テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ジーエム機械 の オルタネーター・スコープ G-8609

2014-09-30 12:11:37 | Weblog

3台目は G&M の オルタネーター・スコープ & IC レギュレーター・チェッカー G-8609 で Y軸が機能して
いない様だった。 この種の装置の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。

以前何方かに依って修理が試みられた跡が診られた。 (多分コック・クロフトを使った高圧回路)

10月3日 お預かりした日と、その2日後にもメールを送ったのだがお返事が頂けず電話をしたところメール
はご覧になって無いとのことだった。 何れにしてもゴーサインを頂いたもで明日から取り組ませて頂こう。

10月4日 本格的に取り組んだが最初一体何が問題なのかが不明だった。 せめて取説が欲しいところだ。

どうもY軸に電源のハム?の様な成分が乗って仕舞っている感じだった。

 

暫く格闘した結果上の画像に見られる焼損した抵抗を正常の物に交換した結果、赤/黒の太いテストリード
に加えた入力信号が表示される様になった。  

どうもここが問題だった様なので先ずは使って頂こう。

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フェアレディー Z (昭和45年) 用カーラジオ

2014-09-30 12:10:08 | Weblog

 2台目はフェアレディー Z 用と伺った日立製のカーラジオ+8 トラック・プレーヤで色々と問題が在るよう
だった。  この種のカー・ラジオの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお
問い合わせ下さい。

片側の音声出力が略死んでいたが、出力に使われている厚膜の IC は先ず入手出来無いと想える。

10月1日 ゴーサインを頂いたので本格的に取り掛かった。 ラジオ部分の動作を一通り確認し 8 トラック
プレーヤー部分に取り掛かったが、全くテープが回らなかった。

溶けて無くなっていたゴム・ベルトを交換し一応動作する様にはなったが回転が遅く実用とはならなかった。

仕方なく駆動系を分解しグリスアップしてみた。 回転はスムーズとなったがテープが動かなくなった。

駆動軸をグリスアップしたが、この駆動軸でテープが送られるので、その部分に油分は在ってはならず
洗浄した結果略良好に機能してくれた。

使われているコネクタの緑のところがスピーカー出力。 赤のところが電源+12V入力。 無印はランプ用。

前面を簡単にクリーニングし、手元に在ったツマミを一応添えてみた(左右で異なっているが)。

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オンキョー (大阪音響) の 2バンド 5球スーパー

2014-09-30 12:03:37 | Weblog

今日お預かりした1台目はオンキョーの2バンド、Mt管5球スーパーでラインナップは 12BE6-12BD6-12A
V6-35C5-25MK15 と云う物だった。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
 https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

10月2日 ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。

使われている全てのペーパー・コンデンサを交換し、ケミコンには別の物を 3個パラに繋いだ。

前面部分のクリーニンギも行いランニングに取り掛かったが可成り雑音が気になった。

もう一度シャーシーを取り出しバリコンのローター、各真空管ソケット、真空管のピン等のクリーニングを
行った結果、実用上問題無いレベルとなった。

 

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TOYO CO.LTD、 RH-4500

2014-09-28 12:43:42 | Weblog

  今日お預かりした 3台目は大阪の TOYO Co. Ltd., が製造した超小型 Tr ラジオ RH-4500 でサイズは約
52x40x19mm、使用する電池は H-D(x2) としか記された無かったが 2.6Vと云うことから水銀電池を使
った物の様だった。この種のラジオの修理に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

以前購入しておいた高インピーダンスのイヤフォンが役に立った。

9月29日 電池の電極を研磨し、寸法の合う電池を探したところドイツ Varta の V 625 U がピッタリだった。 

 

 

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Truetone, DC3718 (1966)

2014-09-28 12:42:40 | Weblog

今日お預かりした2台目は Truetone の DC3718 で一応辛うじて動作したがモーターボーディングが激し
く使われている電解コンデンサがお約束通り容量抜けをしている様だった。 この種のラジオの修理に
付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

9月29日 容量抜けを起こしていたケミコンの手当をしてテスト用に接続した3Vで動作を確認した。

ところがケースに納め、止めネジを止めると動作が停止したので一度外に出してみた。

外に出した状態では良好に動作していたので再度組み込み、本来のサイズの電池で動作させてみたが上手
く機能しない。 どうも使った電池の容量が可成り減っている様で負荷時の電圧が低くなって仕舞っていた。 
多分良好な電池を使えば問題無く動作しそうだった。   

