テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

富士通 (富士通TEN) カーラジオ 86120-30051

2013-04-30 12:42:28 | Weblog

  今日お預かりしたのは TEN (富士通TEN) のAM/FMカーラジオ 86120-30051 で1970年代の車に搭載
されている機種とのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

メーカーに修理に出したところ シンクが取れない? 部品がもう手に入らない と云う理由で修理不可能と
云われたとの事だったが【シンクが取れない】の意味が分からない。 もしかして自動選局機能が機能しな
いことを云っているのだろうか? (一般的にこのことをシンクが取れないとは云わないのだが)

一通り動作を確認したが正面右のツマミ2種が欠落していた。 サテ何処まで修理するのか伺ってみよう。

5月1日  AM/FM共に受信はしていたが、自動選局機能は何故かFMしか機能せず、AMでは一度自動選
局機能を動作させて仕舞うとこの機能が延々続いて仕舞う。 電源を切りリセットするか、FMに切換受信さ
せて終わるしか無いが、電源スイッチを省いたのは得策では無いと想うのだが。 適当なツマミを添えた。

 

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Mattel の Galloping Ghost (ギャロッピング・ゴースト) ラジコンセット (1971)

2013-04-26 13:33:54 | Weblog

 

今日お預かりしたのは Matell (1971年) 製のギャロピン・ゴースト(スペル通りにカタカナ表記するとギャロッ
ピング・ゴーストとなるのですが、どうも米国での発音はギャロピン・ゴーストに近くなります) ラジコン・セッ
トで、一応動作するもののニュートラル位置でのトリムが不完全とのお話だった。 この種のラジコン装置の
修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ
下さい。

実際の製造は日本で為されており、使われている部品も全て国産の物だった。 受信機+アクチュエー
ター(電池別)の重量は約33g+60gだった。

受信機はシリコン・トランジスタx5+ゲルマ・トランジスタx3の合計8石、シングル・スーパーだった。

アクチュエーターは受信機の出力電流で励磁する電磁石で永久磁石を回転させる構造の物だった。

送信機はシリコン・トランジスタ6石で、高周波用に2石、低周波の発振等に4石が使われていた。

最初トリムはメインのポテンショメータ(VR)以外にもう一つ別のVRが設けられているのかと考えていたが
実際は機械的にVRの取り付け位置を微調整する構造だった。  Model 6699-0160

シャッタースピードが早く、上手くニュートラル状態が撮影出来ないが、左右に同量パタパタと動いていた。

スティックを右、または左に傾けた際のアクチュエーターの動作(角度)。

製造は Mattel が行い、販売は America's Hobby Center, Inc. に依って為された様だった。

ニュートラルは実際には飛ばすか、走らせるかして確認する必要が有るが一応アクチュエーターでのデュ
ーティー・レシオを診てみた。 上の画像の上はH:約40mSec、L:約60mSec。 ストレージオシロなら何の
ことは無いがこちらのオシロでは目では上の画像は確認出来ずカメラで輝線を溜め込んだ。

上は逆に H:約60mSec、L:約40mSec。 下はH、L:約50mSecとしたところ。 

その際のトリムの位置が下の画像。 一応アルミ電解コンデンサのみを交換した(他はタンタルだった)。

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Pioneer KP-919G, Car Stereo Cassette Deck

2013-04-25 14:59:14 | Weblog

今日お預かりしたのはPioneerの Car Stereo Cassette Deck, KP-919G で良好に動作している時は何の
問題も無いが、動作が可笑しくなるとテープは走行せず、直ぐに排出されて仕舞うとのお話だった。

テープの駆動は再生、巻き戻し各々にモーターが用意されており何と逆方向に回っていた。 また各々
の回転トルクは十分では無く、指を軽く当てるだけで止まって仕舞う位だった。

カセットが定位置に着くとモーターが回り始め、その後上の画像に見えているバーが右にソレノイドで移動
させられ (ヘッドが乗ったユニットが前に押し出され、テープに触れる) るのでは無いかと想像するが、この
際流れる電流が一瞬で終わって仕舞っていた。

