テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

RFT Oberon (Stern Rochlitz, 1976)

2014-06-28 11:33:21 | Weblog

もう1台は RFT の Oberon? でこちらは長波、中波、短波x2、FMの5バンド。 ラインナップはECC85-ECH81-
EF89-EBF89-EAA91-ECC83-EL84-EM84-EZ80 の9球。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこち
らのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

右のツイーター(スコーカー)?が欠落していた。

6月29日 レストアに取り掛かった。 先ずヒューズが断線していた。 通電してみたが音声出力が無い、ま
た出力管EL84のヒーターの点灯の仕方に違和感があった。 (プレート回路がオープンになっていた為、スク
リーン・グリッドに可也の電流が流れ赤熱していたことからヒーター部分が太く見えた様だった)  

底板を止めていた木ネジの1本が何とも抜けず難航した。 金鋸と目立て用ヤスリの世話になった。

調べを進めた結果判明したのは出力トランスの断線で、ドイツ製のラジオでは珍しい症状だった。 他にバー
アンテナの片方が断線していた。 またここを回転させる機構も壊れていたが本格的に直すのは可也の時
間を要するので実用上問題の無い機能が得られる様改造を加えた(回転角約90°)。

元々の出力トランスの固定がツイストロックに依る簡単なものだったので別の出力トランスを固定するの
に苦心した。 ペーパー・コンデンサも予想通り可也絶縁が低下していたので全て交換した。

若干ハムが気になったが元々の出力トランスには有ったハムを軽減させる巻き線が無いのでこれが精一杯
と想われた。 出来ればツイーターも加え、マジック・アイも交換したいところだがご予算のことも有りここまで
とした。

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RFT, Super 4U69 (1946?)

2014-06-28 11:12:31 | Weblog

先日イノセントさんからお預かりした2台の内の1台で、ドイツ RFT の Type 4U69 (製造年はハッキリしない
が1940年代後半のことは間違い無い)。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

中波+短波の2バンドで、ラインナップは UCH11-UBF11-UCL11-UY11 の4球(ドイツ オクタル)トランスレス

側面には本来バンド切換のツマミが在った様だった。

レストアに取り掛かった。 先ず可成りインダクタンスの大きいコイルの片端が切れてブラブラしていた。

最初電源110V設定で動作を診てみたがどうも+Bが低いので220Vに変えたところ電源のケミコンから
怪しげな音が聴こえ始めたのでチューブラー型の物(22μF/350V、x2)を外付けした。

低周波は一応機能していたが音量は少なく先にペーパー・コンデンサを全て変える方が良さそうだがどうす
るか? IFを調べたところ約470KHz辺りにピークが有り、可成り離調している部分も有った。

バンド切換と局発の周波数を診てみたが一応発振しており周波数変換 UCH11 のg1に入力を加えると低感
度ながら動作したが先のコイルの問題か感度は非常に低い。 ドイツから資料を取り寄せるか悩むところだ。

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イノセントさんを訪ねて

2014-06-23 22:36:35 | Weblog

*つい先日もこのブログに記した様、こちらに問い合わせを頂く場合はメールアドレス等の連絡先を記して
  頂かないとこちらからは連絡のしようが無い。 時々このことを記しているがどうもお読み頂けない様だ。

緑山の後、南池袋にイノセントさんを訪ねた。 先日ネットオークションにドイツで購入されたと云うラジオが
数台出品されているのを拝見し一部動作しない物も在るとのことで折角なら直された方が良いのではと御
節介にもお尋ねした。 今日はその内の2台をお預かりして来たので近々取り組ませて頂こう。  この種の
ラジオの修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い
合わせ下さい。

ラジオ以外にも自転車、車やバイクの部品、トランク、イス、フレーム、鏡、消火器等々面白そうな物が山の
様に有り、大いに話が盛り上がってついつい長居をして仕舞った。

 

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わんぱく スージー

2014-06-23 15:06:30 | Weblog

今日は久しぶりの緑山となったが4歳の少年にも実際に鉱石ラジオを聴いて貰い、少なからず喜んで貰え
たので良かった。 久しぶりに挨拶に伺ったレンタル本部からお預かりしたのが画像のわんぱく スージー
で全く動かないとのお話だった。 この種の物は守備範囲外だが何とかやってみよう!