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Pearlcoder, SR501

2014-09-28 12:39:37 | Weblog

今日お預かりした1台目はオリンパスのパールコーダー SR501 でマイクロ・カセット付きのAM/FM
受信機だがカセット部分が全く機能していなかった。この種の機器の修理に関しましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

9月29日 分解するだけで可成りの時間を費やして仕舞ったが矢張りカメラ/光学機器メーカーの作り方
は違っていて想わぬところで難航した。 カセット駆動用のモーターの回転音は聴こえていたがこの先に
進むには可成りの部分を外さなければならず難航することが考えられるのでご依頼主に伺ってみよう。

最初に通電した頃のAM/FMの出力は可也大きくなって来た。

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SONY, ICF-5900

2014-09-27 12:43:51 | Weblog

今日お預かりした2台目は SONY ICF-5900 で久し振りに通電したところ全く動作しなかったとのことだ
った。 この種のラジオの修理に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ か
らお問い合わせ下さい。

長い間放置されていた為か電源周りに幾つか問題が診られたが何れも単純な問題だった。

バンド切り替えスイッチにはお約束の接触不良が診られたがここは残念ながら完全に復旧と云う訳には
行かないがスイッチを戻したり何度か行えば何とか使える。

メーターも指針が固着していたが、ここはこのままとさせて頂いた。 他にホコリとサビが若干気になった。

 

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東芝のカーラジオ AR-18

2014-09-27 12:40:24 | Weblog

今日お預かりした1台目は東芝のカーラジオ AR-18 で全く動作しないとのお話だった。 この種のカーラ
ジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

大きな問題は診られなかったがパイロット・ランプは断線しており、ボリュームにもガリが診られた。 先々
のことを考えると電解コンデンサを交換しておいた方が無難だがご依頼主に伺ってみよう。

9月29日 ゴーサインを頂いたので全ての電解コンデンサの交換を行った。 

 

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RCA Victor, 14PT9011 (白黒テレビ 1959)

2014-09-26 13:03:30 | Weblog

今日お預かりしたのは RCA Victor の白黒テレビ 14T9011 で同期に問題が在るとのお話だった。 この種
のテレビの修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

9月27日 レストアに取り掛かった。 今回の物のシャーシーNo.はKCS-120ARだったが手元の資料で
近かったのがKCS-120E,-Fで1959年の物だったのでこの年の物と想われる。 

イヤハヤ内部は可也酷い状態だったので先ずはクリーニングに取り組んだ。

10月5日 米国のテレビには立体構造の物が少なく無いが、今回の機種もその典型で可成り腰が引けて
いたがレストアを開始した。

こびり付いた汚れを落としながらなので余計に時間を要する。 CRT周りも可成り汚れていた、下は清掃後。

メインの回路(基板)に縦型のペーパー・コンデンサが幾つか使われているのだがこれらの交換が困難。

基板のパターン面は下の画像に見られる様しっかり金属板でシールドされていて半田付けが出来ない。

一つのペーパー・コンデンサの交換にも可成りの時間を費やすこととなったが何とか9個を交換した。

10月6日 昨日一応の結果を得たが垂直振幅が若干不足していたので補正し組み込みに移った。

金属キャビネットは大きなブリキのおもちゃの様な構造で、組み込むのに難航したが好結果を得られた。

 

 

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Quad 33 Preamp + 303 Power amplifier

2014-09-25 13:37:42 | Weblog

今日お預かりした3台目は Quad のプリアンプ 33 と、パワーアンプ 303 で片方の出力が出なくなった
とのお話だった。   この種の機器の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
からお問い合わせ下さい。

実際に音源を繋ぎ動作を確認してみた。 Radio1、Radio2、Tape Replay では動作に問題は診られなかっ
たが Disk 入力では出力が無かった。

Disk Adapter の基板は差し込む方法が4通り有り想像だがイコライザーの特性を選択出来る様になって
いるのでは無いかと想われた。  ここは取説を読む必要が有る。