各種の制御はマイクロ・プロセッサで為されており、メーカー以外での修理は略無理そうだった。

4月26日 時間を置いて再度診て欲しいと云うご依頼を頂いたので今朝一番で開梱し通電してみた。

状況は変わらず、カセットを挿入して暫くすると排出されて仕舞っていた。

殆ど見えて無いが上の画像の手前後ろにヘッド部分等の移動を担っているソレノイドが在るが、ここが動作
した際の電流(瞬時なのでアナログの電流計では定かでは無いが)は3A程度だったが、多分この電流では
足りないのでは無いかと想えた。

上の画像に見られるのが3つ目のモーターで通常の走行はこのモーターで為される様だった。

目視で各基板の半田付けを診てみたが問題は診られなかった。

前面の各ボタンにも全く反応していなかった。

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Becker, Mexico

2013-04-23 16:55:10 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker, Mexico でお話では選局時に滑りがみられ、またバンド切り替え時に大
きなノイズが出るとのことだった。  この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話に有った選局時のスベリ、及びバンド切替時のノイズは特に感じられなかった(選局ツマミの回転は
上の画像に見られるウォーム・ギアに確実に伝えられていた)。

電解コンデンサは交換しておいた方が無難そうだった。

伺って無かったが自動選局機能は略動作しておらず(ソレノイドがショートしている感じで)約12Vで15A
の電流が流れ上の画像に見られるリード線が熱で見事に溶けて仕舞った。

自動選局の機構の一部を形成しているスイッチの一部が金属疲労で折れたのかと最初想ったが、実際
は下の画像に見られる様、大電流が流れた為に焼き切れて仕舞っていた。

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Telefunken, Bajazzo Sport

2013-04-21 16:51:56 | Weblog

 今日お預かりしたのは Telefunken のピクニック・ラジオ Bajazzo Sport で機種が定かでは無いが
例えば 3591K とすると1964年の製品となる。 中波、短波、FMの3バンドモデルで電池ボックスの傷
みが激しいとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

4月22日 ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かった。

電池BOX内のマイナス側の二つの電極の傷みが激しいので交換した。

電池BOX部分の蓋を作ったが固定方法に手間取り想定した時間を大幅に超えて仕舞った。 

最終試験をしたところ右から2番目(白い印を付けた)のボタン(多分車載時に押す)の機構に問題が有り一
度押すと元に戻らず、通常動作をしなくなることが分かった。 バーアンテナの固定にも問題が見付かった。

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三洋 14-H10 真空管式14インチ白黒テレビ(昭和34年8月)

2013-04-15 13:10:31 | Weblog

昨日帰り際に受け取ったのは三洋の 14-H10 で、アチコチが断線しており部品の傷みも可成り激しかった。
この種のテレビの修理に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

再塗装がされており外観は綺麗だったが内部は可成りの惨状を呈していた。

ペーパー・コンデンサ、電解コンデンサは全て交換する必要が有りそうでフライバック・トランスにも一部
断線が診られた。 サテ、可成りの費用となりそうだがご依頼主にご予算を伺ってみよう。

 4月16日 ゴーサイインを頂いたので先ずはペーパーコンとブロック型ケミコンの交換に取り掛かった。

4月17日 昨日に続きチューブラー型のケミコンを交換し、次いでセレンをシリコン・ダイオードに替えた。

高圧整流管のプレートに行くリードが外れていたので繋ぎ上からワックス状の物を溶かしシールしたがリー
ドが硬くなっており心配した通り折角繋いだ部分は外れて仕舞った。 代わりに近年の軟らかなリード線を使
い好結果を得た。

次に巻線抵抗やコイル類の導通を確認したところピーキング・コイルの一つが断線していたので修理した。

チューナーの接点を磨いておこうとカバーを外してビックリ、何と1-5,11の計6チャンネル分しか無かった。

ヒーター回路のチェックに移ったが回路は繋がっていなかった。 調べたところ珍しいことに垂直用の12BH7
が断線しており、他にも音声出力4MP12と映像増幅12BY7Aがソケットのところで接触不良を起こしていた。

それでも中々高圧が出ず、オシロで診たところ水平が約30KHzで発振していた。 ここを何とか直し高圧が出
たのが上の画像。 未だ垂直は出てなかったが、ヤット垂直も出始め(同期は取れてない)たのが下の画像。

