4月3日 久し振りに取り掛かった。 これまでソレノイドが上手く動かないのが回路の途中に入っている複数
のリレーに起因しているのでは無いかと想像していたが、実際はそうでは単に無く下の画像に見られる接点
の接触不良と分かった。 動作を確かめたところ20~5までは問題無く動作したが4以下が上手く動かず接点
が乗っている板バネを奥の方向に曲げたかったが、軸から外そうとしたがビクともせず、下手に無理をして壊
して仕舞っては目も当てられないのでナットの下に厚紙を挟み好結果を得た。
送信側の問題(1シーケンス終了後停止しなければならないところ2度、3度と動いて仕舞うことが有った)も
非常に微妙で寝かしていると起こった問題が、送信機を立てると全く問題は出なかった。
4月16日 検波電流を調べたところRFT1の片側を調整しても変化が無かった。 内部を診たのが下の
画像で調整時セラミック製のボビンが下に移動し、その際巻線の一つが切れて仕舞った様だった。
断線していた部分を直した上で再調整を行ったが検波電流が1.2倍程になり、好結果を得た。
4月19日 2週間前4月5日に納める前、仕事場で知人と共に動作を何度も確認したので問題無いと考えて
いたのだが客先では動作せずガッカリして仕舞ったのとテスター等も持っていなかったのでそのまま持ち帰
った。 その後上に認めた様な作業を行い今度こそはと客先に伺い、本体に組み込む前に外で動作を確認
し始めたが何故か動作しない。 感度を上げ何とかステッピング・リレーは動く様にはなったが複数のソレノ
イドが立って仕舞っていた(本来は指定したソレノイドだけが立たなければならない)。 仕事場で何度も動作
を確認しており何とも解せなかった。 ソレノイドの駆動回路にはホールド・リレーとリリース・リレーが直列に
入っており、この二つのリレーにはカッパー・スラグに依る遅延機能が有り約33mSec.の間リレーが保持され
この間に指定された場所(ステッピング・リレーが到達した接点)の回路のみが機能する構造になっている。
複数のソレノイドがエナージャイズされると云うことはステッピング・リレーの通過速度が遅く、先の33mSec.
以上になっていることが想像出来たので電源の電圧を少し上げ(昇圧トランスを入れ)再度確かめたところ
良好に機能しだした。 この後本体に組み込み全体の動作をチェックし好結果を得た。 ジュークボックスの
修理を専門にしているところが2年を掛け、結局ギブアップしたものだったのでヤッタ!と拍手して仕舞った。
何時ものカメラを忘れて仕舞い電話機に付属のカメラを使ったので画像が不鮮明で恐縮です。 指定した
番号のトレーがキチント出て来て演奏が開始されると何とも嬉しかった!