならず神経を使った。

メモリー・バックアップ用電池の交換もお話頂いたが未だ電圧は十分だったので今回はパスした。

ランプ3個の内、中央の物はリチウム電池とぶつかって仕舞うので使わなかった。

若干本来の輝度よりは低いかも知れないが使えないレベルでは無いのでこのままお使い頂こう。

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松下 CR-113AY

2018-01-27 13:20:42 | Weblog

今日お預かりしたのは松下の CR-113AY で修理と iPod アダプタの増設をご依頼頂いた。 この
種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ か
らお問い合わせ下さい。

通電したところ確かに全く受信していなかった。 どうもIFのトランジスタが怪しかったので駄目元で
交換してみた。 意外なことに日立製のトランジスタ 2SA355 が使われておりE-B-C全てが略オー
プン状態だった。 *回路図が在れば問題の原因を見付けるのは比較的簡単なのだが。

トランジスタ交換後良好に動作し始め、次いで iPod アダプタの増設に取り掛かった。

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Becker, Europa II Stereo MU

2018-01-26 11:49:45 | Weblog

  昨日帰宅時間ギリギリに届いたのは Becker, Europa II Stereo MU で1月23日の16時半頃神戸
を出た物が雪の為に丸2日を要した。 急ぐとのお話だったので帰宅時間を遅らせ動作チェックを
行ったが時間経過と共に受信感度が低下する問題が診られた。 この種のカーラジオの修理、改
造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

1月26日 昨夜帰宅時に電源を切り、今朝そのまま通電したところ良好に機能した。 暫く
ランニングしてみたが問題は診られなかったのでFMのカバレッジの改造に取り掛かった。

次いで i Pod用アダプタ(ステレオ対応)の増設を行い好結果を得た。

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東芝 ファンタジアステレオ FS-5500MC, Lausanne Deluxe

2018-01-22 11:18:09 | Weblog

今日お預かりしたのは 東芝のファンタジアステレオ FS-5500MC でターンテーブルの出力が
小さいとのお話だった。 この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

両サイドのスピーカーは修理の際には不要なので中央部分だけをお送り頂ければとお伝えしたが
どうも3つに分かれるタイプでは無かった様だった。 (大変ご苦労様でした)

先ずはターンテーブルの動作を診てみたが回転は良好だったが音声出力は無かった。

説明書に依るとカートリッジはセラミックタイプとのことで劣化はしていないのでは無いかと考えたが
実際は全く機能していなかった。

1月23日 手元に在るステレオ・カートリッジで使えそうな物を探してみた(最後の2個)。

何とか上手く組み込めた。

先ずはラジオの動作を確認してみたが最初右チャンネルの出力が無かった(ハムのみ)。

ラジオ・シャーシ内の真空管の接触に問題が診られた。 何とか不完全ながら両チャンネルの出力
が出たのでレコードプレーヤの動作を診てみたが非常に良好で一安心した。

良好に動作していたが最後の曲の2/3程を過ぎた辺りで針が元のトラックに戻って仕舞った。

原因を探した結果上の画像に見られる部分が当って仕舞うことが問題だった。 オートチェンジャー
としては機能しないので、この部分を外して仕舞っても問題は無いハズだがご依頼主に確認しよう。

ゴーサインを頂いたので追加の作業に取り掛かるが、交換するペーパーコンデンサの数を可成
り少なく見積もって仕舞った。 覆水盆に戻らず  反省しきり!

1月24日 ペーパーコンデンサの交換に取り掛かった。

イヤハヤ想定した数量の倍以上で可也時間を費やして仕舞った。 次いでターンテーブルの改造
を行い好結果を得た。

 

 

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松下 CR-8501

2018-01-21 10:57:02 | Weblog

4台目は松下の CR-8501 で持ち主のお話では正常に動作しているとのことだったが通電し
たところ歪が激しく実用とするのは無理だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きま
してはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

 

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Sapphire V

2018-01-21 10:56:08 | Weblog

3台目は Sapphire V で動作しないとのお話だった。 通電し確かに動作はしていなかった。
この種のカーラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

内部を見て驚いたのはアンテナ・コイルの巻き線が何故か引っ張り出されていた。 何をしようとした
のか? 下の画像に見られる様巻き線はリッツ線の様で細い(多分0.08mm程度のポリウレタン線)
数本で構成されている様だった。 ただアンプ部分は動作していた。

3月15日 1月末に手掛けた物がランプは点灯するが、音が出ないとのことで戻って来た。

早速動作を診てみたが確かに動作しない。 ただ気掛かりだったのはラジオ用の12V入力(黒色リード)
がグランドに落とされていた様だった。

電源投入時2A近く電流が流れていた(数品後1A程に減ったが)ここからすると出力トランジスタの
短絡が想像出来る。

 