垂直同期のツマミが外れていたのでシャーシーを取り出し(サテ今日は何度出入れしたか)ツマミを取り付け
組み込んだところヒーターが点灯しない。  ソケットのところで問題を起こしていた4MP12か12BY7Aの問題か
と動かしてみたが変化は無く再度シャーシ-を取り出し見付かったのは下の巻線抵抗7Ωの断線で、これは
ヒーター回路中でパイロット・ランプ用の電圧を作っているがここが切れた為にパイロット・ランプも断線した。

イヤハヤ納めてから問題が出るよりこちらに在る内に問題が出た方が良いには決まっているが、今日には終
らせることが出来るのではと想像していたが、想定した時間を可也超えて仕舞った。  今日は時間切れで明
日また取組んでみよう、間もなく午後10:40となる。

4月18日  断線した抵抗とパイロット・ランプを交換し通電したが、昨日水平同期は取れていたのが何故
か取れず、再度調整し同期は取れ暫く動作させたが水平、垂直両同期が取れなくなり同期分離と増幅を
行なっている12BH7Aを交換し、チャンネル毎の微調整を行ったのち連続運転に取り掛かった。

百点満点では無いが十分実用になるレベルとなった。

4月22日  先日納めた物の水平同期が取れないとのことで先日部品単位でチェックした際のことを見直し
てみた。 ペーパー・コンは全て交換したので診ておらず、またチタ・コンもこれまでに問題となったことが無
いのでチェックしなかった。  サテこちらの連続運転では問題は診られなかったが可成り難航しそうだ。

4月23日 実際に通電してみた。 垂直の直線性には問題が有ったが水平同期は取れていた。

垂直の直線性を調整し暫く連続運転してみたが問題は診られなかった。

AFCの掛かり方に問題が有りそうだったのでAFCの機能を殺し、グリッドの300pFも念の為交換して動作
(フリーラン)させてみた。 これらにも特に問題は感じられなかった。

水平のブロッキング・トランスが怪しかったので別の物に交換してみた。

別のブロッキンヅ・トランスを仮り付けし2時間程連続運転を行ったが問題は診られなかった。  明日
朝再度通電した際どう動くか診てみよう。 しかしこのトランスを実際に使うには回路の改造を要する。

4月24日 昨日午後3時頃に電源を切り、今朝9時半に通電したので18時間半程が経過しているが
水平同期に問題は全く診られなかった。

サテ、問題は元々の水平ブロッキング・トランスは上の画像中央に見えているが、ダスト・コアを固定してい
る3mmのネジを回転させ水平同期の調整を行なっているが、今回使ったトランスはその構造にはなってお
らずどうするか?

4月25日 昨日も午後3時頃まで連続運転を行った後に電源を切り、今朝9時半頃に通電したのが
上の画像。 水平同期にも問題は全く診られなかった。

水平のブロッキング・トランスを交換することも考えたが、そのままでは外からの水平同期調整が出来な
くなるので本来の回路で何とかならないかと再度試みた。 使われていた12BH7Aの gm が約 31-39/30
だったので手元に在った物の中で最も高かった約72-70/30 の物に交換し、グリッドのコンデンサは温度
係数ゼロの150pF(x2)に交換した。

5月5日 水平同期の調整幅を広げる方法として位相弁別管V111(12BH7A)の左側のプレート回路
を回路図下部に書き添えた様に改造してみると良さそうだった。 R601、R602を50KΩに替え、間に
100KΩのボリュームを挿入し、このボリュームで水平同期を調整する。

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ヒーリングプレーン & ゴールデンエージ ミーティング

2013-04-14 17:39:17 | Weblog

先日KRAFTの7Chデジタル・プロポの修理をご依頼頂いた方から紹介された方のサイトに今日のイベント
のことが記されていたので10数年ぶりに桶川に向かった。 その昔MITに留学した友人が米国で自家用機
の操縦免許を取って来たが日本で有効とするには可成り追加の訓練が必要とのことで何度か訓練飛行に
付き合い近くのホンダ・エアポートに来たがその頃に比べると高速道路が出来アクセスは便利になった。

上の画像の左の機体に使われているエンジンはキョーワの45で、この種の古いエンジンを何とかレストア
し飛ばしていると云うお話だった。 ところでこの大阪にあった、キョーワのことが何とも不明とのことだった。

