テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

CB 用 無線機

2016-12-30 12:26:11 | Weblog

今日は仕事場に来ない、或いは来ても夕方からと考えていたが急遽家人の年賀状をプリントアウ
トすることになり朝から仕事場に来た。 プリントアウトを終え少し時間が有ったので先日隣町のO
Mが持って来てくれたCB機を診てみたが未使用の物でも殆ど動作しない物等玉石混交と云ったと
ころだった。 直ぐには取り掛かれないがその内時間をみて取り組んでみよう。 こちらえのお問い
合わせはホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお願い致します。

しかしこの種のCB用無線機は(回路図を含む取り説付の物を除き)回路図も無いことが殆どなの
で修理、改造は難航することが常となる。

1月1日 仕事場に年賀状を取りに来たついでに先日動作を確認した際初め15W以上の出力
が有ったのが直ぐに出力が出なくなった Skyhawk の46Chの物を少し診てみた。

通常のトランシーバーの後部にリニアアンプを加えた感じの作りで、ドライバには2SC1061、また
終段には2SC2097が使われていた。 *ドライバと想った2SC1061は単にリレードライブだった。

2回路2接点と想われるリレーは動いていなかった。 何故出力が出ないのか近々診てみよう。

1月2日 送信回路を追った結果、本体内の出力段の動作が可笑しかった。 回路がイマイチ分から
ないが駄目元でこのトランジスタ2SC1678を交換してみた。

竹馬の友がこの種の物のメーカーU社に以前勤めていたが彼から貰った2SC1307に換えてみた。

幸い出力は無事出る様になりこちらの終端電力計(15W)では振り切れて仕舞った。 因みにリニア
アンプ部に在ったリレーは送信電力の切替用の物と判明した。

 

1月4日 送/受信共機能しないElectrophonic, CB-700 を診てみた。

先日診た際、低周波は何とか動作していたと記憶しているが今日は音声出力も全く無かった。

回路を追った結果出力トランスの1、2次共見事にレアショートを起こしていた。 可也発熱した様。

 

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Standard, C4100, UHF FM Transeiver

2016-12-27 10:30:38 | Weblog

昨日の夜はこの31年続けているコンピュータ・グラフィックスの集まりが秋葉原で開かれるので夕
方仕事場を後にした為更新出来なかったが隣町のOMから先頃まで使っていたと伺った430MHz
のFMトランシーバーを頂いた。 動作を確認すべく通電したが電流が流れ無い。 この種の無線
機の修理に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い
合わせ下さい。

ヒューズを調べたところ切れていた。 別の物に交換してみたが矢張り一瞬で切れて仕舞う。

サテ何が問題なのか内部を診てみた。 電源回路には逆接続保護のダイオードが入っていた。

送信ユニットを表に出し部品面を見てビックリ!

形状からタンタル・コンデンサと想える物が黒焦げになっており辺りも可也黒くすすけていた。

使われていたコンデンサの定格が分からないが適当な電解コンデンサを付け、周りを有機溶剤で
洗った。 通電後13.8Vで約10Wの出力が得られ、受信にも問題は診られなかった。

 

 

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Blaupunkt, Frankfurt Tr. (再)

2016-12-21 17:36:07 | Weblog

 今日は年に一回の定期健診で午前中が潰れ仕事場には午後になって仕舞った。 遅れていた我
がラジオクラブの会報を作り投函し終えたのは夕方になって仕舞ったが先日こちらで修理、改造を
手掛けた Blaupunkt, Frankfurt Tr.が電源が入らなくなったとのことで送られて来た。 この種のラジ
オの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

本体と電源/出力アンプ・ユニットを結んでいるケーブルが殆ど全てちぎれていた。

本来このコネクタにはカバーが有るのだがそれが無くなっていたので余計壊れ易くなったのだろう。

こうなると配線を全てやり直した方が先々良いのでは無いかと想われた。

12月25日 ケーブルの交換に取り掛かった。 交換を終え動作確認を行い好結果を得た。

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東芝 TAS-310 ステレオアンプリファイヤー

2016-12-20 16:12:02 | Weblog

今日お預かりしたのは3度目となる東芝の TAS-310 だが、実はこのモデルには数年振りで再会
した。 前回何時頃手掛けたかは定かでは無いが多分3-4年前では無いかと想う。 この種の装
置の修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ から
お問い合わせ下さい。