Radio1入力での出力波形 (上が右、下が左)。

Disk 入力での出力波形。  ここで云う Disk とは他での Phono 入力と想われるが、上の画像から診ら
れる様、ピークでの歪みとレベル(下が左)の差が診られた。  上は Disk Adapter M1 の状態。

Disk Adapter を M2 に変えた出力。 歪みも無くレベルも略揃っていた。

9月26日 今回の機種の入力仕様が不明だったのでご依頼主から取説を送って頂いた。

Disk 入力で M1 設定の入力レベルは 2mV/1KHz (Max.Input 40mV) だったので入力に 10mVp-p
(3.35mVrms) 1KHz を加えてみた。

Quad 33 の出力端では約120mVp-p (Vol.設定5)で左右のレベル差も、歪みも殆ど無く良好だった。


Radio1入力に140mVp-pを加えた場合の出力端(Vol.設定5)は約52mVp-pだった、こちらも問題なし。

Radio 1入力にMDプレーヤからの信号を入力しランニングを始めたところ左出力に音が濁り、出力も小さく
なる問題が診られた。 左右の入力を変えてみたが状態は変わらずパワーアンプ 303 の問題と判明した。

問題の原因は何処に在るのかと本体を開けてみようとし始めたところ問題は無くなって仕舞った。

その後1時間以上ランニングしてみたが左の出力が可笑しくなる問題は診られなかった。

電源に若干ハムが感じられたが平滑用のブロック型ケミコン(上の画像)には容量抜けの形跡が診られた。

9月27日 使われている電解コンデンサを交換しランニングを開始した。

 

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Plessey, PR155 (1967), PR155G

2014-09-25 13:30:18 | Weblog

今日お預かりした2台目は (英) Plessey の PR155 で最近まで問題無く動作していたのだがとのお話だった。
この種の受信機の修理に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い
合わせ下さい。

 

上部のカバーを固定しているビス(右端)が無くなっていた。

PLL を使った回路構成の様だがマイクロ・プロセッサや LSI を使った物では無いので近々取り組もう。

9月26日 昨日は添えて頂いたこの機種の資料を持帰り机上でチェック・ポイントの見当を付けておいた
のでそれに従って動作を確認して行ってみよう。 しかし添付のブロック・ダイアグラムは理解が難しい。

先ずは 1MHz Osc.の出力を診てみた。 確かに 1MHz.の信号成分(下の画像のピーク)も出てはいるが?

次いで確認した 1st Loc.の信号で約2.5μSec.(40MHz) を下端に1秒周期程で常に変化していた。 

この周期で低周波出力にはプツプツと云った出力が出ていた。

ならばと外部から信号を加えたところ31.23MHzでラジオ日経を受信したが実際の受信周波数は不明。

外した1st Loc.基板。3番端子に-16.5~-13.4V程度の鋸歯状波が加わっており、この信号で発振周波数が
変わる様だったが、添えて頂いた回路図綴りには繋がるハズの Turret Comp.3 の回路図が何故か無い。

下はラジオ日経でのSメーターの状態だがMHzセレクタを5~8MHzと変えても、またKHzセレクタをいじっ
ても何の変化も生じない。 各部はユニット毎に分かれており全体の回路が掴めない。 何とも疲れた!

   昨日はブロック・ダイアグラムで回路を追ったが、今日は取り説に記された各ユニットの機能に関する記
述から追ってみた。 先ず今日31.23 MHzを外部から印加しラジオ日経を受信したが、この機種の1st IFが
37.3MHzからすると6.07MHzとなり6.055MHzを受信していたのだろう。 しかし読み進む内に記述にある各
ユニット名とブロック・ダイアグラムで使われているユニット名の間に可也の違いが在った。 またこの機種
で最も重要となるPLLに関するユニットは記述にはアレコレ登場するがブロック・ダイアグラムにはそれらが
全く登場して来ない。 故意にそうしているのだろうか?  今日動作が可笑しいと感じた1st Loc. Osc.は今
流に云えばVCOで、本来の形では無いと感じた鋸歯状波はVCO制御用の信号の一つで本来は位相比較
後の或る直流電圧が加わるハズ。 VCOは二つのバラクタ・ダイオード(バリキャップ)と Saturable Reactor
可(過?)飽和リアクターで構成される共振回路から成るハートレー発振回路で、バリキャップ用とリアクター
用の2種類の制御電圧が使われている。 しかし各ユニットを繋ぐ部分はブロック・ダイアグラムにしか記さ
れておらず全体の結線が不明と云うのは致命傷と云える。