上の画像の中央に在る機体(ビータ号)は50年前(1963年)に作られた物とのお話だった。 

上、下は共にタイガー60でヂュエット飛行も見せてくれた。

上は拝見したサイトのRさん。 01小型エンジンを積んだギャロピン・ゴースト(ギャロッピング・ゴースト
Galloping Ghost) 搭載機だがエンジンの始動に難航されていた。

Citizen Ship のデジタル・プロポや Ace のシングル+パルス発生回路のギャロピン・ゴースト (ギャロッピ
ング・ゴースト) 用も見られた。

Orbit のデジタル・プロポ(上)と、リード式マルチ(下)送信機。

 ギャロピン・ゴースト(ギャロッピング・ゴースト)を搭載した機体の始動の問題は燃料パイプと判明し、修理
後再度挑戦されたが飛行には至らなかった。 上の右の機体はシングル・ボタンで操縦されていたが、その
なめらか、かつ高度な飛行に驚かされた。

キョーワ45を積んだ機体のクローズアップ。 もう1台のエンジン(名称を失念した)は兎に角信頼性が低く
しょっちゅう壊れるとのお話だったが、お話の通り今日の飛行中にもエンジンが突然止まり、逆イナーシャ
が加わった為かプロペラと固定のナットが何処かに飛んで仕舞っていた。

昭和39(1964)年にラジコンを始めたとお話していらしたMさん(右端)は終始お話されており貴重なこと
を山盛り聞けた。  下はそのMさんの愛機でこちらも50年程前の機体と伺ったと想う。

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O.S. Minitron リード式 12チャンネル 送信機 TX-12SB+受信機 RS-12

2013-04-14 16:16:19 | Weblog

今日お預かりしたのは O.S. の Minitron TX-12SB 送信機と RS-12 シングル・スーパー受信機で周波数
27.095MHz(3 Band)の12チャンネル、リード式でした。  この種のラジコン装置の、修理、改造に付きまし
てはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

4月25日

4月26日 エポキシ系の接着剤で固定しておいたのが固まったので次の段階に進んだ。 お話では以前
お子さんが誤って折って仕舞ったとのことだったのでテッキリ下の画像の上部で折れたと考えていた。

リベットの頭の様に見えているのがてっきりアルミ製のリベットが貫通している物と想いドリルで削った。

結果から分かったのは、ここはアルミ製のリベットでは無く、上の画像に見られる様 盛られた 半田だった。

可成りの力が加わったので仕方無いがエポキシ系の接着剤も残念ながらもたなかった。

この時点では未だ構造が定かでは無かったが下の画像から折れた最上部が見え構造が分かって来た。

折れていた最上部は上の画像の様になっていたが実際は可成り長かったと想われる。

 適当な物を探しヤット組み立てたが同じ部品が在れば何のことは無い修理だが、何とか修復しようとすると
可成りの時間を費やす。 これまで通常のロッド・アンテナは可成りの数直したが、センターローディングの物
は初めてで最終的な形を知らなかったが以前手掛けた同型機がラジコン技術に載っていたので助かった。
材質がハッキリしないがポリエチレン用の接着剤を見付けたので、これでどうなるか試みに接着してみたの
で明日結果を見てみよう。 多分これだけでは強度不足と想われるので上をエポキシ系で覆ってみよう。

4月29日 センターローディング付きのロッド・アンテナも上手く直り、スイッチ・レバー頭部の欠けていた
プラスチック製カバーも違和感無いものとすることが出来た。

4月30日 送信機の動作チェックに取り掛かった。 電源電圧がハッキリしなかったので先ず10Vを加えて
みたが送信出力、及び変調に問題は診られなかったが暫くして下の画像の電解コンデンサがパンクした。

パンクした電解コンデンサを交換し、受信機に取り掛かったこちらもアンテナ線が根本で切れていた
他は問題なく動作してくれた。

10Ch(5個)のサーボの内動作したのは1Chだけで、可成り難航しそうな気配が漂って来た。

使われていたトランジスタ6石の内の黒いプラスチック・パッケージの物の型番が記されていない。 形状、
年代からみてSONYの2SC400シリーズと想われるが、このシリーズの足は時々断線等の問題を起こす。

