仲良く歩いている若者。モロッコでは結婚が決まるまで手を触れてはならないと言うのがイスラムの教義だと聞いたが仲良くデイトしている若者もいます。時代の流れには逆らえない事もあるのでしょうか。既婚かも?白地に花柄のとんでいるモダンな民族衣装に外履のバブーシュを履いている。
椰子の街路樹が都会的です。カサブランカの語感も何故かクールに感じる。モロッコの平均寿命は男性75歳、女性78歳といいますから長寿ではないでしょうか。保険制度はなく公的病院は診療費は安いが待ち時間が長い。プライベートの病院は費用はとても高い。税金は20%で学校は無料、しかし生活に困難な家庭は子供も労働力の一員ですから、なかなか学校へは行かせられないという問題があるとガイドのムハンマドさんは言っている。大卒の初任給は500ドルから600ドル。庶民のミントティーが30DH(450円ぐらい)ですから大変です。
カサブランカは商業都市ですが漁業も盛んです。ハッサン2世モスクの横には大西洋が広がっています。2012年11月に此処から南へ800kmぐらいの大西洋上にあるスペイン領のカナリア諸島クルーズに行った。極近くだったのですね。モロッコへ来られるとは思っていなかった。本当に嬉しい。
マラケシュからカサブランカへ移動しました。6年かかって1993年8月に完成した新しいがモロッコ最大で20世紀最高の芸術作品といわれているモスク。何故か内部見学はスルーの旅程。モロッコ全土から職人や芸術家1000人を集め大理石から瓦、木材、タイル、とすべてモロッコ国内から調達したと言いますから立派です。贅沢にも床暖房や屋根は開閉式になっているそうです。地下のトイレに入ったがトイレの前に低い位置に水道がずらっと並んでいてバケツもたくさん置かれている。仲間はこれで使用後流す…と言って水を汲んでトイレに入ったが水洗だった。よく考えたらお祈りの前に足や手を洗い清める事はイスラム教は重要なのですね。足洗い場だった。何を慌てたか女性がトイレの隅のタイルの上で盛んにお祈りをしていた。25,000人収容出来る。