Turret Comp 3 を構成している 3枚の基板。

10月1日 この何日かマニュアルを持帰り各ユニットの機能に付いて読み進めた結果動作がおぼろげなが
ら分かって来た。 今日は知人のMさんにも手伝って貰い最も動作が怪しいと考えていた PLL回路 (Turret
Comp.3) の動作を細かく診てみた。 結果 Phase Detector の出力が無く、回路を徐々に追ったところ何と
電源電圧が加わって無かった。 結果から申せば上の画像に在るRFC (100μH、回路図には記載無し) が
断線していた。

ここを修理した結果、動作がドラスティックに変わり上の画像に見られる様良好に機能した。 しかし疲れた!

10月2日 電源入力の設定が240Vだったので昇圧トランスを使わなくとも良い様100V設定に直した。

10月4日

 

10月15日 Mさんに手伝って貰い回路を追った。 第二IF(10.7MHz)以降は動作していたがどうもRF Amp.が
機能しておらず、回路を調べ様としたところ先ず電源回路の動作が可笑しかったので調べ始めたが今日は
時間切れとなりMさんが持帰り調べてくれることになった。 イヤハヤ可成り難航しそうな気配が漂って来た。

10月18日 Mさんが電源回路を細かくチェックしてくれ抵抗 (R3) 4.7KΩが当初オープンとなっていた為
電圧の制御が不可能になっていたとのことだった。 この抵抗は不安定でその後正常な値となった様だが
交換し、長時間のランニングもして頂いた。

10月21日 Mさんが取り組んでくれた電源回路を元に戻した(この回路単体の回路図は在るのだが、この
回路がどの様に接続されるのか記されたブロック・ダイアグラムは文字が小さく(不鮮明)で読めず難航す
ることになった)が単体では良好に動作したとのお話だったが実機では電圧が21V程と何故か可笑しい。

10月23日 回路が気になり朝早く目が醒めて仕舞ったので何時もより1時間半程早く仕事場に着いた。 

他にも電圧制御用のトランジスタがどこかに在るのでは無いかと云う見方をした結果上の水色のカバーの
中に在るのでは無いかと想われた。

想像は的中し何とか取り出した。

想像通りE-C間はものの見事に短絡していた。 OC35の定格を知らないが同様と想われるゲルマ・タイプ
のトランジスタを探してみよう。

パワートランジスタを虎の子の2SB252Aに交換した。 (多分46-7年前に入手した物だと想う)

電圧を-15Vに調整した。

通電したところラジオ日経(6,055KHz)が飛び込んで来た。 しかしバンドを切り替えたところ動作しなくなり
一度 Stand By モードにした後 ON すると問題無く動作した。 電源電圧をもう少し高くすれば解決するか?

次にMWの1,244KHz 日本放送を聴いてみた。 その後TBS (954KHz) を聴きながらこの文章を記してい
るが既に通電後2時間近くとなる。 RF/IF Gain で動作(感度)が変化しないのが次の課題となった。

電源電圧を-16.1V程度まで上げた結果バンド切替時も略問題無く動作する様になった。 因みに前回お預
かりした際は-16.5Vだった。 次にRF/IF調整が機能しない点に取り組んだ(ハッキリしないが前回はここも
機能していたと想う)がアレッとなったのは下の画像に見られるAGCスイッチが中程で二つに割れていた。
(下の画像は極力本来の形に戻した後) RF/IFのゲイン調整電圧はこのスイッチ経由なのだがどうするか?