当初iPod等を接続出来る様にして欲しいと云うご依頼だったが、お話を伺っている内にAFNを
良好に聴ける様にして欲しいとのご依頼も併せて頂いた。

ネットでこの機種を検索したところ3つの記事がヒットし何れも自分が手掛けたものだった。 3-4年
前と考えていたが実際は2011年10月と11月で、今回のモデルは前者だったので5年が経過してい
た。 その後の話で中波の放送はiPod経由で聴くのでAFN 受信の為の調整はしなくて良いことに
なった。サテ、シャーシ後部に設けられたAUX端子がどの様に機能するのか知らないが確かめて
みよう。

12月22日 AUX1,-2の動作を診てみたところ設定をSTR(ステレオ)にするとAUX-1,-2に入力した
信号を出力出来ることが分かり、3.5φのステレオ・ミニ プラグを3.5φのモノラル・ミニ プラグ2個
に分けるケーブルを用意し好結果を得た。  それとブログを読み返して気付いたがこのモデルの
プレーヤには60Hz用のインダクション・モーターが使われており50Hz地域では回転が遅くなる。

 

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ダットサン フェアレディー SR-311(1967)用、神戸工業 AT-802B

2016-12-20 11:24:06 | Weblog

ゴーサインを頂いたので電解コンデンサの交換も行った。 周波数のズレが診られたので調整した。

12月23日 ご依頼主から無事届いたが鳴らないがどうしたら良いかとのご連絡を頂いた。 こち
らでは何の問題も診られなかったので解せないが一体何が起きたのだろうか?  

12月24日 車にシッカリ装着したところ何の問題も無く動作し、iPodも良い音で鳴っているとのご
連絡を頂き、胸を撫で下ろした。 (今回の様なご連絡を頂くと簡単に意気消沈して仕舞う)

 

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SC-130/URC-187 (再)

2016-12-17 16:07:19 | Weblog

 5日前の夕食後、電話に着信が有ったことに気付いた。 何方からかは分からなかったが兎に
角掛けてみたが、SC-130のことで電話したとのお話だったが最初何のことか分からなかった。
一呼吸置いてヤット何のことか分かったが、こちらがSC-130/URC-187の回路図を探しているこ
とを知り自分が持っているもののデータを何度か送ろうと試みたが送れなかった為電話となった
とのお話だった。 電話を頂いた徳島のOさんはこの機種を3台お持ちとのお話だったが予期せ
ぬ嬉しいお知らせだった。 この種の機器の修理を何の資料も無しに手掛けるのは困難極まり
無いが回路図が有るのは何とも心強い。 ところで今回この機種のサービス・マニュアルを探し
ている時にとんでもないファイルを受け取って仕舞い、結果仕事場のPCを修理に出すことにな
ったが多くの迷惑ファイルの中で特に問題だったのがインターネット詐欺とも云えるもので、どう
云った条件でそうなるのか不明だが突然アラート(警報音)が鳴り響き何をしても止められず出
た警告文には【ウイルスが入り込んだので直ぐに次のフリーコールに電話を掛け阻止しないと
大変なことになる】と云った様なものと記憶しているがPC修理の店の話では残念ながら削除す
ることは出来ないとの話だった。 マア音量をゼロにして気にせず仕事を続ければ良いのだが
その後何故か (プロバイダーからはマルウェアをブロックするサービスを開始したとの連絡が
有ったがこれの結果なのだろうか?) この問題は発生しなくなった。  閑話休題、このことを以
前ご依頼頂いたM さんにお伝えしたところ是非再度診て欲しいと云うお話となり今日再会する
こととなった。 ただこのところ多くの物をお預かりしており直ぐには取り掛かれないが近々取り
組ませて頂こう。  この種の装置の修理、改造、調整等に付きましてはこちらの ホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。 

2月6日 このところ頭を痛めていた修理にヤット目処が立ち少し時間(精神的余裕)が出来たの
で動作のチェックから始めた。 最初出力が0.6Wが出ていた。 次に原発振12.7MHzを確か
め様としたところ出力は出ず、電源が入って無いのかと想ったがパイロット・ランプは点灯し、メ
ーターも振れていた。 ただ電流は可也少ない様で直流電源のメーターは殆ど振れて無かった。