6月24日 ゴーサインを頂いたので分解に取り掛かった。 何せ初めて取り組む物なので内部の構造等全
く分からず恐る恐るとならざるを得ない。

かつて修理が試みられたのか衣服を固定している接着剤がシッカリしておりこれらを剥がすのに難航した。

何とか内部を診られる状態まで持って行ったが構造は良く分からなかった。

からくりが理解出来た訳では無いがシンバルを連続して叩く動作はする様になり、ヤレヤレと組み上げた
ところ動かなくなって仕舞った。 ガッカリして仕舞ったが気を取り直し再度分解したが前後のボディーを固
定している爪(上の画像の下の方に見えている)の部分は何度も折り返していると折れる可能性が高くな
るのでヒヤヒヤしながら再度組み上げたが幸い折れずに済み、上手く動いて呉れた!

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鉱石ラジオ 試作5

2014-06-23 10:08:01 | Weblog

昨日は時間が無く画像をアップ出来なかったが巻き方を変えた物を長男の嫁に手伝って貰って作り上げた。
サイズの比較用に先日の試作4を横に置いておいた。 サテ4歳の少年はどの様な反応を見せて呉れるか?

今回身の回りには無い物を一点だけ使用するが、それがこのヘッドホンで Telefunken, EH333

*テレビの修理に関する問い合わせを頂いたが何度も申し上げている様、このブログのシステムでは
  メールアドレス等の連絡先を記して頂かなければこちらから連絡のしようが無い。

 

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鉱石ラジオ 試作4

2014-06-22 11:42:14 | Weblog

昨夜試作3を一度分解し、溝を金鋸で作りループの巻き方を変えてみた。 何時も定性的な表現で恐縮だが
Qは倍近くになった様感じられ、これまでヤット聴き取れると云ったレベルだったTBSの放送内容が普通に聴
ける様になった。 ただこれまでに使っていた長さではインダクタンスが不足していたので今日にも少し巻足
してみよう。 それとどうせなら91cm角の試作1も巻き方を今回と同様にしてみよう。

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鉱石ラジオ 試作 3

2014-06-19 15:51:04 | Weblog

先日90cm角の物では好結果を得たが、持ち運びには難航するので今回45cm角の小型の物を作ってみ
た。 結果感度は可成り低下し、90cm角の1/4位しか無い様感じられた。 来週始め鉱石ラジオとはこの
様に聴こえる物と子役の少年に説明する際に使おうと考えたが(実験を行う緑山スタジオ周辺の電界強度
を知らないが)やはり90cm角の物を持参することにしよう。 それと今回の巻き方では無く、1ターンずつ離
し、Qを上げるとどうなるか試してみよう。(先頃ネットオークションに出品されていた De Forest の D-10 の
ループ・アンテナも巻線間の距離が可成り取られていた)。

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VW 用 カーラジオ Sapphire XI (1970.)

2014-06-19 15:42:55 | Weblog

今日お預かりしたのは VW 用のカーラジオ Sapphire XI で1970年のMotorola製と想われる物でした
この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP  http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

 

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SONY, ICF-7800

2014-06-18 14:09:08 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY の ICF-7800 で受信動作に特に問題は無いもののメーターが全く動かない
とのお話だった。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

一応メーターも動く様にはなったが完全では無い。 アクリル製のボディーを上下に分離すればもう少し
良好に動く様になるかも知れないが割れて仕舞う可能性が有りここまでとした。

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Kuba, 831 Cortina (再)

2014-06-17 09:38:46 | Weblog

 以前レストアを担当したドイツ Kuba の 831で、出力はEL84p-pのモノラルだが内蔵のスピーカーはウー
ハー、スコーカー各1、ツイーター3と云うものだった。 ツイーターのクリスタル・スピーカーは全て動作しな
かったが既に半世紀以上を経ており無理も無い。 今回外付けのスピーカーの増設のご依頼を頂き久々
に昨日は下馬を尋ねた。 この種のラジオ、音響機器の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