5月1日 昨日からサーボに取り組んだが、全く反応しなかった5個目もモーター単体では問題無かった。

全く反応しなかったこのサーボが分解掃除の結果か最も良好に動く様になった。

動かない9Chの内の8Chは発振周波数の調整で動作する様になったが1Chが何とも動かず発振回路を
調べたところシーメンス・キーの半田付け部分が途中で切れていた(下の画像の赤く印を付けた上部)。

百点満点では無いが10Ch全てを動かすことが出来た。 いやはや想定した時間を可成り超えて仕舞った。

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SONY, ICF-SW55

2013-04-13 18:48:55 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY,  ICF-SW55 で音量が小さいとのお話だった。 この種のラジオの修理に
付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

4月15日

4月18日 昨日買ってきた表面実装用ケミコンの交換に取り掛かり無事交換を終え、好結果を得た。

 

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SONY, ICF-2001D/-2010

2013-04-12 14:26:27 | Weblog

  今日お預かりしたのはこれまでに10台程を手掛けた SONY, ICF-2001D/-2010 でお話ではFMは問題
無いがAMでバリバリと云うノイズが出る。 感度が全体的に低い。  コンピュータ部の電源がしばしば落
ち周波数、メモリがクリアされる。 と云う可成りの重症でした、この種の受信機の修理に付きましてはこ
ちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

実際に動作させノイズの出方を診てみた。 中波の放送受信時可成りのノイズだったが、同じAMでも7MHz
のハム・バンド、及びAir Bandでは殆どノイズが感じられなかった。 また受信レベル(信号強度)が高い場
合だけノイズが出る様にも感じられた。 ディスクリートで構成されている回路なら問題も見付け易いのだが。

昨日の結果からAM(MW+LW?)でのみ症状が出るのならLW/MW RF AMPに問題が在るのでは無いかと想
像し、その後のAM RF AMPに信号を加えてみたが変化は無かった。 上は954、下は6,055KHz受信時。

上は7,195KHz受信時ノイズは感じられ無かったが、954或は6,055KHz受信時はノイズが気になる。
これらから判明したのは入力信号レベルが大きい場合のみノイズが発生していた。 

LW/MW RF AMP等に使われているのは表面実装用のFETかと想っていたが実際はリードタイプだった。

4月15日

 

 

 

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Disk Recorder (レコード カッティング マシーン) oll AU70-17-C?

2013-04-10 15:50:56 | Weblog

 

今日お預かりした2台目はレコードのカッティング・マシーンでモーターから周期的な音と異音が出ている。
またFF等でアームを移動させることは出来るが実際にカッティングを行う位置でアームが移動しないと云
うお話だった。  この種の装置の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ か
らお問い合わせ下さい。

アームの移動は下の画像左上に見えているモーターで行われる。 次いでトラックを削って行く際の移動は
見えているボール・スクリューで行われるがこの為のエネルギーはターンテーブルの回転と連動している茶
色のプーリーで伝えられる。 つまりターンテーブルが回転しないとこのプーリーは(アームも)動かない。

モーターのドライブ・シャフトに当たっているゴム・プーリー(ローラー)は既に硬くなっており、また永年シャフト
が当たっていた部分が若干凹んでおり周期的な音の原因となっている。

手元に幾つか在ったゴム・プーリーの内、真中の物が略同一サイズではあったがシャフトを通す穴径が小さ
く残念ながら使えなかった。 仕方無く適当なゴムベルトを巻き接着剤で固定した。

ターンテーブルは回転する様にはなったが異音は可也大きい。何処に原因が在るのか中々見付からなかっ
たがターンテーブルの高さが低く、上の面に擦れて異音が出ていることが分かった。  ならば少し上に上げ
ればとフェルト・ワッシャーの下に0.5mm程の鉄製Cリングを嵌めてみた。 結果それでも足らず上にワッシャ
ーを3枚重ね好結果を得た。

実際に一連の動作を確かめてみたが良好に動作してくれた。 (中央部分でキチント終わり、自動的にスタ
ート位置に戻って停止した) ゴム・プーリーの直径が若干大きくなった分、多分数%速度が落ちているハズ
だが幸い各回転数は微調整可能なのでストロボ・スコープを使えば合わせ込むことが可能と想われる。

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Standard, Micronic Ruby, SR-G433 (Jan.1965)

2013-04-10 12:12:29 | Weblog

今日お預かりしたのはスタンダードのマイクロニック・ルビー SR-G433、7石マイクロ・ラジオで10年程
前までは動作していたとのお話だった。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

この機種に多い比較的修理の簡単な問題かと想像していたが、実際はそれだけでは無く、ドライバー段の
トランス(T1)の一次側が断線していた。 こうなると同一、或は類似機種から取り外しか無いがどうするか?

