Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

バレエ団のピアニスト

2008-07-09 18:45:24 | 日記
感性溢れる絵を描くフジコ・へミングは画家でロシア系スウェーデン人の父のDNAを受け継いでいる。音楽的感性は母親から…父親からは絵の才能を…。幸、薄かったと書いているが、こんな幸せな事はないと思う。絵には人生を描き込んでいると言う。細い一本の線にも悲しさ、寂しさが滲み胸を打ちます。(彼女の半生記を読んだからかも知れませんが…)しかし全体的には持ち前の天真爛漫さは失っていない。優しさが溢れ暖かさが伝わって来る絵です。何回見ても飽きない。深く心に沁みる良い絵を描くと思う。ピアノと言い、絵と言い彼女を見直した。今更…なんて言わないで下さい。

フジ子・へミング

2008-07-09 12:19:18 | 日記
あまり興味のなかったフジ子・へミングのCDを聴く機会を持った。憂愁のノクターンや奇跡のカンパネラのソロが良かった。鍵盤から流れるように出る音は綺麗でキラキラ輝く星の様であったり、小川のせせらぎであったり、優しい気持ちになります。好きになりました。「間違っても良いのよ、自分の気持ちで弾けばね」とテレビで話していました。ショパンやリストを弾いていて、間違ってはねえ…。「100人のリストやショパンがいてもいいじゃない?」と言う。彼女なら納得です。解るような気がします。あまり幸せな半生ではなかったようですが、とても良い絵も描きます。画集”青いバラの夢”の絵は素敵です。上手と言うより彼女の感性が溢れていて、心を惹きつけます。