回路図を元に先の発振回路を探したが分からず仕舞いだった。 念の為に基板の裏も確認した。

何とも発振の水晶も見付からず、この機種に詳しい徳島のOさんに電話をして仕舞った。 偶々リー
ド線の真下に在った為見逃していたが教えて頂き直ぐに分かった。 下の画像の略中央に在るのが
12.7MHzの水晶で、上に見えているのはPLLのリファレンス用の1.024MHzの物。

しかし3度目に通電した時は出力は出ず、パイロット・ランプも点灯しないのに電流は0.3A程が流
れていた。 何とも不安定だが先ずは電源回路から追う必要が有りそうだった。 しかし回路図は
在っても部品番号等が大きく異なっており想ったより役に立たない。

 

5月21日 永らくお待たせして仕舞ったが久し振りに取り掛かった。 先ず電源投入時の出力をみ
ておいた。 上はHiで約16W、下はLoで約4.6Wだった(電源電圧12V)。

先ず12.7MHzの水晶発振段(回路図上はBFO)から信号を辿った。

AM Injection を担っている FET, 2N3819 のソースに入力された信号はドレインに出力されていた。

ところがAM Injection 調整のVR, P108のセンターには信号が現れない。

P108に問題が有るのかと外してみたが問題は見られなかった。

P108 を元に戻しInjection レベルを調整してみたところ、或る点を超えると信号が現れた。

出力が出る様になったのでAMでの変調をみてみた。 変調度が浅い。

変調度の調整VR, P109 をMax にしてみたが余り変化は見られなかった。

マイクアンプはどの様に動作しているのか診てみたが初段(回路図上のQ105)は実際には装填
されていなかった。

代わりに使われていたのが小さな基板に載った SL6270C? 9218A? でこの部分の入出力を診て
みたが殆どゲインが無かった。 このICは一体どの様な物なのか?

実際に7MHzのハム・バンドをウォッチしてみた、可也の感度が得られていたが、音性出力が大き
過ぎ一番絞らないとならなかった。 他に後から気付いたことだが出力を切り替えても殆ど変化が
診られなかった。 一番の問題点だった通電後暫くすると出力が出なくなると云う点は回避出来た。

 

 

 

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Collins, 51S-1 (1/5, 2/5)

2016-12-15 17:11:11 | Weblog

   今日は地元に400年以上続いているボロ市で馴染みの店2箇所で挨拶だけ交わし新宿に運転
免許の更新に向かった。  何年も地元の警察署(成城警察も田園調布警察も略同じ距離なので
交互に行っていたが)で更新は済んでいたのだが偶々ギリギリと知りながら上野毛駅近くの横断
歩道の信号を無視した感じとなった時に若い警官が飛んで来て(取締りで待機していた)今回の
講習に繋がった。
サテ、午後一時過ぎに仕事場に着き、溜まった仕事に着手したが夕方先日連絡を頂いた51S-1
5台の内の2台が届いた。 先ずは目下抱えている物を終わらせる必要が有りその後となるが近
々取り組ませて頂こう。 この種の受信機の修理、改造、調整に付きましてはこちらのホームペー
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

1月4日 ヤット取り組むことが出来たので先ずは各々の動作確認を行った。 2/5に通電してみた
が殆ど機能しない。 電源電圧を115Vに上げ暫くして若干動作し出したが感度は可也低く、音量
も非常に少なかった。

こちらで最も電界強度の高いJOLF ニッポン放送も、ラジオ日経も辛うじて受信出来る程度でSメー
ターは全く振れなかった。 一言で言うと可也難航しそうな気配だった。

 

 

もう1台の1/5はうって変わって受信動作は良好だったが、裏面のRCAフォノジャックの殆どに腐
食が診られ上手く導通しないと云う問題が有った。

Sメーターの設定に問題が在る様で無信号時可也マイナス側に振れて仕舞っていた。

裏面のRCAフォノジャックはかしめて固定していたと記憶しているが、そうだとすると交換は簡単
では無いがどうするか? 間単に交換出来るならネジ止めの金メッキの物に交換したいが。