4月13日 マイクロ・ラジオの修理に当たっては大げさに云えば先ず心を落ち着かせ る必要が有る。 先ず
は断線していたドライバー段のトランスを何とか生き返せないものかと取り組んでみた。 幸い一次側の断線
は直り思わずガッツ・ポーズを決めたのだが組み込んだところ二次側が今度は断線して仕舞いぬか喜びに
終わって仕舞った。 見えている巻線は多分0.05φ程度の極細ポリウレタン線。

仕方なく別のマイクロニック・ルビーからこのドライバー用トランスを外した。

仮に外で組み上げてみたが好結果が得られたので実際にケースに組み込んだ。 画像は本来のサイズ
のアルカリ電池で、時々米国から購入している。 今日も一挙に寿命は1月程縮まった気がする!

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コロンビア、 14-T586 (昭和36年5月)

2013-04-09 11:03:24 | Weblog

 

今日お預かりしたのは日本コロンビアの14インチ、白黒テレビ 14-T586、昭和36年5月発売の物で前
面ではツマミ2個が欠けていた。  この種のテレビの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

電源コードが切られており、裏面左端のAGC調整用ボリュームのシャフトが折れていた。

アノード・キャップが錆びており、また金具の一部が無くなっていたので簡単に修復した。

4月11日  昨日一応ホコリを払っておいたので今日から取り掛からせて頂こう。

ロータリー・チューナーに一部接触不良が診られたので簡単に手を加えた。

ケミコンは一応機能していたが電解液が出ている物をそのままには出来ず交換した。 (AGC VRも交換)

ファイン・チューニングつまみの感触が可笑しかったので診てみたがクラックが入っていた。 修理済み

欠損していたツマミ2個を加えた。

検波出力を出して欲しいと云うご依頼が有ったのでフォノ・ジャックを用意した。 3.5φのミニ・ジャックの
ご依頼だったが3.5φの物は取り付け寸法が短く(鉄板キャビネットに穴を開ければ別だが)諦めた。

 

チューナーの微調整、垂直直線性、表示位置等を行い好結果を得た。

4月12日 ビデオ・コンバーターも用意し梱包に取り掛かった。

 

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BRAUN, SK 5 (1958)

2013-04-06 14:31:04 | Weblog

今日お預かりした4台目は Braun の SK 5 で1958(昭和33)年製、つまり製造後55年目となる。 この種
の装置の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

ペーパー・コンデンサは既に絶縁の劣化が想像されるので交換した方が無難。

クリスタル・カートリッジは当然とも云えるが既に死んでいた。

4月7日 ゴーサインを頂いたので修理に取り掛かった。 

元々使われていたクリスタル・カートリッジの高さを確かめておいた。

絶縁劣化が想像されたペーパーコンは予想通りだった。 交換を終え貼られていたラベルが気になった。

*4月8日 これまでは伺っていた SK 4 と想って来たが実際は2年後に発表された SK 5 だった。

iPod用の入力アダプタを増設し、充填剤が硬化したところで新しいクリスタル・カートリッジの配線を行った。

実際に33回転で2種類のレコードを演奏してみたが良好に動作した。

ところが45回転では針が飛ぶ、若干カートリッジが軽くなったせいかと目玉クリップを添えてみたが変化は
診られなかった。 若干トーンアーム(支点)の動きが重い気がするが潤滑剤が手元に無くどうするか?

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McIntosh, MR7082 (AM/FM Tuner)

2013-04-06 12:49:20 | Weblog

4月7日 昨日からFMのカバレッジの改造に取り掛かり好結果を得た。

こちらで通常聴けるFM局の中で一番下のインターFM、76.5MHzも良好に受信出来た。

下端を日本バンドの76.0MHzとした結果上端は88.5MHzとなったので先ず問題は無い。

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