Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

白石加代子 百物語

2014-12-08 14:30:44 | 日記
Eテレで白石加代子の百物語の最終回のドキュメントを見た(再放映)。今年の6月に最終回の99回が上演され、観たいと思っていたが体調不良でミスしてしまった。2010年朝日ホールで「うらぼんえ」と「干魚と漏電」を私は観ている。笑いあり涙ありそして怖くなり鳥肌が立つ、一人で朗読し演じ観客を巻き込む、その威力は凄いと思った。彼女の百物語は今年22年間の集大成を迎え泉鏡花の「天守物語」だった。「白石は猛毒(独特の個性を言っていると思う)をいっぱい持っているがその毒も良薬だ」と演出の鴨下信一は言っています。本人は穏やかで舞台では正直で一途、しかしその爆発力は猛烈。どうすれば心の中が見えるかを追求し…終に見えないものが見えてくる彼女の舞台。”見えないものの中に大切なものがある”…何処かの王子さまも言っていました。99回での終わりは100回目は本当にお化けが出てくると言う昔からの怪談の作法からだそう。次に白石加代子は何で爆発するのかとても興味がある。