片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「シニア映画の会」は、最後の西部劇「許されざるもの」リメイク版№17

2013-09-26 08:26:38 | 「映画・演劇」

長袖着用の冷え込み、きょうは冷たい北風が次々に流れ込み、涼しくなるでしょう。
この北風が東海から西でしぶとく暑さもも吹き飛ばします。全国的に「気温の秋」が感じられそうです。
ただ、北風は一時的なものでなく、夜にかけても続きます。
日が傾くと、気温は急降下し、一気に冷えてくるでしょう。 大阪や広島、福岡で26度など、ようやく秋らしさを実感できそうです。
北陸や東北の最高気温もきのうより大幅に低く、きのう真夏日を観測した新潟や青森は20度の予想。体が適応しきれないくらいの気温の変化です。(チーム森田)

<中日0-2広島〉◇25日◇ナゴヤドーム広島が2-0で中日に勝ち、球団史上初のクライマックス・シリーズ(CS)進出
CSは、12日からのファーストステージ(3試合制)で阪神と広島が対戦
勝者が16日からのファイナルステージ(6試合制)で、巨人と日本シリーズ進出を懸けて戦う。 
猛虎阪神打線の大爆発が期待される天王山の戦いへ、必勝を誓って永年阪神フアンの夢が広がる。

朝の冷え込みに長袖のポロシャツを着込むも首周りに冷え込みを感じベストを羽織る、タッタ一晩の気温変化に対処する体調維持に苦慮する。
本日は9月「シニア映画の会」、8月は「終戦のエンペラー」、7月は歌劇月組「アルセーヌルパン」、6月は「GIジョー」を楽しみ、毎月のお楽しみ会は後期高齢者の”生きる気力”の源泉。

      

      

      

      

11:30分、集合場所阪急西宮「ガーデンズ」”TOHOシネマズロビー”に集まった仲間は四名、開演時刻から本日のセレクトシネマは、12:15開演、クリント・イーストウッドが監督と主演を務め、アカデミー賞作品賞などに輝いた西部劇(許さざれるもの)のリメイク版。
江戸幕府最強の刺客として恐れられた男が、やむを得ぬ事情から一度は捨てた刀を手にしたことから壮絶な戦いに身を投じていく姿を描く。
メガホンを取るのは、『フラガール』『悪人』の李相日
ハリウッドでも活躍が目覚ましい渡辺謙をはじめ、、柄本明、佐藤浩市らキャストには実力派が結集。
彼らの妙演に加え、開拓時代の西部から明治初期の北海道への舞台移行などの改変点にも注目される。
『許されざる者』(原題:Unforgiven)は、1992年公開のアメリカ映画
製作会社はワーナー・ブラザーズ、監督・主演はクリント・イーストウッド
イーストウッドが、師と仰ぐドン・シーゲルセルジオ・レオーネに捧げた「最後の西部劇」。

        
        


日本版、あらすじ: 1880年、開拓が進む江戸幕府崩壊後の北海道。
人里離れた土地で子どもたちとひっそりと暮らす釜田十兵衛(渡辺謙)だが、その正体は徳川幕府の命を受けて志士たちを惨殺して回った刺客であった。
幕末の京都で人斬(き)りとして名をとどろかせるも、幕府崩壊を機に各地を転々と流れ歩くようになり、五稜郭を舞台にした箱館戦争終結を境に新政府の追手をかわして失踪。
それから10年あまり、十兵衛に刀を捨てさせる決意をさせた妻には先立たれ、経済的に困窮する日々を送っていた。
時代設定は1880年、原作はワイオミング州の開拓時代、日本版は屯田兵制を敷く北海道の開拓時代と歴史はピッタリ、どちらも開拓時代の荒ら荒らしさは共通しているが人間性では暴力的な方法で町を牛耳っていた保安官(リトル・ビル)だったが、目的は町の人々の平和を守るためだった。
屯田兵制警察署長の佐藤浩市演ずる大石一蔵は悪党ぶりが残忍性のみが浮き彫りにされストーリーに深みを与えていないのは残念だった。
もうひとつは、主人公・釜田十兵衛がラストで「神話的存在」になっていないことだ。
賞金目当ての旅へ立つ、動機付けがイマイチな上に、精神的な崇高性が乏しいが補うのは重厚な渡辺謙の演技力。
人間性の深みを感じさせ、一つ一つのシーンで主人公の内面性を浮き上がらせ殺陣は三船敏郎を彷彿させる素晴らしい仕上がりだった。