Mrs.Uponwaterのブログ

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カズオ・イシグロ入門 日吉信貴著(立東舎)

2018-02-18 22:04:26 | 日記
ノーベル賞受賞後にわかに日本人、日本人とわが国で取り上げられた。彼の英国ブッカー賞の”日の名残り”は随分前に読んだ。英国の貴族に粛々と仕える執事の伝統的な生活は格式があり、ひたすら主人への献身を旨とするプライドは凄い。その後カズオ・イシグロは日本を模した小説を書いたらしいが幼児期の日本の記憶しかない彼が日本をベースにした時、多くの模写があると著者は洗い出している。オリエンタルの香りに弱いヨーロッパ人も多いからイシグロは日本を使いたかったか…。私は彼の他の本は読んでいない。ノーベル賞を受賞したのも解らなくなった。(H・Mが受賞するより良かったが)カズオ・イシグロは英国に徹底的に拘って書いた方がいいと思う。

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1 コメント

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カズオイシグロ入門 日吉信貴著(立東舎) (B.e.b.b.)
2018-03-03 04:23:34
彼の本は3冊読みました。彼が脚本を書いた(上海の伯爵夫人)映画も見ました。上海が舞台になった本も読みましたが面白かったです。臓器移植がテーマの子供たちの話は恐ろしくて可哀相です。日本と英国大きくとらえるとアジアのバックボーンを持つ彼にもっと日本を書いて欲しいです。世界は日本を知らないから。

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