テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, ICR-120 (1969?)

2012-08-31 18:57:47 | Weblog

  今日お預かりしたのは以前スタンダードのマイクロニック・ルビーをお求め頂いた方か
らのご依頼で少し前まで何とか機能していたが先頃動かなくなりノイズも聞え無いとの
お話しだった。  この種のラジオの修理、改造にに付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

比較的単純な問題だったので好結果を報告したかったがお願いしたメールアドレスが記されて
おらず困った!(普段メールアドレスを記して頂く様お願いしているが今回は忘れたか?)

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SONY, ICF-SW77 + 週刊新潮

2012-08-30 15:00:54 | Weblog

 SONY の ICF-SW77 の動作が不安定で上手く機能すると全く問題無く使えるが動作しない
となると電源も入らなくなる。 内部を診て単純な部分は当ってみたがマイクロ・プロセッサ制
御の物を資料無しで進めるのは 無謀なので回路図が手に入らないかアチコチ当ってみたが
サービス・マニュアルは手に入るものの回路図となると中々無くヤット今日手に入ったので近
々取り組んでみよう。   ●先日【週刊新潮】のお話をしたが今日発売の物に何とか登場した
がこちらが勝手に想い描いていた内容とは大きく異なっていた。

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B&O (Bang & Olufsen) Beogram CD X , Type 5122

2012-08-29 12:17:00 | Weblog


 今日お預かりしたのは B&O (Bang & Olufsen) の Beogram CD X で先日急に電源が
入らなくなって仕舞ったとのお話でした。  この種のオーディオ機器の修理に付きまして
はこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

通電したところスンナリ電源は入った。 解せなかったが暫く動作させてみた。

暫く連続運転をしてみた結果添えられていた昇圧トランスに可也の発熱が診られた。
このことから昇圧トランス内部に温度上昇に依って回路を切る安全装置が組み込ま
れているのかも知れないと想像し、一度ご依頼主に中間報告を送った。

その後、若干時間を置いてから再度通電してみたが今度は電源が入らなかった。

仕方なく内部を診てみたが幸い電源部はスイッチング方式のインバーターでは無くトランス
を使った方式だった。 資料が無く実際の回路を追って行きながら問題が無いことを確認し
外した裏蓋を元に戻した。  ところが未だ動作が可笑しい、結果として分かったのは裏蓋を
外した状態では電源スイッチ(下のPLAYスイッチ)がオルタネート動作(押す毎にON-OFF
を繰り返す)していたが裏蓋をかぶせるとストロークが制限されて仕舞いモーメンタリー動作
(押した時だけON)になって仕舞っていた。 この原因は定かでは無いがスイッチの機構部
分の磨耗が考えられる。

スイッチをON状態にして先に進んだが未だ動作が可笑しい。 まさかとは思ったが念
の為、昇圧トランスを何時も使っている物に交換してみたところスンナリと動作した。

こうなると問題は昇圧トランスに在ることは明白なので細かく診たところ出力の電極
の半田付けが一見問題無い様に見えたが実際は単に触っているだけだった。

これらのことを補修した後可也の回数電源のON-OFFを行って見たが問題は診られなかった。

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SONY、 2R-21 (後期)

2012-08-28 16:07:32 | Weblog

昨日に続き取り掛かったのは SONY, 2R-21 の後期の物で昨日より可也細かい作業と
なる。  この機種は TSM Vol.68 (Apr.1966) に網羅されており高周波部のトランジスタ
は 2SC73、-76 等のGeタイプが使われていたが今回の物にはSiタイプ (型番不明)の
物が使われていた。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペー
ジ  http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

結果から申せば高周波部に使われているトランジスタのリードが何故か無くなっていたり
途中で断線していた。  IF2だけはパターン面に何とか繋げたので使ったが IF1とOsc.の
物は別の物に交換した。 当初この不明のトランジスタは2SC400 シリーズかと想ったが
サイズが一回り小さかった。

8月28日 若干IFに気掛かりなところが有ったので再度動作を確かめ様としたところ動作しな
い。 問題は上の画像に在るトランジスタ(IF2)のエミッタリードが切れていた。  多分強度が
低下しているところに電池のスナップが当り断線した可能性が有る。  ここを交換し、IF全体
を再調整した結果可也感度は増加した。

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松下 RF-622  防水 AM/FM ラジオ

2012-08-27 18:33:38 | Weblog

 先週この20年程続けているラジオ・コレクターの集まりに以前いらした方から身辺整理の為
にラジオ、テレビを引き取って貰えないかとのお話を頂きダンボール箱6個程を譲り受けた。 
以来動作確認と修理を行っているが段々と修理が困難な物が残り余り細かい修理はこの時
期やりたくは無く、比較的スペースの有る物に取り掛かってみた。 AMに問題は無かったが
FMの感度が悪く高周波段が機能して無い様だった。   この種のラジオの修理に付きまして
はこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

