テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

McIntosh, MR85 日本バンド→海外バンド FMコンバーター

2024-07-25 13:23:12 | オーディオ

久し振りに海外の FM 受信機用の周波数コンバーターのお話を頂いたのでコンバーターの製作に取
り組んだ。 この種のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。

以前の記憶では発振周波数とダイアルの読みの間には +2MHz程の差が在った。

今日改めて実測した結果は NHK 横浜  81.9MHz 発振時のダイアル面は略 82MHz だった。

7月27日 お使いになると伺った McIntosh, MR 85 を動作確認の為お持ち頂いた。

お話では AM は良好に機能しているとのことだったが、90.5MHz (TBS のワイド FM) は受信せず。

ディップメーターから信号を加えてみたが約97.5MHz 付近を受信しており、受信周波数を変えて
も実際の受信周波数は変わらなかった。

上は AM/FM チューナーユニットで局発の周波数を変えられれば受信周波数は変わるとは想うが
逆に壊して仕舞う可能性が有り今回は触らなかった。 しかし元々日本向けの物を米国仕様に改
造したとのお話だったが何処をどう改造したのか?

 

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松下、 T14-R7A カラーテレビ組み込み

2024-07-13 15:38:06 | テレビ

今日お預かりしたのは昭和30年代の真空管式テレビだが今回は修理では無く中に液晶テレビを組
み込んで欲しいと云うご依頼だった。  この種のテレビの修理、改造に付きましてはこちらの HP
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

一部のツマミが欠落していた。 右のチャンネル・セレクターは止めネジは無い様だが外れない。
時間を要したが少しづつ動かし何とか外した。

添えて頂いた液晶テレビでは矢張り上下に隙間が出来る。

玄関前での作業を終え室内に運ぼうとした時に手が滑り前面のガラスがものの見事に割れた。

念の為添えて頂いた液晶テレビの動作を確認した。 正面では少しコントラストが不足していた。

7月14日 2m のアンテナケーブル と 2.5m の HDMI 用ケーブルを購入した。 アンテナケー
ブル長が短かった場合下の F 型、中継コネクタが必要となる。

帰路隣町のホームセンターで液晶テレビ固定の為の材料を購入した。

7月15日 昨日購入した部品等を使って液晶テレビの組み込みに取り掛かった。

前面のエスカッションは側面の一部で本体に固定する構造だが可成り割れて仕舞っており固定は
残念ながら不完全となる。

一応完成に近づいた。

アンテナ・コネクタはギリギリ何とか接続出来たが全く余裕が無い。

欠けていたツマミに使えそうな物を探した。上の透明なツマミは元々付いていた物(清掃後)。

ツマミが欠けていると様にならないのでこれでご勘弁頂こう。 イヤハヤ想定した時間を可成り
オーバーして仕舞った。

7月16日 リモコンが届いたので動作を確認した。 前面からは無理そうだったが液晶テレビ右
下を隙間から狙うと動作した。

 

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Kobenica, Model 1088J (神戸生絲株式会社)

2024-07-10 12:26:06 | ラジオ

今日お預かりしたのは Kobenica の 1088J と云う AM/FM 受信機+8トラプレーヤでこれだけ伺
いテッキリ1960年代の8トラ付きカーラジオを想像したが、実際は1970年代?の IC、FET を使
った物だった。 こちらでは古い(ICを使用していない)物の修理は行っておりますので詳細は
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

お話では内部温度の上昇に伴い AM の高域が受信出来なくなるとのことで局発のトランジスタの
温度特性が劣化したかと想像したが、IC を使った物では入手も困難な為こちらでの修理を断念し
たが、この種の物の修理を得意としている友人に可能性を聞いてみよう。

しかし永年この種の物を扱って来たが 神戸生絲株式会社 の物は初めてで、同社のホームページ
に依ると靴下等多くの繊維製品を扱っていらっしゃる様だった。

今回の問題と直接関係は無さそうだが三洋の IC, A3301(MPX 用デコーダ)が使われていた。

7月13日 内部を確認してくれた友人の報告に依ると電源トランスが交換された様で出力電圧が
24V近くになっておりこれが原因で出力トランジスタ始め色々な部分が触れない程になっていた
とのことだった。  特にラジオ部分の電圧を作っているツェナーも壊れて仕舞っていて本来は
10V の回路に倍近い電圧が加わった様だった。 