V16 (6EA8) に空気が入っていた。

この後2台に使われている真空管全てのgmをチェックしてみた。 結果gmがMini Value 以下だった
のは6EA8が5本、6BA6 1本、5670 1本だった。 真空管をどうするかご依頼主に伺ってみよう。

1月5日 昨夜左手の中指が痛むのに気付いた。 良く見ると中指の第一間接のところに8mm程
の切りキズが診られた。 真空管を抜くのに難航していて忘れていた様だがこの機種も真空管を
抜くのが可也の仕事量となる。サテ、フォノジャックの交換方法を確かめるべくケースを外し内部
を見てみた。 幸いネジ止めタイプだったので近々部品屋さんで調達して来よう。

一部コンデンサがフィルム・コンデンサに換えられていた。

1月5日 裏面に在るフォノジャックの交換に取り掛かった。 周りに何も無ければ交換は簡単な作
業なのだが、太い束線の束や他の部品が在り何ともスパナやボックス・レンチが使えない。 

裏面パネルを外せば作業はやり易くなるのかも知れないが、このパネルには軸受けが二つ有り
パネルを外したことでこれらに問題が生ずると本末転倒となるので外さずに作業を続けた。

一箇所一箇所泣きたい気持ちだったが何とか全てのフォノジャック11個を換えた(内3個は予備
で実際は使われて無いが、見た目のことを考え全て交換した)。

イヤハヤ2時間近くを要して仕舞い、気を張っていたので疲れた。 今日は真空管6本を発注した。

1月6日 朝から1/5に取り掛かり昨日のフォノジャックのネジを固定した。 次いで2/5に取り掛かった。

ソリッド抵抗の一つから煙が出たがパイロット・ランプのソケットが外れ片方がグランドに落ちていた。

先ずは受信に関係している真空管殆ど全てのプレートとスクリーン・グリッドの電圧を確認した。

次いでIFT全ての導通を確認した。

結果先ずバンド切替に接触不良が診られた。 接点部分のクリーニングで何処まで改善出来るか? 
次にメーターが振れない問題はメーターその物では無くメーター感度調整用VR(R38)が途中で断線
している様だった。

IFの調整で感度は可也増加し7MHzのハムバンドでも十分な感度が得られた。

ラジオ日経も問題無く受信出来る様にはなったが500KHz,IFのT1とT2の上部のコアが動いてお
らず(多分無理に扱われて割れたのでは無いか?)本来はモット感度が上がるハズなのだが。

得られた感度からT1とT2は必ずしも交換する必要は無いのだが矢張り複同調の回路なので両方
共ピークで無いと気持ちが悪い。 ご依頼主がこれらの予備をお持ちとのことだったのでそれらが
届くまで一時休戦としよう。

 

1月9日 先週末に届くと想っていた真空管を今日午後受け取った(昨夜一度配達された様だが)

早速2台のgmが不足していた物を新品に交換した。

2月2日 大変お待たせして仕舞ったがヤット修理を再開出来る目処が付いた。 下はご依頼主
に部品取りのセットから外して頂いた500KHzのIFT(x2)。

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BUSH の AM/FM/TV 復刻版ラジオ

2016-12-14 17:48:03 | Weblog

2台目は何故か配達指定が16-18時となっていた BUSH の復刻版でオリジナルの物は何度も手
掛けたが復刻版は初めてとなった。 動作しなくなったとだけ伺ったが先ずは動作を診てみよう。
この種のラジオの修理に付きましてはこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問
い合わせ下さい。

分かって仕舞えば簡単なのだが当初裏蓋の開け方が分からなかった。 FMは不安定ながら一応
動作したがAM(MW)は全く動作しなかった。

AM(MW)も局発は機能していたがどうもワンチップICに依って回路が構成されている様で修理は
困難そうだった。 明日はIFを診てみよう。

12月16日 残念ながらMW(AM)は全く動作せず、ご依頼主と相談し不安定なFMだけでも何とか
直すこととなり、可也安定な結果を得た。

 

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Silvertone, Model 47 (1964?)