基板の上にダイアル機構が在り回路に当れないので思い切ってダイアル機構を外した。

FMの高周波増幅はマイクロディスク 2SC921 が担っていたが電圧は下の様だった。
B-Cが短絡しているか、或いはB-Eがオープンとなっているのか、このトランジスタが
怪しかったので手元に在った 2SC605 に交換し、好結果を得た。

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30MC 理研 (理研真空工業)

2012-08-26 14:29:40 | Weblog

先日ネットオークションに出品していた30MCが落札されお送りしたところフィラメントが
断線しているとの連絡を頂き返送して頂いた。 今日それが届き早速動作を確認して
みた。 テスターで導通を診てみたが問題は無く可笑しいと少しぐらついていたベース
をこころもち動かしてみたところ導通が無くなった。  次いで普段使っている TV7 では
無く 三和 の SGM-17 を引っ張り出した。

  両3極管部共良好な値を示していた。 動作試験を行ったのが何時だったかハッキリは
しないが試験後倉庫に仕舞っていただけなので最初断線と聞いた時はまさかと思ったが
もし断線とするとベースの ピン先端での半田付けの問題かも知れないと想像した予想は
当っていた。 しかし今回の30MCは理研真空工業製だがここは戦後、日立の傘下に入り
日立の茂原工場となったが、今から30数年前にDECのPDP 8を使った蛍光X線分析装置
(電子顕微鏡と併用し発生する蛍光X線量から元素毎の定量分析を行う)を収めたことを
思い出した。

30MC はこれまでにもネットオークションで20本程をお求め頂いたが、その倍近くの動作
試験を行っなって来たが空気が入って仕舞った物が若干有り、またフィラメントの片側が
断線していた物も2、3みられたが両フィラメントが断線(見掛)と云う症状は初めとなった。

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SONY、 ICR-100

2012-08-25 14:54:29 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY の ICR-100 で2年ほどお使いになっていたものが急に動作
しなくなったとのお話でした。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

 拝見したところ幾つかの問題が見られたが、特に問題だったのはNHKの第二、或いは
フル充電時辛うじてTBS (954KHz) まで何とか聴けたが発振を伴う感じで想像では周波
数変換を行っている トランジスタの劣化では無いかと想われるが、この辺りは可也細か
い作業となるので夏向きでは無い(借りている仕事場のエアコンは壊れている)。

8月27日 今回の物は以前こちらからお求め頂いた物とのことだったが、ここ数年のこと
とすると記憶に無く、また修理に使った部品にも覚えが無かった。 その後購入された年
月をお調べ頂き2001年6月と判明したが、流石に記憶には残っていなかった。

9月19日 大変お待たせして仕舞ったがやっと涼しくなって来たので思い切って
修理に取り掛かった。 何度やっても基板を取り出すだけでも可也神経を使う。

多分問題の原因は周波数変換のトランジスタと睨んでいたが外した物のhfeは
52と想ったより低く無かった。 最も高周波特性がこれで分かる訳では無いが。

可也慎重に分解したつもりだがアンテナコイルの一次側のグランドリードが途中
で切れていた。 前述のトランジスタを交換し、下の状態では良好な結果が得ら
れたので明日は組み込みに取り掛かろう。 (これまた神経を使うことになる)

9月20日 昨日広げた状態では好結果を得たので朝から組み込みに取り掛かった。 やはり
数本が切れて仕舞い配線を二度やり直した。  下の状態でも好結果を得たので裏蓋を被せ
たが動作しない。 再度開けたところアンテナコイルの一次側がV/Cのところで断線していた。
一点V/Cを固定するネジ1本が締められず再度開けてみたところ可也の力が加わった様で
本来の位置から0.5mm程ズレていた。  数度やり直し良好な結果が得られたがこの機種の
修理は何度やっても神経を可也すり減らすことになる。

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ビクターのステレオ装置

2012-08-24 12:23:44 | Weblog

 

今日お預かりしたのは輸送中に脚を固定する部分が壊れて仕舞ったビクターのステ
レオ装置で、底板にはホモゲン・ホルツ(集成材)が使われており通常の木材に比べ
ると強度は可也低い。   この種の装置の修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

8月31日  ゴーサインを頂いたので早速分解に取り掛かった。 3時間を想定したが実際は
木ネジが錆び付いていたり、ナットがアチコチでダブル・ナットとなっておりおまけに接着剤で
固定されたりで結局4時間程を要して仕舞い、ドット疲れた! 

