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”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ポテトサラダの次は冷凍餃子か

2020-08-15 11:14:59 | 食育

ポテトサラダの次は、冷凍餃子手抜き論争が話題になっているんですね。

ある女性が、晩ご飯の食卓に冷凍餃子を出したところ、

「『おいしい』と喜んで食べる子供のそばで

夫が『手抜きだよ。これはれいとうって言うの』と言い放った」と、

ツイートしたことがきっかけになっているのだそう。

    

冷凍餃子をそのまま出したのならともかく、

焼くという手間はかかっているのですから、

「黙って食べればいいじゃん!!」と思ってしまいます。

   

私が子供の頃は、今のようにスーパーに餃子の皮など売っておらず、

餃子は買って食べるものでした。

静岡の街なかに、新勝園という中国料理のお店があり、

母が時々、そこの餃子や肉まんを買ってきてくれました。

  

にんにくを使っていない新勝園の餃子は、私が唯一食べられる餃子でした。

しかし、新勝園も閉店し、食べられる餃子がなくなると、

自分で作るしかなくなり、いまだに包むのはヘタですが、

大量に採れた(いただいた)野菜を消費しなければいけない時など、

せっせと作っています。

   

これは、パクチーを入れた餃子を作っているところ。

  

  

こちらは、最近、実験で作った肉なし餃子。

お豆腐を使っています。

  

  

肉なし餃子をお酢とこしょうで食べると、超美味でした。

  

  

自分で作ると、中の野菜を色々変えられるし、

外では食べられないオリジナル餃子ができるから楽しいですよ。

   

だからと言って、冷凍餃子を焼く人を手抜きだとは思わないですね。

私も、30分でご飯を作らなきゃ!!という時には、餃子は作りません。

餃子を包む時間がある時にしか作りませんから・・・。

   

10年くらい前は、レトルト食品とか冷凍食品が家庭の食卓に並ぶと、

「『お袋の味』ではなく、『袋の味』」

なんて言う方がいらっしゃいましたが、

最近はそんな言葉も聞かなくなりましたね。

   

古舘伊知郎さんが、こんなことをおっしゃっていました。

「今、家庭の味は外へ出て、専門店の味が家庭に入ってきた。

『お袋の味』や『家庭の味』を売りにする定食屋とか

ファミマの『お母さん食堂』とか・・・。

そして、一流の料理人が作るような冷凍食品やレトルト食品が

家で食べられるようになった。」

  

なるほど・・・。

家庭料理は、外食、中食で食べるんだな。

なんか、おもしろい。(^-^)

  

時代とともに、ライフスタイルは変わっていきます。

時間に追われる時は、冷凍食品をうまく活用し、

手間暇が掛けられる時は、じっくり料理に向き合えば、それでいいと思います。

  

コメント (4)
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