片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

これはいい映画だ!真実が心動かす少女の夢、26年追い続けたカメラマンに脱帽 №14

2014-08-02 14:06:19 | 「映画・演劇」

シトシト雨が降る早朝、動きの遅い台風12号は、2日12時現在、九州の西の海上を時速15キロと自転車並みのノロノロペースで北上中。台風の中心から離れた周辺部で雨・風が強いのが特徴です。
九州や四国など西日本では同じ場所に雨雲が長くかかり続け、降り始めからの雨量がすでに500ミリを超えている所も。中国地方から東北地方も湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。(tenki・jp)

住宅金融支援機構は1日、324の金融機関と連携した長期固定金利の住宅ローン「フラット35」(買い取り型)の8月の適用金利を発表した。
返済期間が21年以上35年以下(融資率最大9割)は1.69~2.33%(前月1.73~2.34%)、20年以下(融資率最大9割)が1.41~2.05%(同1.45~2.08%)と、いずれも融資を始めた2003年10月以来最低を記録した。 (時事通信)

         

                 

9:00小雨降る中、鍼灸院「ぬくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。
受付に、月替わりにつき後期高齢者医療被保険者証を提出するも雰囲気が平常日と異なり、受付スタッフから土曜日は予約制に変更されたと聴き、先日来診時に見た変更案内書を思い出す。
本日一人勤務のA先生が時間は短いが鍼灸無しのマッサージだけなら施術しましょうと好意的に受け止めていただき治療をお願いする。
月曜日~土曜日迄勤務担当5人鍼灸師の勤務が曜日・時間共に大幅に変更、A先生も変更は急に決められたことでご迷惑をお掛けしますと詫びられると返す言葉も無かった。

            

            

ひたすらお願いしますの言葉でベッドに仰向きの姿勢にて横たわる。
両足指のストレッチ・マッサージから始まる、毎回感じることだが小さな足指に流れる神経が発する「疼痛」の強弱感触に驚く
先生の触れる箇所で心地よいポイントと思わず「ウーッ」と呻き声を出すツボの指圧、片麻痺患者には根本的治療は望め無いと納得しているが現状維持が継続される様祈りながら麻痺硬直筋肉ケアを受診。

両足裏⇒両足甲両足脹脛⇒両足脛骨筋⇒両足大腿四頭筋・・・・とA先生の手技はユックリ丁寧に進行、両手の伸展は伸びてくれない麻痺左手も右手と同じストレツチで施術続行。
約20分経過で「うつ伏せ姿勢」の指示、裏向きでは首筋⇒肩甲骨筋⇒肩甲挙筋⇒脊椎筋等を強い力でグイグイ指圧で矯正、始め違和感のあった姿勢は徐々に解放感が戻ってきて睡眠心地が訪れる。
ベッドへ横向き姿勢で仕上げの肩叩き、終了後は物理療法の「ウオーターベッド」を所望して、久しぶりに下半身から上半身への心地良い水泡マッサージを愉しむ。

         

           

10:45分阪急電車「売布駅」ピピアめふ5階「シネピピア」にて、少女が抱いた小さな夢の大きな物語、地域発ドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」観映。
制作者の言葉:報道記者だった私と知美さんとの出会いは、昭和62年。「クラスメート」として3頭の牛が「入学」した小学校の取材でした。素朴な木造校舎に懐かしさを覚え、それ以上に「素朴・ピュア」な9人の児童。たちまちファンになりました。そして迎えた「牛の卒業式」・・。これまで生きてきて、あんなに綺麗な涙を見たことがありません。
なぜこんなに純粋な子供が育つのか? 土地柄なのか? 家族なのか?もっと知りたくなりました。

26年間追い続けた報道記者、地元だから追えたと思うが新潟中越地震でボランティアで入った主人公に密着して谷底から牛を救助するシーンには感動で涙が溢れだす。

        

                 

           

あらすじ:1987年、新潟県松代町(現・十日町市)の生徒数9人の小学校に3頭の子牛がやって来た。小学校3年生の少女は病気がちな子牛の面倒を見るうちに、医者になるという夢を抱くように。牛との別れを経験、高校へ通うために実家を離れた彼女は猛勉強し、大学の獣医学科へと進む。やがて獣医となり、母になりながら、常に命と向き合っている。

 事実がもたらす感動:
☆主人公・報道記者の地味な息の長い努力が確り伝わってくる。
☆9人の入学生で淋しかろうと子牛の飼育を決めた校長、協力した地元の子どもへの愛着にニコニコしてしまう。
☆肉牛として出荷する「牛の卒業式」、ボロボロ泣き続ける子どもの純粋な表情。
☆新潟中越地震山古志村に於ける牛の救出シーン、東北大震災原発事故で放置された牛舎の報道と重なって胸が締め付けられる。
☆廃校になった小学校、過疎化していく松代町、地方が抱える問題も提議され、地域の活性化は「人」に在りと応えている。
☆ボロボロ泣き続けた子どものあどけない夢が現実に叶えられた物凄さ、人の持つ無限な力に勇気と夢を頂戴する。