片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

初体験・・・!横隔膜を使った発声練習で始まった「コーラス教室」

2009-10-14 17:07:14 | 「リハビリ」


 宝塚市社会福祉協議会が主催する身体障害者を対象とする後期文化教室が安倉障害者支援センターにて始まる。
 移動の自由が不可能な身障者に趣味的なサークルを紹介する送迎付き文化教室は「絵画」、「パソコン」、「英会話」に人気が集中して特殊クラスは満員状態になります。

 車運転で参加可能な障害者は比較的に選択の幅が広く、選びやすいので後期は「パソコン教室」、「発声術教室」、「コーラス教室」、「ペン習字」に申込み、今日が初めてのコーラス練習日となる。
 緊張して入室すると「絵手紙教室」の仲間K氏、「パソコン教室」で何時も隣席のIさん等顔馴染みの皆さんと顔を合わせて安心する。
 お話しを聞くとコーラスを始めて3年以上の人ばかりで逆についていけるかと不安な気持ちになる。
 定刻2時にピアノ担当先生とアシスタントの笑顔一杯の先生お二人で賑やかにスタートする。
 いきなり横隔膜を下げる(息が沢山入る)発声練習、元気で表情豊かな先生に従って「ア」音を大きく引っ張ったり、繰り返したり、吸って・吐いてがドンドン進行していく。
 初めは色分けした楽器を各自選んで「エーデルワイス」を歌って楽器を演奏する。
 毎回同一パターンを繰り返す様で新会員3名以外は先生の指示どうりに唄い、楽器を演奏される。
 周囲の快調なペースに何時の間にか乗せられ、「うさぎと十五夜お月さん」・・・うさぎうさぎ なにみて はねる・・・、「月のブルース」でたでた つきが まーるいまーるい まんまるい・・・を巧みな先生のリードで2重唱・3重唱と唄い、楽しくすっかりペースにはまって行く。
 暫時の休憩の後、「ふるさと」、「うみ」、「かごめかごめ」、「夕焼けこやけ」を初めは全員で続いて2重唱・3重唱で腹の底から唄い、体から汗が発散するのを感じる。
 最後に手話の入った<星に願いを>を練習、手と指を使用した手話を教わり、歌を練習して2時間を終了する。