テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ポルシェ 356 (1953), Telefunken ID52V

2019-05-31 11:27:37 | Weblog

  今日の2台目はポルシェ356 に使われていると如何った Telefunken, ID52V で真空管はリムロック
の5球で中波x3と短波(5.9-6.36MHz)の4バンドモデル。 この種のカーラジオの修理、改造のご依頼
はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ お願い致します。

電源は6Vのままで使われるとのお話だったが肝心の電源ユニットが添えられて無かった。

電源部に繋ぐコネクタの基部の樹脂(ベークライト?)が割れていた。

6月3日 本来の電源部の到着には日数を要する様なので仮の電源を作って動作を診てみた。

4つのバンドの内中央の二つでは中間周波なのか可成りの発振が診られた。 他のバンドではこの発振
も診られなかったが、局発は全てのバンドで機能していなかった。 可成り難航しそうな気配有り。

ゴーサインを頂いたので先ずは絶縁劣化等が考えられるペーパーコンデンサの交換に取り掛かった。

そのままでは奥の部品を外せないので多くの配線を外し(後々苦労するが)サブシャーシを表に出した。

2/3程の交換を終えたが今日はここで時間切れとなった。 

殆どのペーパーコンデンサを換えたので通電してみたところ上の画像の右端辺りから煙が出た。

6月5日 残りのペーパーコンデンサを交換し動作を診てみたが蚊が鳴くような音声出力しか得られ
なかった。 煙の原因は抵抗の一つの炭素被膜がビスの頭(グランド)に触っていた様だった。

回路を追った結果音声増幅1段目のプレート負荷(300KΩ)が断線したいたので390KΩを加えた。 音声
出力は良好となり連続運転に取り掛かった。 *音声増幅の真空管ソケットに接触不良が有った。

お願いしてあった電源部が昼頃届いた。

電源部の動作を診てみたが驚いたことに良好(奇跡的)に機能した。 当面はこれで行けそうだった。

本体と電源部のコネクタ接続時上に見られる凹みを合わせる必要が有る。 また中波3バンドはダイア
ルの1、2、3に対応している様だった。 赤い丸の選局ボタンは短波用の物の様だった。

ヨーロッパで一時期だけ製造されたリムロック管の入手は今や非常に困難だが幸い今回真空管に大き
な問題は診られなかった。 しかし8 ピン、等間隔のリムロック管はピン番号の特定に苦労する!

 

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ジュークボックスの Latch Bar Solenoid

2019-05-31 11:23:52 | Weblog

  今日の1台目はジュークボックスのセレクター内のラッチ バー ソレノイドに長時間電流が流れていた
為に巻き線が焦げて仕舞ったとのお話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらのホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

先ずは巻き線を全て解いた。 巻き枠は想像以上にダメージを受けていたがどうするか?

何とか目一杯に巻いてみたのでここまでとするかとも考えたが、実際に動作させてみないことには
確実なことが云えず組み立ててみることにしたが、ここからが想像以上に梃子摺った。

巻き直しも途中2度やり直し可成りの時間を要したが、組み立てにも難航し同様の時間を要した。

上の状態ではプランジャーが奥まで入らず仕方無く再度分解した。

若干摩擦が増えプランジャーの移動は若干スムーズでは無かった。

兎にも角にも 25V AC を加え動作を診てみたが特に問題無く動いていたので由としよう。

 

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Scott, 510 (再、出張修理)

2019-05-30 15:39:17 | Weblog

今年2月末に納めた Scott, 510 (修理後、真空管アンプが無かったので製作した)の動作が可笑しい
とのことだったが可成りの重量が有り移動は簡単では無く山下町にお邪魔した。 この種の物の修理、
改造等のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

左には昨年こちらで修理を行った Philco の真空管テレビ(バーバーポール)が見られる。

ご依頼主の趣味の一つがジオラマ作りとのことで上はその作品の一つ(未完成)。

 

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SEIKO, TV Watch T001 (RT01A)

2019-05-28 13:20:41 | Weblog

  2台目はこれまた久しぶりの SEIKO, TV Watch, T001 でこれまでに数台手掛けその殆どは生き返った
のだが今回はどうなるか? この種の超小型テレビの修理、動作確認等のご依頼はこちらの ホームペ
ージ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電し動作を診てみたが音声は良好に受信出来たが映像出力は得られなかったので分解を開始した

前回取り組んだのが何時だったか忘れているが分解方法も完全に忘れていた。 

所々に緑青が見えているが断線には至っていなかった。

3系統の電源にも問題は診られず、映像出力も出ている様だが液晶ディスプレイには何も現れず、どう
も液晶部分に問題が在る様だった。 *動作確認済みの液晶ディスプレイに交換してみたい。