2016-12-14 13:17:46 | Weblog

今日お預かりしたのは Silvertone の Model 47 で音量が減って仕舞ったとのお話だった。 この
種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

早速動作を確認してみたが伺った様音声出力は可也小さかった。 

Model は色違いで2種有る様で Ebony の物が47、Beige の物が49 とのこと。

ところがSam's Photofact の TSM-46 (Nov.1964) にModel 47は網羅されているのだがデザ
インもまた仕様も大きく異なっていた。 上の 47 では本体も時計も電池を電源としている。

音声回路もTSMではSEPPとなっているが今回の47ではシングル出力回路が使われていた。 幸い
問題は直ぐに見付かり好結果(大きな出力)が得られた。

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B&O (Bang & Olufsen), Beomaster 2400

2016-12-13 12:00:04 | Weblog

3台目は Beomaster 2400 でこれまでにも何度か手掛けたモデルだが引越しの最中壊されて仕
舞い音声出力が無いとのお話だった。 このところ多くをお預かりしており近々取り組ませて頂こ
う。 この種の物の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

12月18日 見積もりの為に動作確認を行った。 FM1~5に問題は診られなかった。

Tape と Phono 入力を診てみたが Phono 入力の左?にのみ問題が診られた。 上のDin5, 7Pin
ジャックが載っている部分は過去にも接着を試みた形跡が診られた。

Tape のインジケーター T が点灯しなかった。

12月24日 先ずは点灯しない T (TAPE)部分に取り組んだ。

この部分は上手く点灯する様になりヤレヤレと組み込んだのだが....

BASSの部分も点灯しなくなって仕舞い、その後BALANCEも可笑しくなった。

問題は一箇所と考えていたが結局3ヶ所となって仕舞った。 タングステン・ランプの寿命だろう。

しかし今回の機種で何時も泣かされるのはタッチ・センサー部分の電極の問題で、今回も一度では
スンナリ行かず再度前面パネルを外し、電極の曲がりを細かく調整した上で好結果を何とか得たが
何度やっても神経を使う作業となる。

次いでFMを日本バンドに改造する作業に取り組み好結果は得られたがここで時間切れとなった。

12月25日 昨日に引き続き取り掛かった。 Tape と Phono 入力ジャックが載った部分をエポキシ
系の接着剤で接着し、硬化を待って組み込みを行い、最終試験を行い問題の無いことを確認した。 

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フェアレディーZ S30用 日立 CST-113ZA

2016-12-13 11:57:33 | Weblog

2台目はたまたま先日同一モデルに取り掛かったが何の資料も無く目下メーカーに問い合わせて
いるモデルで、通電してみたが何の出力も無かった。 症状に付いて伺っておらず定かでは無い
がこの機種も近々時間をみて取り組ませて頂こう。 この種のラジオの修理に付きましてはこちら
のホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

12月18日 ご依頼の目的がハッキリしなかったが動作確認に取り掛かった。 内部を見ようとした
がネジの一部が変形しており1本が何としても外せず仕方なくドリルで揉み頭部を落とした。

電源も入りラジオ部分は問題なく機能していた。 次いで8トラックプレーヤの動作も診てみたが
音量が若干少なく、速度も完全では無かったが一応機能していた。

ご依頼主に2度電話をしたが繋がらず、夜ヤットご依頼主から電話を頂き全く動作しなかったと伺っ
たが多分配線の仕方に問題があったのだろう。

 

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松下 (クーガー) RF-2200

2016-12-13 11:51:52 | Weblog

1台目は何度か手掛けた RF-2200 で受信出来ないバンドやバンド間の感度差が大きいとのお話
だった。 この種の受信機の修理に付きましてはこちらのHP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760
からお問い合わせ下さい。

12月14日 各バンドでの動作を診てみたがMW、FM、SW1に問題は診られなかったがSW2-6は
可也不安定だった。 下は手を加えた後の各バンドでの動作状態。

 

12月17日 ゴーサインを頂いたのでIFや各バンドの調整に取り掛かった。 IFの前にSメーターの振
れが大き過ぎていたのでここの調整から始めた。 IFだけでも少なからず調整で感度は増加したが
続いてメーカー推奨の手順に従い各バンドの調整を行った。 殆どのバンドで改善がみられたがSW
4の周波数の高い方の調整ポイントでは変化が診られなかった。  他にバンド幅切替えスイッチに
接触不良が診られたので若干手を加えた。 最後にBFOの周波数を調整し終わりとした。