10月24日 昨日は最後に7MHzのハムバンドを聴いてSSBの復調具合を診てみたが非常にスムーズだっ
た。 今朝も引き続き7MHzの動作を確認し梱包に移った。 しかし今回のモデルはPR155Gとこの機種の後
期の物と想われる。 この機種のサービスマニュアルはインターネットでも数機種の物が手に入るがサフィ
ックスを合さないと可成り回路が違っているので注意が必要。  ところで先日久し振りに訪れた横浜のジャ
ンク屋さんに同型の物が在り驚いた。  委託販売の物で細かいことは分からないとのことだったが Marine
Receiver MR1402  SAIT と記されたラベルが下の画像に在るラベルの上に貼られていた。 パネルの文字
に消えている部分もあり、ツマミも2個の一部が欠けていたりと余り綺麗とは云えない物だったが、ドライバ
ーを借り内部も見てみたが内部は可成り良好だった。 価格も手頃で正直可成り迷ったが無理は止めた。

 

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超音波洗浄機 (超声波清洗机) UC-85

2014-09-25 13:04:05 | Weblog

  今日お預かりした1台目は中国製の超音波洗浄機 UC-85 で出力が低下して仕舞ったとのお話だったが
取扱説明書も無く、本来の出力仕様は不明とのことだった。サテ如何にして出力の低下を確認するか?
この種の産業用機器の修理に付きましてはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。

中国製と云うことから電源電圧が気になったが100V仕様とのお話だったので日本向けに特別に製造し
た物かと考えていたが、使われている電源トランス、ファン共に220V仕様の物だった。

実際に動作させてみたが電気的な部分に可笑しいと感ずる部分は無かった。 但し出力は確かに少ない。

実際の電圧を確認してみた。 入力は220V、出力25Vと記されており、100V入力では上の画像の様に
半分程の12.2Vしか出ていなかった。

出力を確認する為のメーターと想われるメーターの指示値は約14μA?とフルスケールの1/6程だったが
電源電圧を本来の220Vとすれば(多分)出力は4倍程となるのではないかと想像した。

9月26日 結局客先に220V(200V)で使用する様話し結果問題無く動作するとの回答を得たとのことだった。 
仕様もハッキリしないまま修理に出す神経も普通では無いと想うが、先日これらの修理見積もりを各25万円
つまり両方で50万円と見積もった都内の某ラ社は一体何をどうするつもりだったのか? 因みに見積書には
単に金額が記されているだけで内容に付いては何も記されて無いとのことで、ここも可也いい加減な仕事を
していると云わざるを得ない。 この様なことで仕事になると云うのが俄には信じ難かったが、この50万円に
比べれば今回はその60分の1以下で済んだことになる。 こちらが生真面目過ぎるのか?

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International ブランドの電池管ポータブル・ラジオ(昭和30年頃)

2014-09-24 16:15:14 | Weblog

明日からは可成り忙しくなるので今日は先日フロリダから届いた International ブランド (多分クラウン製)
の電池管ポータブル・ラジオ MPR-100 に取り掛かった。 この種の真空管ラジオの修理に付きましてはこ
ちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

全てオリジナルのままだったが、電池を繋いだところスンナリと動作した、ただ若干コンデンサ(ペーパー・モ
ールド)に絶縁不良が在る様で出力に歪が感じられた。 それとスイッチ兼ボリュームのスイッチが切れ無い
と云う問題が診られたが今回はオリジナルのままとしておこう。

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松下 VP-544A オシロスコープ

2014-09-23 16:20:15 | Weblog

今日は時間が出来たので先日スイープが停止して仕舞った松下のオシロ VP-544A に取り掛かった。

これまでにも何度か高圧の問題を直して来たがスイープが停止して仕舞うと云う問題は初めてのこととなっ
た。先ずはスイープ(発振)を担当しているニュービスタ 8393 が怪しかったので交換してみた。予想は当
たりスイープが機能し出したが、8393 を交換したCH 2が機能しなくなりニュービスタを交換したいが、数
ヶ月前に買ってあるハズの2本が見付からず、使って無い Tektronix 454 から外した。

Tektronix 454 から外した2本の内の片方の動作が可笑しかったが、VP-544A から外した 8393 も共に
日立製で(偶々かも知れないが) RCA の物に比べるとライフが短いのかも知れない。

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SONY, Jackal 300 + FX-310

2014-09-23 10:20:03 | Weblog

SONY の Jackal に関するお問い合わせを頂いたので久し振りに引っ張り出した。以前簡単なレストアを
行ったのが何時だったか記憶していないが、多分15年以上前では無いかと想う。   この機種の米国向け
FX-310、2台を含め7台の動作チェックを行ったがどれも帯に短し襷に長しと云ったものばかりで一応全
て動作すると云う物は1台のみだったが画像から見られる様 TONE の VR が欠落していた。 

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