 

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SONY, WM-D6C

2018-01-20 22:48:36 | Weblog

 

明日の2台目は SONY, WM-D6C で入出力に問題が有るとのお話だった。 この種の装置の修理
に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

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Crosley, 11-130U (1951)

2018-01-20 22:23:07 | Weblog

 

明日は Crosley, 11-130U が届くがご依頼主が落札された際のeBayのURLを添えて呉れたので
説明等に目を通したが動作良好と記されていた。 お話では全く動作しないとのことだったが拝見
すれば多分直ぐに原因はハッキリするだろうと予想している。 この種のラジオの修理、改造に付
きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/cac55760/ からお問合わせ下さい。

1月21日 受け取り早速通電してみたが900KHzより上は機能していたが下では全く動作しなかった。

周波数変換 12BE6 のgmが不足しているのかと交換してみたが変化無し、次いで局発の帰還量が
少ないのかと39pFにパラに20pFを加えてみたがこれも変化無し。 局発側のバリコンのショートも
診てみたがここにも問題は診られなかった。

まさかとは想ったがアンテナ側のローターに下の画像の様なキズが診られ、若干膨らんでおりこ
こがステーター間とショートしているのが原因だった。 薄いヤスリで膨らみを削り落とした。

しかし長らくラジオの修理をして来たがアンテナ側V/Cの問題が局発停止の原因は初めてとなった。

 

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SONY, 5-303 マイクロ・テレビ (1962/5)

2018-01-18 22:15:06 | Weblog

 

  明日は久しぶりに SONY の マイクロ・テレビ の第一世代 5-303 が届くが、ご依頼主のお話では
ホンダの小型発電機 E 40 を米国から入手したのでこの発電機で 5-303 を実際に使ってみたいと
のことだった。  以前、初期のスバル360 に乗っている知人からマイクロ・テレビ用の小型発電機を
ホンダが作ったと云う話は聞いていたがそれが身近なものとなった。   ところで実際にはマイクロ
テレビ用の小型発電機は日の目を見なかった様だが、当初計画された14.8cc より二回り程大きい
17.2ccの E 40 は1967年4月に発売され多くは海外に販売された様だが知人の話では国内でも販
売され、日本語の取説も目にしたとのことだった。 サテ、お話では全く動作しないとのことだったが
どの様な物が届くかいまから楽しみだ。   この種のテレビの修理、改造等に付きましてはこちらの
ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

残念ながら前面に本来在る金色の SONY エンブレムが無くなっていた。

希少な Car Battery Cord, DCC-2A が非常に良い状態で付属したいた(本体よりズット希少)。

下は知人が送ってくれた SONY のマイクロ・テレビ用小型発電機のプロト・タイプの画像。

余談だがE 40の仕様を見て気になることが幾つか有った。 この発電機では6極の永久磁石が使
われており、それを4,000rpmで回しているそうだが、これらの条件からの単純計算では発生する
周波数は400Hzとなるが、仕様では190Hz、100V-40Wとなっている。 無論回転数は調整出来る
のだろうが半分程とした場合、効率は可成り落ちるのではないだろうか? 因みに米国輸出用で
は117V、13- 20W となっている様だった。

電源トランスは幸い初期の100V-117Vタップ付きの物だった。

当初全くと云って良いほど動作せず、高圧も出なかったがアレコレいじった結果水平出力が出
る様になり高圧も(ラスターも)出始めた。

画像もボンヤリだが出始めた。 ただ垂直振幅が可成り小さかった。

 

垂直回路を調整した結果垂直振幅は大きくなった。 ただ急に画像が出なくなって仕舞った。

この機種の場合 IF 増幅に使われている松下製トランジスタに問題が起こることが多いので
信号基板内のトランジスタを初段から調べて行ったが問題の場所はハッキリしなかった。

映像増幅のトランジスタの動きが可笑しかったので外し単体で確認してみたが問題は無かった。
どうも時間が掛かりそうだったので以前修理しておいた手持ちの予備基板に交換してみた。

調べを進めた結果ヤット原因が見付かった。 上の画像に見られるD14 (1S205) がショートし
ていた為、映像出力段に電圧が加わって無かった。 ダイオード交換後再度動作し始めた。

画像は可成りラフだが暫く連続運転させていたところ偏向基板の中程から煙が出始め一度電
源を切ったが場所を特定する必要があるので再度通電したが高圧が出無くなって仕舞った。
調べたところ水平の発振が完全に停止していた。 可成り難航しそうな気配が漂い始めた!