 

 

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アンリツ MG54B Signal Generator

2016-12-12 20:27:57 | Weblog

先日隣町のOMから頂いたアンリツの MG54B 信号発生器の動作を診てみた。 こちらえのご連絡
はホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお願い致します。

長らく借りていた周波数カウンターを返して仕舞ったので大分前に買っておいたオモチャの様な
中国製の周波数カウンターを使ってみた。

刻まれていた周波数は340-470MHzだったが上端と下端を診てみた。 下端は約325.7MHz

上端は524.6MHz程だった。 一応340MHzではカウンターの表示と一致していたので入力レベルが
十分なら一応の精度で測定出来そうだった。 因みに出力はMaxの100dB (0db:1μV) で測定。

唯一FM変調が掛からない様だったので近々診てみよう。

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スバル 360用 NEC, NT-88B ピクニック・ラジオ

2016-12-12 11:11:56 | Weblog

 今日お預かりしたのはNEC製のスバル360 用ピクニック・ラジオ NT-88B でマウンティング・ブ
ラケットや外部スピーカーも揃っている物だった。 動作確認はしておらず、またダイアル・ポイ
ンターが動かないとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

数ヶ月前にも姉妹機種を手掛けたが8石の高周波増幅付きモデル。 

早速シャーシを取り出そうと試みたが革ケースが若干縮んで仕舞ったのか何とも取り出せない。

無理をして革ケースを傷めては本末転倒なので注意を払いながら時間を掛け少しづつ取り出した。

時間が掛かったが何とか無事取り出した。

外部の12Vで先ず動作させてみた。 ボリュームやダイアル・ポインターには問題が診られたが
一応動作した。

次いでピクニック・ラジオとする場合の電池を確認した。 単三4本のホルダーが基板の下に在っ
た。 本体が出し難いとなると充電出来る電池を使った方が良いがその為の接続をどうするか?

先ずは劣化が可也進んでいる電解コンデンサの交換に取り掛かった。

全ての電解コンデンサの交換を終えたが今日は時間切れとなった。

12月13日 ダイアル・ポインターが動かない(滑って仕舞う)問題は上手く直った。 ダイアルを改め
て見てみると1958年から米国で販売するラジオに義務付けられたCDマークが見られた。

その後連続試験に取り掛かったが、音声出力が無くなることが有った。 どうも原因がハッキリしない
が、やがて電源ラインに問題が在りそうと判明した。 ところが参考用に添えて頂いた姉妹機種の回
路図には部品番号は記されていたが定数が全く記されておらず、回路を追うのが極端に困難だった。
回路図に在る部品と実際の部品を照合するのに可也の時間を要したが、電源のデカップリング用と
想われる抵抗に不具合が見付かり修正し、その後今のところ問題は出ていないが安心は出来ない。
他に直ったかと想われたダイアル・ポインターの問題が再度表面化した。 それとボリュームに接触
の問題が在り、音声の変化量が大きい。 同じ物が手に入るなら何の問題も無いが、困ったことにス
イッチは2系統が必要で、シャフトは他では見たことが無い3φのDカットの物なので先ず他の物では
置き換えられない。 イヤハヤ問題は多く可也難航することが想像出来る! 

12月14日 今日は何時もより1時間ほど早く仕事場に行き早速連続試験を開始した。 結局帰宅時
間まで約9時間場所を変えたりしながら連続運転を続けたが問題は全く診られなかった。

12月15日 今日は5年振りで運転免許の更新が有り新宿に出掛けた。 午後仕事場に着いてから
既に5時間程ランニングさせているが良好に動作している。 ただボリュームの問題はそのままなの
でご依頼主が出張から戻られたら相談してみよう。

12月16日 今朝も朝一で通電しランニングを開始したが、音量が徐々に増加することに気付いた。
特に大きな問題では無いが、原因はトランジスタだろうか?

12月17日 今朝も仕事場に着くなり電源を入れたが動作しなかった。 ガッカリ! 難航しそうだ。
夕方念の為に通電したところ良好に機能した。 この種の症状が一番修理し難い!