この機種だけでは無くヨーロッパ製の物にはモノラルのシステムにも関わらずステレオの表示が在る物が
多く、ご依頼主もステレオ動作が可能なのだろうとお考えだった。 モノラル動作しか無理なことをご理解
頂き、ならば無理にスピーカーを外付けする必要は無いかとなったが折角なので内部を診せて頂いたが
何故かウーハーの配線が切られていたので接続したところ可成り音質が改善された。 外付けのスピー
カーをウーハーとスコーカーにパラにしてみたが音量の低下は殆ど診られなかったので音量は少ないが
外付けの物 (4Ω) からも音を出すことにした。 しかし驚くべきはレコード・チェンジャーで既に半世紀を経
ても尚良好に機能していた。 Telefunken 恐るべし!

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Privat-ear のSub-Mt管 2球レフレックス

2014-06-16 16:15:15 | Weblog

3台目は Privat-ear のサブMt管2球レフレックスの初期型。 未だ通電はしてないが近々動作を確かめて
みよう。 この種の電池管ラジオの修理に付きましてはこちらの HP  http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/
からお問い合わせ下さい。

6月17日 動作を診てみたが先ずクリスタル・イヤフォンが死んでいた。 もっと残念だったのは真空管の
フィラメントが2本共断線していた。

このモデルの初期の物には 2E31 が2本使われていたが後期の物には(記憶では)6000番台の物が使
われていた。 今回の物にはオランダ製の 5912 (文字が消えており2本を合わせてやっと5912と読める)
が使われていたが欧州製の真空管を網羅したデータブックにも何故か出てこない。

6月24日 米国に発注しておいた 2E31、2本が届いたので近々組み込んでみよう。

6月25日 真空管を 2E31 に交換した。 本来の回路ではフィラメント回路に3Ωをシリースに入れてフィラ
メント電圧(1.25V/50mA)を調整している様だが今回この抵抗は使わなかった。

電池を繋いでみたが最初非常に感度が悪く、調べたところ負荷側のコイルが端のところで断線していた。
ここを直した結果可成り感度は上がったがカバレッジの上端が1,300KHz程でコイルを動かし調整した。

プリント基板なら簡単なのだが特別な物を何も使わないハンドワイアードなので若干梃子摺った。

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Lloyds, 5K05D (8Tr. Micro Radio, Standards OEM)

2014-06-16 16:08:03 | Weblog

届いた2台目は Lloyds ブランド (Standard のOEM) の5K05D でどうもこの種の物を見掛けるとついつい買
って仕舞う。 電池の電極とスイッチ部分に問題は診られたが他に大きな問題は無かったもののホワイトノ
イズのレベルが高かった。 この種のマイクロ・ラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

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シャープ TR-182 (1959)

2014-06-16 15:56:10 | Weblog

フロリダの知人に頼んでおいたラジオ3台が届き早速動作を確かめてみた。 当初殆ど受信していなかった
が折れていたバーアンテナを直した結果可成り良好に動作し出した。 特に手を加えなくとも問題は無いの
でケミコンは交換してない。 偏平型のトランジスタを使用したモデルとしては最後期の昭和34年の物で今
や可成り稀少なモデルと云える。この種のトランジスタ・ラジオの修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

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Goofy Telephone

2014-06-15 17:04:04 | Weblog

今日お預かりしたのは今回で2度目となるグーフィーの形をした電話機で本来着信時に頭部が動くハズな
のが全く動かなくなって仕舞ったとのお話しだった。 前回同一モデルを手掛けた際は左程難航しなかった
ので今回も大したことは無いだろうと考えていたが実際は予想を遥かに超えて仕舞った。 この種の電話機
の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ
下さい。

結局略全て分解し何とか動作する様にはなったが、組み立てに何とも難航した。

 

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松下の車載用 8トラック・プレーヤ CX-801-

2014-06-13 16:58:12 | Weblog

今日お預かりした2台目は松下の車載用8トラック・プレーヤ CX-801- で全く動作していなかった。 この種
の装置の修理に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

ドライブ用のベルトが溶けて仕舞っており、モーターの駆動軸の所に在るプーリーにも絡み付いていた。 
先ずはそれらを取り除き、適当なゴム・ベルトが見付かったので交換し好結果を得た。

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