電源を切った時に一瞬液晶ディスプレイに微妙だが少し変化が診られた。 

17,280+1,080/Shipping+12,960/ICR-120 Repair=31,320.+TBD=0

5月29日 以前この機種を修理した際のブログを読み返してみた、また当時参考にしたドイツの方の
この機種に関する説明から一点気になることが有ったので再度回路を確認することにした。 

以前の記事には3系統の電源は4,9,13Vとなっていたが今回13V出力が見当たらなかった。 ご依頼
主にお願いして以前好結果を得たモデルを送って頂くことにした。

6月13日 お願いしてあった以前修理を行ったテレビウォッチの本体4台と腕時計型の表示部5台が
届いたので動作を診てみた。

結果表示部は良好で本体側に問題が在ることが分かった。

当初の画質はもっと良好だったのだろうか? 辛うじて何かが分かる程度の画質だった。 

6月25日 昨日今日と6時間程取り組んだが好結果は得られなかった。 これまで手掛けた物の多く
は電源の問題が殆どだったが今回は残念ながら単純な問題では無かった。
Inspection 17,280+Shipping 1,080x2=2,160+ICR-120 12,960+JEF-73 16,000=48,400

 

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SONY, ICR-120

2019-05-28 13:16:46 | Weblog

今日の1台目は久しぶりの SONY, ICR-120 で動作未確認とのお話だった。 この種のラジオの修理
のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

Ni-Cdはギリギリ生きており充電を開始した。 明日まで充電すればハッキリするので(電池を交換
すれば確実だがこの機種に使える電池の生産は終了して久しく)交換は結果を待って判断しよう。

6時間程充電してみたが残念ながら矢張り無理だったので電池を交換した。

 

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Becker, BE 0832

2019-05-23 12:14:26 | Weblog

今日お預かりしたのは Becker, BE 0832 で平成2年製の車に使われているとのお話だった。 AM/FM
が全く機能しないとのことだった。  この種のカーラジオの1980年以降の物は積極的には扱っており
ませんが古い物の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願いします

周波数の設定はAM/FM共に問題は診られなかった。

電流は0.5A程が流れており問題の無い値だった。 但し音声出力は無かった。

パターンに可笑しな部分が診られたが単にフラックスが固まっていただけだった。

音声出力のICは左右とも生きていたのでカセットを動作させてみた。 動作も出力も良好だった。

AMではホワイトノイズが出たが受信周波数と異なっているのか音声出力は得られなかった。

どうもAM/FMチューナー部分に問題が在る様だがマイクロ・プロセッサ制御のモデルではこれ以上
は手が出せない。 フト気付くと左手の中指から血が出ていた、どこで切って仕舞ったのか?

 

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Sunbeam のトースター

2019-05-21 14:26:02 | Weblog

今日お預かりしたのは久しぶりの Sunbeam のトースターで今回で3回目となる。 この種の物の
修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

底面の止めネジが1本欠落していた。

電源の接点

上の画像に見られる金属片が押されると電源が入る。 下は通電時。

上はスタンバイ時、下は電源が入りパンを乗せている部分が下に落ちた状態。

徐々に動きが分かって来た、上は6角レンチで調整する電源を切るタイミングの調整箇所。

一応実際にパンを焼いてみた。

5月23日 今朝受け取ったご依頼主から10数年ぶりに美味しいトーストを食べられたとのご連絡
を頂いた。 

 

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Philco, Predicta H 3410 Princess

2019-05-20 09:33:24 | Weblog

  今日お預かりしたのは久しぶりの Philco, Predicta H3410 でネットオークションで落札された物が
直接こちらに送られて来た。  出品者の説明には動作だけでなく部品が揃っているかどうかも不明
とのことだった。  この種のテレビの修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

早速通電してみたがパイロット・ランプが点灯しただけだった。

内部を見てビックリ! 何と真空管が1本も装填されて無い。 50年以上テレビに取り組んで来たが
真空管が全て取り除かれていた物は初めてとなった。

高圧整流管も無くなっていたが、幸いブラウン管のヒーターの導通は良好だった(真空度は不明)。

サテ、この機種(整流がダイオードで為されている場合)では合計14本の真空管が使われており揃
えることは出来るが費用も掛かることなのでご依頼主に伺ってみよう。

ゴーサインを頂いたので先ずは真空管を用意した。

全ての真空管を装填し通電してみた。

ラスターが出て一応映像も現れたが高圧がスパークしていた。 一つは上の水平出力部の様だった。

ブラウン管のアノード(高圧)端子付近でもスパークしていたがここは一度カバーを外す必要が有る。

一応映像も出る様にはなったが画質が悪くまた高圧のスパークも気になった。 可成り難航する気配。

高圧がブラウン管カバー内で放電(スパーク)していたのでカバーを外して診てみた。

当初上下の画像に診られるU字型のグランド用接触子とグラファイトの間でスパークしていたので
テッキリこの部分の接触を改善すれば良いと考えたが、ことはそう簡単では無かった。