9月1日 昨日は時間切れとなって仕舞ったので今日も朝から取り組んでみた。

フォノモーター固定のゴムブッシュも可也劣化していた。

ピック・アップはマグネチック・タイプで一応左右共生きていた。

上の左はFMのMPX、右はイコライザ・アンプ。 下はスピーカー2式。

リバーブ・ユニットを浮かしているゴムも当然の様に溶けて仕舞っていた。

シャーシー内部の状態は可也良好だった。

9月12日 朝からレストアに取り掛かった。 先ずはフォノモーターを支えている生ゴム
で作られたブッシングがドロドロに溶けて仕舞っていたのを交換し動作確認を行った。

リバーブ・ユニットの生ゴムも同様交換した。

ターンテーブル、FMのマルチプレクサ及び本体のペーパー・コンデンサを交換した。

全体の試験を行い、AM/FM共に良好だったがプレーヤーの出力に問題が診られた。

上の画像に見られる様レコード針の先端部分が無くなっていた。 貼られてラベル
に依ると交換針は ST-LP 用なので DT-18 となる。


9月22日 キャビネットの底板の修理が終り明後日こちらに届くとのことで準備を始めた。

一部の物には溶けた生ゴムがこびり付いており一つ一つ剥がし最後は溶剤で溶かした。

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トヨペット・クラウン用 カーラジオ RSD-58120 (昭和30年代)

2012-08-22 15:51:30 | Weblog

 今日お預かりしたのは神戸工業製のカーラジオ RSD-58120 でiPod用の入力ユニット
を設置して欲しいと云うご依頼でした。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましては
こちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

真空管式のカーラジオにiPod用のアダプタを接続したことがこれまでに有ったか失念している
が、通常のラジオには可也の数を手掛けて来た。 その中で問題となったことは無かったが何
故かiPod入力に切換えると出力が出ないとのことでカーラジオ一式を送って頂いた。  お話し
の通り出力が出ず、これまで低インピーダンス出力を採っていたが思い切って高インピーダン
ス出力に変更した。

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QUAD,  FM3 (再)

2012-08-22 15:47:41 | Weblog

先日修理と改造を行った QUAD  の FM 3 にブーンと云う音が混入する様になったと
のお話で電源のケミコンの容量抜けに依るハムが予想されたのでお送り頂いた。

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Loeve Opta, Kobold Type 05700

2012-08-21 17:26:50 | Weblog

今日は午前中、多摩市愛宕に寄り Loeve Opta の Kobold, Type 05700、中波+FM
Mt管5球モデルをお預かりして来た。 この種のラジオの修理、改造に付きましては
こちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

8月22日 AM/FM共に動作に大きな問題は見当たらず(電源コードは無くなって
いたが)唯一ダイアル糸のテンションが若干低く一部スベル感じだった。 

回路はアチコチ国内で手が加えられていた、可也心得のある方の仕事と想う。

FMのカバレッジも日本バンドに直されていたが下端が約79MHzだった。

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SONY, TR-730 (1963)

2012-08-20 12:04:38 | Weblog

 今日お預かりしたのは SONY、TR-730 で TSM-24 (June 1963) に網羅されており昭和
38年の発売と想われる。 音量が非常に少ないとのお話だった。 この種のラジオの修理
に付きましてはこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

予想は的中し断間の電解コンデンサが容量抜けを起こしていた。 これと略同じ
電解コンデンサが他にも5個使われておりこれらも交換した方が無難だが、サテ。

8月21日 結局 4.7μF(x4)、47μF(x2) の合計6個を使い好結果を得た。

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Blaupunkt, Emden Ⅲ

2012-08-19 16:46:59 | Weblog

  今日お預かりしたのは以前カバレッジの改造等を行った Blaupunkt の Emden Ⅲで
動作しなくなって仕舞ったとのお話だった。 この機種は両面プリント基板が使われ始
めた頃のモデルで表裏を繋ぐ部分に問題を起こすことが多いが、それらに問題が在る
のか可也難航することが予想される。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこ
ちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

8月22日 ゴーサインを頂いたので回路のチェックに取り掛かった。 何せ接触不良を
起こす可能性がある接合部の数は多く、片っ端から確かめて行った結果良好に動作
する様になった。

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RCA, R-320/FRC (AR-88)

2012-08-19 11:47:45 | Weblog

 

  昨日久し振りに引っ張り出したのは昨年秋から年末に掛けてTBSで放送された【南極大陸】
の中で昭和基地の無線局のメインとして使われた RCA の AR-88  (R-320/FRC) で知人の
ところに嫁ぐこととなった。 そのままでも特に問題無く使えると想うが、ハム・バンドに主眼を
置いた調整を依頼されたので近々取り組むことにしよう。  この種の受信機の修理、調整に
付きましてはこちらのHP  http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。
*テレビ・ドラマの中で偶々メインとなりましたが、実際の昭和基地では別の機種が使われて
おりましたのでご注意下さい。  尚、実際に使われた受信機と同じ機種 (NEC製、RAP-261
通信用受信機 C型) も用意し右隣に設置したのですが殆ど登場しませんでした。

昨年5月にスタジオ内に無線室を作り設定した際の略最終の形です。

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Westinghouse, H-126 (1946)

2012-08-17 16:03:17 | Weblog

今日お預かりしたのはこれまでにもH-126、-127の修理をご依頼頂いた方からの3台目でハム
が気になるとのお話だった。 以前自分でレストアした機種で貼られていたラベルから2002年4
月とのことで10年振りの再会となった。  この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホーム
ページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

この機種では空きスペースが少なくケミコン3個を組み込むのに苦労したが好結果を得た。

 

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