怖いけれど読んでみた。政府は危険地帯の渡航はしないよう何回も伝えたと言う。命は何にも増して重いものといいながら、テロには屈しないと辻褄の合わないことを言い、首相は渦中で得意になって挑戦ともとられ兼ねないような事を叫んでしまった。日本はまだまだ危機管理能力に乏く、こんなに悲しい結末になり国民を守る義務があるなどと言うが交渉の仕方も幼稚なのではと思う。ヨルダンに協力要請をしたことも間違っていた。後藤夫人はかつて緒方貞子さんの秘書をした有能な女性、政府はそれを良いことに情報は欲しいが何もしなかた。中東の研究機関の研究者は身代金を払うべきだったと言う。恐々読んでいたので後藤さんが殺害される場面に至った時止めて寝ることにした。すると大変!孫二人が深い井戸に落ちてしまう夢を見た。キャアッ!思わず飛び起きた。この老いた身には過激すぎる読み物であった。