片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

缶入り”カフエオレ”飲んで喜び噛み締める早朝散歩、週末の10日目!

2012-10-27 07:14:23 | 災害天候

    

キリット冷え込む6:30分、爽快な青空が広がる秋一番の好天気、楽しみの散歩は、南降りコースから右折して西行きコース。
     

 国道176号線沿いは病院勤務者の自転車置き場、早朝から朝食支度の厨房スタッフの出勤者が見受けられる。
 花壇造りもされていて草花が咲き乱れている、コースとしては一本道でないのが歩き辛い。
 「さくら図書室」にて朝の朝刊代わりに、インターネットを開きニュースをキャッチ、自動販売機からカフエオレ「BOSS」を購入、新発売されたマイクロマイクロソフトの新しい基本ソフト(OS)Window's8の全面刷新機能を調べながら、美味しくいただき、癒しの味に喜びを噛み締める。
 
8:00NHK朝ドラ「純と愛」を観ながらの朝食後、持参した 宮部みゆき著「楽園」下巻を読む。
 入院リハビリテーションのプラスはOT・PTの療養時間以外は好きなことに集中時間を持つことが出来る事にある。
 今回もパソコン・読書に集中する、パソコンは昔の3年連続日誌を持ち込み、Excelに文章打ち込みを行う。
 
9:40~10:20(2単位)PT理学療法、2階トレーニング室 平行棒内にてM先生ご指導の元に、①右足を大きく踏み出す②両足は踵で着地③右膝を伸ばして麻痺足を踏み出す・・・を繰り返し練習。
 懸命に取り組んでいると視線は足元に集中して姿勢が崩れてくる。
先生は全面に移動式姿見を据え、姿勢に注意を促される、鏡を見て歩くときは3点の注意項目を意識から離し、視線を前に前進、後ろ向きで戻って又前進を数回試みる。
 右足を中心に置くと麻痺足の歩幅は短くなるが次の運動動作「爪先を前に出す」がスムーズに行くことが体感できる。
 M先生のご指示通に、綺麗に且つゆっくりを目標に切り替え残る10日間を頑張っていきたい。

 10:40~11:00 入浴、タオルに石鹸をこすりつけ全身を洗ってからスタッフに背中をこすってもらってスッキリする。
 今日の全身入浴槽は右片麻痺患者用、手摺が左に付いているので戸惑う、右手をスタッフに委ね麻痺足から湯船に入れてから右足を沈める。
 左上肢・下肢機能全廃患者の自分が麻痺足で足で体重を支える事が可能ならしめることは、平生のリハビリ「パワーリハビリテーション」にて、体幹維持・腹筋、背筋強化に取り組んでいる御蔭と思う。
 両足を伸ばして朝風呂の快感を充分に味わう。

 11:20~12:00(2単位)OT作業療法M先生、入浴で疲れた体をベッドに仰向きで休んでいたところ、嬉しいことに先生は左肩甲骨周りのストレッチから始められる。
 手を肩の下に入れて、肩甲骨周りの筋肉を指圧・揉みほぐし、上部の隙間に指が入るが下部は固くて入らない。
 ピアノ線の如き、筋肉の起始・停止をコリコリと揉みほぐされ、此処の部位が柔軟になると腕の「外旋」・「内旋」が楽になると言われる。
 昔左腕は、右手主力を弱らせる為に「ダンベル」・「片手振り」等で集中的に鍛錬した期間があったので、運動神経が遮断されてからは「曲がる」力が硬直の因になっている。
 仕上げはベッドに横座り姿勢で、「おじゃみ」を掴んで離す作業、麻痺腕は肩の力を使わず、肘を体側に沿って持ち上げ、維持した姿勢のままで肘を前に伸ばす。
 過去2回の「CI療法」治療1回の「ボトックス注射」療法で幾多の先生から懇切丁寧にご指導を受けた「作業療法」を今回も繰り返している。
 完全治癒は不可能と自覚しているが機能回復に繋がる手段が残されている限り、挑戦は続けていきたい。