Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ヨーロッパ文化史

2013-10-22 22:32:52 | 日記
N大でB先生の”ヨーロッパ文化史”を聴いている。ドイツ人のB先生の見解は非常に面白い。いつも、ああそう言う見方もあるのねと感心する。こうでなくてはならない…なんて全くない。考え方が柔軟で勉強になる。今日は異文化にあまり触れた事のない学生のために”ドイツの食事”を先生自身が提供してくださり、ライ麦100%の黒パンにソーセージをのせて味わった。私は黒パンは大好きで旅先で手に入れば買って来ている。先生の黒パンはシートになっていて、随分食べ易くしっとりした、噛めば噛むほど味のあるライ麦のカナッぺ用。こうして生の異文化を教室で体験する、田舎の学生にとっては貴重です。若い人達とワイワイ、少しは脳が元気になったかしら?ソーセージが大きくて黒パンが見えません。

ユニコーン ジョルジュ・ サンドの遺言 原田マハ著(NHK出版)

2013-10-22 09:16:12 | 日記
過日、国立新美術館でフランス国立クリュニー中世美術館のタピスリー「貴婦人と一角獣」展があった。気にはなっていたが…ミスした。西暦1500年頃のタピスリー六面。19Cになってジョルジュ・サンド等作家が着目し世に出たらしい。この本はその過程を史実に沿って書いたフィクションと言う。読んでいて夢の中に漂っているような感じで(ショパンやリスト、ドラクロワが出てくる)、何処までが史実で何処がフィクションか理解し難くたえず揺れた。しかし終章のジョルジュ・サンドの著作の抜粋を読み整理ができた。タピスリーの解説が興味深く、東京新美術館の展覧会の前にこの本に出会っていたらきっと観に行ったと思う。タピスリーは単に装飾ではなく石造りの家の暖房でもあったそう。