7月21日 昨日は自分が主催しているラジオの集まりが午後都内で有り配達を今日にして貰った。
最終動作確認を行い AM/FM, 8トラ全てで好結果を得た。

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たかがビス、されどビス

2024-07-08 21:07:57 | その他

今年5月下旬、BCLラジオのケースを止めるネジ(タッピングビスで 3Φ x 35mm)  を探しに高名
なネジの専門店に伺った。 持って行ったサンプルに最も近い物として 3Φ x 30mm が紹介され
単価 45円で 6本を購入した。  だが実際に使ってみたところ長さが足りず全く用を為さなかった
ので 35mmの物が取り寄せられ無いか聞いてみた。 取り寄せは可能とのことで金額を聞かず 10
本お願いした。 翌々日届いたとの連絡を頂き早速引き取りに伺ったが今回の単価は 80円との
ことで一昨日頂いたステンレスの 3Φ x 30mm は単価 45円だったが、今回の物は 鉄 にユニクロ
メッキで 3Φ x 35mmだが単価で 35円も上がるのは何故か店の方に問い合わせたが以前から在庫
していた物と、今回仕入れた物は原価が異なっている可能性が有るとのお話だった。  それにし
てもこれまで 45円だったものが急に 80円になるのは可笑しいのでは無いかと想っていたが、店
の方から調べてみましょうか? と聞かれイヤ結構ですと店を後にして仕舞ったが以来このこと
が頭から離れず、何ともムカムカするので今日は思い切って電話をしてみた。   対応して頂いた
のは中年?の男性で (最後に伺ったお名前からここのご主人と想われた)、一通りの説明に10数分
を要したが、結果から申せば 取り寄せの際にはある程度の費用が別に発生するそうだが 3Φ x 35
mmのビスも単価は同じ 45円だそうで、取り寄せの費用のことをお伝えしなかったのはこちらの
落ち度なので差額をお返しするとの期待通りのお話を頂いた。 一応若干の余裕をみて17時頃伺
うとお伝えしそれに合わせ仕事場を後にしたが我が家でエンジンを掛けようとしたが何故かバッ
テリーが放電して仕舞っておりセルが回らず、仕方なく駅に戻り比較的近くを通るバスでお邪魔
したが17時少し過ぎに到着し、入店するなり先方からこちらの名前が呼ばれた。 385円を回収す
る為に熱い盛りの午後、可成りの時間を費やすことにはなったがつかえていた胸のシコリを払拭
することが出来大いに意味のある午後でした!

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McIntosh, MR 85 用 コンバーター

2024-07-08 20:53:57 | オーディオ

McIntosh, MR 85 用のコンバータが製作可能かとの問い合わせを 柴X さんから今日頂いた
が以前このモデル用に FM のカバレッジをシフトさせるコンバーターを作ったことが有ったが
そのブログをご覧になって問い合わされたのだと想うが、こちらに単にコメントを頂いても連
絡先が記されて無ければこちらからは連絡のしようが有りません。 全てのブログに添えて有
るこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から是非お問い合わせ下さい。

7月9日 上の記事が功を奏した様でご本人からメールを頂き、先に進めた。 良かった!

 

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Standard, SR-H35 (再)

2024-07-08 14:45:16 | ラジオ

このところ修理依頼が激減して仕舞い、加えて体調が芳しく無くブログの更新が1週間程止まって
いたのをパリ在住の友人が心配してメールを呉れた。 そこで今日は久し振りにスタンダードの
SR-H35 のレストアを開始した。  この種のラジオの修理、改造のご依頼はこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

電池の格納部分と本体を結ぶ為の電極が片方無くなっていた。 他に下の画像の右側の電極が折
れて無くなっていた。

何とか基板を表に出したが、これだけで可成りの時間を要した。

以前通電した際可成りの電流が流れた記憶が有り、終段のトランジスタに問題が在るのではと
想像した。

幸い今回のモデルの詳細な資料 ( Sam's Photofact, TSM-72 ) が在り助かる。

7月9日 組み込みに取り掛かったが特に何も力を加えて無いリード線が次から次ぎえと切れて
仕舞何度組み込み直したか。 ビニール線も硬くなっている様で難航した。 更に今回の様な
小型ラジオでは視力の低下がもろに影響した。

 

 

 

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Braun, TS 45 + PCS 5

2024-07-02 16:38:45 | オーディオ

今日お預かりしたのは以前こちらで修理等を担当させて頂いたBraun, TS 45 と PCS 5で以前動
作確認をした上でお返ししたハズだが、大きなノイズが混入し、また片方のチャンネルの出力が
無いとのお話だった。 何とも解せないが近々診させて頂こう。 この種の機器の修理、改造の
ご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお願い致します。

 

7月3日 先ずは動作を診てみたが片方のチャンネルの出力が無く、ハムが激しかった。

カートリッジの出力(黄色)のリードが何故か切れていた。

ここを繋ぎ再度診てみたが両チャンネル共出力は出た様だったがハムのレベルが高い。

困ったことにカトリッジの出力に本来は在るキーが何故か無くなっていた。 上の画像で欠けてい
る左の所に在ったのだろうか? 上の黒い 4Pin のコネクタが外れて仕舞うので接着剤で固定した。

7月4日 問題点が 3つ見付かった。 先に記した様出力の 1本が断線していたが、更に上の画像に見
られるカートリッジ後部に在るコネクタのピンが本来はバネで押し出される形になっているが、こ
こが硬くなっていて一部がトーンアーム側の接点に触って無かった。 そしてこちらのミスでグラ
ンドラインの接続に不足が有った。 

 

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