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”ロミオとジュリエット”や森鴎外の”舞姫”などを比較して東西のLove,恋愛を学問的に考えると?と言う講座をN大で聴いる。T先生はフランス語が専門で若い先生ですから、学生が喜ぶような話をしながら、ぐいぐいひっぱていく授業は飽きさせない。150名もの学生が聴いています。T先生が敬愛している小谷野敦の「男の恋の文学史」を勧められて(教材としてプリントもくださる)読んでみたが、あらゆる文学に精通していなければ理解できなくて難しい。彼の私小説「悲望」が面白かった。”孤立”していると言う理由で彼女が好きになりカナダの留学先まで追っていく。拒否されればされるほど燃える性格、片思いは一神教と言っている。「男であることの困難」「もてない男」「帰ってきたもてない男」などの著書があるがどれ程もてなかったのか、コンプレックスを持っていたのか、そこを追求してみたくなった。