片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

朝、年末・年始暖衣飽食の体を鍛える新年「歩行訓練」、昼は大学駅伝・大学ラグビーを楽しむ

2011-01-02 16:26:09 | 「リハビリ」

 厳しい寒波は少し緩み、外気温も5℃~6℃上がり、感じる寒さも室内では落ち着いてくる。
 冬型の気圧配置は次第に緩み、2日はカラット晴れた好天気に恵まれる。
 年末・年始はただゴロゴロしながら寝ては食い、起きては喰いの日々、暖衣飽食に甘えた体を鍛えるべく、青空に恵まれた好天を利用して北山ダム周辺へ歩行訓練へ飛び出す。
 9:30分、スタート時の外気温は5℃、六甲へ登る道路、「盤滝口」を左折して、初詣の『鷲林寺』案内幟が10数本風になびく甲山大師道を走り、『甲山墓苑』に車を駐車する。
      
 広大な墓地公園を控える駐車場はガラ空き状態で墓参に訪れる車は数台程度、何時来ても余裕を持って停められるのが嬉しい気に入った散歩コースの一つ。
 選択コースは種々有り、墓苑内を登りきると六甲連峰から神戸市街・港が遠望出来る道路があるが今日は『北山ダム湖』を目指す。
  
 『甲山大師道』に沿っての歩行者専用道路は結構勾配のきつい登り、後ろに人影の気配を感じるとジョッギングのランナーが勢い良く駆け上っていく。
 風はきつくはないが六甲からの吹き降ろしは矢張り冷たい、ベンチコートのフードを確り被り、胸元の釦を留めてゆっくり大股を心掛け、杖を活かし歩き出す。
    
 寒気は緩んでも5℃前後ではマヒ左上肢・下肢共にカチカチの硬直、大股を心掛けても段々歩幅が狭まり、先に出すマヒ左足への体重移動が辛くなり、右足が揃って来る。
 ギコチない歩き方で上りきった見慣れたダム湖周辺の景色は初春に眺めると新鮮に感じ、柵に凭れて眺める湖面に心が安らぐ。
      
 降りは登りに感じない転倒の怖さがあり、一層歩幅を縮めてチョンチョン歩きで歩かざるを得ない。
 代わりに降りの景色は六甲連峰絶景が一望に収まり、足元を確かめては景色を楽しみながらゆっくり出発点に戻る。
 
帰宅後、年始の楽しみはテレビ放映スポーツ観戦に優るものは無い。
 元旦は実業団駅伝大会、サッカーの天皇杯、2日は箱根駅伝・ラグビーとビッグイベントが勢揃い、暖かい居間でこの日の為、鍛えてきたアスリート達がチーム・学校の名誉・伝統をかけて激闘する姿に感激する。
 新春恒例の第87回箱根駅伝は1区早大が首位、2位の日大に54秒差をつけるも、3連覇を狙う東洋大学は5区の登りで2分54秒差を逆転し、3年連続往路首位を獲得する。
 
続いてラグビー、第47回全国大学選手権は東京国立競技場にて準決勝二試合の熱戦が行われる。
 残念な事は関西勢がグランドに1校も観られない事、出場4校の内、1校がベストエイトまでが最高、その結果 対抗戦グループ、関東リーグの東京勢4校の対決となる。
 
1回戦2連覇を狙う帝京大が東海大を36-22で降し、2回戦は2季ぶり王座奪回に燃える早大は14季ぶりの優勝を狙った明大に74-10と大勝する。