”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

つらい給食が、ついに・・・。

2018-11-22 10:41:00 | 食育

新聞にこんな記事が載りました。

  

 

小中学校で、教員に給食の完食を指導されたことがきっかけで、

不登校や体調不良になったという相談が支援団体に送られ、

その数は1000人以上。

中には、訴訟に発展した例もあるそうです。

  

私も小学校時代は、給食に苦しめられました。

私たちの時代は、食べられないと放課後まで残されて

食べきるように言われました。

 

私には、給食は量が多すぎました。

それを時間内に食べきらないといけないというプレッシャーから

吐いたことも何度もあります。

  

この記事に出てくる支援団体。

名称が「日本会食恐怖症克服支援協会」と言うそうです。

納得してしまいました。

  

私がいまだに大人数での食事会(懇親会とか交流会)が苦手なのは、

給食の影響が強く残っています。

周りとの食事のペースを考え、話題に気を使い・・・。

ほとんど、食事が喉を通りません。

(逆に、こんな状況でも食事が喉を通った時は、

お近くの席の方が、とても良い人たちばかりだった…ということになります。)

   

【袋井市のある日の給食 画像お借りしました】

  

 

好き嫌いをなくすことは、とても大切なことだと思います。

でも、子供の食べる量には差があります。

完食を強要するのではなく、食事の量に応じた指導、

つまり全部の料理に少しでも手をつけることから指導していただけたら、

給食でつらい思いをする子の数も減るのではないでしょうか?

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする