テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

AMI のジュークボックス用アンプ (再)

2017-10-31 16:11:58 | Weblog

先日手掛けた AMI の R -2020 Control Amp.と R-2017 Basuc Amp.だが可笑しな動作をすると
のことで再度お預かりした。 この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

問題の一つは R-2017の初段の真空管12AU7の管壁に触れるとハムが出ると云う症状で真空管
を換えてみたが変化は無かった。 回路を細かく調べ始めて上の画像の上部に見られる抵抗の
半田付けが不完全で触っただけで外れて仕舞ったが8番ピンに付けられていた様だった。 更に
調べを進めたところ1番ピンに繋がっている同じ抵抗値(100KΩ)の抵抗がオープンとなっていた。
想像だが以前修理をした方が何か勘違いをして仕舞ったのではないだろうか?

サテ他にもスタンバイ時サーと云うノイズが出る、或いはチャンネル1の入力を抜くと音量が
増加すると云う俄かには信じ難い問題も有るとのお話だった。

ネットワークの 3μF/50V も心配されていたが問題は診られなかった。

11月1日 回路図を持ち帰り通勤の電車でも眺めていたがどう考えても入力の片方を外すと音量
が変わると云うのが解せない。 昨日見付った問題を修復した結果を2種のスピーカーで確認して
みたが伺った全ての問題は診られなかった。 可也低域が強調された出力だった。

11月2日 ご依頼主からハムも無くなり良い音で鳴っているとの報告を受けた。 ところ
でスピーカー(ウーハー)は一つしか無いがこれで如何にしてステレオ動作させているの
か分からないとの質問を頂いたが、サテ単にウーハーが一つ不足しているのでは無いかと
想ったが、本体にはステレオモデルとの記載が有るそうで何とも解せない。 ツイーター
は二つ在るとのことだった。、

 

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ソニー・世界市場制覇の真実 小説「井深大と盛田昭夫」 大下英治著

2017-10-30 21:33:38 | Weblog

 

昨日は久し振りにソニーに付いて記された本を図書館で借りた。 同社に付いての書き物を読む
のは多分20年振り位になるのでは無いかと思う。 自分が主催している二つの集まりにソニーに
勤めていたと云うメンバーは合計で4人居るが皆其々に素晴らしい技術や知識を持っていて時に
相談に乗って貰っている。  自分でもかつて同社中央研究所にコンピュータ・グラフィックス用の
機器を納めていたし、また逆に同社の業務用 VTRやモニターをこちらで構築したコンピュータ・グ
ラフィックス システム用に使わせて貰ってもいた。 
サテ、昨夜から読み始めた今回の本を今日の昼に部品屋さんに向かうバスの中で読みながら久
し振りの名前を目にした。 ソニー木原研究所の木原信敏さんで、一時メンバーだったH君が東工
大を卒業後このソニー木原研究所に勤めることになった。 多分自分の事務所も五反田に在った
頃なので20数年前となるが何のきっかけだったか失念しているがソニーの初期のトランジスタラ
ジオの生産数を調べたくてH君に相談したのでは無いかと想うが、木原さんを紹介して貰い、持っ
ていらした極秘の資料を見せて頂けることになり同研究所を訪ねた。  渡されたB5判程の左程
厚くない資料のタイトルは忘れたがソニーの初期のトランジスタラジオに関する開発の経緯や生
産数量が年毎に記されており目を輝かせた。 好きなだけ読んでいいがコピーは厳禁とのことで
ひたすら頭に叩き込み、最後に木原さんの部屋を訪ねお礼を述べ失礼しようとした時に窓際に置
かれていた同社 TR-72 の三越百貨店向け特別バージョン TR-72M が目にとまった。 TR-72
はキャビネットが木製(日本楽器製)で日本国内だけで無く米国や、特にカナダの代理店Gendis
を通じて多くが販売され現在でも可成りの数が残っている様見受けられるが、革製キャビネットの
TR-72M の生産数は極端に少ない様でこれまで他では目にしたことが無い。 サテ自分でも木原
さんが磁気録音の大家であることは知っていたがそれ以上のことは存じ上げなかったので今晩も
続きを読ませて頂こう。

10月31日 昨夜はベッドで60ページ程を読んだがそこには木原さんを中心として昭和24年頃か
らのワイヤーレコーダー、次いでテープレコーダーの開発にまつわる苦労話が事細かに綴られて
いた。  そこに最初のG型テープコーダーのことが記されていたことから25年位前だろうかクラブ
メンバーの一人から昭和20年代の物と想われる東京通信工業製のテープレコーダの修理を頼ま
れ米国に真空管 (6C6、3本) を発注したことを思い出した。 可也の重量が有る真っ黒なホコリ
まみれの筐体だったことは覚えているがG型の45Kgまでは無かったと想うので後年のM 型かP
型だったかも知れない。 その時の画像は撮って無いが確か機構系に可也問題が有ったので修
理は断念したと想う。  何か同社の古いテープレコーダ(テープコーダー)の画像が無いものかと
自分のブログで検索した結果6年程前にTBSの日曜ドラマ 【南極大陸】で も使った日本放送協会
の名称では PT-21T 型 簡易編集機(昭和32年11月製)の画像が見付ったので一番上に加え
ておいた。 また4ヶ月程前に同じ放送局から修理を頼まれたテープコーダー362 (学校向けと想
われるAMチューナー付きモデル)の画像も添えた。

 

 11月1日 昨夜読んだ部分はトランジスタとトランジスタラジオの開発に関するものだったが一部
自分の記憶と異なる記述と、訂正した方が良いと想われる部分が有った。 文中では大賀さんが
ベルリンにオペラ留学していた際に TR-55 を可也の数量売ったとなっていたが記憶では TR-55
では無く TR-5 と何かで読んだ。 心当たりはあるので近々確かめてみるが、上の画像に見られる
TR-5 は昭和31年4月に発売された物で TR-55 の7ヵ月後となる。 因みに SONY, TR-5 で検
索すると自分が数年前にこの機種を修理した際のブログや、こちらから大阪の博物館に嫁いだ物
の記事がヒットするのでご興味のある方はトライしてみて下さい。 思い出したのは最初この TR-5
を放送博物館で目にした時はテッキリ TR-55 を誤って TR-5 として仕舞ったのでは無いかと想像
したが、確かその時のキャビネットの色は小豆色だったと想う。  サテ、訂正した方が良いと思うの
は TR-6 が Popular  Science の表紙を飾ったと有ったが厳密に云うと表紙を飾ったのは東京通信
工業製の TR-6 では無く、Hoffuman にキャビネット+ツマミ等機構部品を販売し、それをラジオとし
て完成させた物が使われていた。 この掲載誌は何処かに仕舞い込んであるハズだが直ぐには見
付らず、別の号が見付った。 (この表紙を飾っている Philco の世界初のトランジスタテレビ Safari
は後にソニーで開発される国産初のトランジスタテレビ 8-301 に大きな影響を与えることになる)
(下の画像は Marty & Bunis 著 Transistor Radios 2'nd edition から拝借させて頂きました)

記憶では Popular Science の表紙を飾ったのは太陽電池付きのモデルでは無く、色も赤い物だっ
た様想うが可也年月が経っており間違っているかも知れません。

Philco, Safari では凹面レンズを使い2インチの画面を拡大投影した虚像を見ることになるので、見
る事が出来る範囲(角度)が狭く、実際は上の画像の様にハッキリとは中々見えない。

 

 

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SONY, 7-76U (1968)

2017-10-29 10:59:07 | Weblog

今日お預かりしたのは SONY, 7-76U で縦方向に1本線が現れるだけとのお話だった。 この種の
テレビの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合
わせ下さい。

伺った通りの症状を確認した。 テレビの修理を初めて42年となるがこの様な症状を見た事が有っ
たか記憶に無い。

初めてのモデルなので内部の画像を撮っておいた。

一応手持ちの部品で修復出来ることを確認したので昼に部品屋さんでキチントした物を買って来た。

実際の映像、音声信号で動作を確かめたかったので急遽RFコンバーターを作った。 

アスペクト比に問題が診られ、垂直振幅が大き過ぎる。 またボリュームにガリが診られた。

10月31日 ゴーサインを頂いたので追加のアスペクト比等の調整+修理に取り掛かった。

好結果を得たので組み立て最終チェックを行った。 3ミリのビスを締めようとして違和感を感じたの
で細かく診たところ何と3ミリは3ミリだが一部には旧JISのピッチ0.6mmの物が使われていたり、新
JIS(今はこう呼ばずISOとなるが)つまりピッチ0.5mmの物が使われていた。 

チャンネル・セレクターに接触不良が診られたが昔の様にこれで選局はしないので特に問題にはな
らないだろうと判断し今回はこの部分をパスした。 

 

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Blaupunkt の カーラジオ

2017-10-28 15:21:04 | Weblog

 今日お預かりしたのは形名が不明な Blaupunkt の4バンドモデルで以前こちらで手掛けた
物の可能性も有るがFMが機能せず、資料無しでは修理が困難そうだった。 この種のカー
ラジオの修理、改造に付きましてはこちらの HP http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

FMは局発が機能していなかった。 AMとFMのフロントエンドは一つのユニットとなっており可
成りの部分を外さねばならず資料無しでは多くのリスクを伴う。

内部の状態からはドイツでも修理が試みられた様だった。 ご依頼主に状況を連絡したとこ
ろ単にパイロット・ランプが点灯しないと云う問題だけとのことだった。 そう云えば昨日昼食
に仕事場から3Km程の所に出掛けたが帰路バスは1時間に1本しか無く、別の路線は降り
た後5-6分歩くことになるがその時に電話を頂きその様に聞いたことを思い出した。

確かにパイロット・ランプは点灯していなかった。

途中の画像を撮り忘れたが実は構造が初めてのものだったので可成り梃子摺った。

点灯する様になり3時間程連続運転を行った。

 

11月1日 昨日、受け取ったが矢張り点灯しないとの連絡を頂き再度お送り頂いた。 朝受け取り早
速通電してみたが問題無く点灯した。 念の為接点を細かく診てみたが一部に汚れ?が診られたの
で削り落とし、ランプ側も半田面を磨いておいた。 

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トヨタスポーツ 800 (1965年) 用カーラジオ、神戸工業 ST-90

2017-10-26 12:14:28 | Weblog

今日お預かりしたのは トヨタスポーツ 800 に使われている神戸工業の ST-90 で音量が少な
く押しボタンが機能しないとのお話だった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましては
こちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

伺った症状を確認したが押しボタンの問題は機構(クラッチのゴムの問題?)の問題で残念ながら
こちらで上手く直せるか自信が無い。

この時期電解コンデンサの極性には注意が必要で今回使われているELNAの物にはマイナス側
に極性識別用のバーが付されているが、富士通の物にはプラス側に付されている。

ゴーサインを頂いたので電解コンデンサの交換に取り掛かり何とか終えたが、テストをしたところ
モーターボーディングの様な発振が診られた。 何の資料も無く、誤配線や極性に間違いが有る
と大変なので慎重に交換したのだが好結果は得られなかった。 ガッカリ!

 

10月27日 配線に間違いが有ったとは想え無かったが昨日は夕方暗くなってからだったので今日
は明るい窓際で回路を細かく診てみた。 画像からは分かり難いが製造時のままでは無く、かつて
回路がいじられた形跡がアチコチに診られた。  結果分かったのは下の画像の黄色いリードが隣
のパターンに接触していた。 これを修復した結果良好に動作し出し胸を撫で下ろした。

クラッチを構成しているゴム板が溶けて仕舞っており、離れないことが押しボタン機構の問題の原因。

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Becker, Europa 466

2017-10-25 15:06:18 | Weblog

今日お預かりしたのは以前こちらでFMのカバレッジを日本バンドに改造した物で先頃動作
しなくなって仕舞ったとのことでお送り頂いた、この種のカーラジオの修理、改造に付きまし
てはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

今回の機種には Europa TR のプレートが付されていたが回路は後年の物で Europa TR では
無いのだが? 通電したところFMはスンナリ動いたがAMが機能しなかった。 側面のラベルに
は Europa 466 と記されていた。

10月26日 昨日見付かった接触に問題が有りそうな点を修復したので今日も朝から連続運
転を続けた結果またもや問題が発生し、再度細かく回路を診てみた。 結果ここでは無いか
と想われる点が見付かったので補修したがその後問題は発生していない。 念の為もう1日
連続運転を続けてみよう。


 

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EMUD, T7 (1957)

2017-10-24 12:05:19 | Weblog

今日お預かりした2台目は20年近く前に真空管式のテレビを2台お求め頂き、またその後トースタ
ーの修理も奥様からご依頼頂いた方からの物で、全く動作しないとのお話だった。 この種のラジ
オの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

先ずは電源のコネクタが壊れており単純な問題かと想ったがことはそう簡単では無かった。

通電したところヒーターは点灯したが音声出力が無い。 一次側の電流も多かった。

上の画像からは殆ど見えないがトランスから煙が出始めた。(赤いリード線の所が見易い)

両波整流の片方の巻き線がレアショートしている様だった。

手元に在ったトランスを組み込み動作させてみたが今度は電源のブロック型ケミコンの辺り
から煙が立ち上った。

先ず整流直後の電解コンデンサを換えてみた。

AM、FM共に良好に機能したがスイッチ(ピアノ・スイッチ)が上手く機能しておらず、何か
を挟んでおかないとならなかった。 この方法で良いかご依頼主に伺ってみよう。

 

10月25日 連続運転を続けた結果ブロック型のケミコンがほんのり暖かくなったので残りの部分
も交換した。

10月26日 朝一で部品屋さんを訪ね二回り程大きなトランスを購入した。 上手く収まるか若干不
安は有ったがギリギリ納めることが出来た。 前回仮に使ったトランスは2次側の巻き線が一つだ
ったのでブリッジを使ったが今回の物は両波整流用で元々の整流管が使えると試みてみたが出
力電圧が出ない。 どうもエミションが殆ど無くなっている様だった。 想像ではブロック型のケミコン
に絶縁不良が発生し、過電流に依って電源トランスの高圧巻き線が発熱し、レアショートを起こして
仕舞い、次いで整流管も劣化して仕舞ったと想われた。 (画像をアップし忘れた)

 

 

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悲喜こもごも イヤハヤ疲れる!

2017-10-23 20:21:37 | Weblog

今日も嬉しいことと残念なことが有りドット疲れて仕舞った。 一月以上前のことになるが
8月に他界した友人の遺品をネットオークションに出品した。 それはヴァイオリンの様な
形をした楽器で響胴の代わりにホーンスピーカーの様な物が二つ付いた物だったが自分
が持っていても何にもならず、この種の物を大事にしてくれる方の所に嫁いで欲しかった。
自分では価値が分からず開始価格を¥3,900.にして出品したが、結果可成り入札が有
り3万円近くで落札された。  落札者から中々連絡が無く心配したが数日後に連絡が有り
大阪に嫁いで行った。 受け取りの連絡にも時間が掛かったが寄せられたメッセージは後
ろ向きの話ばかりで、記されていた説明と実際が大きく異なっており値段を吊り上げる為
に良いことしか記されていないとのことだった。 一言で云うと非常に些細な点を持ち出し
クレームを付けまくると云う方で、そうすることに喜びを感じている方なのかも知れない。 
その落札者から忘れたころに『悪い』との評価が今日為された。 実に腹立たしい!

もうひと方は中国の商社の方で、この方が落札した物には 法人の方、業者の方、転売目
的の方の入札は固くお断りします。 もし落札されても落札者都合で落札を取り消す と謳
って有るのだが、多分この落札者からと想われる留守電が2度入っていた。  こうなると
ネットオークションには嫌気がさし始めたが他に変わる方法を知らず悩ましいところだ。

それでも今日は嬉しいことも有った。 実は先週修理の為にお預かりしていたオーディオ機
器の上にエアキャップを被せ、玄関近くに置いていたが、先週末預かった真空管アンプをそ
っと置き、狭い間を抜け一度奥に回り、持ち上げた時にアンプの角をキャビネットに擦って
仕舞、慌ててエアキャップを外したところ20cm程の擦りキズが出ていた。 お預かりした物
にこちらがキズを付けて仕舞いお詫びのしようが無いと数日悩んでいたが今日引き取りに
いらした時にありのままをお話し、深くお詫びしたが何と 気にしなくてもいいですよ との俄
かには信じ難いお言葉を頂戴した。 費用は到底頂けないと辞退させて頂いたがそうは行
かないと中々引っ込めては頂けなかったがここはどうしても頂く訳には行かない。

10月24日 昨日留守電が2度入っていた人から午前中に電話が有り中国の方では無く先
のバイオリン形の楽器の落札者だった。 曰く自分は金を払っているのに何故あんたから
悪いと云う評価が為されるのかふざけるなとの凄い剣幕だった。 午前中に評価を訂正し
ろとのことで渋々応じることにした。 中国の方ごめんなさい!

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マツダ ポーター用カーラジオ、サンヨー F-5105

2017-10-23 15:32:19 | Weblog

1台目はマツダのポーターに使われているカーラジオ、サンヨー F-5105 でこれまでにも何
度か取り組んだモデルだった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらの
ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話では音声出力が無く、ランプも切れているとのことだった。

参考用にもう1台添えて頂いたが、サテ何かの参考になるか?

早速通電してみたが確かにランプは切れていたもののスンナリ動作した。 RFとIFを調整
した結果感度も上がった。

ランプを交換したが、先々のことを考えると電解コンデンサも交換しておいた方が無難。

10月25日 ゴーサインを頂いたので電解コンデンサの交換に取り掛かった。 内部が狭く交換
は簡単では無かったが何とか全ての交換を終え最終試験を行った。

 

 

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SONY, CRF-320

2017-10-22 16:51:15 | Weblog

一昨日だったか CRF-320 のダイアルが狭い範囲しか回らないが修理可能かと云う問い合わ
が有り構造がどうなっているのか自分の物で診てみた。 この種の受信機の修理に付きまし
てはこちらの ホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

以前からSメーターが動かず、FMのダイアルがバンドの外に行って仕舞ったきり戻らないと云
う問題を抱えていたので先ずそれらの修理に取り掛かった。

メーターの固定は単に側面を爪で引っ掛けているだけなので外すにもどれ位の力を掛けて良い
かが分からず神経を使った。

ズットこの位置で止まったままでピボットが固着して仕舞ったのかと想像した。

上の時点ではひげゼンマイの状態は可笑しく無かったのだがフト気付くと、固定されていたと
ころから外れブラブラしていた。

ひげゼンマイは非常にクリチカルで普段触らない様にしているがそうも言っておれず駄目元で
半田付けを試みた結果上手く固定出来た。 但し一回転少ない可能性が有る。

左方向に戻すテンションは少し減った可能性が有るが実用上は略問題無さそうだった。

次いでデジタル表示とダイアルの表示位置のズレに取り組んだが好結果は得られずこの機種
のマニュアルを一部ダウンロードしたところで時間切れとなり帰路通勤電車内で目を通した。

10月24日 アレコレ診ている内にカウンターの周波数表示とダイアルのそれが若干異なっている
ことに気付いた。 6,055KHz受信時のダイアル表示は6,090KHzと35KHzの差がある。

しかもこのズレの量が周波数に依って異なっていた。 先ずVCOの動作を診てみたが周波数を変
えても末尾の055KHzは変わらず一定なのでここには問題は無さそうだった。

単にVFOの機械的直線性の問題と想われ調整はグレーのカバーが被せられたCT901で補正する
しか無いが、これで直線性が改善される訳では無いが。

ところでこのVFO部分の調整法に付いてはサービス・マニュアルには記されておらず、単に問題が
有ったらこのユニットを交換せよとしか記されて無い。 マア業務用とは異なりコンシューマー用の
受信機に細かいことを要求しても無理なのだろう。 念の為この辺りに明るい友人に聞いてみよう。

友人がこれまでこの機種を何台か手掛けた経験では5-10KHz程度の誤差は診られたとのこと
だった。 ただ流石に35KHzは誤差が多き過ぎるとのことだった。 近々調整してみよう。

12月27日 二月振りに周波数の合わせこみを行った。 上は本来3.455MHzでなければならない
つまり25.2KHz低い。

これも本来は2.455MHzでなければならないので64.2KHzも低い。 上下を何度か調整しズレ
は4~5KHzに収まった。

12月29日 シャーシを組み込動作を再確認したがSメーターの振れが少ないと感じた。 またメイン
のノブが途中で引っ掛ることが有った。  それとこの機種ではMWにもRF Amp.が使われているがそ
れにしては感度が悪い様感じた。 

 

上の7.059MHz受信時の調整方に若干疑問を感じたので別の方法を採り調整し直した。

時計用電池のマイナス側の電極の腐食が酷かったので交換した。 メインの電池用電極にも腐食
が診られたが、こちらは電極を磨くだけに留めた。

12月31日 954KHz (JOKR) を窓の外に垂らした6m程のアンテナで受信したところ。 若干トラッキ
ング・エラーも有る様だった。

 

1月2日 今回の機種をネットオークションに出品してから幾つかの問題が見付かったので一度出品
を取り消し細部の調整、修理に取り掛かった。 幸いMWのOSC, RF は後部から調整可能だった。