ブラウン管のカバーを固定しているスチール製のバンドを元に戻すのがこの機種の修理では最も難航
する部分で可成りの時間を要する。

 

グランドに落とす回路を増やしてみたが改善されなかった。 残念ながら撮影には至って無いが放電
はブラウン管内部で発生している様で、暗くすると所々で放電していた。

若干調整した結果何とか実用となるレベルにはなったが上の放電が有り残念ながらここまでとしよう。

内部はこれまで可成り手が加えられていたが修理を諦めたのはこのブラウン管内部での放電が原因で
は無いかと想われた。 しかしCRT(ブラウン管)内部での放電と云うのは初めての経験となった。

5月21日 電源電圧を100Vに落とせばブラウン管内部での放電は可成り収まるので診てみた。

ただブラウン管のエミッションは可成り下がり暗くなった上に画質は大きく劣化した。

兎にも角にもブラウン管カバーを元に戻したが予想通り可成り難航した。

電源電圧を下げず、水平振幅を保ったまま高圧だけ下げたいがそんなことは可能か?

5月22日 一度は諦めるかとも考えたがご依頼主から電話を頂き画質は気にしないので何とか動作
させて貰えないかと伺い再度取り組んだ。

垂直振幅が少し足りず、またセンタリングも若干ズレていたので補正した。

元々CRTのエミッションが低いので電源電圧を下げるのは輝度、及び画質の点で得策では無く、+B
電圧のみを少し下げてみることにした。

室内で撮影した画像で見た目問題は無い様に見えるが輝度は決して十分では無い。

ランニングを始めた。  5月23日 昨日1.5時間ほどランニングした結果では水平同期が温度上昇と
共に若干ズレ、調整し直したがこれは想定内。 (垂直方向の揺らぎは大きく改善された)

 

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SONY, AIR-7/8 (再)

2019-05-19 17:04:18 | Weblog

 

 一昨日 Air RF Amp.用の FET, 3SK114 を購入して来たので昨日組み込んでみた。 想像通りドレ
イン電流は可成り減少し、途中電源との間に入っている47Ω両端での電圧降下も殆ど無くなりヨシ
ヨシと組み込んだ。 電源を入れ若干のホワイトノイズが出ていたので外で気象通報を受信してみ
ようとしたが全く入感しなかった。  部屋に戻り発振器で確かめようとしたが直ぐにホワイトノイズも
出なくなって仕舞った。  未だ回路を当たってないがこれまで Air RF の問題と考えて来たが Air 用
の局発 (VCO、或いはそのバッファ)が機能しなくなった様な感じだった。
ここは周波数が高く、このところ使っているオシロでは周波数特性が不十分なので久し振りに古い
物を使ってみよう。

5月24日 久しぶりに使った松下のオシロ (VP-549A) は残念ながらスイープが停止していた。

954KHz受信時。 回路図に依るとAMの第一IFは55.845MHzなので本来は56.799MHzとなるハズ
なのだがカウンターに問題が有るのだろうか?

FM、PSB では局発の信号は出ていたが周波数は測定出来なかった。

5月25日 PLL基板内の AIR 用 VCO を診てみた。

20MHzのオシロでは信号をキチント診ることは出来ないが何か信号は出ていた。

入力側のコイル (L12) が気になったので一度外してみた。 ドレインにアンテナを繋ぐと可成り受信
出来たが何故かG1ではガクンと感度が落ちるので、念の為 FET を交換してみたが変化無し。

5月29日 何とも解せずこの種の回路に明るいMさんとJさんに相談してみた。

Mさんからは幾つかのアドバイスを頂いたがその内の一つ AIR 用の BPF (BPF11) に問題が有るの
かも知れないとのことで C13 (39pF) を切り離してみた。 結果G1でガクンと感度が落ちることは無く
なったがゲインは殆ど無い感じだった。 デュアルゲートFETをこれまで使ったことが無く動きを掴めな
いので近々バラックでアンプを組んでみよう。 それと L12+10pFで一応共振している様だったが何と
もブロードだった(特にQが低いとは想えないのだが)。


 

 

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久し振りの秋葉原

2019-05-16 21:51:13 | Weblog

 

秋葉原で探したい物が有り午後久し振りに訪ねた。 一番見付けたかった自分のデジカメ用のリチウム
イオン電池は結局見付からなかったが、先日来探していた2種のトランジスタはW通商さんで入手出来
た。 実は今月1日にそのW通商さんから電話を貰い、以前問い合わせたトランジスタが入荷したとの
話だった。     店頭で欲しいトランジスタの型番と数量を記したメモを渡し片方のデュアルゲートFET,
3SK114 は直ぐに見付かったが、もう一方の2SA339 は何処にも無い様だった。 今月1日に女性の方
から電話を頂いたことを伝えたところ、女性は一人だけで、その電話は自分が掛けたとのことだった。 
そうこうする内ご自身で(何時見えても良いように用意したあった)仕舞ったことを思い出してくれ無事
2種を手にすることが出来たが危なかった。

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Quad, FM 3

2019-05-15 11:24:52 | Weblog

今日隣町のKさんからお預かりしたのは Quad, FM 3 でステレオの復調が停止して仕舞ったとのお話
だったが確か今回で3回目となる。 この種のチューナーの修理、改造に付きましてはこちらのホーム
ページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

MPX用の周波数を決めているのは R111 (15KΩ)+RV100 (5KΩ VR) と C112 (470pF)。

先ずは電源投入時の発振周波数を診てみた(無入力)。 約18.065KHzだった。

次いでMPXえの入力電圧を診てみたが約90mVp-pだった。 今回の機種はS/Nが10,000番より上で
最終モデルの様だったのでMPX入力レベルが調整出来るので診てみたが既にMaxになっていた。

パイロット信号が加わった後での周波数は約17.813KHzだった。

VR100 を調整し19.000KHzとした。 このRC部分の温度特性は特に悪いとは思えないのだが。

ステレオの表示も点灯する様になったが、サテ不安定要素は何処に在るのか? 
しかしこのところKさんにお目に掛かれて無い、今週末はミーティングだが! 

このブログを見た M さんからMPXの入力レベルが低いとのご指摘を頂いたのでRF部を調整して
みよう。

 

RFとIFの再調整を行ったが余り変化は診られなかった。 念の為コドラチュア検波も調整しておいた
ので少しは改善されたと想う。  Shipping 1,080.

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becker, Europa (x2)

2019-05-14 12:45:19 | Weblog

今日の第二弾は Becker, Europa 2台でFM のカバレッジの改造依頼を頂いた。 この種のカーラジオ
の修理、改造、動作確認等のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

 

5月15日 フロントエンドを一度表に出し、再度組み込むのに毎回非常に神経を使う。 何とか組み
込み好結果を得た。 しかしこの部分は毎回細部が異なっているが何故か?

 

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B&O, Beocom 2000

2019-05-14 12:42:51 | Weblog

今日の1台目は0しか表示されなくなって仕舞ったと伺った B&O, Beocom 2000。 この種の機器の
修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

伺った症状を確認した。

メモリーバックアップの電池が液漏れを起こしていた。 ここは本来3.6Vのリチウム電池を使う必要
があるが何と単三が使われていた。

先ずは回線切り替えの回路の一部のパターンが断線(腐蝕)していた。 下は補修後。

メインの基板の一部のパターンも同様断線していたので補修した。

B&O のオーディオ機器(特に古い物)のサービスマニュアルは手に入るが電話機に関してはユーザー
マニュアルしか手に入らず、目視で問題点を探す位のことしか出来ない。 

 

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B&O, Beosound 3000

2019-05-13 14:13:50 | Weblog

  今日の3台目は B&O, Beosound 3000 で電源が全く入らないとのお話だった。(6年程前にCD部分
を直して貰ったとのお話だったが以後数回使っただけで今回の問題が発生して仕舞ったとのお話だ
った)。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

伺った通りの症状だったが、この機種或いは姉妹機種で電源が入らないと云うのは初めてとなった。

電源回路のチェックに取り掛かった。 今日診た範囲では問題は診られなかった。

5月14日 昨日に引き続き電源周りを診てみたが4系統の内の3系統に出力が無かった。 電源の制御
を行っているマイクロプロセッサ周りに問題が在る様想われる。

 

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Braun, RCS9

2019-05-13 14:10:14 | Weblog

2台目は Braun の RCS9 で中波を聴いていた時に焦げ臭い臭いがして煙も出たとのお話だった。この
種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

焦げていた部品は二つ在った。 実際に通電して様子を見た結果下の画像の左の抵抗から煙が出た。

負荷側にはチタコン(チタン酸バリウム・コンデンサ)しか無くまさかとは想ったが導通を診たと
ころ見事にショートしていた。

電源は入る様になった。 下はニッポン放送 (1,242KHz) 受信時。 表示は100KHz程低い。

次いでFMのカバレッジの改造に取り掛かった。 下は NHK FM 横浜 (81.3MHz) 受信時。

 

  

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