1月20日 昨日煙が出た場所を先ず探してみた。 D5 (1S125) が可也発熱した様だが短絡はして
いなかった。 そこに繋がったR810、1KΩは焼損していた。 何故これらに問題が生じたのか、原因
としてはC809 (0.05μF) の絶縁不良しか考えられなかったので念の為交換した。

次いで水平発振が停止した原因を探したところX19 (2SC140) のE-B-Cが全てオープンとなってい
た。 このトランジスタの予備は無く別の物で置き換えたが発振周波数が可也低くなってしまった。

H.Freq.(水平周波数)で調整してみたが足りず、H.SC(水平コイル)も使い好結果を得た。

若干水平振幅が不足していたので少し広げた。 (センタリングも少し調整した) 二次側の消費電
流も1A程に減少し、水平出力の発熱量も少なくなり連続運転を開始した。(既に1時間近くとなる)

実際の画像はもう少しまともで十分実用となるレベルだった。

1回目は1時間半程連続運転を続けた、その後アンテナ・ケーブル用の部品を購入しアンテナ回路
が改善され画質も向上した。

1月22日 出荷に先立ちAC117VとDC12Vでの動作を確認した。 これまでは100V或いは12Vで
テストしたが、117Vで良好に動作する様調整した後12Vで動作させると上手く機能しなかった。 
そうこうする内に映像が出なくなって仕舞い、意気消沈 して仕舞った。  後年電源回路には定電圧
回路が使われるのが当たり前となったが、今回の機種が世の中に出た頃は定電圧回路は使われ
ておらず、電源電圧の変動がもろに加わることになるので安定な動作は中々望めない。 ガッカリ
して仕舞い少し頭を冷やす時間を頂こう。 疲れた!

 

1月23日 気を取り直し突然画像が出なくなって仕舞った原因を探した。

原因は先日交換した信号基板に在った。 交換した結果画像は出たが垂直の直線性が悪かった。

垂直の直線性を調整し、水平の周波数も再調整した。

実際の信号では垂直に折り返しが診られ、また水平振幅が不足していた。 道のりは可也通そう。

1月25日 これまで取り組んでいた偏向基板では同期の安定度が低く、電源電圧の変動分の吸収
は無理でまた高圧も高く水平振幅が不足していた。 今日は考えを変え別の基板を組み込んだ。

同期は可也安定していたが唯一焦点が甘かった。 この為焦点調整用リュームを交換した。

ご依頼主からはアスペクト比16:9のご希望が有ったので(垂直同期は甘くなるが)これで進めた。

ここまでは電源電圧 DC 12-12.5Vで動作を確認したが、この後は AC 117Vに切換た。

先程来1時間程連続運転を続けているが非常に良好に機能している。

 

1月26日 昨夜電源を切り、その状態のまま今朝通電した。 同期が乱れることも無く良好に機能し
てくれた(窓際で外来光の為コントラストが低く見えるが実際は問題無し)。

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東京通信工業 (SONY) TR-72

2018-01-18 16:32:22 | Weblog

昨日取り組もうと考えていた東京通信工業 (SONY) のTR-72に取り組んだ。 この種のラジオの
修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

全てオリジナルのままだった。 トランジスタは当然ながら偏平型で、ダイオードもベークライト・モ
ールドの物だった。 電解コンデンサの一部は酸化銀タイプの物が使われており通常容量抜けを
起こしている物が多いが目下のところ問題は診られないのでそのままとした。

久し振りに通電したが殆ど受信には至らなかった。 どうもバリコンに問題が有りそうだった。

バリコンのステーターの位置に問題が在りそうだった。

こちら側は殆ど問題無かったが後部のネジで若干位置を調整した。

こちら側はステーターが可也前方に移動していた。 半田付けをやり直し好結果を得た。

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International Radio Co., Kadette Jewel (Model 40) 1935

2018-01-18 10:46:23 | Weblog

  昨日別の機種のレストアを行おうと探した時に見付かったのがこの International, Kadette Jewel
で側面が割れている為手を付けづに仕舞い込んでいた。 この種のラジオの修理、改造に付きまし
てはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

電源コードは可也ラフなのだが抵抗線が使われているのでそのままACコードには交換は出来ない。

ラインナップは6C6-6C6-12A7の3球で、高周波増幅-グリッド検波-低周波出力となる。 左の
6C6のグリッドの引き出し線がグリッド・キャップ内で切れていたので先ずここを繋いだ。

国内で手が加えられた様でケミコンが一つ替えられていた。 通電したところ略問題なく動作した。

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