 

12月23日 偶に動作が不安定となる原因がハッキリしないがどうも電源ラインに在りそうに感じられ
た。 アレコレ考えているよりデカップリングの抵抗を換えてみようと朝部品屋さんに寄って来た。

上の260Ωがデカップリング用に使われていたので先ずはこれを交換した。 ついでに100μFを2個
使っていた部分を220μFに置き換えた。

交換後時間が経過してないが感じとしては安定に動作していた。 デカップリングは2段構えだった。

次いでダイアル・ポインター(選局機構)が滑る問題に取り掛かった。

しかしダイアル機構の動きがイマイチ良く分からない。 多分ツマミを回すと一番内側のシャフトが
回転し、バリコンに繋がっている大きなプーリーを回転させ、同じプーリーに巻かれた別の糸が真
ん中の少し外径の太いシャフトを回す。 そのシャフトと一体になっている外の大きなシャフトに巻
かれているダイアル・ポインター用の糸が動くと想像した。 多分メインのプーリーより移動量多し

途中まではスンナリことが運び動作は良好となったが外した(上の画像に見えている真鍮製の)板
を戻そうとしたが殆ど下が見えないプーリーの下に入れることになるのでイヤハヤ30分以上を要し
て仕舞った。 バリコンを固定しているアルミ板(1t?程)にタップが立ててあれば何の問題も無いの
だがアルミ板には馬鹿穴しか開いておらず、この真鍮板に立てられたタップでネジ止めすることに
なるのだがよっぽど瞬間接着剤で固定しようかとも想ったが何とかワックスを使って固定した。 ダ
イアル・ポインターの位置を微調整したところで時間切れとなった(何時もよりバスを遅らせたが)。

12月24日 昨日は短時間しかランニング出来なかったが今日は朝から帰宅時間まで約8時間ラン
ニングしてみたが極めて良好だった。 ダイアル機構に若干の不安は残るがこれで一応終わりと
させて頂こう。  試みに音量調整に急激な変化を避ける為のもう一つサブのボリュームをパラに
付けてみるか。 

12月25日 今朝仕事場に着いて昨日電源を切り忘れて帰ったことに気付いた。 サブ・ボリューム
を付け好感触を得たので組み込みを行った。 部品を探していた時にY字型の金具が見付った。

動作試験を行っていたTBS (954KHz) でのダイアル・ポインター位置。

12月28日 何時もの様に朝仕事場に着くなり電源を入れたが動作しない。 若干モーターボーディ
ングの様な症状も診られた。 何処に問題が有るのかとカバーを外してみたが電源回路に問題は
診られず、何事も無かった様に動作し出した。 唯一電池ホルダー部分に接触不良が診られたの
で車での12Vなら問題は起こり難いのかも知れないが、このまま暫く連続運転を続けてみよう。

12月29日 昨日はその後問題は診られ無かった。 今日は御依頼主が岐阜からの帰路お寄りに
なる予定なのでどうなるかと昼過ぎに仕事場に着き早速通電したが動作しない。 出来れば問題
を解決しお渡しいたいと早速内部を診てみた。 何と途中から電源回路が切れていた。  原因を
細かく診る余裕は無く、対処療法で電源ラインにジャンパーを一本加えたが想像では非常に細か
いミクロン単位のクラックがパターンの何処かに在る様だった。 これで全て良好になるとは断言
出来ないが大きな問題が一つ解決した。

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鶴留電子、TC-530C

2016-12-10 16:14:45 | Weblog

隣町のOMに周波数カウンターを探していると伝えておいたところ持って来てくれたのが今回のツ
ルドメ電子と記されたメーカーのTC-530C型で、ニキシー管を使った5桁の周波数10-250 MHz又
は35MHzまでの物で一部スイッチの目的が分からず内部を診てみた。 こちらえのお問い合わせ
はホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお願い致します。

周波数範囲の切り替えは多分プリスケーラーを通すか、直接かで行っている様だったがプリスケー
ラーと思われるICの型番は消されていた。(下の画像) 分からないのは前面に在るLOW-HIのスイ
ッチで何を切り替えているのか不明。 この機種の取り説が在れば早いのだが。

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