上はこちらで最も電界強度の高い JOLF (1,242KHz)。下は JOKR (954KHz) 共に調整前。

下はトラッキング調整後の JOKR で可也感度は上昇した。 しかしこの機種のMWの周波数表
示には少し無理が有るのでは無いかと感じた。 (周波数がピッタリとは合わない)

MWのトラッキング調整は好結果が得られヤレヤレと一息付いたが、メインのダイアルが引っ掛る
問題がこれまでよりズット大きくなった。

仕方無くメイン・ダイアルの機構部分の分解に取り掛かった。 上、下の画像に見られる様メインの
プラスチックギアにクラックが入っており最早修復不能かと想われた。

一度殆どのギアを外し硬くなっていたグリスや余分な油を取り除いた。

こちらもプラスチックギアの一部が欠損していた。 駄目元で組み上げ動作させてみたが何とか使え
るレベルとなり、実際に幾つかのバンドで使ってみたが殆ど問題にはならなかった。

1月5日 ネットオークションに出品している今回のモデルが今晩落札される予定なのでそれに先駆
け動作確認をしてみた。 結果これまでと違う感じでメイン・ダイアルに引っ掛る問題が診られた。

上のダブルギアの部分に使われているスプリングが作業中に飛んで仕舞いここまでかと想ったが
幸い丁度良い物が見付かった。 

しかしこの部分を何度分解したことか、幸か不幸かスッカリ慣れて仕舞った!

組み立て幾つかのバンドで動作を確認した。 上は北京放送、下はWWV?受信時。

 

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QUAD, FM 1

2017-10-21 16:03:18 | Weblog

 

今日の午前中に届くと考えていた QUAD, FM 1 が午後4時を過ぎても届かずネットで追跡して
みた。 こちらの集配局に届いたのが午後1時を過ぎていたので明日の午前中の配達に回され
たと想われるがこれから配達指定の変更をしても夜間の配達となり仕事場には居なくなるので
無理をせず明日の配達を待つことにした。 しかし富山から午前中に出荷された物が翌日午前
中には無理なのだろうか? 明日は別のことで可也時間が取られるので取り掛かれるか不明。

10月22日 朝早く届いた。 

今日は友人と歪率計の動作確認を予定していたのだが雨が激しく搬入時濡らして仕舞う事になる
ので日を改めることにした。 と云う訳で早速通電してみたが全く動作しなかった。 当初局発が停
止したのかと想像したが局発は機能していた。 次いで全ての真空管をチェックしてみたが 6AL5
の片方のエミッションがMin. Value を下回っていた以外に問題は診られなかった。

次いで各真空管の電極の電圧を確認したがこれにも問題は診られなかった。 最後に信号発生器か
ら10.7MHzの信号を後段から徐々に前段に加えながら動作を診てみたが IF が大きくズレていた。

ご依頼主からIFを調整したとの話は聞いていたが、それに至る経緯に付いては不明だが、全ての
IFT を調整し直した結果良好に機能し始めた。

 

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B&O, Beosound Century

2017-10-21 12:40:32 | Weblog

 今日お預かりしたのは久し振りの B&O で 中でも Beosound Century は数台手掛けどれも
好結果を得たと記憶している。 この種の機器の修理に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話では CD のみに問題が在るとのことだったが一応全てを診てみたところカセットもテーク
アップ側が動作していなかった。

CDヘッドは CDM 12 MECH と初めて見る物だった。 サテ入手は叶うか?

何度かやっておりここまではスンナリことが運ぶが、この後は何度やっても難航する!

11月2日 CDヘッドは3日前に届いたのだが(大袈裟に云うと)精神の統一を図り今日取り組んだ。

今回ピッタリのCDヘッドは見付らなかったのでくたびれ儲けに終わる可能性が高い。

何度やってもヘッド部分の組み立ては難航し神経が磨り減る。 何とか組み立て早速通電した。

上手く動き始め胸を撫で下ろした。 既に30分程連続運転を行っているが良好に機能している。

 

 

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AMI のジュークボックス用アンプ

2017-10-20 10:14:49 | Weblog

ドイツ製のオーディオ機器のレストアを数度やらせて頂いたお店が今月碑文谷にも新たに出店し
た。 探して欲しいドイツ製オーディオ機器が有るので昨日は夕方早めにたたみ目黒に向かった。 
碑文谷まで行くならとお借りしていたジュークボックスのサービスマニュアルをお返しに行き、代
わりに AMI の真空管アンプをお預かりした。 この種の装置の修理、改造に付きましてはこちら
のホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話ではノイズが発生するとのことだったが、確認時それは診られなかったが歪が多かった。

Basic Amplifier R-2017 の片方のチャンネルのコンデンサは交換されていたが、もう片方はオリ
ジナルのままだった。

Control Amplifier は R-2020 で歪の発生源はこちらでは無いと思えたが念の為コンデンサを
交換した。

帰路若干遠回りをして客先を訪ねた。 ジュークボックスに組み込み動作を確認したが片方のチャ
ンネルからの出力が無い。 そんな馬鹿なと今日行った部品交換の全ての半田付けを回路図と照
合したが間違いも問題も見当たらなかった。 出力アンプ単体では動作しており何とも解せない。 
そうこうする内ご担当からコネクタのところで1本が外れており、折り返されているとのことだった。 
回路図で調べたところ片方の入力端子だった。 そこを繋いだ結果良好に動作し出したのでこれま
で片方のチャンネルしか使って無かったと云うことになる。  イヤハヤどうなることかと思ったが原
因がハッキリして良かった。 

 

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海外からの問い合わせ

2017-10-18 14:47:26 | Weblog

これまでにもこちらのブログをご覧になった海外の方々からの問い合わせは時々有ったが昨日
米国の方からナカミチのFMチューナーを米国仕様に改造したいがどこをどの様にすれば良いの
か教えて欲しいとそのチューナーのサービスマニュアルを添え質問されたがご本人は余り高周
波には慣れてない様だったので簡単な方法を知らせたが、矢張り自分には難しい様なのでフロ
ント・エンドユニットを交換すると云う返事を貰った。 ここで気になったのがこの米国の方が如何
にしてこちらのメールアドレスを知ったかだが、添えて有ったフォーラムの書き込みを手繰って行
ってその謎が解けた。 何とパリ在住の知人が私が欧米のFMチューナーを日本仕様に多く改造
しているので彼に聞けば逆の改造も可能と想うので聞いてみると良いと記されていた。 英語で
問題は無いのでとも添えられていたが偶になら時間は割けるがこれが多くなるとそうは行かなく
なる。 

スイス Thorens の携帯用小型蓄音機 Excelda の動作が気になっていたので少し手を加えてみた。

トーンアームのネック部分が上下方向に自由に動くのは良いのだが余りに自由に動く状態では
トーンアームの重量が全てサウンドボックス、即ち針に加わることになり針圧が重過ぎる様想わ
れたので少し動きを止めるべく紙テープを挟んだ。 結果若干針圧が下がった様で良好に演奏
が始まった。

 

 

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クラリオン RP-320D AM/FMカーラジオ

2017-10-15 12:47:43 | Weblog

昨日は都内でラジオ関連の集まりが有る為昼前に仕事場を後にしたが昼近くに届いた為開
梱は今日となった。 この種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

お話ではAM/FM共に機能しないとのことだった。  ところが通電したところスンナリ動作した。

と不思議に想っていた直後、電流がガンと流れ全く動作しなくなった!

終段のトランジスタが怪しかったので調べたところE-C間が見事にショートしていた。

交換したいところだが構造が複雑でトランジスタの片方は裏側に在る選局機構も外さなけれ
ばならず大事となる。

他の手としてはICアンプを組み込めば良いのだが空きスペースが殆ど無く出力1.5W程度の物
なら組み込めるが3.5Wの物となるとギリギリなので迷っていたが思い切って詰め込んでみた。
東芝のTA7200P はこれまでにも何度か使ってきたので問題は無いと考えていたが何故か電流
が無信号時で1A近く流れみるみる温度が上昇し触れない程となった。 ICに何か問題が在るの
かと別のICに換えてみたが変化は無く可成りの高周波で発振している様だった。(近くのラジオ
にノイズが混入した) 一度諦め掛けたがこのICのデータに再度目を通した結果3番ピンが使わ
れて無いことが分かった。 ここはVccとの間に820pFを入れることになっているのだが以前組み
立てた際に820pFが無くそのままとなっていたことを忘れていた。 820pFを加えた結果発振は収
まり、無信号時の電流も殆ど0となって良好に機能し始め、iPod用入力アダプタの増設に取り掛
かり何とか今日中に終わらせることが出来た! 上の画像ではICは仮止めだがネジ止めした。

 

 

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