NHK文化センター 豊橋教室で
「あなたの好きな味噌汁は? だしとお味噌の組み合わせ」
という講座をやらせていただきました。
毎日飲むお味噌汁は、具材は変わることはあっても、
お味噌とだしはなかなか変わることがありません。
そこで、色々なだしとお味噌の組み合わせを体験することで、
何か新しい発見があれば…と思って企画しました。
まず、お味噌の分類から説明。
お味噌の呼び方は、色で呼んだり、地域名で呼んだり、
使ってある麹の名前で呼んだり、呼び方が混在しています。
それを、もう一度整理しました。
グループごとにだしもとってもらいました。
かつお昆布だしと煮干し昆布だしを実習。
さて、いよいよ、だしとお味噌の組み合わせを体験してもらいます。
用意しただしは、
●昆布だし
●かつお昆布だし
●煮干し昆布だし
お味噌は、米味噌、麦味噌、豆味噌の3種。
この3種類のお味噌の正体は・・・。
豆味噌が「まるや 八丁味噌」。
米味噌が「ひかり味噌 円熟こうじみそ」
麦味噌が「かねよみそ 薩摩みそ」
お味噌汁の具材は、ねぎとわかめだけです。
それぞれが、お味噌とだしを組み合わせて、
紙コップの中でお味噌汁を作り、感想をメモしていきます。
普段は、豆味噌とかつおだしのお味噌汁を飲んでいる豊橋の皆さんですが、
こんな感想をいただきました。
「かつおだしも煮干しだしも昆布と合わせることで、
おいしさが何倍にもなることを実感できた。」
「麦みそと煮干しのだしのおいしさに出逢えてよかった!」
「味噌にどんな麹が使われているかなんて、
これまで考えたこともなかった。」
そして、一番うれしかったのは
「ずっと気になっていたことだったけど、一人では試すことができずにいた。
こんな贅沢な講座を開いてくれて、ありがとう。」
と言われたことです。
今回、平日の昼間の講座にも関わらず、
男性が4名もご参加くださり、とても熱心にお話を聴いてくださいました。
受講生の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
そして、最高級の羅臼昆布とかつおの枯節をご用意くださった
豊橋の老舗かつぶし屋 丸文岩瀬商店さま、
たくさんの伊吹いりこを送ってくださった岡山のハーブ研究家さん、
ありがとうございました。
また、大量のだしを事前に送らせていただき、
事務所の冷蔵庫を独占してしまったにも関わらず、
丁寧に保管してくださったNHK文化センター 豊橋教室様には
心から感謝申し上げます。